(※ナレーション:
「
アムロさんたちが《ザク》を退けたのはいいけど、今度はランバ・ラル隊の生き残りが出てきた。
しかも、相手はあの《ドム》。こりゃ手強いぜ」
MS隊のしんがりについた《ガンダム》。《ホワイトベース》へ戻る途上、突如雑音混じりの無線がコクピットを騒がす。
『MS・・・・・・、ザッ、至急、・・・・・・ください! 繰り・・・・・・ザ――』
(な、なんだ? こんな近くなのに・・・・・・、はっ!!)
《マゼラ》隊が撤退した方向を警戒していたアムロは、そちらから湧き上がるような殺気を捉えた。
「まさか、・・・・・・奴か? 奴が来たのか!?」
常軌を逸した格闘性能と謎の光をまとった、あの《ザク》。しかし、
「いや違う、か?」
接近するスピードこそ異常な速さだが、アムロはなんといおうか、・・・・・・敵の
左手のシールドを突き出し、機体姿勢を可能な限り低くしながら、ビームライフルを構える《ガンダム》。モニターに映る巻き上げた砂嵐は、まるで巨大津波が押し寄せてくるように見えた。その前方を疾駆する三つのシルエットを捉える。
「あれかっ! 速い。させるか!」
アムロは中央の1機に向け、ビームライフルのトリガーを引く。命中。
しかし、狙いはわずかに逸れ、距離も見誤った。遠過ぎて大気と砂塵により減衰、その上、いままで遭遇したことがないほどのマッシブな機体は、存分に高い装甲防御力を示した。
左わき腹辺りに被弾した《ドム》は、若干よろめきはしたものの、むしろ増速して《ガンダム》に肉迫した。両翼2機の《ドム》は使い捨てロケットランチャー・シュツルムファウストで牽制しつつ、《ガンダム》を大きく迂回するつもりらしい。
「レーシングカーじゃあるまいし!」
近くに着弾したファウストが巻き上げる砂柱に、歯噛みしつつアムロはトリガーを引く。
しかし、おびただしい砂煙に視界が遮られ、ピンクの光軸は《ドム》とは
正面のモニターを覆うとする砂色に危険を感じたアムロは、素早くメインスラスターを焚き、後方へ低く短く飛翔した。
果たして、着地の直後に
間髪を入れず、アムロの脳裏を走る電気刺激。アムロの照準も《ドム》の中心を捉えていた。ビームライフルの初速はジャイアントバズよりも、はるかに速い。
が、
「うわっ、このっ!」
《ドム》の胸部拡散ビーム砲が鋭く発光し、瞬間的に《ガンダム》とアムロの目を潰す。それでもアムロはトリガーを引く。
ビームライフルとジャイアントバズが同時に発射された。
ビームは正面の《ドム》の左腕を引きちぎり、対するジャイアントバズは近接信管が《ガンダム》頭部近くで目標を検知し、炸裂。砲弾の破片がV字アンテナを破壊した。
《ドム》は《ガンダム》の横を高速擦過。背部から目くらましのスモークおよびフレアを放出する。その白煙とオレンジの閃光を警戒し、シールドで《ガンダム》のヴァイタルを守りながら、アムロが回頭させたときには、
「抜かれたっ! 《ホワイトベース》、敵がそちらに・・・・・・。しまった、無線が!」
《ドム》はすでにかなりの距離をとっていた。ミノフスキー計は高濃度を示し、その上、周囲には異常な電波により、ジャミングがかけられていた。アンテナが破損し、近距離無線も満足に使えない。
《ガンダム》は
*
木馬の左舷側からステッチの《ドム》は接近した。
「ははっ、タンクもどきめ。動きはとろいと見える」
その前に《ガンタンク》が立ち塞がる。木馬の機銃掃射と連携して、両腕から小型ミサイルで《ドム》を牽制する《ガンタンク》だが、足回りに不調を抱えているらしく、満足な砲塔旋回もできない。右に左に木の葉のように、回避運動する《ドム》にいいようにあしらわれた。
ジャイアントバズの一撃が右のキャタピラを吹き飛ばした。
「これでとどめだ!」
次弾の照準は、《ガンタンク》の両肩に担いだ長砲身、それにはさまれたキャノピーに定められた。
ステッチがトリガーを引く寸前、
「なっ、バラけた!?」
《ガンタンク》の上半身Aパーツが分離し、底面からスラスター噴射しながら、地面に着陸した。
「ややこしいことをしたって!」
《ドム》は残った下半分に向け、発砲。しかし、それが命中する直前、今度は《ガンタンク》の中心部が勢いよく、真上に飛び出した。その直下を白煙を引いて、バズーカの砲弾が行き過ぎる。中心部・コアブロックは一瞬で小型戦闘機《コア・ファイター》へと空中変形した。
再び発砲する《ドム》。しかし、その一撃は敏捷な《コア・ファイター》に易々とかわされた。
そして、空中に注意を奪われた、一瞬の隙。
《ドム》の近傍に着陸した《ガンタンク》のAパーツ。キャノピーに包まれた砲手席からハヤトは《ドム》をにらむ。
「油断したな」
両腕ミサイルランチャーと120ミリ・キャノン砲の照準レティクルはすでに敵を捉えていた。
「まだ弾薬は十分あるんだぁぁぁ――――!!!」
全砲門が火を噴く。それはまさに伝説のドラゴンの吐息であった。
上半身が爆発した《ドム》の残った脚部が、ゆっくりと砂漠へ倒れた。
*
爆発の閃光。そして、雑音だらけの無線が伝えたわずかな叫び。
「ステッチ! やられたか? ええぃ、うかつなやつめっ!」
ミノフスキー粒子は濃く、
その間にも、正面の敵機《ガンキャノン》はこちらに牽制射撃を加えてくる。
かわしつつ、タチは《ドム》の肩部から真上へ発光信号を打ち上げた。
同時に、フットペダルを踏み、操縦桿を右へ倒しこむ。左腕を失った《ドム》は重心バランスを欠き、オーヴァーステア気味に右急旋回して、《ガンキャノン》の左脇を駆ける。
そのまま地面に倒れそうになる《ドム》をゆっくりと立て直す。
(いま、やらねばならん)
木馬の右翼へ回り込んだトルガンの《ドム》が先ほどの信号弾を見ていれば、作戦通り、船底に潜り込み、エンジン部へ攻撃をしかけるはずだ。
また、時間的・地理的にランバ・ラル隊の別働隊が木馬に対して、側面攻撃をかける手はずとなっている。軍人タチ中尉としては、それはよいタイミングであるし、木馬撃墜という目標からしても願ったりのはずだ。しかし、タチ個人としては、彼自身の力ですぐに木馬を墜とす必要に迫られていた。
(ハモン様・・・・・・。ここは危険です。私が終わらせます)
別働隊には特攻も辞さぬ覚悟で、ハモンも参加していた。
*
「ああっ! ジオンめっ!」
うめくアムロ。彼の目はモニターで黒煙を上げる《ホワイトベース》を映していた。エンジン付近に被弾したらしい。瞬く間に高度を下げ、砂漠に不時着する。
全力で《ガンダム》を疾走させて引き返したが、間に合わなかった。
戦場を埋める敵の殺意はいまだはびこっている。
「だめだ! ブリッジにいちゃ。逃げるんだ!」
アムロが叫んでも、それをクルーへ伝える手立てがない。
その時。
地に足をつける《ホワイトベース》。その超高層ビル、最上階高さの艦橋へ向け、敵MSが飛翔する。遠く、小さなスラスター光をアムロは捉えた。
瞬間、彼の脳内を流れる時間が引き伸ばされた。眼は猛禽類のそれとなって、《ドム》の背をはっきりと知覚する。操縦桿を握る両手は、コンピュータ制御された精密工作機械のように動いた。
(どうする? 敵のMSだけやれるか)
不運なことに、《ガンダム》の構えるビームライフルの射線は、跳躍する《ドム》、《ホワイトベース》と一直線上になっていた。
(いや、やれる!)
アムロはトリガーを引く。
*
全弾撃ち尽くしたジャイアントバズを捨て、身軽となったタチの《ドム》。メインスラスターを焚き、ジャンプしながら、背のヒートサーベルを抜く。眼前に白亜の巨体、木馬の艦橋が見る見る近づいてきた。
「勝った!」
確信し、トリガーを引いた刹那、コクピットを激しい衝撃と警告音が支配する。バランスを崩しながらの斬撃は空を切り、《ドム》はきりもみし、艦橋すれすれを擦過。横のレーダーアンテナを破壊しつつ、墜落した。
*
《ガンダム》の放ったビームライフルは《ドム》の左脚部を吹き飛ばした。さらに、《ホワイトベース》のメインブリッジ下、数メートルを貫通後、光軸は大気に拡散して消える。
「フゥ、アムロめ。無茶をする」
キャプテンシートのブライトは、額の汗を拭った。ほっとする間もなく、
「9時方向新たな機影! 高速接近! 数は1」と、マーカーの鋭い警告。
「左舷、弾幕を……」
言いかけたブライトの脳裏を何かがかすめた。
「ブライトっ!」「ブ、ブライトさん、今っ……」
ほぼ同時に、舵を握っていたミライ、そして通信席のフラウ・ボゥがブライトを振り返った。
*
「中尉がよくやってくれたようですね」
《カーゴ》に《ギャロップ》の予備のエンジンを取り付けたホバークラフト。巨大な
「タチ、本当に……ありがとう、最後まで。必ず、木馬を仕留めてみせます」
ハモンは悲壮な決意をする。
《マゼラトップ》のキャノピーの向こうには、無防備な横腹を見せる木馬の姿。あと少し近づけば、《カーゴ》内に満載した爆薬で目的を成就できるはずだ。
「わたしも、あなたの元へ行きます。あの人も、ラルもきっと、……許してくれるでしょう」
一瞬、木馬からの弾幕が薄れたように思えた。次の瞬間、ハモンを激震が襲う。
「何っ!? 連邦の白いMSっ! 《ガンダム》か!」
横から体当たりした《ガンダム》が、《カーゴ》の進行方向を逸らした上、押しとどめる。
「特攻をさせぬつもりか! こしゃくな!」
即座に《カーゴ》から離陸したハモン以下3機の《マゼラトップ》は散開した。アムロの反応も素早く、左右の2機は頭部バルカンによって撃墜されたが、その隙にハモンの《マゼラトップ》は《ガンダム》の背後を奪っていた。
「いくら装甲の厚い《ガンダム》でも零距離では持ちはすまい。そして《ガンダム》と《カーゴ》の爆発力は木馬をも」
*
「しまった!」
《ガンダム》の後部モニターに暗い砲口を見せつける《マゼラトップ》。さらに、その後ろには、
「《ザク》まで!? 一体どこから現れ」
アムロの思考はそれ以上進まなかった。《ザク》は全力疾走でこちらへ肉迫し、一歩踏み出すごとに足元からすさまじい砂煙が巻き上がっていた。
「うわぁぁぁ、ちくしょー!!」
絶体絶命。思わず、アムロの口から汚い言葉がほとばしる。
《マゼラトップ》のパイロットがトリガーに指をかける殺意を感じ取る。
《ザク》が両手を組み頭上へ振り上げる。間髪を入れず、ハンマーパンチが繰り出された。必殺の一撃は狙い誤らず、《マゼラトップ》の右エンジンを粉砕した。
「ええっ!? なんで」
アムロの疑問を無視して、すぐに失速した《マゼラトップ》は上下逆さまに横転しながら、墜落する。
《ホワイトベース》の方角からやってきた不自然な《ザク》が、マニピュレータを《ガンダム》の肩へ置き、接触回線が開いた。
『アムロ、よくって?』
「セ、セイラさん!? なんでっ?」
『なんでって、・・・・・・アムロが言い出したのでしょう? 《ザク》を動かせるように訓練してって』
新たに肩が白く塗られたその《ザク》は、先のランバ・ラル隊との戦闘でアムロが鹵獲した機体であった。
『修理してなんとか、使えるようにならんか?』
リュウの提案を受け、MSや《ホワイトベース》の修理の合間を縫って(実際には不眠不休に近かった)、メカニックたちは《ザク》も動かせられるような応急修理を施していた。そして、アムロも徹夜で《ザク》のシュミレータを完成させる。
『フラウ、大変だろうけどさ。今度、セイラさんに代わってオペレータをやってくれないか? セイラさんには《ザク》を動かしてもらおうと思う』
『セイラさんが、そ、そんなことできるの?』
『できると思うよ。《ガンダム》だって動かせたんだから。
それに、……ぼくらは生き残るために手段を選んでいられないんだよ。やってくれるかい、フラウ?』
しかし、まさか昨日シュミレータを一通りやっただけ、そのセイラが出撃してこようとは、さすがにアムロも予想だにしなかった。
「や、やれるんですか、セイラさん!」
『やるしかないのでしょう。アムロ、《ホワイトベース》後方から敵が来るわ!』
無線を受けたらしいセイラに、
「こっちは何とかします。行ってください!」応えるアムロ。
《カーゴ》に組み付いた《ガンダム》を残して、セイラの《ザク》は去った。
「そうか、エンジンの片方をやれば。ホバークラフトなんだから……」
*
(落ち着いて、落ち着いて。……なんとか動かすことはできたけど)
セイラは自分自身を安心させるようにつぶやく。彼女の《ザク》に敵車両が近づきつつあった。
(無線で戦車と言っていたけれど)
丸腰、主要火器を持たぬ《ザク》でどのように戦えというのか。
セイラは慣れぬ手つき、手元を確認しながら、モニターにズームをかける。
ジャパンの伝統玩具ヤジロベエに似た奇異な戦闘車両を映し出す。左右に大きく張り出した構造物はキャットウォークにも、アウトリガーにも見える。その上には、自動小銃を手に、背には飛行用パーソナルジェットを装備した歩兵が10名整列していた。
「は、白兵戦用の、戦車!?」
そのあまりにも生々しい兵士の姿にセイラは狼狽する。
(どうするの? どうすればいいの? モビルスーツで人間を)
踏み潰す、といった所業など、到底できるわけがなかった。
『……つけ、セイラ。……セイラっ! 応答しろっ! ハァハッ』
「リ、リュウ!? 平気なの?」
苦しい息遣いと、絞り出すような叱咤の無線にセイラは我に返る。
『お、俺のことは、いい。後ろの銃座から見えてるぞ。いいか、合図する。敵を引きつけて、撃て』
「撃てって、……この《ザク》には武器がないのよ!」
『だ、大丈夫だ。もっと下がれ。《ホワイトベース》から離れるな。引きつけるんだ、もっと』
*
ランバ・ラル隊の副隊長クランプ中尉は、挙動から一見してその《ザク》が味方でないことを看過した。
「しかし、手持ちの武器はないようだな。《ザク》は無視して木馬に取りつけっ! 低く飛べよ!」
叫ぶや、パーソナルジェットを噴かし、機銃掃射をかわすため、砂上すれすれを飛ぶ。彼の後に、9名の部下が続いた。木馬の左後方から迫るクランプの右側には、別の突入分隊員が見える。《ホワイトベース》の後部甲板に取りつく腹積もりは明らかだった。
《ザク》は、いまだ黒煙を上げる《ホワイトベース》のメインノズル後方で棒立ちである。
「火事場泥棒が。付け焼き刃で使えるものかよ」
クランプが嘲笑い、《ザク》の側方を行き過ぎようとしたときだった。
《ザク》の膝部から、また肩部から、ポン、という花火を打ち上げるような軽い発射音がした。しかし、花火ではなかった。砂に黄ばんだ空に射出されたのは、直径100ミリ、全長150ミリの金属円筒であった。
わずかな白煙を引く光景を見て、一瞬の内に歴戦のクランプは理解した。
(コズンのJ型、Sマイ・・・・・・)
続く乾いた破裂音。12個の対人跳躍グレネード・Sマインは合計4,800個の鉄球を高速でまき散らし、クランプ他、突入兵士らはことごとく即死。辛うじて息のある者も、四肢や内臓をずたずたにされ、地面でのたうちまわった。
『セイラっ! 応答しろっ、セイラ!』
「やった、全部。わたしが、やった……」
足元をズーミングすると、敵兵がボロ雑巾のように千切れて横たわっていた。
『セイラ、だ、大丈夫か!?』
「ハッ……ハッ……」
セイラはこみ上げてきたものを、ヘルメットの内に吐いた。溺れる。慌ててバイザーを開けて、また吐いた。
*
エンジン片肺にした《カーゴ》を蹴り飛ばし、安全圏まで距離をとったところで、《ガンダム》のビームライフルが連続的に発射される。光軸に次々と貫かれ、《カーゴ》内部の爆薬が二次爆発を起こした。
(最後のスカート付きは!?)
直後、アムロの背中を寒気が駆け抜けて行った。
180度回頭した《ガンダム》のモニターが、地に倒れた《ガンキャノン》とジャイアントバズを構える《ドム》の姿を映す。その巨大な砲口は《ホワイトベース》に向けられていた。
(間に合え!)
即座に照準を合わせトリガーを引くアムロ。速かった。常人とは比べ物にならないほど。
だが、すでに撃ち出された砲弾を止めることはできなかった。
機体のヴァイタルに直撃を喰らった《ドム》は爆発するが、それに半秒遅れて、《ホワイトベース》の艦橋に成型炸薬弾が飛び込む。アムロにはその光景がやけにゆっくり見えた。
「ああああぁぁぁあ、あぁ、うわ――――――――――――!!」
ほとばしるアムロの絶叫。
次の瞬間。添装填薬に火が走ったのだろう、衝撃波を発した後、特徴的なペガサスの頭頂部は吹き飛んだ。
まるで、それが合図のように、戦いの終わりを告げる狼煙が上がったように、攻撃が止んだ。
ランバ・ラル隊もすでに壊滅的損害を受けていた。
砂丘に隠蔽しつつジャミングをかけていた《ギャロップ》、そして、2両の《キュイ》揚兵戦車は戦闘域を離脱する。
「あ、ああ、……ブライトさん、ミライさん、みんな」
アムロの口から嗚咽が漏れる。
「フラウ、……フラウ・ボゥ―――!!」
第二章 ちょっと一年戦争行ってくる! ~完~
(次回予告)
(※BGM「アニ×じゃな~い?」、ナレーション:
♪デ、デ、デ、デ~ン♪
「ブライトさんご愁傷様(棒読み)。修正しすぎて、自分が歴史に修正されちゃった。
けど、歴史は元に戻ろうとして、《ホワイトベース》隊の代わりの人たちを呼ぶことになる。
当然、例の酔っ払い軍団なんだけどさ。他にも色々・・・・・・。
さて、次回から新章『仁義なき戦い オデッサ激闘篇』始まるぜ!
こっちのシャアはOP曲で叫んでるだけじゃないんだね?」
【《ホワイトベース》が中央アジアで中破しました】
【ランバ・ラル隊が壊滅しました】