ラブライブ吸血鬼になった男   作:★ルル★

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初めての血?

あれから俺は検査入院って事で西木野病院で入院している

はっきり言うと暇だぁ

やる事がない

 

 

「先生俺ってどこか悪いんですか?」

 

「特にはないけど、念の為だよ

知らない内に変な病気が君の身体にいたら嫌だろう?」

 

「そうですね」

こぇーよ

つか、医者に言われるとリアルでこぇー

 

「今日は終わりかなありがとう部屋でゆっくりしてくれ」

 

「分かりました」

俺は病室に戻った

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

調べてみた結果彼の身体は凄い

筋肉や脳などが以上に発達してる

これはなみのスポーツ選手以上だ

彼は特にスポーツ等をやってるとは言ってなかったどうゆう事だ

 

 

コンコン

 

「はい」

 

「パパ今大丈夫?」

 

「真姫か、大丈夫だ」

 

「内の学校の先輩って面会できる?」

 

「南沢君ね

いいぞ」

 

「本当!!」

 

「ああ、そういえば言うの忘れてたよ

すまん」

 

「いいよ

面会できるなら」

 

「ありがとう

なら明日真姫達が学校が終わるまでに検査を終わらせておくよ」

 

「ありがとうパパ!」

そう言うと真姫は部屋から出て行った恐らく友達に電話しに行ったのだろう

とりあえずもう少し調べてみて何もないのなら他院でいいだろう

私はそう考えた

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

コンコン

 

「ハイ」

 

「元気かな綾人君お見舞いに来たで」

 

「元気で良かったは綾人」

 

「東條に綾瀬かいらしゃい」

 

二人が果物のバスケットを持ってやって来た

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「じゃあ今は本当に検査だけなのね?」

 

「まぁな〜

お陰で暇で暇でしょうがない」

 

「なら勉強でもするのね」

バサ

綾瀬は大量の紙の束を出した

 

「こ、これは?」

 

「授業のノートのコピーと補修のプリント」

 

「これが」

 

「そうよ、貴方約一カ月学校にいないのだからそれなりの物が出るわよ」

 

「それはそうだけどこんなにできるか!!」

 

「私に文句を言わないでよ

やらなかったら卒業できないだけよ」

 

「ち、ちくしょ〜」

 

「アハハ、頑張ってね綾人君」

 

「今だけ東條が女神様に見えるよ」

 

「ありがとう、でもその言い方普段は違うみたいやなぁ〜綾人君」

 

「さぁ、なんの事かな」

 

「もう、綾人君の意地悪イタ」

 

「大丈夫か東條?」

東條を見ると指から血出てる

 

「大丈夫、ちょっと切っただけ」

 

「見せてみろ」

俺は東條の手を見る

 

「結構切ったなぁ

綾瀬悪いけど看護婦さんにガーゼと絆創膏とかもらって来てくれ」

 

「わかった」

 

綾瀬は病室から出て行った

 

「たく、何やってるんだよ」

俺は血を見た時

ドクン

身体が疼いた

 

「どうしたの綾人君?」

 

ドクン

「大丈夫なんでもない」

 

「本当になんか辛そうだよ?」

 

ドクン

「大丈夫‥‥」

 

ドクン、ドクン、ドクン

俺は東條の指を口の中に入れた

 

「ちょっと!!綾人君!何やってるの⁉︎」

 

東條が叫ぶが耳に入らない

 

美味い血がこんなに美味い何て

もっともっと血が欲しい

 

バタン

 

俺は東條をその場に押し倒した

 

「痛い、あ、綾人君いったいどうしたん?」

 

血だぁ

血を寄越せ

 

あ、綾人君

 

俺が東條の首に噛みつこうとした時

 

「お前は何やっとるんじゃあ!!」

そんな声と

《ごちそうさま》

と言う声が響き俺の意識は失った

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「人が心配して来てみたらこの男は何をやってんのよ」

 

「に、にこっち」

 

「希大丈夫?

変な事されなかった?」

 

「う、うん

大丈夫意外に早かったね?」

 

「そんなにたいした用事じゃあなかったからね

それより人が心配で様子を見に来てみればこの変態野郎は」

 

「アハハ‥‥

でも、綺麗に決まったけど綾人君大丈夫かな?」

 

「大丈夫よ

此奴の硬さは私が保証するわよ

とりあえずベッドに寝かせましょうか」

 

「そうやね

‥でも、ちょっと惜しかったかも‥‥」

 

「何か言った?」

 

「な、何も言ってないよ」

 

「そう」

 

ガラ

「アレニコじゃあない用事はもういいの?

てゆうかどうゆう状況?」

 

「そんなたいした用事じゃあないからすぐ終わったわ

この男は私が来たら希を押し倒してたのよ」

 

「え‥それ本当なの希?」

 

「う、うんでも何もないよ

ニコっちが綾人君に蹴りを入れたから」

 

「そう、綾人がそんな事するなんて思えないわね」

 

「そう言われればそうね

希何があったの?」

 

「‥ウチの怪我を見てビックリしてそのままベッドから落ちたんよ

それでウチが下敷きに‥‥」

ごめんね2人共でもアレには何かあるはず

あんなの綾人君じゃああらへん

 

「やっぱり綾人が希を押し倒すとか、ないわね」

 

「そうねだって」

 

「「ヘタレだから」」

 

ごめん綾人君それはウチも思ってる事やぁ

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「そろそろ帰りますか

綾人もこの分だと当分起きないでしょうし」

 

「そうね

私も綾人の様子見れたし帰るわ」

 

「希はどうする?」

 

「ウチも今日はもう帰るよ

じゃあまたね綾人君」

 

ウチ達は病室を後にした

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

《起きたかい南沢綾人?》

 

『ここは?』

 

《此処は君の精神世界だよ》

 

『精神世界?」

 

《そう、君は彼女と契約した事で僕ら受け継いだ

でも、僕達はまだ君を主人と認めてないんだよ》

 

『ごめんだけど言ってる意味が全然わからないだけど?』

 

《彼女から何も聞いてないんだね

まぁそれはいずれ分かる時が来るよでも今は君の話をするね

君はある力を受け継いだ

それは分かるね?》

 

『確か眷属がなんとか?』

 

《そうそう

君は彼女の唯一の眷属

そして僕らの2人目の主人》

 

『僕ら?』

 

《前の時に赤いのがいたでしょう?》

 

『あのライオンの事か?』

 

《うん

あの時は緊急だったから彼も力を貸してくれた

でも、次があるかわからない

だから君に言って置かないいけない事がある》

 

《吸血するだ》

 

『ハァ?』

 

《君は吸血鬼なんだよ》

 

『吸血鬼?』

 

《君の怪我の治りの以上は吸血鬼になった事が原因

さっき女の子の血を見たとき興奮したでしょう?》

 

『た、確かに』

 

『アレが吸血鬼の性質だよ』

 

『じゃああの時俺が希の指をくわえたのは』

 

《そう血を求めたんだよ

だから、今僕と話せる

でも、アレだけの血じゃあ僕を掌握できない》

 

『じゃあどうするば?』

 

《首にガブってするのが一番だね

あそこが一番血が出るからそうすれば僕らを掌握できる》

 

『それっていろんな意味でまずくないか?』

 

《大丈夫、される方は快感だから大丈夫だよ》

 

『全然大丈夫じゃあねぇよ!!

巫山戯るな!!

そんな事できるか!!!』

 

《でも、そうしないとフェニックスとかに勝てないよ?

今の君はある程度吸血鬼の力で身体能力が上がってる

でもそれだけじゃあ絶対に勝てない》

 

『だけど!』

 

《だけどもクソもないよ

やらないと君じゃあなく他の人が死ぬよ

君以外に彼らを倒せる存在はいないのだから

そろそろ時間だね

最後に言っておく

彼らは強い君が勝つ為には僕らを掌握するしかない事を覚えてて》

 

そいつはそう言い残し消えた

 

『おい待て!!

他に方はないのかよ!!』

 

呼びかけても返事はなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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