ラブライブ吸血鬼になった男   作:★ルル★

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最近もう一つの奴を設定を変えて書いて居ます
まだできていないですができたら試しに投稿します


花陽ライオン

「ハァ、ハァ、ハァ」

誰かの声が聞こえる

 

「そんな物か?

アウラの血を受け継ぎし者よ

アウラ?血?何の事?」

 

「くそったれが!!」

 

「無駄だ!

その程度の攻撃で私にかてると思うなぁ」

 

「ガァ」

赤髪の人は地面に叩きつけられ投げられる

 

「その娘の血を吸えばまだ私に勝てるかも知れないぞ?

どうする?」

勝てる?どうゆう事?

 

「そんな事できるか!!」

こ、この声!

 

「なぜ迷う?」

 

「何⁉︎」

 

「なぜ血を吸うだけで迷うと聞いている?」

 

「俺の事情に他人を巻き込めれるわねねぇだろうが!!」

私はその叫びを聞き目を覚ましたのだ」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「今日の朝練はここまでです

お疲れです」

 

「「「お、お疲れです」」」

 

「かよちん大丈夫かなにゃ〜」

 

「だ、大丈夫だよ」

 

「最初は辛いからね

あんまり無理したらダメだよ」

 

「はい、ありがとうございます」

 

「さぁ、神社にお参りして解散しようか」

 

「「「「「はい」」」」」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

家に帰りシャワーを浴び凛ちゃんと一緒に学校に行くこれが今の私の毎日

 

「あ、かよちんあれ」

凛ちゃんが前の人に指を指す

そこには音の木坂学園の男子の制服に長い赤髪の人

 

「綾人先輩おはようございますにゃ〜」

南沢先輩はこっちに顔を向けると

眠たそうっていうか何か辛そう

 

「南沢先輩どうしたんですか?」

 

「あぁ、最近朝が辛いんだよ

怠くて怠くて‥‥」

なんか喋るのも辛そう

 

「アハハ‥‥」

 

「あ!!

南沢先輩だぁ、おはようございます!!」

 

そこには元気いっぱいの穂乃果ちゃん達がやって来た

 

「高坂達かおはよー」

 

「大丈夫ですか南沢先輩?」

 

「これが大丈夫に見えるのか園田?」

 

「見えないです」

 

「昨日寝るのが遅かったんですか?」

 

「そんな事ないけど‥‥‥」

 

「あの先輩辛いなら休んだ方が?」

 

「俺入院してたから首席日数が‥‥‥‥」

 

「ごめんなさい、私達の為に」

私は落ち込むと

 

「小泉ちゃん」

先輩に呼ばれ顔を上げると

 

「イタ!」

私のおデコに痛みが走った

 

「アレは誰の所為でもないよ」

先輩はニコっと笑う

 

「でも‥‥」

 

「分からない子には罰が必要だなぁ〜

やっておしまい東條」

 

「了解であります!」

私の後ろからそんな声と手が伸びて来たそして

 

「じゃあワシワシ行くでー」

 

「イーーヤーーー」

 

通学時に1人の少女の悲鳴が響いた

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「朝から酷い目にあったよ‥‥」

 

「花陽その気持ち分かるわよ」

 

「なんで分かるのにゃ〜」

 

「私も前にやられたからよ

まぁ、凛はされないから大丈夫よ」

 

「なんでにゃ〜?」

 

「だってね‥」

私はマキちゃんと凛ちゃんのある部分を見る

 

「2人とも酷いにゃ〜

凛だっていつかは大きくなるもん

2人とももう知らないにゃ〜」

凛ちゃんは教室から出て行った

 

「り、凛ちゃん!!」

 

「大丈夫よ花陽

ほっときなさい」

 

「うん‥‥わかっ」

 

ドガーン

 

「何今の音!!

私達は物凄い音がしてその場に固まった」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

ドガーン

 

「何今の音?」

 

「そんなの分からないわよ」

 

「3人とも見て

東條が窓の外を指を指す

そこには煙が上がり火が見える」

 

「この感じは!!」

間違えないまた来たんだ

 

「綾人どこ行くのよ!!」

 

「爆発した所だ!

絢瀬は校内の混乱をどうにかしろ!

東條は消防に連絡を!

矢澤は先生の指示を聞きに行け!」

 

俺は3人にそれぞれ指示をして教室から出て行った

 

「待ちなさい綾人!」

 

俺は絢瀬の声をスルーし爆発した場所に走る

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「さぁ、ここまでやったんだ来るがいいアウラの血を受け継ぎし者よ」

そこには天使の羽を持つ悪魔が居た

 

「まだ来ぬか

ならもう1度やるまでだぁ

手に魔力を込めたその時」

 

「そこ間だ化け物野郎!!」

 

「来たかアウラの血を受け継ぎし者よ」

 

「お前何やってるかわかってるのかよ」

 

「何をってただその辺のゴミを片付けてるだけだが?」

 

「貴様!!」

俺は我慢できなかった命をゴミだと!

 

「巫山戯るなぁ!!」

俺は奴に殴りかかるが

 

「フン」

奴が指を鳴らすと地面が爆発し俺は吹っ飛ばされた

 

「ガァ!」

 

「その程度がアウラの血を受け継ぎし者よ」

 

「なんだよ今のは?」

 

「貴様まさか魔力がないのか?」

 

「魔力?

前にも言われたがそんなの知るかよ」

 

「まさか何も知らない人間に血を与えたと

アウラは何を考えてる」

 

「アウラ?

誰の事だよ?」

 

「そんな事も知らないの?

アウラとは貴様に力を与えた最強の吸血鬼だ」

 

「あのお嬢ちゃんが」

 

「そうだ

なら、まだ眷獣も目覚めてはないなぁ?

眷獣位は分かるな?」

 

「あのライオンの事か?」

 

「あぁ、アウラはその身に8体の眷獣を宿し我々と戦った」

 

「我々?」

 

「我々の名前はソロモン72柱」

 

「72柱ってまさか!」

 

「そうだ我らは悪魔だ

そして私の名前はベリアル名前位は聞いた事があるな?」

 

「確か堕天使になった天使だったなぁ」

 

「よく知ってるじゃあないか」

 

「そんな大物が相手かよ」

 

「先輩!!」

 

「小泉ちゃんなんでここに?」

 

「先輩が走って行くのが見えたので

それよりその怪我どうしたんですか?

今救急車を」

 

「フン」

 

「危ない!!」

 

ドガーン

 

「ベリアル貴様!!」

 

「何を怒る?

たかが人間1人殺した所でたいして変わらないだろう」

 

「確かにお前達にとっては大した事じゃあないかも知れない

だがなぁ!

俺達にとって命ってのは1番大事なもんなんだよ」

 

「そうか

ならその娘を守ってみせろ!!」

ベリアルの攻撃が小泉ちゃんを狙う

 

「やらせるかよ!!」

俺は小泉ちゃんに抱き避ける

 

 

「小泉ちゃん大丈夫?」

 

「大丈夫です」

 

「お前の狙いは俺だろうが!!

関係のない人を巻き込むなぁ」

 

「関係ない?

笑わせるなその女が入ればお前は限界以上の力を出せる

さぁ、もっとだぁもっと私を楽しませてくれ」

 

「この糞野郎が!!!」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「ハァ、ハァ、ハァ」

 

「先輩私の事はもういいです

先輩だけでも逃げて下さい」

 

「そんな事できる訳ないだろうがぁ!」

 

「でも!!」

 

「小泉ちゃんを見捨てて逃げるくらいなら死んだ方がましだ!」

 

「そんな物か?」

 

「ベリアル!!」

 

「さぁ、アウラの血を受け継ぎし者よその娘の血を吸え

そうすれば私に勝てるかも知れないぞ?」

 

「黙れ!!!」

 

「なぜ迷う?」

 

「何⁉︎」

 

「なぜ血を吸うだけで迷うと聞いている?」

 

「俺の事情に他人を巻き込めれるわねねぇだろうが!!」

 

「血を吸う?

どうゆう事ですか?」

 

「知らないのか?

教えてやろう「やめろ!!」この男は吸血鬼だ」

 

「きゅ吸血鬼?」

 

「そうだ

奴はお前達を救う為に人を捨て吸血鬼になったのだ」

 

「う嘘ですよね?

先輩が人間じゃあないなんて」

 

「‥‥‥‥‥」

 

「なんとか言って下さいよ南沢先輩!!」

 

「‥‥ゴメン」

 

「先輩‥‥‥

私の所為なんですよね?

私があの時あんな場所にいたから」

 

「違う!小泉ちゃんは関係ない!!

俺が望んだんだ!生きる為に!」

 

「生きる為に人を捨て吸血鬼になるとはなかなか面白いな

だが何故生きる為に人を捨てた?」

 

「そんなの簡単だ

俺はアイツに約束したどんな事になろうと生き続けると!!」

 

「面白い、面白い名前はなんと言うのだアウラの血を受け継ぎし者よ」

 

「南沢綾人」

 

「南沢綾人か

いい名だ!!

だが貴様もここまでだ消えろ南沢綾人!!

ベリアルは手を上に向け光の塊を作る」

 

「クソ、どうする!!」

 

「先輩!」

 

「小泉ちゃん」

 

「先輩は吸血鬼なんですよね」

 

「うん、今まで騙してごめんね」

 

「そんな事はどうでもいいです!

先輩が血を吸えば生きて行けるなら

私の血を吸って下さい!!」

 

「何言ってるだよ!

そんな事できる訳ないだろう!!」

 

「先輩聞いて下さい

私は先輩と初めてあった時先輩に勇気を貰いました

あの時先輩も怖かった筈です

でも、先輩は私達を必死に励まして最後まで生きる事を諦めさせなかった

だから今度は私が先輩の生きようとする事に協力させて下さい

それに私の為に吸血鬼になったのなら最初に私の血を吸って下さい」

小泉ちゃんは服を崩し首筋をだす

 

「小泉ちゃん」

 

「お願いします

綾人先輩!!」

 

「‥‥‥わかった!

花陽ちゃん君の覚悟確かに受け取ったよ」

俺は花陽ちゃんに抱きつきそして

 

「綾人先輩」

 

ガブ

 

俺は花陽ちゃんの首に被り付いた

ドクン

あぁ、これが血の味なんだ

ドクン

あぁ、美味いこんなに美味い物があるなんて

ドクン

あぁ、身体から力が湧いてくる

ドクン、ドクン、ドクン

 

《ようやく我を掌握したか我が主よ》

 

『あぁ、花陽ちゃんのお陰でね』

 

《あの娘の覚悟がお主に力を与えた

さぁ今こそ我が名を聞くがいい》

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「花陽ちゃんありがとう」

 

「はい、綾人先輩」

花陽ちゃんを俺は解放した

 

「顔が赤いけど大丈夫?

痛かった?」

 

「大丈夫です

痛くなかったしむしろ‥‥‥」

 

「むしろ?」

 

「き、聞かないで下さい

綾人先輩のえっち‥‥」

 

「ゴメン、ゴメン

じゃあ花陽ちゃんちょっと離れてて」

 

「はい!

先輩、絶対に勝って下さい」

 

「任せろ!!」

 

「準備は終わったか南沢綾人?」

 

「あぁ、待ってるなんて律儀な野郎だなぁ?」

 

「我はお前の事が気にいった

だから貴様どうやってこの状況を打破するのか見てみたかった

だから、その力我に見せてみろ!!

南沢綾人!!!」

 

「見せてやるよ

花陽ちゃんから受け取った力!!!」

 

俺は右手に魔力を込める

 

【我が名は南沢綾人

汝、血の盟約にしたがい我が前に顕現しろ

焼き尽くせ!!

5番目の眷獣!!

レオンズ・ザ・ヒート!!!】

 

ガォーーーーー

そこに現れたのは炎をまとった巨大な獅子

 

「アウラの5番目か!

素晴らしいこの魔力あのアウラと同等の眷獣を召喚するとは!!

素晴らしい、素晴らしいぞぁ南沢綾人!!!」

 

「行けよ!!

レオンズ!!!」

 

ガォーーーーー

獅子はかける

獅子がかけた場所は次々燃えて行くそして

 

「グァァァァァァァァァ」

獅子はベリアルを巻き込みかける

 

「なんて力だぁ

この力はアウラすら凌駕する

素晴らしい、素晴らしい!!」

 

「これで終わりだぁベリアル

貴様がやった罪その命で償え」

 

俺の拳はベリアルの顔面に直撃する

 

「オォォォォォォ」

そのまま俺達は地面と激突する

 

「先輩!!」

私は叫ぶ煙が腫れそこには1人と1匹の影があった

 

「綾人先輩!!」

私は先輩にかけ抱き付いた

 

「花陽ちゃん!痛いよ」

 

「ごめんなさいつい」

 

「まぁ、俺はラッキーだけどね」

 

ガク

 

俺はその場に膝をつく

 

「綾人先輩?」

 

「ごめん花陽ちゃん

限界見たい」

俺はその場に倒れた

 

「綾人先輩!

綾人先輩!!

しっかりして下さい!!!」

 

〔案ずるな娘よ

力を使いすぎて眠っているだけだ〕

 

「よかった

先輩お疲れ様です」

 

俺が目覚めた時そこには1人の女の子が微笑んでいた

 

 

 

 

 

 

 




レオンズ・ザ・ヒート
アウラの5番目の眷獣
炎を身に纏った獅子
獅子がかける場所は炎に包まれる
霊媒は花陽

アウラ
綾人に力を与えた張本人
今は行方をくらましている
かつてソロモン72柱に一人で挑み封印された

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