僕と久保と愉快な仲間   作:ドラゴニア三世

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長くなってしまったので分割しました


VS Bクラス戦①

~Fクラス教室~

 

雄二「Fクラス!勝ちにいくぞ~!!」

 

Fほぼ全員「「「やってやるぜ、Bクラス~!」」」

 

蒼太「耳がいたいです...」

 

姫路「絶対勝ちましょうね?明久くん!」

 

明久「うん、もちろんだよ。姫路さん!」

 

島田「Dクラスで活躍できなかったから、今回は活躍してみせるわ!」

 

秀吉「うむ、隊長として頑張るかの」

 

康太「....裏仕事は任せておけ」

 

雄二「よし、行くぞおまえらぁ!!」

 

F「「「おおおぉぉぉぉぉ!!!」」」

 

~渡り廊下~

 

明久「Bクラスが来たよ!長谷川先生、お願いします!」

 

長谷川先生「承認します。」

 

島田「Fクラス島田美波、サモン!」

 

Bモブ1「サモン!」

 

~Fクラス教室~

 

雄二「明久たちが交戦したようだな」

 

蒼太「奇襲がない限りは敵は来ないでしょうね」

 

Fモブ「坂本!Bクラスから大使が来たぞ!」

 

蒼太「Bクラスから?」

 

雄二「わかった、通してくれ」

 

Fモブ「おい、通してやれ!」

 

Bモブ「え~と、通してくれてありがとな」

 

雄二「礼などいいから本題に入ってくれ」

 

Bモブ「BF間で協定を結びたい。その為の調印をしてもらいたい。」

 

雄二「応じないといったら?」

 

Bモブ「俺たちの代表が誰かは知ってるだろ?」

 

蒼太「卑怯な根本恭二...」

 

Bモブ「とりあえず、行ってから決めてくれて良い、悪いようにはしないはずだ」

 

雄二「しょうがねぇ...蒼太、お前は残れ...古文なら1人でも十分だろ?」

 

蒼太「わかりました。僕以外の近衛部隊は代表についていってください」

 

Fモブ「「了解!」」

 

雄二「決まりだ、案内してくれ」

 

Bモブ「こっちだ、根本は俺も嫌いだが...Bクラスの代表だからな」

 

雄二「...そっちはそっちで大変なんだな」

 

~渡り廊下~

 

明久「敵の数が少なくて結構いい展開じゃない?」

 

島田「そうね、これならまだ戦えそうね」

 

秀吉「明久、儂らは一旦下がるぞい」

 

明久「どうして?」

 

秀吉「Bクラスの代表が根本というのもあるが今教室に雄二がおらんらしい」

 

明久「なら僕もいくよ、美波、臨時隊長やってもらえるかな?」

 

島田「いいわよ、その代わり今度クレープ奢りなさい」

 

明久「うぅ、わかったよ。」

 

島田「決定ね♪」

 

秀吉「明久よ、急ぐぞ?」

 

明久「今いくよ」

 

~Fクラス教室~

 

蒼太「...時間かかるなぁ~、お腹痛くなってきちゃったよ」

 

?「なんでFクラス相手にこんなことをしなきゃいけないんだ?」

 

?「あんな奴とはいえ俺らの代表だからな、命令には従わねぇとな」

 

?「でも教室には荒井蒼太が残ってるらしいぜ?俺たちに勝てるのか?」

 

?「その為の人数だろ?2人が陽動で残りで任務遂行を果たせばいいのさ」

 

蒼太(?)「全部きこえてるっての...」

 

Bモブ1「Bクラスーーーが荒井蒼太に対して勝負を挑む、サモン!」

 

Bモブ2「同じくBクラスーーーの挑みます、サモン!」

 

蒼太(?)「ウゼェんだよ、さっさとかかってきな、サモン!」

    「全員で来ないとお前ら全員補習室送りにするぞ?」

 

Bモブ3、4、5「「「Fクラスのくせに調子に乗りやがって!サモン!」」」

 

Bモブ1「バカ野郎!なにしてんだ!」

 

蒼太(?)「こんなに易い挑発に乗るとは...Fクラス並みの頭だな!」

 

Bモブ3、4、5「「「なんだと!!」」」

 

蒼太(?)「今のもそうだ。そろそろヤってもいいのか?」

 

Bモブ1~5「Fクラス相手にやられてたまるかよ!」

 

ー5分後ー

 

蒼太(?)「この程度かよ、Bクラスの連中はよぉ~!」

 

Bモブ1~5「俺たちはBクラスの中でも下の方だからな...」

 

西村先生「戦死者は補習!それと蒼太!冷静になれ。」

 

蒼太(?)「チッ!」

 

Bモブ1「冷静になれとは、どういうことですか?」

 

西村先生「蒼太は昔...坂本と同じ..いや、それ以上の喧嘩に強かったことは知ってるか?」

 

Bモブ3「俺、聞いたことあるかも。確か喧嘩っ早くて手におえないとか....」

 

西村先生「そうだ、1度は坂本と喧嘩したらしいが邪魔が入って痛み分けしたらしい」

 

Bモブ2「この荒井蒼太がそうだとでも言うのか?バカバカしい」

 

蒼太「西村先生、落ちつかせてくれてありがとうございます」

 

西村先生「気にするな、お前に暴れられても困るからな。」

 

Bモブ5「口調が変わった?」

 

蒼太「昔の僕とは人格が別になってるんです。勝手にでてきますし困ってます。」

 

Bモブ4「そうなのか...」

 

蒼太「そろそろ補習室につれていってもらえますか?」

 

西村先生「あぁ、いまからつれていく」

 

行くぞ!と西村先生が言うとBクラスの人たちが抗おうとして諦めてついていった

 

蒼太(昔)《なんであんなやつらに説明をしたんだ?》

 

蒼太《説明しないとあとでうるさそうだったので》

 

蒼太(昔)《そういえばクラスメイトに悪鬼羅刹がいるよな?喧嘩させろ》

 

蒼太《ダメだよ、僕は必要以上に暴力をふらないようにしたんだから》

 

蒼太(昔)《お前、つまらなくなったな。》

 

蒼太《僕からすれば昔の僕の方がつまらない人生だと思うよ》

 

~Fクラス教室前~

 

明久「秀吉、さっきの蒼太をどう思う?」

 

秀吉「さっきというのは鉄人が出てくる前のいつもと違う口調の時かの?」

 

明久「そうだよ」

 

秀吉「別におかしくはないからの、なんとも思ってはおらぬぞ?」

 

明久「そっか...」

 

蒼太「廊下にいるのは誰ですか?」

 

明久「僕と秀吉とその他だよ」

 

蒼太「撤退してきたのですか?」

 

秀吉「いや、少し心配になっての...それにしても蒼太よ」

 

蒼太「なんですか?」

 

秀吉「別人格があるというのは本当かの?」

 

蒼太「...本当のことです、なんならかわりましょうか?」

 

秀吉「いや、変わらなくてよい、確認しただけじゃ」

 

雄二「何かあったのか?」

 

明久「雄二!今までどこいってたんだよ!?」

 

雄二「Bクラスと協定を結びにいっていた」

 

明久「協定って?」

 

雄二「説明する気がおきないから内容だけ伝えるぞ?」

 

明久「うん、ごめん」

 

雄二「12:00~13:00は休憩を入れる、16:00以降の試召戦争に関する行動を一切禁止すること、だ」

 

明久「体力が取り柄の僕たちは休憩を入れない方が有利じゃない?」

 

秀吉「明久にしては考えておるな」

 

明久「僕だって成長するんだよ!」

 

蒼太「でもそこまでなんですね」

 

明久「あれ?罵声がきたよ?」

 

蒼太「ヒント、女子。まだ必要?」

 

明久「さすがにわかったよ!」

 

雄二「答えは?」

 

明久「お腹が鳴ると思って試召戦争に集中できない。」

 

雄二「バカだな」

 

明久「え、違うの?」

 

蒼太「第2ヒント、病弱」

 

明久「あ!そういうことか!」

 

雄二「答えは?」

 

明久「姫路さん、疲れて、囮と護衛、集中できなくなる」

 

秀吉「なぜ片言なのじゃ!?」

 

雄二「正解だ」

 

明久「やった!」

 

蒼太「理解するのが少し遅い気がしますが...」

 

雄二「まぁ明久だからな」

 

秀吉「明久じゃからの」

 

明久「そ、そろそろ戦線に戻らなきゃ!ね、秀吉!」

 

秀吉「そうじゃの」

 

福村「た、大変だ!」

 

蒼太「どうしたの?」

 

福村「島田が人質として捕まった!」

 

明久、秀吉、蒼太「えぇ!!」

 

雄二「なにやってんだ...」

 

福村「だから戦線に戻ってきてほしい。」

 

雄二「蒼太、お前もいってこい。」

 

蒼太「いいの?」

 

雄二「あいつの数学は今回は必要だ」

 

蒼太「なるほど、わかった。いってくるよ」

 

明久「は、はやくもどらなきゃ!」

 

~渡り廊下~

 

島田「あんたたち!早く助けなさいよ!!」

 

蒼太「捕まってるのに上から口調とはね」

 

明久「美波を解放しろ!」

 

Bモブ「なら俺たちを見逃してもらおうか」

 

Bモブ6 数学 13点 & Bモブ7 数学 25点

          VS

F島田美波 数学 71点

 

蒼太「総員突撃です!」

 

明久「本当にそれでいいの!?」

 

Fモブ1、2「「敵を撃破!」」

 

島田「荒井!あんたねぇ!!」

 

蒼太「敵に一撃入れば倒れる、島田さんは2、3撃は耐えれる、だから絶対に助けられる自信がありましたから」

 

島田「死んでたらどうしたのよ!?」

 

蒼太「その時はその時です」

 

島田「まあいいわ、助かったから水に流してあげる」

 

蒼太「ありがとうございます」

 

秀吉「蒼太よ、そろそろ戻った方がいいんじゃないかの?」

 

蒼太「そうするよ、またね!」

 

明久「またねー」

 

~Fクラス教室~

 

雄二「姫路、どうかしたのか?」

 

姫路「い、いえ。なんでもないですよ!」

 

雄二「そうか、戦線が危なくなったら救援にいってくれ」

 

姫路「はい。」

 

あとは自由にしてくれ、と雄二はいって寝た

 

姫路「ここにいれておいたのですが...」(小声)

 

蒼太「ただいま~」

 

姫路「お、おかえりなさい。」

 

蒼太「あ、姫路さん。なにか探し物?」

 

姫路「はい。長方形のピンクの便箋を知りませんか?」

 

蒼太「ううん、知らないよ?」

 

大切なものなの?と蒼太は聞き返す

 

姫路「一応...」

 

蒼太「そっか...見かけたら教えるよ」

 

姫路「よろしくお願いします」

 

そろそろ12:00になるから弁当用意しよっかな


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