~休止中~ ラブライブ!出会いが全てを変えた世界で 女神達の夢の囁き 作:文才皆無。
だって、だって…今回のイベント海未ちゃんなんだもん!時間が無いっていうのに二枚欲しいんだもん‼
夏休みの学生に負けたく無いんだもん!
夢の中でさえ何処かの主人公が「海未ライバー!石の貯蔵は大丈夫かぁぁーーーー!」とか叫んでるんですもん‼
石なんて五個しかねぇよ畜生が‼(゚Д゚#)
あーーもう!課金か?課金しろってか?
良いだろう、残業が70時間を越えた作者の本気を見せてやろうかぁ⁉ああん?
…すいません。なんか暑さにやられてテンションがおかしくなってたようです。
とりあえず七夕2話目です…どぞ!
2017.4/24 21:00少しだけ訂正及び文章の追加をいたしました。
促した理由、それは彼女が今まで溜め込んできた想いを、気持ちを、感じてきた物を、全てさらけ出させる為にやった。
そうでもしなければ俺は彼女を理解する何てことはできない。俺は夢人で人じゃないからそんなの簡単だ。
でも彼女は人間で彼女の回りの人達も人間。俺が只甘えさせ、受け止めることもまた簡単だよ。でも彼女はそれを望んでいる訳じゃなく進むための力を欲しているなら頼れるようになるのは通過点にしか過ぎない。だから俺は甘える、頼る、信頼するということがなんなのかをトラウマを乗り越えさせて教える必要がある。
そして俺は言いたいことがいっぱいあるからいち早く立ち直らせたいんだ。
「貴方の事なんて知らない!なのに、どうして貴方は私に話しかけるの⁉私はもう誰とも仲良くなんて「甘ったれんじゃねぇ!」…っ!」
と、思ってたんだけどなぁ…限界だった。俺は俺が思っているより出来た人物じゃない。だからこそ言いたかった言葉を増やされたらあふれでてしまう。真姫はあの時驚いた顔で放心していたが悲しさや寂しさも薄れていたのを感じとることが出来た。只、呆然としていたのが原因かもしれない。だけど声を響かせるなら今しかないと思った。だから俺は続ける。
「誰とも仲良くしたくない?結構だ、だがお前は進みたいと願ったんじゃねぇのかよ‼死にたい?バカいってんじゃねぇよ!その死は生物的死じゃなくて今ある自分の弱さの死だろうが!それでなんだ、お前は独り善がりの強がって人を頼ろうとする事が出来ないのを悔やんでそれで行動を起こさないのかよ‼」
「…したい、わよ‼でも、出来なかった…足掻いたわよ。届かないって分かったからやめちゃったけど…持ってる貴方には…貴方には分からないのよ、私の気持ちなんて‼」
「隣の芝生は青い。」
「…はぁ?」
「俺だって君を羨ましいって思うぞ?俺には普段こうやって言い争うことも仲良くすることもできない。出来るのは見守るか間接的にしか救えないってことだけ。もどかしい…手を引っ張ってあげられたらって今までだって今だってそうだ。…何度も何度も何度も思ってきたさ。どれだけ言葉を紡いでもどれだけ行動したって変わるきっかけしかあげられない。無力さがこんなに突き刺さるなんて事はもう何年もずっと胸に突き刺さったままだよ」
「………。」
悔しい…歯痒い、そんなの何時もで俺は弱いんだろうよ。それでも救いたい…知ってしまったからにはって思うのは間違いか?俺はただの傲慢な自分勝手なヒーローごっこをする奴だ!そう胸を張って言える。
「君は罪悪感から解放されたいからあんな事を願ったのか?違うだろう!君はまた仲良くしたいって思ったから願ったんだ!仲良くしたくないなんて悲しいことは言うな。哀れでも愚かでも、進むことを諦めたらダメだ。それだけは…君は諦めようとしたよな?どうだった?壊れてしまいそうだったんじゃないか?」
「…当たり前じゃない。そんなの、自分が自分じゃないなんて‼でも、じゃなきゃ私は変われないと思ったの‼そうでもしなきゃ…!?」
やっと…心の声が聞こえた。
ノイズに限りなく近い騒音じゃなくて、聞き惚れてしまうようなきれいな音色が、無数に聞こえていたタスケテという声の中から真実の想いが奏でられていた。
「…君は壊れてなんかいなかったんだな。真っ直ぐな芯を持って迷いながらも進むことを渇望する…君は変われる。俺が保証する。信じろ!君は立派な人間だっ!
確かに不器用で、助けてという言葉を知らなかったバカだ。でも、君は嘘で塗り固めて守り続けてた自分を変えたいって願った。」
「………。」
「なら、変わろうぜ?きっかけは俺が作ってやる‼
君の友達が変われたのは君がきっかけになってあげたからだろう?なら君が変わるのもまた誰かがきっかけを作ってあげればいいんじゃないか?」
「…でも」
さっきまでの言い返してきてた威勢は何処に行ったのかと思う位に心配そうに弱々しい姿の真姫。俺は笑う。
笑い、そして微笑む。
「このまま負けて良いのかな?
その友達に、そして己自身に…言い返してきた君は君の中にある可能性だろ。なら簡単だよ。」
「簡単な訳ないじゃない。」
「いーや、簡単さ。君は壁にぶつかったが乗り越える努力は出来てただろ?なら後は怖くて閉じてた目を開いて方向を定めれば簡単なんだ。君は目を瞑って闇雲な努力をしてたんだよ…なら、後は目を開くだけ。もしくは誰かが君の目になってあげればいい。俺が君が開けられるまでの目になってあげるから。変わろうぜ?」
彼女は俺を見る。
俺は気にしてない振りを装いニコニコと笑う。手を伸ばしていつでも引っ張ってやれるという意味を込めて手を出す。
驚いた顔をした彼女だったが決心が出来たのか覚悟を感じさせる目をしていた。
「ふふ、私こんなんよ?引っ張ったりしたらずっと頼っちゃうかもしれないのに、良いの?」
「なら、それでも構わない。弱虫だった君が強くなる為に、立ち上がらせる。」
「だ、誰が弱虫よ!」
そう、それでいい。変わるんじゃない。ただ立ち上がるだけで世界は変わるのだからね。世界がかわれば見えてくる物も変わる。目を閉じたままの真っ暗で何も見えない世界より光の灯る明るい世界がいいなって思うのは当たり前なんだよ。
だから相手が羨ましいって思うんじゃないかな?自分の世界が暗いように感じてだからって、ね。俺だってそうだ。
たぶん誰かに手を引かれてしまえば頼りきってしまう。
「俺達は似ている。だから…そうだなぁ今だけは俺は君だとしよう。君自身に言いたいことを吐き出してみたらどうだ?」
少しおどけながら笑うと彼女は…真姫は笑った。
花が咲き誇るような輝く満天の笑顔に俺は一瞬ドキリとして顔を反らす。下手したら顔が赤くなってしまってそうだから。
以上だ。…え、まだ終わってないだと?俺にこれ以上語らせないでくれ…。
自分語りっていうのは恥ずかしいんだ…。今だって顔から火が出そうなんだ、すまんが勘弁してくれぇ!
Side 真姫
出合いはそんな言葉で締め括られて…それからはあっという間だったわ。色々あって濃い毎日だったけど楽しい時間を過ごせるようになって気付いたらドンドン前を進めるようになってた。夢斗はいつも思わせ振りな言葉と態度で誤魔化してしまう。おどけて、ふざけて、怒らせて…それでも彼を信じられたのはきっと、いつも憎たらしい位に正しくて、目の前を見て先を見据えてた。それこそ未来を知っているんじゃないかって位に正確な予測を立てて誰にも語ることなく正確無比に完璧なフォローをしてくれるから。
他にも理由はあるんだけどそれは私から言いたくない。誰かに教えたくないっていうのが正確ね。秘密にしたい気持ちっていうのは女の子なら当然よ!だから聞かないで‼
って…大分話が逸れちゃった。
七夕よね?もうここまで来たら思い入れがあるから私はこの星が好きになったのはもう理解できるわよね?
寂しく光るのが星なんだって最初は思ってたけど考え方一つ変わるだけで自ら光輝く星に憧れを抱くようになってたの。あの七夕の日に寝ちゃってたのはお昼頃から夕方にかけてで起きたときには夜になってた。私は部屋に籠ってジッとしてるのが嫌になって何でもいいから行動したいって思えるようになってた。小さな勇気って言えばいいのかしら?
兎に角胸に温かな何かがあってそれが私を突き動かしてくれた。飛び出すように出た先にはママが居てソッと私に抱き付いた。
「…ママもしかして真姫ちゃんを怒らせちゃうような事しちゃった?ごめんなさいね…私昔から少しトロいって言われちゃうの。どこか抜けた所があるから傷付けちゃうのよね…ママの事嫌いにならないで?」
少し泣きそうな顔のお母さん。そしてそこで初めて私の本当の気持ちっていうのを気付くことができた。
バカ…本来なら罵倒でそんな言葉が胸に響く事なんてないのにこの時は跳ね返すんじゃなくてスポンジが水を吸い込むように胸に染み込むのを感じた。
「バカ…。私はママが大好き。嫌いになんかなら無いわよ!
でも誰よりもバカだったのは私なの…。ウジウジ考えて大切なこと見失って、全て無くしちゃった気になって…私は最高の家族を持ってる。恵まれた環境なのにそれに気付けなかった‼ママ、酷い態度取っちゃってごめんなさい」
私は思いに気付けた。あの子との話も夢斗とのやり取りも含めて全てを話す勇気は無かったけど、それでも気持ちを伝えたいって気持ちが上回ったみたいで私が思っているよりも簡単にスルッと言葉が出てきてたの。胸の奥にあった温かな物はなんとなく誰かが見守ってくれているような気がして、温かな物は熱くなっていた。言ってから恥ずかしいって思ったけどでも心の何処かで重くのし掛かってた何かが減ったような気がして、言えて良かったと思えるようになってたわ。
でも、正直に言うとこの時にママがなんて言うのか怖くてビクビクしてた。怒られる?呆れられる?怖い。
頭を下げたままの体制でママの顔からどう思っているのかを知ってしまう事が怖かったから顔を上げられなかったの…。
「ううん。きっとママもバカだったんだわ。
真姫ちゃんがそんなに悩んでたのに気付けなかったんだもの。分かってたら力になってあげられたのにって…そう打ち明けられた今でも思うわ。だから私もたぶん親失格だったのよ。」
そう返されて私の頭にはお母さんの手のひらが乗せられていた。温かくて思いやるようなそんな手付きの優しさを感じて、撫でられているのに気付く。
「そんなこと無い‼ママは私の大切な、誰よりも最高のママよ‼」
「ふふ、ありがとう真姫ちゃん。
でも、ママも思うのよ?娘にそんな風に思って貰えるって最高なんだって。ママは最高の孝行娘を持ったんだって…だから真姫ちゃんはいい子なのよ?誰かが真姫ちゃんを否定しようともママはいつだって真姫ちゃんの味方。だから自信をもっていいの。」
優しく抱きしめて背中をさすってくれたママの手のひらはいつも以上に温かく感じられて、私は一人じゃないんだ‼って勇気を分けて貰ったような気がしてどこか誇らしさを得ていたわ。
そしてママと手を繋ぎながらリビングに向かって歩いて行ったの。それで書きかけだったあの短冊に願いじゃなくて決心を書くことにしたの。
ひとつめに書いてた願いの「苦しんでいる友人が救われるように」を消して「謝って仲直りする」に直して二枚目に書いてた「私が」には「大切な事から目を反らさないようにする」と書き足した。
その二枚の短冊を胸に抱きしめると短冊からも力を貰ったような気がして笑顔が込み上げてきた。ママが私のそんなようすを見て頑張ってねとだけ言ってまた私の頭を撫でてくれたの。…嬉しかったわ!
夢斗にも同じように撫でられたんだけどそれともまた違う撫で方は心地よかった。温かな気持ちっていうのかしら?兎に角私がママから撫でられて私は言ったのよ。
「ママ、ありがとう!大好きっ」
でも、こんなんで私の七夕が終わるわけじゃないのよ?
だって、まだ終われないもの‼夢で貰ったものは…ふふ。
そういえば何で真姫ちゃん回なのかって言ってなかったですね?
単純にスクフェスで一番SR、UR数が多かったからです。………。
嘘です。
友人に脅されたからでーす。
…なんでやねんとかツッコンだ?でもそれが現実だ‼
友(そういえばお前って小説書いてたよな?
作(ん?そうだけど?どうして?
友(神話の世界で…当たらないんだよね
作(………。ダッ
友(フフフ、逃がさへんで?
作(…オゥ、察し
で、書いたけど連絡途絶えたからま、良いかって放置!
考えてたオチとか諸々思い出せなくて苦しむっていうね!
七夕ってどんな行事なのかもイマイチピンとこないっていう…ツンデル。
でも、諦めたら試合終了だもんね!
大丈夫、問題ない‼
では、次でラスト‼だと良いなぁ…。
(^ー^)ノバイバイです