はがない性転換-僕は友達が少ないアナザーワールド-   作:トッシー00

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第18話です。


DT捨テル

 二年前の十一月ごろ。

 季節は秋から冬に入り、外の寒さが増してきた時期。

 

「君、ほぼ毎週ボランティアに参加しているな。今時の若者にしては珍しい」

 

 一人の男が夜空に話しかける。

 そのお人。総髪、着流しという和風な外見の美丈夫。

 寒さが滲み出てきた季節にその着こなしでは寒そうだなと、夜空は内心思う。

 夜空は空き缶を拾いながら、若者らしくも相手に失礼をかけないよう対応する。

 

「はぁ。その……前うちの学校にいた先輩に言われて始めたことなんですけどね。最初は気のりはしなかったんっすけど、いつのまにか染みついてしまって」

 

 当時、中学三年生の三日月夜空。

 中学当初にあった荒れた性格はすっかりなりをひそめ、卒業と進路の事もあってかこの時期は静かに学校生活を送っていた。

 そしてこのボランティア活動。今では卒業してしまった当時の先輩、日高日向に言われやり始めたことであった。

 卒業間際日向は言った。『めんどくさいとは思うだろうが、少しはなにかのためになるようなことをやってみるといいかもしれぬな。そしたら多少は、つまらない景色も違って見えてくるかもしれないぜ?』と。

 所詮それは言葉でしかない、毎日がつまらなくなった夜空に対しての提案の一つにすぎない。

 それでも、その言葉に導かれたように、同じ学年の遊佐葵と共にボランティア活動をやり始めた。それがまたなぜか飽きることもなく、気が付けば週休み、暇なら街のボランティアに参加するようになっていた。

 まるで不良が更生したみたいではないか。それだけ日高日向という人物が夜空に与えた影響は大きかったのである。

 

「そうか、理由はどうであれ何かに積極的に打ち込めることは良いことだと思うぞ」

「はぁ……。その、おじさんは……」

「"柏崎"という。最近ここ遠夜市内のボランティア団体の会長に任命された。周りの熱意に圧倒されてな」

 

 柏崎という人物はそう名乗ると、夜空に握手を求めてきた。

 今時にしては純粋で熱く、律儀な人だなと夜空は思う。

 お互いに世代離れした感覚を覚えながら、二人は握手を交わす。

 

「三日月夜空です。その、色々と世話になります」

「三日月くんか。ところで三日月くんは現在どこの中学を通っているのかね?」

 

 なにやら学校の事を聞いてきたので、夜空は今いる学校と学年を答える。

 その質問は何を意味しているのか、その答えはすぐにでもわかった。

 

「そうか。進路とかはもう決めてあるのかね?」

「いや。どこの高校に行こうか悩んでます。俺、中学に入った当初色々とやらかしちゃってんっすよね。だからまともに高校入れるかどうか……」

「ほう。ならばその……宣伝というわけではないが」

 

 柏崎はそう言うと、一枚のパンフレットを夜空に手渡した。

 パンフレットには学校とその敷地の写真、施設や学園方針などが細かく書かれている。

 ある程度夜空がそのパンフレットに目を通したところで、柏崎は微々たる笑みを浮かべ、夜空にこう誘いをかけた。

 

「――我が聖クロニカ学園への進学を考えてみる気はないかね? 三日月夜空くん」

 

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 五月ごろ。

 高校二年生になった三日月夜空、彼のボランティア活動は未だ続いていた。

 そして五月ごろといえば、彼女――羽瀬川小鷹が転校してきた時期である。

 この時期、夜空はまだ小鷹と関わってはいない。このころの小鷹はというと、学校になじもうと努力をしてはどこかこっかで怪力を発揮しては、学園の破壊王になっていた。

 そんな破壊王にかける声などなく、また、彼女の方もこちらに対してなんの関わりも持とうとしてこなかった。

 そんな転校生の登場。ただ、その舞台は夜空のクラスだけではなかった。

 

「おっすこーてい!!」

 

 五月の末の週休み、夜空は道で空き缶を拾っていた。

 ついさっき同じくボランティアをやっているおばちゃんにリンゴジュースを貰い気分を良くしていたところに、一人の少年が夜空に話しかけてきた。

 少年の名は若木光太。聖クロニカ学園の中等部に通う中学二年生である。

 実質夜空の後輩にあたる少年である。そんな少年とは夜空がボランティア活動をやり始めたころからの顔見知りとなる。

 同じくボランティア活動をしていた光太と知り合い、話すうちに夜空にとっては、弟分のような扱いになっていった。

 

「うぃ~っす。おめぇまたちょっかいかけにきたのか?」

 

 夜空はいつものように、よってきた光太に対しそっけなく言葉を返す。

 現在光太の方はボランティアをやっていない。彼がやっていた時期はほんの三ヶ月程度である。

 後の先は飽きただのめんどくさいだの言ってやめてしまったのである。

 そんな光太はたまの休日、夜空がいつもゴミを拾う担当地区に言っては、人生相談のような形で話を持ち出してくる。

 

「なーなーこーてい。実は最近うちのクラスに転校生がやってきたんや」

「奇遇だな。俺の方にも転校生が来たぞ。かわいい女来たか?」

「おう! めっちゃかわいいねんそいつ!!」

「マジか。今度会わせろよこいつ~」

 

 そう言って夜空はニシシと笑って、光太のおでこにデコピンをする。

 長い付き合いになるのか夜空にとって光太は可愛い後輩であり、いつもこんな感じで兄貴のように優しく、密接に振舞っている。

 そんな夜空の事を光太も心から尊敬しており、いつもいつも「すっげぇ」と褒め称えている。

 

「いたっ!」

「ははは。悪い悪い」

「んでさ、でもそいつなんか変わったやつで、まったくオレらと打ち解けようとせえへんのよ」

「それ恥ずかしがってんだろ。転校生が珍しくてもまずは相手側からの反応を待つのが普通だ。アニメみたいに「○○さんどこから来たの? 趣味は」って聞いて素直に答えるほど青春は甘くねぇ。ほむほむだってそんな感じだった」

 

 夜空は自分的な見解を述べ、光太を納得させる。本当に納得したかはわからないが。

 

「そっか。なんか悪いことしたかもしれへんなー」

「あ? 何かあったのか?」

「オレ、そいつと喧嘩してしまったんよ」

 

 どうやら光太は、転校初日にも関わらずいきなり転校生に心ない一言を言ってしまったらしい。

 その話の一部始終を聞くと、夜空はため息を一つ洩らし、兄貴らしく叱るように光太に言った。

 

「それはな、おめぇが悪いよ」

「えー、なんでや?」

「転校生が父子家庭なのは確かにまぁ、恵まれた俺たちからすれば可哀そうに思うことだ。だがな時として同情なんつうのはな、悪愚痴以上に棘があるもんなんだよ」

 

 その転校生は、幼いころに母親を無くし、父親も海外に出張に行ってしまっているらしい。

 その境遇を聞いた光太は、素直に可哀そうだと思った。だからこそ彼は己の正義感に従いその転校生を庇った。

 だがかばってもらったはずの転校生は逆上し、いきなり光太に牙をむける。光太からすれば恩をあだで返されたような、そんな気分になっただろう。

 

「人に向かって簡単に可愛そうだなんて言うんじゃねぇよ。それは同情なんかじゃねぇ……"侮辱"って言うんだよ」

「なんで? お母さんが死んでまってお父さんは海外行っといて、お兄ちゃんと二人ぼっちなんやで? そんなん可愛そうやんけ」

 

 そう釈然と光太が言うと、これには夜空も怒りを奥から見せる。

 冷たい眼光で光太を睨みつける。それに怯える光太を見て、夜空は呆れながらこう言った。

 

「自分を哀れんでいいのは、自分だけだ」

「え?」

「人によって幸せは異なるってな。ってことは逆も言える。自分以外の誰かから勝手に可哀そうだと決めつけられるのは不愉快以外の何物でもない」

「そんなもんなんかな?」

「そういうもんなんだよ。それに他人に簡単に可愛そうだなんて言えちゃう人間なんてな、心から可哀そうだなんて思っちゃいねぇ。そいつを可哀そうだと思うことで、"自分はまだ恵まれてると"言い聞かせてるだけだ。自分より下がいるから安心だと思うことは、愚かと言ってやる価値すらないんだよ」

「……そんなことは」

 

 そこで、光太の口が止まった。

 そんなことなど考えてはいない、彼からすれば単にその転校生を心配しただけなんだ。

 でも、もし心の奥底で、夜空の言ったようなことを思っていたのなら。

 どうしてこうも、自分って最低なんだと、思わざるをえないだろう。

 

「……オレ、転校生に謝るわ」

「それが一番だ。一回でも迷ったら自分で考えるか、今みたいに誰かに相談しろ」

 

 そう笑って言ってくれる夜空が、光太にとってはなにより頼りで、そして安心だった。

 皇帝と呼ばれたその男なら、いつでも自分の疑問を吹き飛ばしてくれるような、そんな気がしていた。

 光太にとっての夜空はとても大きな存在、そしてとても遠い存在。

 とてもかっこよくて、親しみがあって。器が大きく、たくさんの人に慕われていて。

 そして、そんな男に弟のように扱われている自分が、自慢でもあった。

 

「ありがとなこーてい」

「おう」

 

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 そして八月。

 夏休みに入っても、夜空は土日になるとボランティア活動にいそしんでいた。

 どうしてここまで入れ込むことができているのだろうと、自分でも不思議に思う夜空。

 だが、何かを続けていられる自分に対して誇れるところがあるのだから、間違いではない。

 むしろこれは良いことだ。今、自分は良いことをしているんだと。

 そう思えば、夜空はボランティアをやめられずにはいられなかった。

 

「こーてい!」

「あ~」

 

 この日は気温が高く、光太に呼ばれて返事をする夜空は何かしら気が抜けていた。

 炎天下の中、熱く焼けたアスファルトに落ちているゴミや空き缶を拾っているのだ。夜空の体力は色々と限界に達していた。

 光太がやってきたことで丁度いい休憩が取れると踏んだ夜空は、そこらの日陰に光太を呼んで休憩を取ることに。

 

「今日はどうした? また転校生の事で相談か? お前もうそいつ転校してきて数ヶ月経ってるだろ。流石にクラスに打ち解けたんじゃねぇか?」

「う~ん、まだちょっと距離おかれちょるかな?」

「どんだけ型物なんだそいつ。どこのほむほむだ?」

「んで、今日はちょっと転校生とは違うことでこーていに相談したいんやけど」

 

 そう言うと、少しもじもじしながら光太は、夜空にその質問をぶつけてきた。

 

「れ、恋愛相談っつーやつなんやけど」

 

 光太が思い切ってそう相談を持ちかけると、夜空はその変化球具合に苦笑した。

 

「くくっ。そりゃあ意外なところ来たな。なんだおめぇ好きな人でもできたのか?」

「もー、そんなガキ扱いしんといてよ」

 

 からかう夜空に対し、光太はさらに顔を赤くする。

 しかし照れていては始まらないと、もう思いっきり打ち明けることに。

 

「なんか最近オレのカノジョがなー、エッチしよエッチしよって結構しつこくいってくるんやけど、どうしたらいいんやろ?」

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!?」

 

 変化球の上にさらにキレのある変化球。

 その仰天な質問内容に、夜空も思わず意表をつかれたようで、驚きを声に出してしまう始末。

 

「うわっ! いきなり大声出してどうしたんこーてい!?」

「ばっかおめぇそりゃあいきなりすぎる恋愛相談だろうが! 恋愛相談しすぎだわちょっと詳しく聞かせろそれ!!」

 

 夜空にとってこの手の質問はドストレート。もう気になってしょうがない。

 夜空は光太の首を片腕で閉めながら、もう質問というか尋問のように聞きだそうとする。

 

「ぐぐぐぐぐぐぐぐるじい……」

「つかおめぇなに? 彼女いたのか? おめぇどうしてそれ早く言わなかったんだよおいぃ」

「ゆゆゆゆゆってへんかったっけ……?」

「初耳だバカ。そうかおめぇのアルマギア(あいつ)はとっくの昔に戦闘状態に(かたく)なってたんだな~」

 

 なにやら意味不明な専門用語を交え始めた夜空。

 兎にも角にも、自らの弟分がまた一つ成長した様子で、兄貴分としては喜ばずにはいられないものであった。

 

「いやぁ最近の中二はお盛んだな。中二で彼女か。羨ましいもんだ」

「え? そんくらい普通やろ?」

「普通まで言うか。まぁ最近は小学生が知らずにコンビニでスクエア立ち読みしたらToLOVEるがダークネスしてるくらいだ。普通っちゃ普通なのかもな」

 

 妙に納得したように夜空。

 

「まぁそうだな。こうアルマギア(あいつ)をぶち込むとしてだ、ちゃんと計画を経てないと厄介なことになるからな。そこらへんの予習復習はしてんのか?」

「アルマギアってなんや?」

「男の大切なもんだよ。時にお前はそいつのためならDT捨てられるのか?」

「DT?」

「あぁ、まずは勉強からだな。少なくともアルマギア(あいつ)の毛がぼーぼーになってからにしろ」

 

 そう言うことに対して興味を抱くのは良いことだが、きっと光太には早すぎるだろう。

 光太のアルマギアの毛がぼーぼーになった時にまた教えればいい話だと、夜空は兄貴分としてここで役割を終わらせる。

 

「よくチュウはするし、おっぱいも触らしてもらったんやけどなぁ」

「中学生ならその程度で充分だと思うぞ。もしこれからそいつと一緒に高校生になったとして、よりそいつと濃厚な関係になったら※※※とか※※※とかしてもらえ。んで、ちゃんと勉強しておくことだ」

「わかったこーてい!」

 

 我ながら的確に助言をしたなぁ、と夜空は余韻に浸っていた。

 これからも頑張れよと、心の中でエールを送る。

 と、他人事だと思っていると、今度はその話題は夜空に向けられることになる。

 

「こーていは彼女とかおらへんの?」

「え? 俺?」

「おるやろ? こーていめっちゃかっこええし。オレのクラスでもこーていと付き合ってみたいとか言ってる人多いで」

「俺か……」

 

 夜空の彼女。

 その話題になった途端、先ほどまで高まっていた夜空のテンションが……急激に下がった。

 しばし沈黙する。その光景に光太がおかしいと気づき、冷や汗をかく。

 なにか地雷を踏んだか。そう思っていた時、いよいよ夜空の口からそれが語られる。

 

「……"いたよ"、彼女」

「おぉ! やっぱりこーていはモテるんね!!」

 

 そう、この三日月夜空にもそういう経験はある。

 夜空には彼女がいた。そう……つい最近まで"いた"のである。

 

「……でも、なんで過去形?」

「別れたからに決まってるだろ」

「わ、別れたん!? なんや喧嘩でもしたん!?」

「あぁ。"最悪"だったよ、そいつとの日々は」

 

 夜空の機嫌は次第に悪くなっていく。

 光太もそれを悟ったらしく、なんとか気分を害しないよう質問を選ぶ。

 

「こ、こーていの彼女やし、きっとすっごい美人やったんやろな! そやろ!?」

「あぁ。そりゃあ聖クロニカ一の美人だ。ぶっちゃけそこらの女子より何倍も栄えがあったさ」

「そりゃこーていもそこらの男子よりかっこええもんな!」

「だがな。やはりこう神様ってのは残酷だなって思った。ぶっちゃけ言うならそいつは……"天が二物を与えなかった女"だ」

 

 天が二物を与えなかった女。

 かつての夜空の彼女、いったい夜空に何があったと言うのか。

 

「どういう意味?」

「なんつうかな。立地条件が良くても建物が欠陥住宅みたいな。めっちゃおいしそうなのにいざ食べてみたらくそまずかったスイーツみたいな……」

「……とどのつまり?」

「そいつは……とにかく傲慢で、とにかく我儘で、とにかく自分勝手で……その上めちゃくちゃ頑固で、とにかく"性格が最悪"なんだよ!!」

 

 等々夜空は怒り出してしまった。

 何に対して怒りをぶつけているのかは分からないが、憤慨している夜空。

 その夜空を見て、光太が焦ったようになだめる。

 

「こ、こーてい落ち着き! こ、こんな話させてほんまごめんなさい!!」

「あ、あぁ。こっちこそすまねぇな」

「で、どしてそんな女と付き合ったん?」

「正直俺もよくわかんねぇ。理事長の娘で金持ちだったからなぁ? どこに惚れたんだか俺の記憶があいまいなんだよ……」

 

 確かにそいつは美人で頭がよくて何でもできる。金も持っているし地位もある。

 学園のスポーツ系男子や理系男子がほぼ毎日のように告白をしては撃沈している。貢がれている物の品の量も半端なく、女神として祭られてさえいる。

 普通ならそんな女子生徒を彼女にしたとなれば勝ち組の勝ち組。だが夜空にとって、その女との思い出には何一つ楽しかったことがないのである。

 いつも喧嘩し、いつも考えが合わず。右へ行くと言えば左に行ってしまう。本当に彼女だったのかも怪しいところ。

 

「でも良く考え直したら告ってきたのそいつの方だしな。「あんたはこのあたしにこそ相応しいのよ、あたしのものになりなさいハァッ!」とか言われて、気でも狂ったのかな」

「なんかものすげぇおじょーさま体質やねそいつ。漫画のキャラみたいや」

「美人なうえにめっちゃ巨乳だしなそいつ。俺は巨乳に弱いからなぁ。今でも奴にかけられた"呪い"を思い出すだけで吐き気がむせかえる」

「と、とりあえず見た目だけで好きんなんのはあかんことやと覚えてとくよ」

「あぁ。人を好きになるなら心から好きになれ。俺みたいにはなるなよ」

 

 話終わると、光太は手を振り夜空の元から去って行った。

 弟分が彼女と楽しくやっている事に関しては、嫉妬等は抱いていない。

 夜空は今でもこう考えている。彼女と別れたのは全てが"自分の責任"であると。

 

 ――だからもう、二度と俺に近づくんじゃねぇよ……。

 

 全てを自分の責任にしてくるその女の涙を見ながら、その女を責めきれず、叱りきれず。

 結局全部自分で背負って、その女に振られてやった。

 夜空はそのことに関しては、後悔などしていない。彼女と別れたことを、惜しんだ日などない。

 今度はそんな偽りの恋ではなく、本当の恋をしてみたいと、夜空は心からそう願っていた。

 本当に誰かを好きになって、自分がそいつを守れる男になる。

 

「……本当に……バカな奴だ。あの時も……今も」

 

 たそがれる夜空、今日は午前中でボランティアを切り上げた。

 そして一人寂しく、小さな背中で家に帰るのである。




オマージュ元はコネクトの『カムパネルラ』より。
原作夜空とはまったく異なるアナザー夜空の反応が鍵です。
そしていよいよ夜空と"あのキャラ"との因縁が見え隠れしてきました。

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