真剣で川神弟に恋しなさい!   作:ナマクラ

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<前回での十夜の戦果>
・【風間翔一】【島津岳人】【師岡卓也】と【KOSに参加】した。
・【KOS】の【一日目】を生き残った。
  ⇒【風間翔一】【島津岳人】【師岡卓也】の好感度が上がった。
  ⇒【勘】を少し取り戻した。
・【板垣竜兵】と遭遇した。  ▽


・現在の友達数:1人
  + 風間ファミリー(9人+1体)



第二十二話 「意地があんだろ! 男の子にはよッ!!」

「――ルディのヤツが追ってったから、お前が逃がした連中も終わりだろうな」

「はんっ……アイツらはそんな柔じゃ、ねーよ……!」

 

 翔一たちを逃がすために単身竜兵に挑んだガクトだが、既にその身はボロボロであった。

 

 受けた攻撃回数としてはそう多いわけではない。しかし一撃の威力がすさまじく、最初の攻防の際に二発食らっただけで肋骨を折られ、顎の骨にヒビを入れられていた。

 

 対してガクトの攻撃を竜兵はすべて避けていた。喧嘩の場数は尋常ではないほど経験している竜兵にとって、ガクトの大振りな攻撃は避けやすく、そして反撃を入れやすいものであった。

 

 しかしそれでもガクトから闘志が消えることはなかった。圧倒的に不利な状況であるにも関わらず、膝を屈することなく、闘志をその目に宿して、その拳を握りしめていた

 

「テメェくらい……俺様一人で、十分だ……!」

「くくく、お前、なかなか骨のある男だな。気に入ったぞ」

「生憎……テメェみてぇな男に好かれて、喜ぶ趣味は……持ってねぇんだよ!!」

 

 気合いのこもった言葉と共に、渾身の力が込められたガクトの拳が振るわれた。

 しかしその拳を竜兵は軽くかわして見せた。

 

「おおっと、なら精々この俺を楽しませてみせろ!」

 

 

 そして拳を振り切って隙だらけのガクトに向けて振るわれた、その凶器とも言える拳は――

 

 

 

「――――ッ!?」

 

 

 

 ――何かを感じ取った竜兵によって軌道を修正され、己に向けて振り下ろされていた鉄パイプに着弾した。

 

 

 

 

 

「――おいおい、鉄パイプ曲がるとか、どんな力だよ……!」

 

 

 

 

 

 その鉄パイプを振るったのは、先程逃げたはずの一人、川神十夜であった。

 

 

「貴様……!? ルディは何してやがる!」

「そんなヤツは知らねぇな。まあミイラならどっかで伸びてんじゃねぇか」

 

 竜兵の疑問に、十夜はひん曲がった鉄パイプを放り捨てながら答えた。

 

 十夜は追跡者らしき包帯男ことルディを倒した後、先に向かったキャップたちを追いかける事なく、ガクトに手助けするべくこちらへと戻ってきたのだ。

 

「チッ! まだ二日目だってのにもう全滅とは、使えねぇ奴らだぜ」

 

 今回竜兵がKOS出場に当たって組んだメンバーはルディを除けば最初の七浜公園の死闘ですでに脱落している。故に竜兵を除いてすべてのメンバーが脱落したという事になる。

 

 竜兵はチームメンバーである手下たちの弱さに苛立ちながらも、しかし今は目の前の獲物に意識を集中させる。

 

「……で、テメェ何で戻ってきたんだ? 一度は逃げ出したくせによ」

「簡単な事だよ……」

 

 戦意に満ち満ちた眼光で竜兵を見据える十夜は、構えを取ると同時に吼えた

 

 

 

 

 

 

「意地があんだろ! 男の子にはよッ!!」

 

 

 

 

 

 

「クッ、ククク……クハハハッ!」

 

 十夜の言葉に何か感じる所があったのか、竜兵は笑う。ただしそれは嘲笑の類では決してなかった。むしろその笑いには歓喜に近い感情が込められていた。

 

「ククッ、なるほど、そうかそうか。貴様もいい雄じゃねぇか。気に入ったぞ。俺好みの男じゃねぇか。全くその通りだ。男なら……そのくらいの気概がねぇとな!」

 

 竜兵にとって、先程までの十夜は“逃げた腰抜け”でしかなかった。しかし今の十夜の言葉を聞いてその考えは一新された。“戦うべき雄”だと、“好むべき敵”だと、そう認識した。その瞬間に、戦意は先程前とは比べ物にならないほど滾り、それを相手にぶつけたいという欲求が湧き出てくる。そしてそれらを我慢するという考えを持つほど、竜兵は理性的に生きてはいなかった。

 

「行くぞオラァッ!!」

 

 獣のような動きで竜兵はその剛腕を振るい十夜に仕掛ける。当たれば一撃で骨が砕けかねない拳だが、十夜はそれに臆することなく見据え、紙一重でかわすと同時にかつて身体に染み込ませた技をごく自然に放っていた。

 

「――川神流・蠍撃ちッ!」

「ガフッ!?」

 

 川神流・蠍撃ち。急所を的確に撃ち抜く事により、その一撃は蠍の毒が体に回るかのように相手を無力化する。

 

「ぐ……ガァァァァァッ!!」

 

 しかし、十夜の鍛錬不足か、竜兵の頑丈さによるものか、ダメージを負いながらも竜兵は十夜に向けて拳を振るう。

 

「――ッ……! 地の剣!」

 

 すぐさま振るわれた反撃に驚きながらも、その拳を十夜はしゃがみながら避けて、そのままの勢いで相手に鋭い足払い――川神流・地の剣を放つ。

 

「グォッ!?」

「からの! 鉄山靠もどき!!」

「ガッ!?」

 

 地の剣により体勢の崩れた瞬間を狙い十夜の体重を上手く乗せた体当たりが竜兵の巨体を吹き飛ばした。

 

 しかしその一撃で倒れるほど板垣竜兵という野獣は甘くない。KOSへの出場が決まった後に勘を取り戻すためにトレーニングをしたといっても、長く武道を離れていた十夜では竜兵を一気に倒せる程のパワーは持っていない。技のキレもまだ甘い。倒すには何度も攻撃を加える必要があるが、相手の一撃は当たればそのまま沈みかねないほどのものだ。状況は有利などではない。

 

 

 

 ――ただし、それはこの戦闘が十夜と竜兵の一騎打ちだった場合の話である。

 

 

 

 

「決めろガクトッ!!」

 

 

 

 この場には十夜以外にもう一人、それも竜兵を一撃で仕留めうるパワーを持つ人間がいる。

 

 

「ハンサム――」

「何ッ!?」

 

 

 竜兵が吹き飛ばされた先にはガクトがその剛腕を振りかぶっていた。

 

 

 

「――ラリアーーーーーーット!!」

 

 

「ガハァッ!?」

 

 ガクトの渾身を込めたその一撃は、竜兵の身体にめり込むように命中し、そのままの勢いで地面に叩き付けられた。

 

 その一撃は、十夜によってダメージが地味に蓄積していた竜兵の意識を刈り取るには十分すぎるものであった。

 

 

「ハァ……ハァ……ハァ……やった……」

 

 地面に叩き付けられたままの状態で動く気配のない竜兵を確認したガクトはその傷だらけの身体で勝利の雄叫びを上げた。

 

 

「俺様の……俺様達の、勝ちだぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

 

 

 その歓喜の雄叫びを聞きながら、十夜は気絶している竜兵を見て、聞こえていないとは知りつつも話しかけた。

 

「ま、二人がかりっていうのは卑怯かもしれないけど、今回はバトルロワイヤルだし、恨むなよな」

 

 それだけ言葉をかけると十夜はガクトの元へと駆け寄る。

 

「おいガクト、ボロボロじゃねぇか」

 

「このくらい、大したケガじゃねーよ……って言いてー所だが、正直キツイぜ……」

 

 そういいながらガクトは地面にへたり込む。息も荒く、ただ立っているだけでも辛いのだろう。しかしそれでもガクトの顔は達成感で満ちていた。

 

「ていうか十夜、何で戻ってきたんだよ?」

「ガクトだけじゃ心配だったんだよ。まあ8割以上はさっき言った単なる意地だけどな。てか立てるか?手ェ貸すか?」

「立てることは立てるけどよ、正直言えば立ってるだけでもキツイ…………悪ぃが、俺様はここまでみたいだ。無理に着いてっても足手纏いになっちまう」

「そう、か……」

 

 ここでガクトに無理をさせれば今後の日常生活に何か支障をきたす可能性もある。ならばここで棄権するという判断をしたガクトは正しい。

 

 もっと早く駆けつけていれば……そう思ってしまう十夜だが、その事を気にしても仕方ないこともわかっている。

 

「じゃ、俺がお前の分まで生き残れる所までやってやるさ」

 

 

 その言葉を聞いたガクトは利き腕を十夜に向けながら、一言だけ口を開いた。

 

 

「勝てよ」

 

「……応」

 

 

 十夜も自分の利き腕をガクトに向けてそう応えて、互いの拳を突き合わせた。

 

 

 

◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 俺はガクトがKOS運営スタッフによって保護されたのを見送った後、敵に遭遇しないように気を付けながらキャップたちと連絡を取り、合流した。

 

 キャップたちの話を聞くと、火柱の起こった場所に向かったらそこにいたのはクリスたちと有名なカラカル兄弟のチームで、その全員が脱落していたらしい。

 

 そこでキャップはカラカル兄弟の弟・ゲイツさんからあるデータを貰ったらしい。おそらくだがこれがキャップの勘に引っかかっていたものだろう。あれ以上遅れていたら棄権者もしくは脱落者として接触できなくなっていた可能性がある。そういう意味でやはりキャップの勘への信頼性は異常だ。

 

 ちなみにあの火柱はクリスパパの指示による軍用ヘリによるミサイルの雨によるものだったらしい。しかし参加者以外の人間に攻撃させた事によって反則となり、クリスチームは失格になったのだった。……有力候補がある意味自滅してくれたのはありがたい。クリスやマルギッテさんも特にケガとかしてなかったみたいだし。

 

 そしてその夜、俺たちは多馬大橋にいた。

 

「もうすぐ二日目も終わる、な……」

「できれば全員無事に乗り越えたかったんだがな……」

「変に無理してケガを悪化させるよりはいいよ」

 

 ガクトが抜けた後、不意打ち戦法に専念したから俺とキャップの二人でも無傷で何とかやってこれたが、ここからはさらに厳しくなるだろう。

 

「強敵が来たら打ち合わせ通りにな」

「わかってるって」

 

 もし勝てないような敵が来たら橋の反対側へと逃げる。挟まれれば川へ飛び込む。

 

 わざわざ敵も川に飛び込んでまで追ってくるとは思わないし、川から上がる所を狙われたとしても夜の闇に紛れて逃げ切る事は可能だ。

 

 まあ水に弱いケータイとかの電子機器の類は、空のペットボトルとかみたいに密封できる容器に入る物以外は置いていくしかないわけだが、それも今モロが作業しているパソコンくらいだ。

 

「ヘビィだなぁ……よし、これで完成、っと」

「お、できたのか?」

「うん。これでロボ二体の弱点は割り出せたよ。とはいっても殆どゲイツさんが完成させてたんだけどね」

 

 モロはパソコンでゲイツさんからもらったデータの解析をしていた。

 

 何やら彼らのチームを倒したのは二体のクッキーに似たロボットを率いたチームだったらしく、手も足も出ずに完敗したものの、ゲイツさんはそのロボの解析をしていた。

 

 それをモロが引き継ぎ、今ようやく完成したのだ。

 

「あとは念のためにUSBにデータをコピーして、っと」

「そのメモリ、空のペットボトルにでも入れとけよ」

「ホントに飛び込む気満々だ……」

「これは勝ち残り戦じゃなくて生き残り戦だからな。だからこそ俺達にも勝機はある!」

 

 その通りだ。勝ち残り戦であるのなら俺達にとって勝ち目はないが、しかし生き残り戦ならまだ可能性はある。

 

 最後まで生き残ったチームはおそらく実力では俺達よりも強いだろう。だが、ぶつかり合って消耗してくれていればまだ十分に勝機はある。

 

 そう考えていた時、何かが俺の感覚に触れたような気がした。

 

「……ん?」

 

 咄嗟に振り向くが、特に異常はない。

 

「どうした十夜?」

「いや、何か気配がしたような……」

 

 再びキャップたちの方を向くが、俺の意識は

 

 気のせいか? ……いや、何かいる……? わからない……

 

 だが俺は自分の直感を信じて、振り向き様に手に持った鉄パイプを振るう。

 

「――――!?」

 

 振るわれた鉄パイプに、俺の背後にいた影は驚きながらもすぐさま距離をとった。

 

「――チッ、まさか気付かれるとは……」

「く、九鬼家のメイドさん!?」

 

 背後に立っていたのは、スタンプラリーで凄まじい活躍を見せた英雄先輩のメイドさんであった。

 

 そのメイドさんが腰から抜いた小太刀二刀を見て、俺は鉄パイプを構え直す。

 

「これは……ヤバい逃げろ!!」

「逃がさねぇよ!」

 

 声を上げながら、メイドさんが振るってくる小太刀を防ぐために鉄パイプで防御しようとするが……

 

「ンなモン、あたいにとっちゃ意味ねぇんだよ!」

 

 小太刀の一閃によって鉄パイプが真ん中から真っ二つになった。そしてもう片方の小太刀で今度こそ俺を刻もうと振るわれた。

 

「――だが狙い通り!」

 

 が、俺は真っ二つになった鉄パイプを両片手で持ち、今度はきっちりと小太刀を受けた。

 

「……ッ!?」

 

 鉄としての質に違いはあれども、鉄でできた刃物で同じ鉄を切るにはコツがいる。そのコツというのが、タイミングだったり刃を入れる角度だったり刀を振るうスピードだったりと色々あるが、しかし逆にそれを乱してしまえば斬られる確率は減る。

 

 こっちがそういう事を考えずに鉄パイプを振るうのならばメイドさんも難なく切り裂けるだろうが、しかし防御に専念していればそのコツを乱す事はまだ可能だ。

 

「テメェ、わざとあたいに鉄パイプ切らせやがったな……!」

「これでそっちの手数にも対応できるだろ?」

 

 そして一本の鉄パイプでは二刀の小太刀には対応しきれない。故にせめて同じ本数にするためにあえて切らせたのだ。

 内心冷や冷やしまくっていたが、何とか成功してホッとしている。

 

 

 しかし俺ができるのはこの辺りくらいまで、そして本番はここからなのだ。

 

 

 武器の数が同じになったからといって、手数に対応するにはそれに対応した技量が必要になってくる。

正直に言えば、鉄パイプが二本になったからって、メイドさんの手数に追いつける気がしない。

 

 

 でも、やらなければならない。

 

 

「なら遠慮なくやらせてもらうぞ……!」

「――ッ!!」

 

 

 金属と金属がぶつかり合う甲高い音が幾度も幾度も響き渡る。

 

 

 高速で振るわれる二刀の小太刀の連撃に、手に持つ鉄パイプ二本で何とか食らい付く。

 

 

 一振り一振りを防ぐ毎に、甲高い音が鳴り響く毎に、俺の意識が研ぎ澄まされていく。

 

 

 相手の動きを見える。見えずとも感じ取れる。

 

 

 もっと速く、速く、速く、速く、速く、速く、速く速く速く速く速く!

 

 

 弾く、逸らす、避ける、受ける、流す、滑らす。それらを適切に取捨選択しながら相手の攻撃を捌いていく。

 

 KOSという非日常で過ごしていたせいか、感覚が普段以上に鋭くなっている。

 

 

 

 ――が、それも限界に近い。

 

 

 その意識に身体が付いてこない。

 

 見えているのに、感覚で相手の動きが察知できるのに、それに身体が着いていかない。

 

 そもそもここまで食らい付けてる辺りがもはや奇跡的な事なのだ。

 

「想像以上に粘るじゃねぇか。だがまあそれでも結果は変わらねぇがな!」

「チィッ!」

 

 元々の実力、地力が違いすぎた。相手はマルギッテさんレベルで、しかも一切の油断がない。確実に勝ちにきてる。勝機どころか逃げ出す隙すら存在しない。俺に出来ることはせいぜいキャップたちが逃げるまでの時間稼ぎくらい……いや、それすら出来るかどうかも怪しかった。それが焦りとなって手元が狂いそうになるのを必死に抑えている時に逃がしたはずのキャップたちの声が聞こえてきた。

 

「ゲェッ!? ヒゲ!? それにゲンさんも!?」

「待ち伏せされてるじゃん!?」

 

 待ち伏せ。しかもその相手がヒゲ先生とゲン先輩。どう考えてもこのメイドさんと無関係じゃない。……ということは、まさか今の戦闘、遊ばれてた……?

 

 そして色々な所に俺の意識が向いた隙を見逃す程このメイドさんが甘いわけがなく、次の瞬間、俺の額に何か刺さっていた。

 

「――ぁ」

 

 反射的に額に手をやり、すぐさま刺さっていた何か――細い針を抜いたが、これは……

 

「……ッ!? 体に、痺れが……!?」

 

 痺れはそこまで酷いものではない。普段ならそこまで気にならない程度のものだ。

 

 しかし今は戦闘中、しかも相対している敵は圧倒的な格上の九鬼のメイドさん。

 

 些細な違いとはいえ、動きが鈍くなり、さらに痺れに気を取られた隙を見逃してくれるほど彼女は甘くなかった。

 

「――これ以上付き合う時間はないんでな」

 

 意識を相手に戻した時には既に懐に入り込まれていた。これはマズイ!?

 

「さっさと退場しとけやッ!」

「が――ッ!?」

 

 どてっ腹に押し上げるような掌底を両手で撃ち込まれ、肺の中の空気が吐き出されるとともに俺の身体は空中に浮かび上がった。

 

 

 そしてそのまま地面に叩き付けられる――――――事はなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここで状況を改めて確認しておきたい。

 

 

 今、俺が戦っていた場所は多馬大橋。川神市に流れる多馬川を跨ぐように架けられた鉄橋である。

 

 

 そこでキャップ達と今後の動き方について話している時に奇襲を受けかけた。

 

 

 

 つまりだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今、俺は橋から川に落下中なわけである。

 

 

 

 

「うおおぁぁああああああああ!?」

 

 

 

 

 そのまま俺はどうする事も出来ずに、水面に叩きつけられた。

 

 

 

 




<今回での十夜の戦果>
・【島津岳人】と共に【板垣竜兵】に【勝利】した。
  ⇒【板垣竜兵】の好感度が上がった。
  ⇒【島津岳人】が【KOS】から【脱落】した。
・【S・クッキー解析データ】を手に入れた。
・【忍足あずみ】に襲撃された。
  ⇒多馬川に落とされて【敗北】した  ▽


・現在の友達数:1人
  + 風間ファミリー(9人+1体)




というわけで多馬川に落とされてゲームオーバー。いくら勘を取り戻しても勝てない相手には勝てません。主人公補正働いてアレです。ちょっと働かせすぎたかとビクビクしてます。

次回で一応早くもKOS編は終わる予定です。

……それにしても戦果で竜兵の好感度が上がったってあるだけで何やら危険な感じがしますw

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