~休止中~ ラブライブ!出会いが全てを変えた世界で 女神達の夢の囁き   作:文才皆無。

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お久しぶりです、そしてごめんなさい。少しスランプ気味なダメ人間、文才皆無。です。


今回は話が短いです…。3000字程度となってしまっていますね。
というのも私に余裕が無いのが原因かもしれません。以外と感性というのに直結してるみたいで気付く所に気付かないなど見落としが多くなってしまっているようですね…。

お楽しみにしてくださっている方には失踪?なんて思ってしまった方もいるかもしれませんね…本当にすいませんでした。


これからも頑張りたいと思いますので宜しくお願いします。
では、どうぞ。


15th 想いの集まる場所、音ノ木坂

 side 穂乃果

 

あれから海未ちゃんと一緒に教室へ行ったあとに私の考えについて海未ちゃんとことりちゃんに話すことになったんだけど、今朝買ってきた雑誌を出して話はじめてたら晴れ晴れした顔から一転して海未ちゃんが気まずそうにしたり赤くしたり…とにかく忙しなく顔を変えてからそーっと席から立ってたんだよね。話も最初にしっかり聞いてくれてたから穂乃果の話を邪魔しないようにって配慮してくれてお手洗いかなって思っったんだけど…。

 

因みにことりちゃんは何かその話に興味があるみたいで驚いた顔もしてたけど随時ニコニコしてたり結構印象は良かったみたいだったよ!

心配な事とかについても質問してきたし、掴みはバッチリだった気がするよ!!

 

 

それで話を海未ちゃんに戻すんだけど明らかに挙動がおかしい。だって席立ってから出ていった今も静かにしてるんだもん。まるで逃げるみたいに…あ、逃げてるのかな?

 

「海未ちゃーん。もぅ~まだ話は終わってないよ!」

「うぁ!!?」

 

一瞬海未ちゃんが普段の態度からは見せないような驚き顔をしてたような気がするけどたぶん気のせいだよね?そしてことりちゃんも横で然り気無くあはは~って棒読みで苦笑いしてないでよ~。

私これでも結構本気なんだよ?そう見えないかもしれないけどそれでもしっかり考えた上での意見なんだよ?

 

そりゃあ未だ未だ足りてない所が在るのは自覚してるけど…。でも!!私達に合ったやり方なんてたぶんこんなもんだよ。興味があるからとか、そんな理由で私達は充分なんだって思う。穂乃果には好きなことを伸ばすやり方が一番音ノ木坂にあった解決策だと思うんだ…。本当の良さって近すぎると気付けない物だと思うし。

夢斗君は灯台下暗しって悪い意味で捉えてたけど私はそうは思わないもん。あの時私の中では全てが上手くいく訳じゃないけどそれって当たり前で…だから結局そんなの楽しんだもの勝ちなんだって感じたから。

 

音ノ木坂は皆楽しいことが好きなはずだよね?

だったらその楽しいことを私達が皆に贈ろうよ。それって凄い事で楽しいことだと思うもん!!

 

だから穂乃果は最後まで聞いた上で海未ちゃん達に判断して欲しいんだ。

 

 

「わ、私はちょっと用事が…」

「………。」

「はぁ…負けましたからその目は止めてください。」

「ありがとっ海未ちゃん!!」

 

私の思いが届いたみたいで観念してくれた。…海未ちゃんのあの雰囲気、絶対逃げる気だったもんね

 

「それで廃校の阻止はついでなんだけどスクールアイドルをやりたいって思ったんだ~。穂乃果とことりちゃんと海未ちゃんの三人なら出来るって思うんだよね?」

「そう言い出すのは私達も分かっていました。それで?」

「それで!?」

「何か他に考えがあっての意見なんですよね?っていう意味です!」

「なるほど!!えっとそれで私の考えだったよね?

…うん、私っていつもいい加減にしてるけどこれだけは譲れないものがあるんだ。それが見えなくなっちゃったらそれこそ終わりだと思う。私ってバカだからいつも遅れてから気付くんだけど夢斗君に言われたんだよ」

「ゆめとくん?」

「………。」

 

海未ちゃんは何も読み取れないぐらいに無表情だったけどことりちゃんはしきりに首を傾げてた。

ことりちゃんは名前位しか分からないだろうから説明しなきゃいけないって分かってるんだけど今は話を続けさせて貰うね?

 

 

「『私のやりたいことを一生懸命やればいいんだ。』って。それでその時に穂乃果なら出来るって信じてくれる、支えてくれる、諦めるのなんか後で出来る今ならまだ足掻いてみせろって言われたんだよ。それで私も夢斗君の想いの分も背負うって宣言してきた。だからこれだけは曲げないし譲らないって決めたんだよ!!

信じてくれた夢斗君の為にも、お母さんが皆が通ったこの思い出の場所が無くならないように!!笑っていられるこの場所を私が守りたいから!!」

 

 

私はここが廊下だった事も忘れて全ての想いを海未ちゃんにぶつけた。こういう風に言葉にするのって難しいんだけど、思う以上に案外するすると出てきてくれた。言い終えた私は少しの達成感を胸にその返答を待っていた。

 

 

…これが穂乃果の想いの全てだよ。嘘偽りない私の本心。

 

 

海未ちゃんは目を閉ざして無表情のままゆっくりと目を開く。

この瞬間は凄く時間の感覚がゆっくりしているみたいに感じた。そして海未ちゃんの口が開いた。

 

「お断りします!」

「うぇー!?なんでぇ!!?」

 

何か海未ちゃんの口がゴニョゴニョと動いてたみたいだけど今の私にそんなこと気にしてる余裕なんてない。だって今海未ちゃんの口から拒否の言葉が出て…ああ…。

 

回りがザワついてたけどそんなの眼中にすら無くて引き続けて海未ちゃんを見つめる…。後ろ姿で目の前にいる海未ちゃんの顔は見えなくなっちゃってどんな事を考えてるのかなんて想像もつかないけど、ただただ悲しい気持ちにさせた。

海未ちゃんは振り向きもしないで後ろ姿だけ見せて言い放つように言うと去っていってしまった。

 

「とにかくアイドルはナシです!!」

「………。」

 

私の目の端には涙が浮かんでるみたいで少し視界が揺れていた。床のタイルが不規則に並んでいるみたいに見える視界が余計に惨めにさせる。だけど私は絶対にこの涙を流さないって決めた。

 

 

本心を語ったのに拒絶されることってこんなに悲しいことなんだね…。あはは、悔しいなぁ。伝えられなかったのかな?それとも考えが悪かったのかな…。

だけどまだ諦めないよ、私。足掻くって決めたもん!!ここで泣いちゃったら認めたような気がするし諦めた事になる。それだけは絶対しない!

 

 

「穂乃果ちゃん…。」

「…そりゃそうだ。まだまだ弛い所もあったもん!!…ぐすっ」

「大丈夫だよ。きっと海未ちゃんの心にもしっかり穂乃果ちゃんの言葉は伝わってる筈だよ?だってことりには穂乃果ちゃんの声ちゃんと届いたもん。

たぶんだけどまだ海未ちゃんの中での感情とか海未ちゃんなりの考えとかがあるんだと思うよ?少ししたらそこら辺の折り合いをつけてまた穂乃果ちゃんのアイディアに向き合ってくれるよ!」

「…うん。」

 

ことりちゃんの言葉に続くように廊下にいた他の子も同じように応援してくれた。私のクラスの子だけじゃなくて話したことないような他クラスの子も、だ。

 

 

私と同じ様に皆が音ノ木が好きである。そうわかっただけでも穂乃果としてやらなくちゃいけないことを再確認することが出来たんだ。まだ諦めるもんか!!私は穂乃果なんだ!

誰でもない私なんだから絶対に成功するんだもん。海未ちゃんも説得して同じ夢をみてもらうもん!

 

 

「うん!!私、高坂 穂乃果はこの音ノ木坂が大好き!廃校なんてしてほしくないないから守りたい!だからスクールアイドルをやってみせるからみんなも私を応援してね!!」

 

私のその言葉に皆が同意してくれる。応援をくれなくても皆の思いは一つなんだもん。絶対に成功する、そんな確信が私にはあるよ!!

 

「頑張ってー!!」

「私達はいつでも穂乃果の味方だからね!!」

「スクールアイドルだって、廃校だってどうにか出来るよ!」

 

ワァーー!!ってドンドン大きくなる歓声に元気と気力をもらって私はまた作戦を練ることにする!そうなれば先ずは音ノ木坂が見渡せて空を見れる屋上に直行だよ!!

 

 

「頑張る!!皆、ありがとう!!」

 

 

そして私は皆の歓声を背中に受けながら屋上にまで走り出す。

優しい皆の思い出の場所、ここで私が生徒をしたんだって胸を張って言いたい。だからここ、音ノ木坂で皆の想い、絶対に守るよ。

 

だから、先ずは海未ちゃん攻略だよっ!!

 

 

 

 




久しぶりに書くとなると何を書けば良いのかすら忘れてしまいますね…。

最近の出来事というと大した事なんてない日常をおくるぐらいしかありませんでした。例えば授業中に先生とファイトし始める奴がいたり、両目にものもらいが出来て驚かされたりとかですね。

いったいどれくらいの確率で引き当てて両目なんでしょうね?



そして今回は迷走して迷走した果てに出来たお話です。賛否両論あるでしょうがこれが今の限界なので許してくださると嬉しいです。
ありがとう御座いましたー!!

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