異世界戦記   作:日本武尊

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更新が遅れて申し訳ございません。引っ越し先でネット環境を整えるのに時間がかかって、今回は実家のパソコンを使って投稿しています。今後は不定期になるか、いつも通り週一になるかのどちらかになりますが、今後とも本作品をよろしくお願いします。


第三十五話 ヴァレル基地防衛線

 

 

 

 

「海と陸の二面侵攻だと!?」

 

 陸からの帝国軍侵攻の報を受け、司令室ではさっきよりも慌ただしい雰囲気になり、無線通信が次々と入ってくる。

 

「こんな忙しいタイミングで攻めてくるとはな。そもそも大軍団が接近しているのになぜ気付かなかった」

 

「それが、深い森を利用して接近していたと思われます。そのせいで接近に気付けなかったかと」

 

「……」

 

「しかし海であれだけの戦力を投入して、続けて陸となると……」

 

「……タイミングからして、海の方は囮か」

 

 こちらの海軍の戦力を引き剥がす為に、大艦隊を大胆にも囮に使うとは。というか帝国にそんな余裕があるとは思えないんだが

 

「本国に駐留している海軍の予備戦力を呼び寄せるにも、時間が掛かります。

 それに、本国に残っていた戦艦5隻と正規空母2隻が新型の対地砲弾の試験のために出撃していますので、当てには」

 

 数日前、就役したばかりのあの戦艦の二番艦と伊勢型航空戦艦2隻と航空戦艦として生まれ変わった扶桑型航空戦艦2隻、雲龍型航空母艦2隻の計7隻が様々な試作装備の試験のため本国を出撃しているので、すぐには来られないだろう。

 ちなみにその艦隊には品川大将が視察を兼ねて艦隊司令官として乗艦している。

 

「聨合艦隊も先の戦闘の事があるから、航空戦力と艦砲射撃は望めないか」

 

「……」

 

「それで、状況は?」

 

「ハッ。現在第一防衛線守備隊が迎撃に当たっていますが、敵の数は多く、苦戦を強いられていると」

 

「……」

 

 敵も中々やってくれる。

 

(だが、どこからそれだけの戦力を調達してきているんだ)

 

 魔物なら巣窟から使役できるだろうが、まさか兵士は女子供や老人までを兵役しているじゃないだろうな。

 

 

 

 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 ヴァレル基地を中心に半径27kmの外周に位置する第一防衛線。

 

 そこは地獄とも見て取れる戦場と化していた。

 

 兵士や使役している魔物が雄叫びとともに防衛線に向かって突撃するも、起伏のある地形を利用して各所に配置しているトーチカ内部に配備されている三式重機関銃改や一式重機関銃改、『九○式野砲』『九二式十糎加農』の一斉射撃によって撃ち抜かれて射殺されるか飛び散る破片で殺傷されるか砲弾の直撃を受けてミンチよりひでぇ状態になるかで、大地を赤く染めて次々と屍を量産していく。

 

 その後方では『九六式十五糎榴弾砲』やドイツの『パンツァーヴェルファー』やソヴィエトの『カチューシャ』を参考にして開発した『四式二○糎噴進砲』を10本束ねて一式半装軌装甲兵車の後部に乗せた『五式噴進砲車』より放たれる砲弾や噴進弾が進攻する帝国軍へと襲い掛かり、爆発や飛び散った破片で次々と屍が量産されていくも後続の兵士や魔物達はものともせずに屍を乗り越えて走る。

 

 その中を走る多くの帝国軍の戦車もどきの大砲から放たれる砲弾がトーチカや塹壕付近に着弾するも、塹壕の前に停車しているティーガーと五式中戦車の主砲より砲弾が放たれ、戦車もどきの正面装甲を貫通する。

 

 

「クソッタレが!!」

 

 トーチカに設置されている三式重機関銃改を爆音とともに放ち、13mmの銃弾が次々と魔物から赤い花を散らせ粉砕する。

 それからしばらく撃ち続け、やがて弾帯が途切れる。

 

「給弾!!」

 

 銃手がコッキングハンドルを引くと上部の蓋を開け、もう一人がトーチカに備えていた弾薬箱一つを持って蓋を開け、そこから弾帯を取り出して三式重機関銃改の薬室へとセットして蓋を閉じ、銃手がコッキングハンドルを引いてU時トリガーを押し、射撃を再開する。

 

 再び飛んできた銃弾の雨に魔物や兵士達は次々と粉砕されて屍を量産していく。

 

「弾持ってきたぞ!」

 

 と、トーチカ内部の後ろの床にある扉が開き、兵士数人が弾薬箱を二個ずつ持って入ってくる。

 

 

 ヴァレル基地が本国の最終防衛線である要塞基地に次ぐ規模である所以は、全ての防衛線と各トーチカと基地は地下通路で繋がっており、各トーチカの補給は基地の地下にある弾薬庫より地下通路を通じて補給が行き渡るようになっている。むろん建造には困難が生じてまだ完成していない区画が所々ある。

 

 補給を受けて兵がトーチカから出て、その後も射撃を続けるが、銃身から薄く煙が出始めて赤くなっていく。

 

「ちっ! 銃身交換! いそげ!」

 

「了解!」

 

 銃手は射撃を中止し、もう一人に銃身交換を命令して自分は四式自動小銃を手にしてトーチカより射撃をして敵兵士と魔物を撃ち殺す。

 

 そのあいだにもう一人が焼け付いた三式重機関銃改の銃身を固定している根元の固定具を外して銃身を引き抜くと壁に立て掛けて新しい銃身を手にして本体に差し込み、固定具を取り付ける。

 

「交換完了!」

 

 それを聞いた銃手は四式自動小銃に安全装置を掛け壁に立て掛けてから三式重機関銃改に着き、射撃を再開する。

 

 

 

「撃てぇ!!」

 

 合図とともに装填手が拉縄を思い切って引き、九二式加農より轟音と衝撃とともに銃身が後座して榴弾が放たれ、突撃している帝国軍兵士や魔物の群れの中に着弾して爆発し、爆風で吹き飛ばされると同時に飛び散った破片で殺傷されて人生に終止符を打たれる。

 

 すぐさま女性兵士が尾栓を開けて後ろに砲弾を抱えていた男性兵士が薬室へと装填し、続けて装薬を押し込んで女性兵士が尾栓を閉じる。

 

「装填完了!」

 

「撃てぇ!!」

 

 装填完了の報告を聞き指揮官が号令を下し、再度装填手が拉縄を思い切って引き、轟音と衝撃波とともに銃身が後座して榴弾が放たれる。

 

 

 上空では竜騎士が後方の砲陣地に爆撃を仕掛けようとしたが、陣地周囲に配置されている一式対空戦車と三式重機関銃改による弾幕によって攻撃を仕掛ける前に次々と撃ち落とされる。

 

 弾幕の中を潜り抜けた竜騎士がドラゴンより火球を吐かせて陣地に着弾させるも、こちらに被害はなかった。やり返しといわんばかりに九四式六輪自動貨車の荷台に海軍の『十二糎二八連装噴進砲』が設置された車輌より噴進弾が放たれ、その中の数発が直撃して爆散する。

 

 直後にヴァレル基地の飛行場より飛び立った三式戦と四式戦、五式戦が到着し、空中で竜騎士と戦闘を開始する。

 

 

 

「クソッ! 次から次へとわんさかと湧きやがって!!」

 

 男性兵士は愚痴を溢しながら一式重機関銃改を撃ちまくり、帝国軍兵士と魔物を次々と撃ち殺していくが、全く減る気配が無い。むしろ徐々に屍と共に増えている。

 その証拠に足元や一式重機関銃改の下には大量の薬莢と弾を繋げているパーツが大量に積もっていた。

 

 しばらく撃ち続けると、弾が切れる。

 

「給弾!!」

 

 コッキングハンドルを引きながら男性兵士が叫び、とっさに女性兵士が弾帯の入った弾薬箱を探す。

 

「た、弾がありません!?」

 

「な、何だと!?」

 

 しかしトーチカにストックされていたはずの弾薬箱は尽きていた。地下通路を通じて補給係が来るはずだが、トーチカが多いのもあるが、襲撃自体が突然とあって更に一部の地下通路が未完成ということで混乱が生じ、補給が全てに行き渡っていないのだ。

 

「くそっ! 撃て!」

 

 男性兵士が叫び、女性兵士は腰のホルスターより二式拳銃を引き抜き、接近してくる兵士に向けて引き金を引き、射殺する。

 とっさにトーチカに置いていた四式自動小銃を持って構えると、連続して引き金を引いて銃弾を放ち、魔物の頭や心臓を撃ち抜く。

 

 

「弾持ってきたぞ!!」

 

 と、地下通路と繋がる扉が開き、弾薬箱を持ってきた補給兵が数人入り、弾薬箱を置く。

 

「遅い! 何やっていたんだよ!」

 

「怒鳴るなよ! こっちだって弾薬庫から重い箱持ってトーチカまで往復しているんだぞ!!」

 

 この第一防衛線から基地の地下にある弾薬庫まではトラックで移動するが、弾薬箱が重いので運ぶのは結構大変だったりする。

 まぁ、戦っている兵士側の事情もあるが、補給兵側にも事情というものはある。

 

「とにかく、急いでくれ!」

 

 補給兵達はすぐさま多くの弾薬箱をトーチカに運び入れ、すぐさまトーチカから出て次の補給に向かう。

 

 

「給弾急げ!」

 

「は、はい!」

 

 女性兵士は拳銃を置いて弾薬箱を持って蓋を開け、弾帯を取り出して一式重機関銃改にセットすると、男性兵士がコッキングハンドルを引いて装填し、射撃を再開する。

 

 

 

「用意! 撃て!」

 

 観測員の合図とともに数十基が設置されている『九七式中迫撃砲』に半装填している榴弾を手放し、直後にボンッ!という音とともに榴弾が弧を描いて放たれ、地面に着弾すると同時に破裂して爆風と破片が兵士と魔物に襲い掛かって殺傷する。

 

 塹壕には九九式軽機関銃や三式重機関銃改より曳光弾が混じった弾幕が張られ、接近してくる兵士と魔物を撃ち殺す。

 直後に戦車もどきの大砲から放たれた砲弾が塹壕手前に着弾し、土が塹壕にいる兵士たちに降り注ぐ。しかし悪く塹壕内に落ちた砲弾の着弾時の衝撃に巻き込まれた兵士が吹き飛ばされた塹壕の壁に叩きつけられる。

 

 ティーガーと五式中戦車の主砲より轟音とともに砲弾が放たれ、戦車もどきを正面から貫通して撃破する。

 

「急げ!」

 

 女性兵士の怒声が上がる中、『九八式臼砲』の発射台に絵に描いたロケットのような形状をした九八式榴弾を組み立てると、すぐさま組み立てに加わっていた兵はとっさに退避して女性兵士が発射スイッチを押し、九八式榴弾が勢いよく空へと飛び上がる。

 

 九八式榴弾は弧を描いて勢いよく落下し、戦車もどきの真上から落ちて戦車もどきを破壊しながら爆発し、周りに居た兵士や魔物を多く殺傷する。

 

「っ! 来るぞ!!」

 

 と、周囲で三式重機関銃改と一式重機関銃改が上空へと射撃が開始されると、塹壕に向かって降下する竜騎士がドラゴンから火球を吐かせ、更に手にしていた丸い爆弾を投下してきて塹壕付近に着弾し、爆発を起こす。

 

「クソッタレ!!」

 

 頭から砂を被りながらも女性兵士は火球の爆発時の爆風で吹き飛ばされ負傷した兵士に代わって九九式軽機関銃を手にして上空に向け、引き金を引く。

 弾は上昇しようとしている竜騎士が跨るドラゴンを撃ち抜き、射殺すると竜騎士はそのまま落下して地面に叩きつけられる。

 

「帝国はどれだけの数を投入してきたんだ!?」

 

「俺が知るか!」

 

 銃手は観測員の愚痴を聞きながら九七式自動砲の引き金を引き、戦車もどきの覗き窓へ着弾させて操縦手を木っ端微塵にする。

 

「少なくともざっと20万。最悪100万はいるんじゃねぇか」

 

「それは冗談きついぜ。そんな数をここで食い止めろって言うのか!?」

 

「……」

 

 観測員は地面を覆い尽くす帝国軍の戦力に息を呑む。

 

 

 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

『こちら第一防衛線守備隊! 敵の数が多く抑えているのが精一杯です! 応援を請う! 応援を請う!!』

 

 銃声や爆音が周囲で響く中、切羽詰った防衛線守備隊の通信手の声が司令室に響く。

 

「敵はかなりの数を投入しているようですね」

 

「あぁ。一気に物量に物を言わせて攻め落とすつもりだろうな」

 

 いよいよソヴィエト染みたあいつみたいな戦法だな。まさかと思うが、あいつが帝国に居るわけないよな。……無いよな?

 

 

「だが、このままだとそう長く持ちそうにないな」

 

 事前に態勢を整えた状態ならまだしも、発見してから迎撃準備を整えてでは不足しているのが多い。何より敵の戦力が多いとあっては―――

 

(……長くは持たないな)

 

 俺はどうするか考えたが、すぐに答えが出てある決断を下す。

 

「第一防衛線守備隊に打電。現時刻を以って第一防衛線を破棄。防衛線守備隊は直ちに後退し第二防衛線守備隊と合流。迎撃態勢を整えさせろ」

 

「ぼ、防衛線を破棄するのですか?」

 

 司令官は驚いた表情を浮かべて俺に問い掛ける。

 

「已むを得ない。このまま現状を維持してもこちらの方が早く限界が訪れるのは目に見えているし、無駄な犠牲が増える」

 

「……」

 

 

 

 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

「防衛線を破棄だと!?」

 

 砲陣地にある第一防衛線守備隊司令部に後退命令が下り、指揮官は驚きのあまり周囲に爆発音など耳に入らず、声を上げる。

 

「なぜだ! あの程度の数など我が守備隊だけで撃退できるぞ!」

 

『まともに態勢が整っていない状況では長くは持たないと総司令は判断されている。守備隊は第二防衛線守備隊と合流し、迎撃態勢を整えろとのことだ。これは総司令からの直接の命令だ』

 

「ぬぅ……」

 

 指揮官は納得いかなかったが、総司令の命令とあれば逆らう事はできず、渋々承諾する。

 

 

 すぐに指揮官は各隊に後退命令を下す。

 

「後退命令だ! 持っていける物は出来るだけ持っていけ!」

 

 塹壕に居る兵士達は臼砲や迫撃砲を放置し、軽機関銃と重機関銃、自動砲を持って一式半装軌装甲兵車に乗り込み、それ以外はトーチカに向かう。

 そのあいだに五式中戦車とティーガー、各トーチカの重機関銃や榴弾砲、加農砲が掩護して敵を足止めする。

 

「置き土産の準備は出来ているな!」

 

「ハッ! バッチリであります!」

 

 重機関銃を持って地下通路へと入った兵士を見送りながら、トーチカに仕込まれたある物を作動させると、すぐに地下通路へと入って扉を固く閉じる。

 

 戦車隊は各隊の撤収を見送って最後に撤収し、主砲や車載機銃、同機軸機銃を放ちながら後退する。

 

 

 しばらくして第一防衛線守備隊の撤収が完了し、攻撃が止んだことで帝国軍は好機と見なし、一斉に進軍を開始してあっという間に第一防衛線があった場所を乗り越える。 

 兵士や魔物がトーチカの隙間から侵入するもその奥の扉は固く閉ざされているため中に入ることが出来なかった。

 

 そのあいだに軍団は進攻するが、その軍団の中央辺りが通過しようとした瞬間、各トーチカと防衛線周辺が大爆発を起こして軍団を吹き飛ばす。

 

 各トーチカや防衛線周辺には大量の爆薬を仕込んでおり、守備隊が後退する際に自爆装置を作動させていた。

 

 これはトーチカや塹壕に放置している兵器を鹵獲されるのを阻止する目的があるが、その爆発時の衝撃波や破片などで敵戦力を殺傷する目的もある。そしてトーチカの爆破は地下通路への扉を破壊して塞ぎ、侵入を阻むためでもある。

 

 大量の爆薬が爆発したことで隕石が落ちたかのようなクレーターがいくつも出来て、帝国軍はその戦力の多くを一度に失うこととなった。

 

 

 

 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

「第一防衛線守備隊の撤収が完了。現在第二防衛線を目指しているとのことです」

 

「第二防衛線守備隊も迎撃態勢を整えつつあります」

 

「ん」

 

 それぞれ報告を聞いて俺は軽く頷く。

 

「置き土産が大いに効果を発揮しているようですが、敵はまだ進軍を続けているようです」

 

 辻はテーブルに広げられたヴァレル基地周辺を拡大した地図の上に置いている帝国軍側を表している黒い駒を前に進める。

 

「だろうな」

 

 これで敵が諦めてくれると少し期待したが、さすがにそれは虫が良すぎるか。もっとも、そんな期待が持てるような相手ではないがな。

 

「なお、航空隊による攻撃を仕掛けていますが、竜騎士の数もそこそこ居ますので簡単にはいかないようです」

 

「更に魔法使いによる攻撃で撃墜される機が続出しています」

 

「……」

 

 どうやらこちらの攻撃に対する対策を取っているようだな。さすがにそこまで馬鹿じゃないか

 

(やはり、第二防衛線で何とか食い止めて本国から飛び立つ重爆撃隊の到着を待つしかないか)

 

 本国に待機している重爆撃隊の支援要請を行い、現在発進準備をしているそうだが、天候状況が悪く、発進できない状態だと本国の司令部より通信があり、状況を見て発進するとのことだ。少なくとも今日中には来られないだろう。

 

(海軍も本国に居る予備戦力も、明日にしか到着しないよな)

 

 つまりこの基地の戦力のみで乗り切るしかないのだ。

 

 まぁ何とか乗り切る自信はあるが、先の海戦での転送魔法による奇襲もあって、不安が過ぎる。

 

(そして飛行船もあるが、何より転送魔法を警戒しなければな)

 

 今のところ基地周辺にある電探基地から報告は無い。まぁ仮に現れたとしてもこの基地には震電と秋水、神龍が配備されているので、迎撃する術はある。

 

 最も警戒しなければならないのは、先の海戦で使用されたと思われる転送魔法による基地への直接転送だ。こちらは基地に魔力電探があるので奇襲を防ぐことはできるはずだ。

 

(この二つを警戒すれば、後は何とかなるか)

 

 俺は背もたれにもたれかかり、息をゆっくりと吐く。

 

 

 


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