もし、俺が提督だったら   作:単品っすね

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ニュータイプ

 

 

 

 

うちの鎮守府の庭にガンダム、シャアザクに続いてF91、ジ・Oが建った。え?なんでF91かって?小型だから予算があんま掛からなかったんだよな。だがF91はカッコイイ。ラフレシア相手にほぼタイマン貼ってたからな。シーブックとかマジキチガイ級の強さだろ。てなわけで俺はF91の肩の上までよじ登った。おぉ、眺めいいな。15mって割と高いんだな。ドフラミンゴ五人分の高さか。

ちなみにジ・Oは宝くじ当たったから立てた。さて、次はジ・Oに乗ってみるか。助走をつけてジャンプ。もう少しで届きそうな所で、なにかジ・Oが光出す。え、なに?その瞬間、パァッ!と光に包まれると共に俺は弾き飛ばされ、下に落下しながら気を失った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夢を見てるのはわかってる。俺はコロニーレーザーの中でカミーユと共にジ・Oを相手にしていた。機体はネモ。Z三号機はアムロに取られた。責めてゼータプラスが良かったなぁ。

 

「カミーユ、俺が囮になる。お前はバイオセンサーを発動させろ!」

 

「そんな…どうやって!?」

 

「なんか、なんかしろ!エマさんとかとなんか、こう…しろ!」

 

「そんなアバウトな……!」

 

そのまま返事も聞かずに俺はジ・Oにネモで突っ込んだ。

 

「テイトク・シレイ!貴様の時代はもう終わったのだよシャアと共にこの宇宙から消えろ!」

 

「あぁ消えさせてもらうさ!お前諸共な!」

 

俺はジ・Oのビームを全て避けながらビームサーベルを構える。そして、斬りかかった。

 

「はぁぁっ!」

 

「そんな機体で、このジ・Oに勝てるものか!」

 

「この戦争、MSの性能だけではないってことを……!」

 

しばらく斬り合う。

 

「四本腕!?」

 

「もらったぞ!」

 

「まだだぁっ!」

 

片腕は取られたものの、足の二本のビームサーベルを破壊した。

 

「ぐおっ!」

 

「やるぅっ!」

 

「テイトクさん下がって!」

 

ようやくかカミーユ!俺はサーベルをしまってライフルを撃ちながら後ろに下がる。

 

「貴様には分かるまい!この僕を、通して出ている力が!」

 

「ジ・O!?な、なぜ動かん!」

 

「ここからいなくなれぇぇぇぇぇっっっ‼︎‼︎‼︎」

 

そのままウェブライダーの先端がジ・Oに突き刺さった。

 

「き、貴様らも…私だけが死ぬわけじゃない…貴様らも一緒に……」

 

そこで目が覚めた。なにこれ、自分で目が覚めた上にすっごく中途半端だったんだけど…。

 

「あ、ボクが目が覚めたのです!」

 

「大丈夫!?まったく私がいないとダメなんだから!」

 

「雷、初対面の人に失礼だよ」

 

「おぉ、第六駆逐艦の…また暁がいないな」

 

「「「へ?」」」

 

俺が言うと三人はすっとぼけた声を出す。

 

「な、なぜ電達を知ってるのですか?」

 

「いやそりゃ知ってるだろ。お前俺を誰だと思ってんの?」

 

「いや知らないわよ…」

 

雷に言われて少し傷ついた。おいこいつらマジかよ。

 

「ていうか、君はなんなんだい?偉そうじゃないか」

 

「え、偉そうもなにも提督だから普通のことなんだと思うんだが…」

 

「は?」

 

「へ?」

 

この後、ゴタゴタがあって三人に鏡の前に連行された。そこに映ってたのは、子供の俺だった。どうやら、シロッコに本来の体を持ってかれたようだ。

 

この後、めちゃくちゃ悲鳴上げた。

 

 

 


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