ご注文はうさぎですか?DayDreamDayz 作:toto1754
「えっと庵兎甘?あっ,右から読むのか甘兎庵...ここだ!」
親からここでお世話になりなさい,って言われたけど,このお店に知り合いなんていた覚えがない。
「はあ...迷惑かけない為に一人暮らしするって言ったんだけどな...」
三日前...
「レン,やっぱりお母さんは一人暮らしには反対かな...」
夜鷹 蓮。それが俺の名前だ。
「どうして!?もう俺高校生になるんだよ,お母さんに迷惑かけたくないから一人暮らししようと思ったのに...」
俺のお母さんは凄く心配性な人だ。多分それがあって言うんだとは思うんだけど。
「いや,だって仕送り普通に漫画買うのにほとんど使いそうだし」
全然違うじゃあないか!
「そっちの心配かい!ちゃんと考えて使うよ!それに,仕送りなんて全然考えてなかったよ!!」
「あらそうなの?確かに迷惑をかけない為に気遣ってくれるのは嬉しいけど,まだ早いと思うんだお母さん。お父さんも天国できっとそう思って...」
「お父さん昨日バリバリお酒飲んでテレビ見てたよね!?」
自分の夫を死んだ事にしなさんなよ...
「まあ,冗談はおいといて。やっぱりお母さんとお父さんは心配なの。だから,お母さんの妹の家に行きなさい♪名前は甘兎庵♪」
「と言われたものの,いきなりお世話になって大丈夫なのかな?」
もし不法侵入だ!って警察呼ばれたらどうしよう...
「って悩んでても仕方ないよな...よし,レン行きまーす!」
そう言って俺は甘兎庵の扉を開けて中に入った。
「うわ~和風だ...なんか落ち着くな♪」
中に入ってみると店内は和風で凄く親しみがあるように感じる店であった。
「いらっしゃいませー♪ってあら?」
「え?」
奥から女性の店員さんが出てきたが,その人は俺がよく知っている人物であった。
「ち,千夜ちゃん!?」
「レンちゃん!?久しぶりね♪」
宇治松 千夜。俺と同い年の子でそして,従兄妹でございます...あっ!だから妹の家に行けってことだったのか。
「え!?って事は!俺がお世話になる所って!」
「レンちゃんだったのね。ここで暮らす事になる男の子って♪」
俺は,直ぐ様に足を出入り口の方へと向けた。
「ご,ごめん!今日は他に泊まる所があるから!」
冗談じゃあないぜ!女の人と暮らすなんてそんなの耐えられるわけがない!他の人からしたらラッキーかもしれねぇがよぉ俺にとっちゃあアンラッキーなんda!
「あら?何処に行くの?レンちゃんのうちはこ.こ.よ♪」
ガシッと千夜ちゃんに腕を掴まれ,自分の体の体温が上がっていく事が分かる。
「ち,千夜ちゃん!う,腕つかつかか,掴まないで!」
「まだ苦手なの?女の子?」
「ギクッ!」
千夜ちゃんの言った事は図星であった。実を言うと俺は極度の恥ずかしがりで,特に女の人との接点があまりなかった為に同年代の女の人が凄く苦手。だから腕を触られたりすると一気に顔が赤くなったりしてしまう。
「千夜ちゃん腕!は、離して!」
「駄目♪離したら逃げるでしょう?」
千夜ちゃんはニコッと笑って腕を離そうとはしなかった。
「に,逃げないから!は、離して!」
「本当に?」
「ほ,本当に逃げないから!」
じゃないとライフポイントがなくなってしまう!これは諦めた方がよさそうだ...
「よろしい♪」
千夜ちゃんはそう言うと腕を離してくれた。
「か,勘弁して下さいな...ん?ウサギ?」
目の前に一匹の黒いウサギがじっとこっちを見つめていた。
「か,可愛い...」
そう言って触ろうとした瞬間にその黒いウサギは,俺の顔をめがけジャンプしてきた。
「もご!?」
途端に視界を奪われてしまった。ただ,もふもふした感触があるためこれはこれで...
「あら,あんこったら嬉しいのね♪」
あんこって名前なのかこのウサギ。
「もごご,もごご(あのさ、助けて)」
「あ,ごめんなさい!ほらあんこ!」
俺は千夜ちゃんに助けを求めるとあんこを顔から外そうとするが,離れようとはせず
今度はそのまま頭の方へと登りはじめた。
「ぷはっ!って今度はなにしてるんだ!?」
あんこはそのまま頭に登るとちょこんと座った。
「お,重い...けど可愛いから許す!」
俺ってどうも動物には弱いんだよなぁ...
「そこが落ち着くみたいね♪男友達が出来たから、嬉しいんでしょうね♪」
男?って事はあんこは雄か。
「宜しくね あんこ」
「あ,レンちゃん。そういえば確か高校も同じって聞いてるけど♪」
え?...俺の聞き間違えだよね...。
「ご,ごめん千夜ちゃんもう一回聞いてもいい?」
「え?だから,高校も私と同じところって聞いてるよ♪」
う,嘘だ!ウゾダドンドゴドォン!
「...お世話になりました」
ガブ
「痛!?なにすんのあんこ!?」
あんこに頭を噛みつかれてしまった,多分諦めろって事かな...
「分かったよ...はぁ~じゃあ宜しくね千夜ちゃん...」
「うん♪」
なんで楽しそうなのこの人...
「って事は,ここで働かないといけないよね?」
確か,下宿させてもらうかわりに店の手伝いをしなさいって高校の方針があったはず。
「うん。だからもう準備はしているわよ♪」
マジですかい...まあ,ちょと楽しみにしてる自分もいるけど。
「こっちよ♪」
千夜ちゃんが手で合図を送って部屋に案内してくれた。
「はい。これが制服よ♪」
千夜ちゃんは制服をタンスから出すと,俺に手渡してくれた。
「じゃあ着替えたら来てね♪」
「あ,うん」
そう言って,千夜ちゃんは部屋を出ていった。
「へぇ。和服なんだ」
和服があまりにも珍しかったため,ちょとワクワクしながら制服を着はじめた。
「よし!こんな感じかな?」
鏡をみて和服を着た姿を確認してみた。女の人のとは違って,単に着る事が出来たので助かっ た。
「なんか青と白とか混じった色になってるんだな~...眼鏡はやめておこう」
それまでつけたら例の人になっちまうぜ。
「と,とにかく千夜ちゃんの所にいこう!うおっと!」
あんこは,俺が着替え終わると頭に飛び乗ってきた。少々恥ずかしいが四の五の言ってる場合ではないので,千夜ちゃんの所に向かう事にした。
「あら?着替え終わったの?ってまあ♪」
「ど,どうかな?」
あまりこういうの着ないから,人に見られるのって結構恥ずかしいな...
「うんうん♪凄く似合ってると思うわよ♪それにあんこも頭に乗ってると,もっとかわ...似合っているわ♪」
千夜ちゃんは,嬉しそうに言ってくれた。今可愛いって言おうとしたのは聞かなかった事にしよう...
「あ,ありがとう...。えと千夜ちゃんの和服もに,似合ってると思うよ..///」
お返しにと思って言ってみたがまさか,こんなに恥ずかしいとは...
「ふふ♪ありがとう。けど耳を真っ赤にしてまで言わなくていいと思うわよ」
恥ずかしくて死にそう...なんでいつも耳が赤くなるんだろう?謎だ...
「お,おほん!それで,俺は何をすればいいのかな?」
まだ初日だし,やる事はちゃんとやらないとな。
「とりあえず,男手が欲しかったし荷物を運んでもらってもいいかしら?」
荷物運びなら家にいる時も手伝ったりしてたから大丈夫かな?
「このメモに書いてあるやつを,倉庫から持ってきてもらっていい?」
倉庫?隣の家の事かな?
「それって隣の家の事?」
間違えるといけないと思ったので,千夜ちゃんに確認してみると。
「あ,そういえば紹介がまだだったわね。隣の家はね」
「千夜!助けて!」
「うわ!?」
千夜ちゃんが,隣の家の事を説明しようとすると店の扉が勢いよく開き,女の子が入ってきた。
「あ,いらいらいらっひゃいませ!」
しまったー!お客さんなのに恥ずかしい!!
「って誰その子?」
「あらシャロちゃん。今日からうちで住む事になった従兄妹のレンちゃんよ♪」
「へぇ~千夜の従兄妹ねぇ...あ,桐間紗路よ 宜しくね♪ってなんでそれがいるのよ!!」
その女の子 桐間 紗路さんは,俺の頭に乗っているあんこを見るなり慌てだした。
「えっと...」
「シャロちゃんは昔あんこに噛まれた事があってね,それ以来ウサギが苦手らしいの」
そ,そうだったのか...ってあれ?あんこが乗ってない?
「いやぁぁぁ!」
あんこは,いつの間にか俺の頭から降りて,桐間さんに飛び掛かっていた。
「いやぁぁぁ!来ないで!」
凄い嫌がってるな。
「こら、あんこ、やめてあげな」
桐間さんを追っかけているあんこを捕まえて,出来るだけ桐間さんから離れるようにした。もちろん俺も。
「し,死ぬとこだったわ...」
そこまで!?相当トラウマとかがあるんだろうな...
「あ,えと離れた所から失礼かもしれないけど,俺は夜鷹 蓮。よ,宜しく」
「よ,宜しくね夜鷹君♪」
「レンでいいよ。そっちの方が呼ばれ慣れてるから」
どうも名字で呼ばれるのは好きじゃないんだよな。
「分かったわ,宜しくねレン君♪私の事もシャロでいいわよ♪」
「うん,分かった。じゃあ宜しくシャロさん」
「さんじゃなくてもいいわよ♪」
それは御勘弁を,また耳が赤くなってしまうよ。
「シャロちゃん実はね...」
千夜ちゃんは,シャロさんに,俺が女の人が苦手というこを説明してくれた
「なるほどね。でも,千夜とはある程度は接する事が出来るんでしょう?」
「ち,千夜ちゃんは従兄妹だし。どっちかっていうとお姉ちゃん的な?感じで接してるから...」
「あ!だったら,私達で慣れるようにしていけばいいんじゃないかしら?」
千夜ちゃんは,腕をポンと叩いて提案してきた。
「へ!?いや,ちょっとそれは遠慮して...」
「あんこ♪」
カプッ
「あいたー!!」
本日2回目のあんこの噛みつきでございます。
「あんこ痛いから!分かったから!よ,宜しくお願いします!千夜ちゃん!シャロさん!」
俺がそう言うと,あんこは噛みつくのをやめてくれた。うう~ちょっといや,構痛かった...
「じゃあとりあえず...シャロちゃん。って言えるようにならないといけないわね♪」
いきなり!鬼だ!鬼がここにおる!
「え,え~と。シャ,シャロひゃん!...ひぃたかんだ..」
緊張して舌を噛んでしまうとは..地味に痛かった。
「残念。じゃあもう一回言わないと♪」
千夜ちゃんは,楽しそうに言ってきた。
「ねえ千夜,あんた楽しんでるでしょ?」
「あら,そんな事ないわよ♪」
あ,この人楽しんでるよ。小さい頃もからかわれたりしてたから,慣れてはいるけど...あれ?
「まあ,その内徐々に慣れると思うから大丈夫よ♪」
シャロさんは,優しく微笑んで励ましてくれた。
「あ、ありがとうシャロちゃん」
「あっ!」
あれ?今俺普通にちゃんって言えた?
「なんだ呼べるじゃない」
なんだろ?千夜ちゃんと同じような気持ちを感じたからかな?優しくて暖かいそんな気持ちに...あ,そっか。
「家族って思ったからかも...暖かくて安心できる場所...」
簡単な事だったんだな...
「あ,あのねレン君...そういう恥ずかしいセリフはあまり人前で言わない方がいいわよ...///」
「へ?...あっ!ご,ごめん!ちょっと嬉しかったもんだから...///」
これからは気をつけよう...
「ふふ。あのレンちゃんが,そんなセリフ言うなんて成長したみたいね♪お姉ちゃん嬉しいわ♪」
「千夜ちゃん俺と同い年だよね?...けどありがと二人とも。頑張って女の人に慣れるようにしてみるよ」
二人が手伝ってくれるって言ってくれたんだし、その期待には答なきゃね。
「そういえばシャロちゃん,何かあったんじゃないの?」
千夜ちゃんが,シャロさんもといシャロちゃんに尋ねると忘れていた事を思い出したのか再び慌てだした。
「た,助けて欲しいの!私の家の前に暴漢が!」
な,なにぃ!?許さんぞ!俺の恩人に酷い事するやつは!
「オラオラタイムだ!とっちめてやる暴漢野郎!」
「あ!レンちゃん!?」
俺は家から持ってきた護身用の木刀を手に取り,店の扉を勢いよく開けた。
「覚悟しろこの!変態野...郎?ってウサギ?」
店を出て目の前に暴漢の姿は見当たらず,片目に傷があるウサギがキリッ!とした感じで座っていた。
「あれ?暴漢は?」
いないし...どういう事だろ?
「あ,やっぱり野良ウサギだったのね。シャロちゃんウサギが苦手だから,取り乱しちゃたのね♪」
「ホッ...良かった♪」
暴漢じゃなくてウサギで良かった良かった♪
「良くないわよ!!」
1人を除けばね...
「そのウサギがどいてくれないと,私家に入れないのよ!!」
ん?家?
「家?ここは甘兎の倉庫でしょ?」
シャロちゃん勘違いしてるのかな?
「あっ!?そ,それは~...」
シャロちゃんは何故か恥ずかしそうに,モジモジしていた。
「紹介の途中だったわね♪隣の家,実は「わああ!」」
千夜ちゃんが説明しようとした瞬間に,シャロちゃんが慌てて言葉を遮った。
「自分から言うからいいわよ...私の家よ...」
「え?ごめん最後なんて?」
最後声が小さかったから聞き取れなかったな。
「だから!私の家よ!文句ある!」
へえ。シャロちゃんの家か,それはまた昔ながらの...って。
「えぇぇぇ!そうなの!?ご近所さんだったんだ!?」
「そっち!?な,なんとも思わないの!?こんなおんぼろの家見ても...?」
シャロちゃんは,少し落ち込んだ様子で聞いてきたが,俺は別にそんな事は思わなかった。
「なんで?だって俺ん家も瓦で昔の家だよ」
まあ,今度リフォームするみたいだけど、そんなに気になるもんかな?
「それにさ,外から見たらぼろぼろかもしれないけど,中は綺麗なんでしょ?だったら気にしないよ」
実際俺の家もそうだし。
「...レン君って」
え?な,なんだろ可笑しい事言ったかな?
「変わってるわね♪」
シャロちゃんの表情が少し明るくなり,笑顔でそう言った。
「か,変わってるかな?普通だと思うけど...ってそうだった!よっこいしょっと」
肝心な事を忘れる所だったので,シャロちゃんの家の前にいる野良ウサギをもち上げ,シャロちゃんが家に入れるようにした。このウサギ...見た目の割には案外おとなしい。
「じゃあな~二度と迷惑かけるなよ~♪」
降ろしてあげると,野良ウサギは走り出して自分の縄張り戻っていった。
「あ,ありがとう助かったわ... けどあれだけ噛まれてるのにウサギ怖くならないの?」
シャロちゃんは不思議そうに聞いてきた。
「う~ん。まあ,愛情表情だし。それに,家で猫を飼ってるからじゃれたりしてよく噛まれてたから平気。あ,爪でだいぶやられた傷跡も残ってるよ」
「み,見せなくていい!!」
あら,そう。
「とりあえず,レン君が動物好きなのは分かったわ...」
引かれたかな?ちょっと溺愛しすぎてるって,自分でも分かってるしな。
「だったら,変わってるのも納得出来るわ♪」
「え!?俺やっぱり変なのかな!?」
「わ,悪い意味じゃないわよ。いい意味でね...」
シャロちゃんはちょっと恥ずかしそうにそう呟いた。
「つまり,嬉しいのよねシャロちゃんは,家を見られて変んな印象持たれると思ってたけど,全然そんな事なかったから♪」
そういう事か。
「ち,違うわよ!別に嬉しくないわよ!」
あ,シャロちゃんってつまりあれだ,俗に言う。
「ツンデレって事か♪」
「誰がツンデレよ!ささっと仕事しなさい!」
シャロちゃんは顔を真っ赤にして,自分の家に入っていた。
「面白いでしょ♪?シャロちゃん♪」
千夜ちゃんは,楽しそうに聞いてきた。
「面白いけど,ほどほどにね」
なんだかここなら,自分を成長させる事が出来るかもしれない...よし!頑張って千夜ちゃんとシャロちゃんに,迷惑かけないようにするぞ!
「よし!今任されてる仕事を終わせるぞ」
そう言って俺は千夜ちゃんに頼まれた仕事をこなして,夕方になったので夕飯の買い出し行く事になった。
「ごめんね。来たばかりなのに買い出しに付き合わせちゃって」
千夜ちゃんは申し訳なさそうに言ってきた。
「ううん。お世話になる訳だしさ逆にいいのかなって思うよ,確かに俺と千夜ちゃんは従兄妹だけど...結局は昨日までの生活が家族でもない人と生活するわけだからさ...」
土足で踏み込んでいいものかと,正直言えば思ったりもしている。
「あら私は嬉しいけど♪」
「え?どうして?」
千夜ちゃんが言った言葉は不思議だった。嬉しいとは思わないと思っていたからだ。
「レンちゃんの事は家族だと思っているし,大事な友達だからよ♪」
その言葉を聞いた瞬間,一気に考えが吹き飛んだ。それと同時に視界が少しぼやけてしまった。
「れ,レンちゃん!?どうしたの!?何処か悪いとか!?」
原因は簡単であった...俺は軽く泣いてしまった,つい嬉しくて。
「ご,ごめん。大丈夫だよ...ちょっと嬉しくて。ありがとう千夜ちゃん」
俺は涙を手で拭い,心配させないように千夜ちゃんにそう言った。昔と何も変わらない優しくしてくれる千夜ちゃんだ...そんな千夜ちゃんがいたから,だから今の自分がいるんだと思う...だから俺..いや僕も強くなろうと決心したんだ。泣き虫だった僕とはもうサヨナラだ。
「千夜ちゃん」
「うん? 」
「不束ものですが宜しくお願いします」
「ええ♪こちこそよ♪」
俺と千夜ちゃんは,夕飯の買い出しを終わらせると昔の事とかを話ながら家と帰り,千夜ちゃんのおばあちゃんに挨拶をして,一緒に食事をして楽しい1日を過ごす事が出来た。そしてこれから,この町で始まる新しい生活に心を踊らせながら眠りついた。
一話読んで下さってありがとうございました♪主人公は、千夜と従兄妹という設定なんですが、原作でも、シャロと千夜は好きなキャラなので、もし家族的な関係だったらと思って書いてみました、基本は原作を基準にオリジナル話とかも書いていくので、どうぞ二話も宜しくお願いします。