『G』の異世界漂流日記   作:アゴン

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ちょっとカカロットになりきってきます。


その54

 

 

 

「■■■■■ッ!!」

 

「バーサーカーッ!?」

 

アーチャーの片腕が飛んだのと、バーサーカーが瞬時に身を翻すのはほぼ同時だった。全ての呪いを解放した事で異形の姿へと変貌したランサーへ脇目も振らず、主の呼び声にも応えずに吶喊するのは偏に目の前の脅威を排除するためのモノ。

 

このランサーは普通ではない。泥に呑まれ変容した事でそれ自体は察するに余りあったが、この様な宝具を隠していた事には完全なる盲点だった。“抉り穿つ鏖殺の槍(ゲイボルク)”とは異る第二の宝具、自らを異形と化して純粋なる戦闘特化へと至った反転したランサーの奥の手。

 

この男は危険だ。本能に従い、無謀と知りながらも素手で挑む大英雄(ヘラクレス)。そんな彼をランサーは嘲笑もせず、淡々とその剛腕を奮う。

 

ぶつかり合う力と力、されど拮抗したのは一瞬。飛び掛かる形で襲い来るバーサーカーをランサーは抵抗を感じないまま防いだ片腕だけで吹き飛ばす。腕力でならば今回の聖杯戦争の中でも最強の狂戦士が鎧袖一触される光景にその場にいる全員が驚愕に眼を剥く。

 

「っ、 このぉっ!」

 

それでも、此処で引いてはならぬとジャンヌが握り締めた旗を振り抜く。オルレアンの乙女、ジャンヌ=ダルクはその逸話もあってか純粋な腕力で言うなら以前のランサーにも引けを取らない。

 

そんな彼女の一撃をランサーは腕力ではなく、技で以て打ち返す。延びた尾を利用し、旗を叩き落としてからの回し蹴り、腹部に突き刺さったジャンヌはもん絶の言葉すら吐けずに息を吐き出され、岩壁へと打ち込まれていく。

 

「嘘でしょ、あの二人を子供扱いなんて、パワーアップしてるとは言えふざけすぎよ!」

 

「いいえ、遠坂凛。あの異常な迄の膂力は恐らくあの宝具だけが原因では無いでしょう」

 

バーサーカーとジャンヌをまるで子供扱い。素手とは言えバーサーカーとて大英雄として世界に名を刻んだ英霊、幾らサーヴァントという縛りがあるとは言え彼処まで彼を子供扱いするのは可笑しすぎる。

 

努めて冷静に戦況を分析するバゼットに習いアーチャーの止血と回復に意識を割きながら遠坂も思考を巡らせ………そして、その答えに辿り着く。

 

「まさか………聖杯? アイツ、大聖杯から魔力を受け取ってる!?」

 

聖杯は膨大な魔力を注がれる受け皿、魔力に満ち、この物理世界に風穴を穿つ“外側”へと至る為の鍵、そんな膨大な魔力量を誇る聖杯からバックアップを受けているのであれば、ランサーのあの異常な膂力にも説明が付く。

 

だが、それだけの魔力は一体何処から来ていると言うのか、脱落したサーヴァントは修司の話から聞いたアサシン二体程度、幾らサーヴァントが魔力の塊の存在だとは言え、それだけで聖杯の魔力が満ちるとは思えない。

 

その疑問は脳裏に浮かんだ瞬間解消された。内にエネルギーが無いのなら、外から持ってくれば良いという、ごくごく当たり前の帰結に行き着いてしまった。

 

冬木は優れた霊脈を持ち、同様に豊富な魔力的資源に富んでいる。そして大聖杯はその霊脈と深く繋がっている。自然も資源も、そして命すらも魔力というエネルギーに変えてしまえば、それは即ち聖杯の完成を意味している。

 

恐らく、外は今頃魔力的干渉を受けて被害が出始めている頃だろう。冬木の人々が異常現象にパニックに陥るのも時間の問題、事態は既に取り返しの利かない段階へ進もうとしている。

 

なら、迷いはもう許されない。バーサーカーに並んでバゼットもランサーへ挑んでいるが、戦況は芳しくない。大聖杯というバックアップを受けたランサーを斃すにはこれに掛けるしかない。

 

“令呪” サーヴァントのマスターに許された神秘の結晶、この力を使ってアーチャーを完全復活させる。それで戦況を長引かせてその間に修司達が決着を着ける事に賭けるしかない。

 

しかし、そんな彼女の決断は彼女のサーヴァントによって止められる。

 

「まだだ、凛。令呪を切るには今はまだ時ではない」

 

「でも、このままじゃ全員やられちゃうわよ!」

 

「あぁ、それは分かってる。今のランサーは恐ろしく強い。バーサーカーと執行者を合わせても、尚足止めする事くらいしか叶わない。戦況は極めて最悪だ」

 

「だったら!」

 

「だからこそ、堪える必要がある。………安心しろ凛、この戦いは何がなんでも勝ってみせるさ」

 

「アーチャー……?」

 

片腕を失い、痛みで脂汗を滝のように流して尚、その男は勝つと言った。この状況で、どうしてそんな事が言えるのか………決まっている。彼は、英霊エミヤは、正義の味方なのだから。

 

“────体は剣で出来ている(I am the bone of my sword.)

 

「ッ!」

 

一節、詠唱を唱えた。瞬間、バーサーカーとバゼットを圧倒していたランサーは急遽狙いの矛先をアーチャーへ向ける。反転した事で野生の感覚が増した彼の直感が、この場で一番危険なのが誰なのか嗅ぎ分けたのだ。

 

翔ぶ。地を蹴り、弾丸の如くアーチャーへと迫るランサー、しかしその行く手は何重にも重ねて咲く花弁によって遮られる。

 

血潮は鉄で、心は硝子(Steel is my body, and fire is my blood.)

 

幾度の戦場を越えて不敗(I have created over a thousand blades.)

 

ただの一度も敗走はなく(Unknown to Death.)

 

ただの一度も理解されない(Nor known to Life.)

 

紡がれるのは嘗ての己の生き様、正義の味方に憧れ続け、只ひたすら走り続けた愚かで間抜けな自身が辿った道のり。

 

そこに意味は無く、価値もない。黄金の英雄王が見れば唯の贋作と掃き捨てられるだけの………ただ偽物だった者の過程。

 

理解などされる訳がない。当然だ。他ならぬ自分自身が他者の理解など求めはしなかったのだから。

 

─────でも。そんな自分をちゃんと見てくれる人がいた。泣きながら止めてくれと、声を掛けてくれる人がいた。

 

こんな自分に、ちゃんと呼び止めようとしてくれた人がいた。正義の味方を目指した自分に真摯に向き合ってくれた友人がいた。

 

後悔はある。無念もある。憤りも、嘆きも、苦しみもある。けれど───。

 

『知ってるか士郎、正義の味方って一人じゃないんだぜ』

 

(───そうだな。ああいう友達(とも)も、俺にはいたんだな)

 

捨てはしない。後悔ばかりの、借り物で偽物の理想でも、それでもその道を進んだのは他ならぬ自分自身だ。故に、喩え死んでもこの在り方だけは捨てることはしない。

 

価値もなく、意味もない生涯。しかし、それでも。

 

この体は───無限の剣で出来ていた(UNLIMITED BLADE WORKS.)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんだ………これは」

 

そこは何処までも広がる荒野。空は曇り、錆び付いた歯車と、墓標の様に鎮座する無数の剣の世界。

 

固有結界。魔術に於いても深奥の一つとされる奥義、現実を己の心象風景で以て侵食する幻想の具現。

 

「成る程、これが貴様の宝具か。剣士の真似事をしているから変わったアーチャーかと思っていたが……何てことはない、魔術師こそが貴様の本職だったか」

 

「その通りだクー・フーリン。何てことはない、無限に剣を内包し投影する。これだけが俺に許された魔術だからな」

 

「ふん、つまらん仕掛けだ。タネが分かってしまった魔術程退屈なモノはない。───もういい、貴様は此処で死ね。残ったバーサーカーも魔術師達も皆殺し、俺は奴の所へいく」

 

「ハッ、止めておけ。今の彼に止められるものなどないさ。これ以上無様を晒す前に貴様こそ此処で果てろ」

 

「よく吼えた。ならば微塵になれ。アーチャー!」

 

瞬間、異形の走狗が掛ける。これ以上の挑発も、足止めも受ける謂れはないと。

 

最初からランサーの標的は修司にあった。恐らくは初めて目にした時から確信があった。この男とは心から楽しめる戦いが出来ると。今すぐで無くとも近い将来に必ず自分達サーヴァントと同じ領域に立てるのだと。

 

それが今ではどうだ。聖杯戦争に巻き込まれたばかりか、バーサーカーとの戦いから生き延び、厄介だった門番のアサシンを正面から打ち破り、間桐の地下では自分を簡単にあしらい、今では最優のセイバーですら奴を倒すことは出来なかった。

 

今回の聖杯戦争、最強と謳われるのはセイバー(アーサー王)でもアーチャー(エミヤ)でもバーサーカー(ヘラクレス)でも、そしてランサー(自分)でもない。神秘の薄くなったこの世界で今を生きる奴こそが聖杯戦争の最強の存在へとなった。

 

その最強に挑むのは自分だ。自分こそが奴の相手に相応しい、聖杯戦争の最後の戦いを飾るのはあんな悍ましい怨霊等ではないのだと、ランサーはアーチャーに向けて殺意を込めた一撃を見舞おうとして……。

 

「■■■■■ッ!!」

 

その先を黒の巨人によって阻まれた。完全に意識外からの強襲、防御するよりも速く振り抜かれた蹴りはランサーの腹部へと直撃する。

 

「バーサーカーだと、何処に隠れてた」

 

「私達もいますよ」

 

「っ!」

 

吹き飛ぶランサーを血に染まるバゼットとジャンヌが追撃する。これ迄の戦闘で既に彼女達は満身創痍、身体中の至る所から血を長し、自前のスーツやその甲冑を鮮血で染めるのは見た目以上に痛々しかった。

 

が、それでも彼女の奮う拳には、旗の勢いには些かの衰えも無かった。繰り出される連打、凪ぎ払われる棒術、それを煩わしく思いながらも避けきったランサーはバゼットを蹴りで吹き飛ばし、ジャンヌを殴り飛ばし、アーチャー達と距離を開ける。

 

見れば、アーチャーの後ろには奴のマスターとバーサーカーのマスターが一緒にいる。どうやら此処が自分達の決戦の場なのだと腹を括った様だ。

 

どちらにせよ、ランサーがやることは変わりない。今すぐに此処にいる全員を鏖殺し、己の宿敵に向けて走るだけ。異形の走狗は止まらない、既にその段階はとうに過ぎている。敵を殺し尽くすまで決して止まらない、それが自身に掛けられた呪いなのだから。

 

「申し訳ないが此方も既に余力はない。持てる全てを以て貴様を狩らせて貰う」

 

言って、アーチャーは一本の剣を造り出す。それは以前までバーサーカーが愛用していた巨岩で生み出された斧剣。複製、贋作、しかしそれは前以上にバーサーカーの手に馴染んでいく。

 

「往くぞランサー、槍の貯蔵は充分か?」

 

その言葉を皮切りに聖杯戦争、サーヴァント同士による最後の戦いが開始された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「───いっ痛ぅ、クソ。なんだったんだ一体」

 

浮上する意識、それに伴って全身に襲い来る痛み。全身の状態を確認し、落下による打撲を除いて五体満足だった己の幸運さに驚きながら、士郎は辺りを見渡して現状に於ける自分の立場を知る。

 

周囲には誰もいなかった。遠坂凛もバゼットも、イリヤも………そして修司の姿が何処にも無かった。もしかしたらあの崩落の時、誰かが巻き込まれて瓦礫の下敷きになっているかもしれない。体の骨が折れて助けを呼ぶための叫び声も出せないでいるのかもしれない。

 

修司や遠坂達がそんな危機に陥っている可能性は殆ど無いだろう。だがもしかして、万が一の可能性があるかもしれない。そう考えた士郎は薄暗い空間に眼を凝らし、落石に注意しながら辺りを回ろうとすると……。

 

気配を感じた。圧力、或いはプレッシャーとも呼べる圧が士郎を襲った。反射的に其方へ振り向けば、其処には両目隠しのバイザーを着けたサーヴァント。間桐桜が従えていたライダーが立っていた。

 

瞬間、彼女から放たれる蹴りと護身用に士郎が持ってきた木刀がぶつかり合う。ライダーの蹴りは的確に士郎の顔面を狙い、士郎は反射的に木刀で防御する。

 

「ガッ、グフ」

 

魔術によって強化された木刀はライダーの蹴りによって呆気なく砕け散った。それだけの威力、それだけの膂力、木刀で防御した士郎はその衝撃に耐えきれず吹き飛び、背中を地面に叩き付けられてしまう。

 

肺の空気が強制的に吐き出される。背中の痛みで眼から火花の様なモノが弾いた気がした。凄まじい威力だ。こんなもの一撃でも直撃してしまえば、その瞬間消し飛ぶ。そう思える程にライダーの蹴りは強烈だった。

 

呼吸が苦しい、意識が途切れそう。しかしそれでも倒れたままではいられないとふらつきながらも立ち上がる。

 

「やはり、貴方は勇敢ですね」

 

「ライ、ダー………お前、何だってこんなことを」

 

「私はサーヴァントです。主であるマスターに従い、主であるマスターの望みを叶えてやろうと戦うのは然程不思議な事では無いでしょう?」

 

まるで予め用意されていた台詞を口にしているようでライダーの口調は機械的だった。彼女が桜を大事にしているのは間違いない、学校で相対した時も、修司から聞いた間桐での立ち振舞いも、全ては桜を守ろうとしての行動だった。

 

そんな彼女の言葉からは何処か諦めの感情が滲み出ている気がした。こうする事でしか桜を守れないと、まるでそう言い訳している様にも見えた。

 

「桜に、何かあったのか?」

 

「それを知った所で、貴方には意味がありません。余り掛けられる時間はありませんので雑に殺しますが………精々、恨んで下さい」

 

瞬間、ライダーが迫る。両手に鎖の付いた短剣を握り締め、自分という獲物を喰らうためにその力を奮う。武器が砕かれ、丸腰となった士郎に為す術はない。しかしだからといって士郎に諦める理由は無かった。

 

桜を助ける。喩え何があっても、絶対に。それを為すために今、衛宮士郎が最も必要としているのは───武器だ。

 

そう、武器がいる。簡単には砕けず、折れず、それでいて目の前の障害を切り伏せるだけの力を持った強い一振りが、今この瞬間に必要となっている。

 

思考するのは一瞬、思い浮かぶのはあの日学校の校庭でランサーと打ち合っていたアーチャーの夫婦揃いの短刀。

 

綺麗だと思った。あの剣が、夜と星の光に彩られ、剣戟に火花を散らすあの刃が士郎の目に焼き付いて離れない。

 

────故に。

 

投影、開始(トレース・オン)

 

その台詞を口にするのは必然だった。

 

瞬間、火花が散る。振るわれたライダーの一撃を、士郎は手にした夫婦の刀剣で以て数回腕を奮う事で勢いを殺し、封殺し、圧倒していく。

 

打ち勝てた瞬間、返し刀の一閃がライダーを襲う。油断した。こんな事は有り得ないと、魔術を少し齧っただけの素人に遅れを取る道理はないと、この期に及んで未だ内心考えていたライダーはその一撃を頬に受ける。

 

しかし、所詮は成り立ての魔術師の苦し紛れ、直撃を受ける前に飛び退いて士郎が奮った一閃は直撃を避け、ライダーの頬に薄い一本の線を描くだけに終わった。

 

頬から流れる僅かな赤い血、それを黙したまま親指で拭ったライダーはその血を舐めとり───。

 

「………貴方を侮っていました。貴方を彼の、白河修司の付属品だと思っていました」

 

「はぁ、はぁ、はぁ………」

 

「ですが、ここまでです。もう貴方には力は残されていない。窮鼠猫を噛むと言う諺はこの国由来のモノですが、それでも、貴方の状況が覆ることはない」

 

「くっ」

 

「受け入れなさい。貴方の出番は此処で幕を下ろすのだと」

 

瞬間、ライダーは短剣を振りかざし宙を舞う。瓦礫の天蓋へと着地したライダーはその脚に最大限の力を込めて………。

 

「せめて、この一撃で死んでください」

 

音すら越えて、士郎へと強襲する。

 

回避? 無理。防御? 不可能。

 

ほぼ全ての力が反撃の時に出し尽くしてしまった。今の士郎に抗う事は出来ない、運命に立ち向かうだけの余裕はない。

 

ないのだから────。

 

「いい加減にしろ」

 

「グボハァッ!?」

 

横から掻っ攫う他ないじゃない。

 

落ち行くライダーの横っ面を見事なまでの飛び蹴りが撃ち抜いていく。回転し、勢いを乗せたままライダーは岩壁へと吹き飛び、地面に突き立てた刀剣の如く、深々とめり込むのだった。

 

 

 

 




Q.ライダーの扱い酷くない?
A.げ、原作でも不遇扱いのサーヴァントがいるから(白目

Q.ボッチ何してたん?
A.一人で迷子になってました。




修司のいるカルデアWithマイルーム。

ナイチンゲールの場合。

「えぇ、彼は良く自身のケアの為に治療室(私の管轄)に定期的に訪れてますよ」

「時には他の職員の状態をこと細かく報告してくれた事がありますし、私としてもとても助かっています」

「何でも、ひとり旅をしていた経験から健康には人一倍気を着けていたのだとか。素晴らしい、そう言う細かい気配りが命を繋ぎ止めるのです」

「───え? 麻婆? いいえ、あれは劇薬です。えぇ、劇薬です。処方する際には私か、Dr.アスクレピオスの立ち会いのもと、利用するようお願いします」




ヒロインXオルタの場合。

「彼はいい人です。私にこの間和菓子をくれました。手造りのどら焼きだそうです。抹茶味もあってとても美味しかったです」

沖田オルタの場合。

「彼はとてもいい人だ。この間沖田さんにおでんを造ってくれた。自家製の出汁だそうだ。とても美味だった」


「私が餌付けされてる!?」

「えっちゃんを篭絡するとは、おのれDBの住人めぇ。それはそれとして私も一つ食べ物を………え? もうない? ソンナー」


BBちゃん(水着)の場合。

「フフフ、この間は随分調子に乗ってくれましたね? でも、この邪神BBちゃんパーフェクトフォームの前では幾ら貴方でも無力、さぁ、豚になぁー……」

「あ、あれ? 何で私の権能()が発動しないんです? って、ぐ、グググググランゾン!? しかもいきなり第二形態!? ちょっとー! いきなりこれは大人気なさすぎではー!?」

「や、止めてぇぇ! シュインシュインしながらこっち来ないでー! かめはめ波は止めてぇぇぇっ!」


「アッーー!!」





それでは次回もまた見てボッチノシ

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