五反田弾は男の娘の模様   作:七夜士郎

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ようやく投稿できました!


オリジナル設定というか最早ISでやる意味があるのかっていうぐらいに原作崩壊気味のほのぼの話しになる予定ですので苦手な方はご注意を。


僕とボクの出会い

SIDE:百夏

 

 

 

 

 

-教室

 

 

 

「今日から小学校かぁ……友達できるかな?」

 

 

 現在ボクは、入学式を終えてクラスで思いにふけっていた。

 

 

「はーい、みなさんおはようございます!」

 

『おはようございまーす!』

 

「元気が良くて、よろしい! 今日からクラスの担任になった、橋田直子といいます。よろしくね」

 

 

 橋田先生の挨拶に対して、ボクたちは勢いよく返事をした。

 

 

「さてと……早速だけど、まずは自己紹介をしてもらおうかしら。現在の席順で、自己紹介していってね」

 

 

 そうして、自己紹介が始まった。

 

 

 

「えーと僕は……」

 

「私は……」

 

「おいらは……」

 

 

 みんなが自己紹介を終えていっている。

 

 とうとう次は自分の番だ。

 

 

「えーと、ボクは……」

 

 

 特筆すべき点もなく、自己紹介を終えた。

 

 

「はい。百夏ちゃん、ありがとう。次は……五反田弾くん」

 

「はい!」

 

 

 そういって、ボクの後ろの席の子が呼ばれた。

 

 振り向くと……

 

 

「……あら? 出席簿の性別欄間違えたのかしら? 五反田弾ちゃんだった?」

 

「僕は男です!」

 

「えっ?」

 

『え~っ!?』

 

 

 クラスのみんなはびっくりしていた。

 

 そりゃそうだ。

 

 ボクの前で少し涙目になってる子は、どう見ても女の子にしか見えないからだ。

 

 

「僕は五反田弾! こんな見た目ですが男です! よろしくおねがいします!」

 

 

 みんなにびっくりされたことに不満顔だったけど、五反田くんは元気よく自己紹介を終えた。

 

 びっくりだなぁ……

 

 

 

 

 その後、みんなも自己紹介を終えていき……

 

 

「さて、自己紹介も終わったことだし、しばらく休み時間にするわね」

 

 

 そう言って、先生は出て行った。

 

 

 

 ガヤガヤ……

 

 

 

 その瞬間にクラスは騒がしくなり始めた。

 

 みんな友達を作るために会話を始めたみたいだ。

 

 さて、ボクも……

 

 

「ねぇねぇ! 五反田くん……だったっけ?」

 

「……? えっと……」

 

「あ、ボクは織斑百夏っていうんだ!」

 

「僕は五反田弾って言います! よろしくおねがいします!」

 

「うん! こちらこそよろしくね! ねぇ……ところで本当に男の子なの?」

 

 

 こんなにかわいいのに男の子なのかなぁ?

 

 

「うぅ……僕は男だよぉ……」

 

 

 うっ!涙目かわいい……じゃなくって!

 

 

「わ、わ! ご、ごめんね、五反田くん! 五反田くんは立派な男の子だよ!」

 

「ほ、本当?」

 

「うん!」

 

「えへへ……嬉しい……」

 

 

 うわぁ……かわいい……

 

 思わず頬が赤くなる。

 

 よく見ると周りのクラスメイトも顔を赤くしていた。

 

 

「ねぇ! 五反田くん?」

 

「なぁに?」

 

「ボクと友達にならない?」

 

「僕なんかでいいの?」

 

「うん!」

 

「じゃ、じゃあ今日から友達だね……」

 

 

 恥ずかしそうにモジモジとしながら告げる五反田くん。

 

 なにかに目覚めそう……

 

 周りのクラスメイトも

 

 「かわいいわぁ……妹にしたい!」やら

 

 「俺、男でもいいかも……」

 

 とか言っていた。

 

 とりあえず、危なそうな子からは守らなきゃね!(いつのまにか使命感に燃える百夏)

 

 

「う~ん……弾だから……だっくんでいっか!」

 

「だっくん?」

 

「うん、君のあだ名だよ!」

 

「あだ名……嬉しいなぁ……じゃ、じゃあ僕はももちゃんって呼ぶね!」

 

「うん!」

 

 

 ぐふぉ!ちょっと威力高い!

 

 

「織斑ずるいぞ! おし! 俺とも友達になろうぜ!」

 

「あ、あんたずるいわよ! 私とも友達に!」

 

 

 私も俺もと周りのクラスメイトがだんだんと集まる。

 

 すごいなだっくんは……

 

 

「わ、わ……」

 

 

 そんな光景にだっくんは物凄い慌てていた。

 

 かわいいけど、そろそろ止めないとね。

 

 

 

 そんな感じで入学式の一日は終わった。

 

 

 

 

 

-織斑家の自宅

 

 

 

 家に帰ってきた私は今日あった出来事を千冬姉に報告していた。

 

 ……相変わらずうちの馬鹿親は旅行中みたいだ。

 

 

「それで、今日友達が出来たんだ!」

 

「ほぅ……社交的なお前ならすぐに友達ができるだろう。それでどんな友達だ?」

 

「それが、ものすごく可愛くてさぁ……」

 

「ふむふむ……」

 

「仕草のひとつひとつが人を惹きつけるんだ。」

 

「ほぅ……」

 

「まるで、女の子みたいなんだけど、実は男の子なんだ!」

 

「なんだとっ!」

 

「うわっ!」

 

 

 今まで、普通に聞いていた千冬姉が急に目を見開き立ち上がった。

 

 

「その子は女の子みたいな見た目だが、男の娘なんだな!?」

 

 

 がしっとボクの肩を掴み血走った目で聞いてくる。

 

 ちょっと怖い……

 

 

「じ、字が違う気がするけど、そうだよ?」

 

「なるほど……まさかそんな近くに桃源郷があったとは……」ぶつぶつ

 

 

 なにやら考え込んでしまった千冬姉。

 

 

「よし! その友達とやらに会いたくなってしまった! 明日遊びにつれて来い!」

 

「え、いきなり!? べ、別にいいけど……」

 

「言ったな? 言質とったぞ! ひゃっほーい!」

 

 

 そう言って千冬姉は部屋へと帰っていった。

 

 ……今日の千冬姉はなんかおかしいなぁ。

 

 

 

 そんなわけで明日だっくんを家に招待することになったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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小学生時代のキャラ設定

 

 

 

男の娘な主人公

 

 

名前:五反田 弾

 

 

容姿:長めの赤髪。

 

男の子だが、まるで女の子のような可愛い顔立ちをした立派な男の娘。

 

体つきは線が細い、どうみても男の娘。

 

 

人物:本来の五反田弾と違い、男の娘な弾。

 

基本的に優しく天然気味。

 

女の子扱いされると泣くが、怒りはしない。

 

1話で、友達ができるとすごい喜んでいたのは、保育園時代に友達が出来なかったから。

 

無意識で相手を堕とすような仕草をしてしまう。

 

天使。もう一回言おう天使。

 

 

 

弾の親友で幼馴染

 

 

名前:織斑百夏

 

 

容姿:短めの黒髪。

 

ちょっとボーイッシュな顔立ちをした女の子。

 

体つきは細身で、胸は小さめ。

 

 

人物:本来の織斑一夏とはちがい女の子。

 

元気で優しくボクっ娘。

 

ボーイッシュで、ボクっ娘なのは、男の娘萌えな姉のせい。

 

しかし、姉が男の娘萌えなのは気づいていない。

 

弾を最初にクラスで見たとき、無意識に一目ぼれしている。

 

だから、最初に喋りかけた。

 

 

 

※設定等は変更する場合があります

 

 

 

 

 




ヒロインはほとんど変態になる予定。

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