オレ、Jokerになります。[凍結中]   作:fateplanet

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遅くなってしまいすみませんでした。ゲーム(ガンダムブレイカー2)やったり、WIXOSSの構築考えたり、勉強してたりしてたら時間があっという間に過ぎてしまいました。

原作8巻も出て、最後の1人の強化形態も出たので、ジョーカーの強化案は確定しました。
その際にオリジナルの敵も出す予定なので、お楽しみに。まぁ、相当先ではあるのですが。

あと、時間が遅れた一番の原因はニコニコ動画のとある動画シリーズを見ていたからだったなんて口が裂けても言えない。




いつもの日常と少し変わっている日常の中のオレ

さて、昨日の神堂の特訓から時間は経過して翌日。

いつものようにオレは学園へと、やってきていた。いくら正義の味方をしていたとしてもやはり学生である以上、学園に通わなければならないことは明白である。

そんなわけで、やってきたのだが……。

 

「テイルイエロー、いやありゃテイルエローだな」

 

「確かに、なんでテイルレッドとテイルジョーカーの仲間はどこかおかしいんだろうか?」

 

「まぁ、でも、目の眼福にはいいよなぁ」

 

「そうだよな!テイルブルーみたいにペッタンコなんかじゃないしな!!」

 

「乳揺れが見れるんだからいいものだよなぁ……」

 

「………男子サイテー」

 

「ホント、なんで生きてるのかしら?」

 

「うっせー!!男はな!わかっていてもそういうのが好きなんだよ!!たとえ相手が変態だったとしてもな!!」

 

「そーだ!そーだ!!」

 

「胸見て何が悪いんだー!!女の体に興味を持って何が悪いんだー!!」

 

「だからサイテーだっていってんでしょうが!!」

 

「そうよ!アンタ達、痴女でもいいわけ!?」

 

「痴女でもババァでも見てしまうのが男なんだよ!悪いのか!!」

 

「悪いわよ!この変態共!!」

 

と、まぁ、それはそれは醜い争いを繰り広げていたのだった。

お前ら、男としては同意するけど、学校で言うなよ。しかも女子のいる教室で。………まぁ変態行為とかは今に始まったもんじゃないけど。

 

「観束くんを見習いなさいよ!アンタ達とは違ってなにも言ってこないじゃない!!」

 

おい、宮塚さん、急にオレに矛先を向けんなよ!

 

「はん!観束だって内心ではどう思ってるのか分からないぜ!なぁ、皆!」

 

「おーともよ!観束だってその中には変態的嗜好があるはずなんだよ!!」

 

おい、伊達、篠塚、お前らも(あお)るなよ。絶対にオレまで巻き込まれるフラグじゃねーか。

 

「そうだ!観束はなぁ!ツインテール部とかいう部活に入ってるんだぞ!!」

 

「……なによそれは!ツインテール部って何よ!観束くん!!」

 

ほらぁ、オレにまで来たし。とりあえず原因となった総二は殴ること決定だな。

 

「弟に頼まれたんだよ。部活作りたいから名前を貸してくれって」

 

「それがツインテール部?」

 

「そう、ツインテール部。偶に部室には行くけど、何をメインにするのかはオレも知らん」

 

「それなのにお前は入ったのかよ、観束」

 

「まぁ、部活に入ってなかったし、名前貸すぐらいならいいかと、思ったんだけどな?まさか、ツインテール部とかいう謎の部活だとは思わなかったぞ」

 

まぁ、実際は事後承諾だったわけではあるのだが。

 

「……ほら!やっぱり観束くんはまともだったじゃない!」

 

「いーや!このことはそうだったかもしれないけれど、他の事ではきっとあるはずだ!胸とかは特にな!!」

 

で、まだ論争は続いてんのかい。ほら、先生も来てるけど、どうすればいいのか分からず、おろおろしてるじゃないか。誰でもいいから気付いてやれよ。

 

「観束!胸はどうなんだよ!お前だって何かしらのこだわりがあるだろ!!」

 

「あるだろ、って言われてもなぁ……ないしなぁ」

 

「はぁ!そんなわけねーだろ!お前男なんだろ!付き合うならおっぱいおっきい方がいいじゃないか!!」

 

伊達、お前また女子からキツイ視線向けられてるぞー?

 

「んなこと言われてもなぁ。胸なんて女性が気にしてるとこで見るのもなぁ。まぁ目が行くのは否定はしないけどさ」

 

「ほら見ろ!観束も見てるじゃないか!!」

 

「でも、そこメインじゃないじゃない!!」

 

「うぐ!それはそうだけどさ!」

 

「大体、観束くんはそんなので選ぶわけないじゃない!慧理那ちゃんと付き合ってるんだから!」

 

……………………はぁっ!?

 

「いや確かに神堂はちっちゃいし付き合ってるんだろうけどさ!それとこれとは話が別だろ?」

 

「いやいやいや、ちょっと、待て待て待て!」

 

「どうしたよ、観束?」

 

「どうしたの、観束くん?」

 

「なんで、オレと慧理那が付き合ってるってことになってるんだよ!」

 

「とうとう名前呼びにまでなったのがその証拠よ!!」

 

「お前、いつから神堂の事を名前で呼んでんだよ!噂はやっぱり合ってたんじゃないかよ!」

 

「いや、噂ってなんだよ?あと、それで証拠って言われてもなぁ」

 

「いや、お前が生徒会の前で神堂を待ってたのが噂になってたんだよ!それで会長とよくいる男子生徒だってわかって付き合ってるんじゃないか、って噂になったんだよ」

 

生徒会で待ってた………あぁ、あの時か!確かに待ってたなぁ。

 

「いや、確かに用事とかがあって待ってたけど、付き合ってはいないぞ?」

 

実際、付き合うなんて仲でもないだろうし。………………ご主人様にランクアップ(?)した程度だし。

 

「だったらなんで名前呼びになったのよ!それが何よりの証拠じゃない!」

 

「んー……なりゆき?」

 

「「「「なりゆきで名前呼びになるかぁぁぁぁぁああああああああっ!」」」」

 

「えぇっ!?」

 

なんで皆して怒鳴るのさ!

 

「普通はそこまで行ったら仲が進展して付き合ってると思うわよ!!」

 

「だいいちなりゆきで名前呼びにまで発展するかよ!!」

 

「いや、だって……」

 

ホントのことは言えるわけがねーだろうが!テイルギアが上手く使えず、凹んでたところを励ますために名前呼びになっただなんて!

 

「だってもくそもないわよ!!」

 

「いや、宮塚さん、女の子なのに、クソは言っちゃダメだろう?」

 

「だまらっしゃい!!」

 

「なんでさ!?」

 

「大体、慧理那ちゃんとあんなに仲いいのに恋人じゃないとか信じられるわけないじゃない!」

 

「とは言ってもホントに恋人なんかじゃないしな」

 

「じゃあ!今聞くわ!前に言ってたタイプってどんな人よ!言ってみなさい!」

 

「いや、それよりもそろそろ授業時間なんだけど……」

 

「そんなもんは知らないわよ!」

 

「その発言は学生としてアウトだろう!!?」

 

「さぁ、早く言いなさい!ハリーハリーハリー!!」

 

これ、言わないといつまで経っても終わらないよなぁ……?

 

「えーと、だな。オレのタイプはだな」

 

「「「「タイプは?」」」」

 

「趣味の合う人、かなぁ。後は性格がいいのと、男としてぶっちゃけると、出来れば可愛い娘がいいかなぁ」

 

「「「「「「「「「「やっぱり神堂/慧理那ちゃんじゃないかぁぁぁぁぁぁあああああああああああっ!!」」」」」」」」」」

 

「うおう!!!」

 

で、でかい声出すなよ!!

 

「その考えでいくと、神堂がピッタリじゃないかよ!」

 

「ん?ああ、確かに。でも友達だぞ?」

 

「なんでここで無自覚天然が発動してるのよ!」

 

「失礼な。オレはそこまで天然じゃないぞ?」

 

「どの口が言ってるのかしらねぇ、それは!!」

 

いふぁい(痛い)いふぁいよ(痛いよ)しのふふぁふぁん(篠塚さん)

 

「普通はそこまで自覚してりゃ、発展するものなのよ!それが分からないのかしらねぇ、この天然さんは!!」

 

だふぁら(だから)ふぁんで(なんで)ふぉーにゃりゅふぉ(そーなるの)?」

 

「宮塚、こいつに何言ってもダメだって!!」

 

「離しなさい!篠塚!コイツにはしっかりと教育しなくちゃいけないのよ!!」

 

そうして、今日のオレのクラスの1時間目はオレへの説教にシフトチェンジしてしまいました。解せぬ。先生も止めないし。

だから、この時気付かなかったのかもしれない。この時、もう1人の当事者である、慧理那が学校に来ていなかったことに。

 

 


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