『G』の異世界漂流日記   作:アゴン

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なんか、色々とグチャグチャなお話になってしまいました。

読みづらかったらスミマセン。


その104 第六特異点

 

 

 

「ほ、ホームズさん!? 本当に貴方が彼の名探偵のシャーロック=ホームズさん!?」

 

「すご、嘗てない位にマシュが興奮している」

 

「名探偵かぁ。立香ちゃんは名探偵と聞いて最初に誰を思い浮かぶ? 俺コナン」

 

「私もそうですよ。て言うか、本物?」

 

「どうやら本物のようだよ、現に彼は修司君の事を言い当てている。名前だけでなく、その思考まで」

 

 深い穴の底へと落とされた一行の前に現れたのは、自らをホームズと名乗る青年だった。佇まいと振る舞いから英国紳士らしいのは確かで、序でにサーヴァントであるという事も間違いない。

 

そんな名探偵がどうして自分達の前に現れるのか、一行が困惑と疑問に戸惑うなか、ホームズを名乗る自称探偵は続ける。

 

「初歩的な事だよ、Mr.───いや、今はMs.と読んだ方が宜しいかな? 万能の天才レオナルド=ダ・ヴィンチ氏」

 

「どちらでも好きに呼びたまえよ。どちらも私である事には変わりないんだ。それに、その分だと私達の事もある程度把握しているんだろ?」

 

「勿論だとも。Mr.修司をはじめ、藤丸立香、マシュ=キリエライト、レオナルド=ダ・ヴィンチ。そしてそちらはMs.三蔵とMr.ベディヴィエール、そして私が唯一驚いたのが、円卓の騎士であるランスロット卿が此処にいること。恐らくはMr.修司辺りが無力化したのではないかね?」

 

「す、凄いです! 本当に全部当てちゃってます! やっぱり本物ですよ先輩!」

 

「へー、本当にホームズなんだ」

 

「て言うか、止めを刺したのはマシュちゃんだった気がするんだけどね」

 

「修司さん、今その話は無しで」

 

本物のホームズと出会ったという事で、これ迄見たことのないテンションではしゃぐマシュに自称ホームズは気分を良くしたのか、ニコニコと微笑みを浮かべている。

 

だが、何時までもここで立ち話をしている場合ではない。先のホームズが語ったアトラス院の是非について問わなければならないのだから。修司は興奮するマシュの頭を撫で、一行を庇うように前に出る。

 

「そんじゃ、自己紹介はいらないな。ホームズさん、アンタがさっき言った事が本当なら、ここは既にアトラス院の内部と判断していいんだな? だったら時間が惜しい、とっとと本題に移ろうじゃないか」

 

「ふむ、ファンとの交流を楽しみたい所ではあるが、君の言うことも尤もだ。此処でただ雑談をして時間を潰すのは私としても不本意、宜しい。歩きながらではあるが、情報を共有しようじゃないか」

 

 そう言って踵を返して奥へと進むホームズを追って、修司達も先へ進む。道中、ロンドンで既に遠回しに接触していた事を明かしたり、アトラス院の成り立ちを軽く説明したり、今は立香やカルデアに協力出来ない事などを雑談を混じりながら歩みを進める。

 

そんなアトラス院の歴史を説明される中で、修司が興味を引いたのはとある兵器の話だった。曰く、世界を滅ぼす兵器。“自らを最強とするのではなく、最強であるものを創造する”そんな格言を持つアトラス院が有する兵器というのに同じ技術者である修司が興味を抱かない筈がなかった。

 

「世界を滅ぼす兵器ねぇ。どんなモノかは気にはなるが、歴代の院長様ってのはどうしてそんな物騒なモノを造りたがるんだか」

 

「さてね、その辺りは諸説あるが何れにしても確かなモノではないな。ただ、歴代のアトラス院の院長はほぼ間違いなく発狂し、おぞましい兵器を造り上げるとされているらしい」

 

「へー、おっかねぇ組織もあったもんだなぁ」

 

「………こと兵器関連に関して、君だけは言っちゃいけないと思うのは、私だけだろうか?」

 

「ん? どしたんダ・ヴィンチちゃん?」

 

 その後も雑談は続き、半ば暴走状態となっているアトラス院の防衛システムを退けたりと、そこそこ暴れながら歩き進めること数分。修司達は遂にそこへたどり着いた。

 

「え? ここって………」

 

「なんか、カルデアの管制室に似ている?」

 

一行が出てきたのは開けた空間、そこに既視感を覚えた立香とマシュは其処にあった違和感に気付く。そこはカルデアの管制室と意匠が似ていて、カルデアの設立の経緯を知るダ・ヴィンチは成る程なと理解を示していた。

 

「成る程、あの三つの柱───いや、オベリスクか。あれがアトラス院最大の記録媒体、疑似霊子演算器トライヘルメスか」

 

「ご名答、流石は万能の天才レオナルド=ダ・ヴィンチ。いや、この場合は当然と言うべきかな?」

 

「カルデアに送られた霊子演算器トリメギストスのオリジナル。こんな時じゃなかったら余すことなく調べ上げたい所だけど、ここは大人としてグッと堪える私なのでした」

 

「あれがカルデアの……そっか、だからここの空間は雰囲気が似てるんだ」

 

「アレは賢者の石とも呼ばれるフォトニック結晶。今の地球上の科学では生成出来ないオーパーツだ」

 

「フォトニック結晶? ………そう言えば、ウチの会社がそんな名前に似た鉱石を衛星基地で精製したって話を聞いたな」

 

「既にアクセス権は回収して────ちょっと待って、今なんて?」

 

「え? あ、いや。此方の話だよ。単にそう言う風の結晶が精製したっていう報告書があったのを思い出しただけ、別にそんな食い付く話題じゃないさ」

 

「いやいやいや、君は今人類の歴史にとって無視できない発言をしたいるからね? え? 造れたの? フォトニック結晶を? 永遠に失なわれた過去の遺物を?」

 

「だーかーら、似た名前だって言ってんじゃん。ホームズさんが想像している代物とは全く違うモノだと思うし、そもそもソレはある物質を造り上げるために出来た副産物みたいなモノだ。大した価値は多分ねぇよ」

 

「えぇ………」

 

「因みに修司さん、本当は何を造ろうとしていたの?」

 

「ん? サイコフレームって言ってね。結構汎用性の高い物質なんだけど、狙って造るのが難しい代物なんだよ。アレを応用したMSを製造して宇宙事業を拡大させるのが今の俺の仕事なんだけど、これが中々上手くいかなくてさ。今の所全身サイコフレームに固めたMSは5機だけなんだぁ」

 

「………どうしよう、なんかトンでもない話を聞かされた気がする」

 

 サラリと口にする修司の爆弾台詞に早くも辟易となるホームズ達だが、今はその話に夢中になっている場合ではない。自分の役目を全うしようと、ホームズが渋々装置に触れると、トライヘルメスを起動させた。

 

「んで、その記録媒体でホームズは何を調べる気だ?」

 

「それは勿論、2004年の聖杯戦争についてだよMr.修司。私はそこである疑問に立ち合わなければならない」

 

「っ!」

 

聖杯戦争。その単語を聞いた瞬間、修司の表情は一変する。2004年の聖杯戦争、その舞台となっているのは日本のとある地方都市。今では特異点Xなんて呼ばれている今尚燃え続けている地獄の世界。

 

眉間に皺を寄せて不機嫌さを顕にする一方で、トライヘルメスから一通の回答が送られる。起動音もない効率に満ちた仕様だが、映し出されたその事実に修司は更に目を鋭くさせた。

 

「ふむ、やはり私の予想通りだった。2004年、日本で起きた聖杯戦争。勝者の名はマリスビリー=アニムスフィア。彼は六人の魔術師を殺し、万能の願望機である聖杯を手に入れた。と、ヘルメスは記録している」

 

「マリスビリーって、確かそれは所長の……」

 

「そう、マリスビリーは聖杯戦争の勝利者でオルガマリー=アニムスフィアの前任者、つまりは彼女の父親って訳さ」

 

 立香達が驚く一方で、ダ・ヴィンチは不服そうにそっぽを向いている。予め知っていた彼女の態度に立香は一瞬問い詰めたくなったが、そもそもこのカルデアに長く滞在しているのは彼女の方だ。自分なんかより余程カルデアに精通していると察し、出掛かった言葉を寸でで飲み干した。

 

「聖杯を……手に入れていた? 人理焼却が起こる前………レイシフトを行う前の状況で、ですか?」

 

「イエス。そしてこの記録には続きがある。聖杯戦争の当時、マリスビリーはとある助手を連れていた。その人物は聖杯戦争の翌年、特例としてカルデアのスタッフとして招かれている。22歳で医療機関のトップとは、まさに異例の抜擢だ。正常な人事である、と公言するのが憚れる位には」

 

「おい、まさかそれって………」

 

カルデアの医療機関のトップ。その役職に現在進行形で就いているのはマシュも立香も、そして修司も一人しか心当たりがない。そんな三人の反応を見て、肯定するように深く頷いたホームズは、改めてその名を口にしようとして。

 

「ロマニ=アーキマン、ですね? ドクターは………カルデアに来る前から、前所長と知り合いだったと?」

 

マシュが、呑み込むようにその名前を口にした。

 

「イエス。そして、更におかしな事に。このロマニ=アーキマンという人物の経歴は一切不明だ。どう調べても聖杯戦争以前の記録を見つけ出せない。ヘルメスを更に使えば判明するだろうが……年ごとに更新される何十億という個人データからたった一人の人生をサルベージするには時間がない」

 

「え? 検索機能とか付いてないの? こんな大層な演算器なのに?」

 

「それでも尚、なのだよ。如何にトライヘルメスであっても膨大な情報の海からたった一粒の砂金を探し当てるのは骨が折れるということさ。そして───これが私がDr.ロマニを信用していない理由であり根拠だ。彼は間違いなく人間であり、魔術師ではないが……何かを隠している。それもとびきり、真相に近い何かをね」

 

「────」

 

 あのDr.ロマニが、前所長と繋がっていた。これ迄共に人類を救う為の戦いをしてきた戦友とも呼べた人物が、である。当然、立香とマシュは小さくない衝撃を受けたし、修司は修司で何処か納得した様子で頷いていた。道理であの若さでカルデアという組織の医療機関のトップという役職に就けたのだと。

 

 

しかし分からない。確かに前所長と繋がっていた事に驚きはするが、それが信用できない理由になるだろうか。怪しいというのなら、修司から見てロマニよりもレフ=ライノールの方が余程怪しく感じられる。

 

「………なぁ、ホムホムさんよ。アンタがロマニを信用していないのは、ひょっとして」

 

「修司さん?」

 

 何故ホームズが其処までロマニを毛嫌い………いや、苦手としているのか、その事を何となく察した修司は苦笑う。そんな修司に対して立香達が戸惑っていると。

 

「その呼び名は後で抗議させて頂くとして………まぁ、その、概ねそんな所だ。彼は“どうしているのか分からないが、事件とは無関係の、別にいてもいなくてもいい傍迷惑な謎の人物”……という可能性が大きくてね、頭を悩ませてくるばかりなのだよ」

 

「なにそれ、おっかしー!」

 

「はは、でもドクターらしいや」

 

「はい。私も同じ感想です」

 

 修司の疑問に肩を竦めながら肯定してくるホームズに、立香とマシュの空気は途端に明るくなった。ロマニは自分達を裏切っている訳ではなかったと、そう判断できる材料を手に入れた二人は安堵しながら胸を撫で下ろした。

 

ただ………。

 

「────」

 

ダ・ヴィンチ。万能の天才である彼女だけは憂鬱な面持ちで俯き、その感情を読み取れる者はこの場にはいなかった。

 

「とは言え、ロマニ=アーキマンは聖杯戦争の結末を知った上で君達に対して黙秘しているのは事実。彼の正体とその秘密が明らかにされるまで、どうか此処での出来事は彼等には口外しないで欲しい。幸いにも、ここは外界にも隔絶された場所だからね」

 

「あ、だからさっきからドクターとの連絡が出来ないんだ」

 

アトラス院の穴に落ちてから、一向にロマニはからの通信が無かった事を不思議に思っていたが、どうやらここは魔術的、科学的に問わず外界からの干渉を防ぐ結界が備わっているらしい。外からの来訪者を逃さないという迷宮染みた造りといい、アトラス院という場所はかなり特殊な場所の様だ。

 

「まぁ、ドクターの事はこの際どうだっていいさ。前所長とどんな繋がりがあって、どう言った関係だったのかは知らないが、少なくとも俺は彼を信用しているし、信頼している」

 

「万が一、その信頼が裏切られたら?」

 

「そん時は殴り倒すだけさ。そう、これはソレだけの話なんだよホームズ」

 

「そうか。君がそう言うのなら、私から云えることは何もないな」

 

 ふと、ダ・ヴィンチの表情がホンの少しだけ和らいだ気がする。修司の言葉を聞いて何を思ったのか、溜め息を吐きながら肩を竦める天才に、敢えて触れずにいると、ホームズは改めてと咳払いをし、次の話題に意識を向けた。

 

「では、いよいよ彼女。マシュ=キリエライト嬢に宿る英霊の真名について話しておこう。これ迄謎に包まれたキリエライト嬢を守ってきたサーヴァント、かの英雄の真名は───」

 

「ギャラハッドでしょ?」

 

「────え?」

 

「いや、ぶっちゃけ皆何となく察しているし。ついさっきまで親子喧嘩見ちゃってたし、あの時のマシュちゃん中の英霊の影響かランスロットをお父さん呼びしてたし、つーかそもそも、ランスロットがマシュちゃんの横で大人しくしている時点で、大体察せるでしょ?」

 

「……………」

 

 これ迄種明かしについてワクワクしていたホームズの表情が、石膏の様に固まってしまう。白眼を剥いて愕然としているホームズの横で、申し訳なく思いながら、マシュは自らの変化を認識した。

 

「あっ、マシュなんか変わったね?」

 

「はい。どうやら修司さんの一言が決め手になってくれた見たいです。力も底上げされた感触がありますし、この分だとギャラハッドさんの宝具が、私でも扱えるようになりそうです」

 

これまたアッサリと霊基の再臨を果たしたマシュが、淡々とギャラハッドの宝具が扱えるようになったと口にする。これ迄の旅の中で結構な衝撃的な事実の筈なのに、先のランスロットと戦闘(喧嘩)で見せたマシュの反応を見て、何となく察していた一行は特に驚いた反応を見せることはなく、反対にホームズは無表情でありながら明らかに不機嫌になっていた。

 

そうして、マシュの新たな力に目覚めた事を喜びながら、一行はいよいよ地上に戻ろうとホームズの案内の下、アトラス院を後にする。

 

その道中、修司と肩を並べて横に立つホームズは皆に聞こえない声量であることを訊ねてきた。

 

「さて、キリエライト嬢やDr.ロマニへの疑問も明らかにした所で残るは魔術王に関する事だが、Mr.修司、君は魔術王に対してどれだけの関心があるかね?」

 

「出会い頭に顔面に拳を捩じ込む程度」

 

「うん、怖いね。ではなく、不思議に思った事は無かったかね? 何故魔術王は2017年に人類が滅びる様に人理焼却を行ったのか、疑問に思わないかね?」

 

そう言えば、と修司は思った。確かに何故魔術王は2017年という中途半端な年代に人理焼却を行ったのだろうか? これ迄魔術王とは出会い頭に速攻でブン殴る事以外考えたことのない修司は、ホームズの指摘によって初めて思考し、同時に答えを得た。

 

何故魔術王が2017年を選んだのか。魔術師は理屈のない行動を起こさない生き物だと聞く、魔術師達の祖である魔術王もその例に漏れないのだとしたら、その行動には何かしらの理由がある筈だ。人類に対する憎悪等の悪感情ではなく、そうせざるを得ない何かが………。

 

「まさか、魔術王は2017年以降に何かが起きると読んでいる?」

 

「そう、私もその答えに行き着き、アトラス院で調べものをしていのだが、やはりそう簡単にはいかなくてね。こうも情報がないと推理も儘ならないのだよ」

 

「成る程。つまりアンタは俺に魔術王に対して………だけでなく、その後に起きるであろう事態に備えろって言いたいんだな?」

 

「その通り。いやはや、話の分かる人間は推理が進むから助かる。生憎まだ私はMs.立香とは契約を結べない身なのでね、君の様な人材は非常に稀有なのだよ」

 

人理焼却の犯人である魔術王。彼を打倒し、取り戻した未来の先で待つナニカ。それに対しても対策を頼んでくるホームズに、修司は難しい顔をしながらも了承した。

 

一体未来の自分達にどんな厄災が待ち受けているのか、疑問に思っても仕方ないと割り切った修司は、それとは別にホームズへ一つの疑問を抱く。

 

「……此方から、一つだけ質問いいか?」

 

「? 何かね?」

 

「アンタ、今は別の依頼があって立香ちゃんとの契約には応じれないと言ったな。なら、今アンタが抱えている案件は、誰の事を差しているんだ?」

 

「……………」

 

「言い辛いなら、俺から当ててやろうか? アンタが今追っているのはジェ────」

 

「Mr.修司」

 

 答えを言いきる前に、ホームズからストップを掛けられた。その様子から正解だと確信した修司は、首を横に振るホームズへ向き直る。

 

「ホームズさん。約束してくれ、アンタが今追っている案件を片付けたら、その時は立香ちゃんに………カルデアの皆に協力してやってくれ。勿論、俺にもな」

 

「あぁ、憶えておこう」

 

そうして、修司達は地上へと帰還する。眩しい太陽の下へ戻る立香達を見送りながら、再び地下深くへと姿を消すホームズは、とある事柄について思考を巡らせる。

 

「白河修司。やはり、興味深いな」

 

2004年の聖杯戦争とその勝者、これまでホームズは様々な情報をトライヘルメスを通して抜き出していたのだが、一つだけ、魔術王の真意とは別のあることがどうしても分からずじまいだった。

 

「まさか、トライヘルメスの記録媒体から“正体不明(unknown)”の烙印を押されるとはね」

 

ホームズの手に握られる一枚の紙切れ、其所に刻まれている大量のエラーの文字。それは、この世界に存在している筈の人間を示したもの。

 

白河修司。本来なら人理焼却と共に消失している筈の人間だが、今回の件でホームズは一つの仮説に至った。

 

「間違いない。今この世界に、白河修司という男は────二人、存在している(・・・・・・・・・)

 

有り得ざる事象。しかし、それでもホームズは微笑みを絶やさない。謎に立ち向かうその瞬間こそが、彼が生きている証明になっているのだから。

 

 

 

 

 




今回で小難しい話は終わる予定。次回は太陽王への謁見になる予定。

獅子王との出会いまで、あと────。


それでは次回もまた見てボッチノシ

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