スクフェス、最近やってない...
それでは、2話スタートです!
入学式も無事終わり、今は新入生歓迎会が行われている。
先輩方や先生方が、UTX学園の歴史やバンド、ダンス、歌、漫才、劇などをやっていった。
しかし、そんな楽しい時間はあっという間に過ぎていき、次が最後の出し物となった。
事前に配られたプログラム用紙には、secretと表記されている。
会場全体は「なんだろう?」と思っている様子。
すると、司会の方が進行をさせた。
「皆さんのお手元のプログラムにはsecretと表記されていて、なんだろう?と思っている方が殆どだと思います。これまで、数多くの歴史の話や、出し物をしてきました。
しかし!!何か物足りないとは思いませんか!!!!」
「え?」「何?」「ん?」とざわめき始めた。
それをかき消すかのようにこう言った。
「それは、UTX学園で最も誇ることのできる、この4人組です!!!!!」
照明は消え、ステージにスポットライトがあたると同時に曲が流れ始めた。
その流れたイントロを聞いた瞬間、大歓声が起こった。
『QUARTET:NIGHT』
この曲を歌って踊り終えると、メンバーの1人がこういった。
「QUARTET★NIGHTです!今日は入学おめでとっっ!!これから始まる学園祭を楽しんでってねっっ!!」
その後、投げキッスをするとステージ下へ4人は姿を消した。
観客(新入生・保護者・在校生・先生)の反応は言うまでもない。
「以上をもちまして、新入生歓迎会を終了致します。この後は、部活見学になりますので、各自お好きな部活、興味のある部活を見学しに行って見てください。なお、スクールアイドルにおきましては、関係者以外立ち入り禁止となっていますので、立ち入らないようお願いいたします。」
このアナウンスとともに、各自立ち上がり、それぞれの部活見学へと動き始める。
???side
私も流れで、外にでたけど...どこにあるかわからない!...あ、そーいえば、パンフレットの裏に地図が...あったあった!...今は...ココ?...こういくのかn――――バンッ
いったぁ~...あ!
「す、すみませんっ!!」
「ちゃんと前見て歩け...」
お、怒らせちゃった?...
「...おいおい...もっと優しく言ってあげなよ」
お友達の方かな?
「いや、オレは普通に言ったつもりなんだが...」
「あっ、ごめんね~...別に怒ってるわけじゃないんだよ」
「あ、いえ、大丈夫です!こちらこそ、すいませんっ」
よかったぁ~...よかったけど、よくない!!!...道がわかんない...この学校広すぎるよ~...仕方ない、先輩に聞いてみよう...
「あっ、あの!」
「んー?」
「ここの場所に行きたいんですけど...道が分からなくて...」
「どこどこ~?あ、ここ?...じゃあ、一緒にいこっかっ♪」
「え、いいんですか?」
優しい先輩だなぁ~~...
「うん♪いいよ~♪」
「じゃあ、お願いします」
優しい先輩でよかったぁ~~♪
・・・数分後・・・
「ここだよ~♪」
「あっ、ありがとうございましたっっ!!」
「うん♪いいよいいよ~♪それじゃ、入ろっかぁ~~」
「...え?」
確か、関係者以外立ち入り禁止じゃ...
「いっくよ~」
「あ、はいっ」
勢いあまって返事しちゃったけど大丈b...もうドアあいちゃった...
「たっだいまぁーー!!」
た、ただいま?
「おっかえり~」
「おかえりー」
「おかえり」
お、おかえり?
「ここって...スクールアイドルの部室じゃ...」
「そだよ~♪」
「えっ!?...あ、その...」
こ、声に出てた!!??
「この子が最後の新入部員?」
「はっ、はいっっ!!」
あ、愛生さんだ...本物だ...玲さんと颯也さんもいるよ...ってことは、この案内してくれた人って...遥さん!!??...な、なんで、気づかなかったんだろ...
「あれ、この子って、さっきオレたちと会った子じゃない?」
え?ウソ?いつ??
「あー、さっきオレとぶつかった...」
!!!!????
「え!!??...ちょ、あ、えぇっ!!??...あ、あれって、あああ、あの時ぶつかったのって、りゅ、颯也さんだったんですかっっ!!??」
「あぁ」
「あ、そ、その...す、すみませんでした...」
こ、こっちにくる!?...やっぱ、怒って...
ポンポン(ナデナデ
「ひゃっ!!??///」
な、撫でられてる!!??...う、嬉しいけど...は、恥ずかしい///
「そんな、謝んな」
「は、はい!すみませn―――あ」
「ふふふ、可愛いねぇ~~♪」
「あ、いや...///」
は、恥ずかしいよ~~///
「ってゆうか、颯也、いきなり頭撫でるのはどーかと思うぞ」
「ん?あ、わり」
「ごめんね~...まぁ、こんな感じのメンバーだから」
「あ、はい」
賑やかそうだし、楽しそうだな~...
「うっわ~...真面目ぶってる...普段、鬼のくせに...」
「ん?何か言った、玲~?」
「あ、いや、なんでもないっす」
「そう?ならいいけど...」
あ、愛生さんは、優しそうだけど、怒ると怖そう...
「とりあえず、新入部員は3人そろったね」
「じゃあ、自己紹介でもしよー♪」
「おー!!」
#2 QUARTET★NIGHT
閲覧ありがとうございます。
昨夜あげた第一話だけで、UAが150人を突破していました!ありがとうございます!
感謝感激です!!
また、お気に入り登録もありがとうございます!
意見や質問、感想等待ってます!!!
では、この辺でノシ