ブラック・ブレット〜赤目の神喰人(ゴッドイーター)〜   作:緋悠梨

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やっとこさ原作冒頭部分までこじつけた….!!
というわけで説明+原作導入回です。


蛭子影胤編
5.動き出す世界


 

---side悠梨---

 

 

あの後、ため息をついた室戸先生から、いろいろな説明をしてもらった。ガストレアウィルスという物が見つかったこと。それからなる『ガストレア』 に追い詰められていること。バラニウムという鉱物だけがガストレアにダメージを与えられること。モノリスのこと。日本には5つのエリアがあって、ここはそのうちの1つ、東京エリアだということ。etc….

 

……うん、どっかで聞いたことある状況だね。

 

そう思わずにはいられなかった。

 

「さて、順番が逆になってしまったが、これまでのこと、というより、今話したことは全て常識ともいえることだ。それを知らないとなれば、結論は一つしかない。」

 

室戸先生はそう言って間を置き、

 

「….悠梨君、君は、別の世界から来たんだろうな」

 

「つまり転生ですか」

 

「ああ。記憶喪失ということも考えたが、これまで話をしている最中、引っかかった所はなかったように見えたから除外させてもらったよ」

 

「なるほど....」

 

転生かぁ….アナグラ(※極東支部の通称)にあった昔の本とかに、そーいう設定の奴があって読んだっけなぁ。

 

まさか自分がその『転生』をするとは思ってもいなかったけど!!空想の産物じゃなかったのか….。

 

「….割とあっさり受け入れたねぇ。もう少し悩むもんだと思ったよ」

 

「いや驚いてますよ?まだパニックなんでどっかでヒステリー起こすかもしれませんし」

 

「….せめて起こす場所に気をつけるんだね….」

 

室戸先生が呆れた様子を見せた。何で!?

 

閑話休題。

 

「コホン….まぁともかく今のこの世界はガストレアによって滅びかけている。そのガストレアを倒すために戦っているのが、蓮太郎君たち『民警』というわけだ」

 

「民警….何かの略称ですか?」

 

「民間警備会社、だね。東京エリアという国家権力から、民間に討伐依頼が下る形で成り立っているんだ。もちろんそこには競合もある。民間警備会社はいくつもあるからね」

 

「軍事力を民営化したんですか….。なんていうか、不思議なシステムですね民警って」

 

「謳い文句はまさにそれだ。ある種の自衛、と考えればそうでもないさ」

 

なるほど、そういう考え方もできるのか。

 

「他にも色々あるが、とりあえず、今必要なことは話したよ。….次は君の番だ」

 

室戸先生の目が光った。

 

「む、室戸先生?」

 

「どうしたね?」

 

「目が怖いです」

 

「人が知らない事を知りたいと思う事は自然なことじゃないか。さぁ存分に話すといいぞ悠梨君」

 

「そ、そんな迫らなくたっていいじゃないですか!」

 

「ふふふ….逃がさんよ…ッ」

 

「話します、話しますから落ち着いてぇぇぇぇぇ!!」

 

 

再び閑話休d((ry

 

「えっと簡単に説明しますとですね。」

 

・ガストレアウィルス→オラクル細胞。

・ガストレア→アラガミ

・バラニウム→偏食因子を組み込んだ神機

・モノリス→アラガミ防壁

・民警→フェンリル

 

「っとまぁ、ここら辺をこう変えてもらえれば分かりやすいかと」

 

「フェンリル、とはなんだい?」

 

「僕達ゴッドイーターを統括し、アラガミを討伐している、事実上世界を掌握している組織です。元はただの生化学企業だったらしいですが、オラクル細胞を発見したことによって台頭しました。そのオラクル細胞からなる偏食因子を組み込むことで、僕達の使う武器の『神機』が作られ…て……」

 

………あれ。

 

「どうかしたかい?」

 

フリーズした僕に、室戸先生が声をかけてくる。

 

「……あの、室戸先生。里見さんが僕を運んで来た時、なんか他にでっかい武器持ってなかったですか…?

 

「いや、特別なものは何も。付け加えて言えば、君を拾ったところに何かあった、ということも特には言ってなかったね」

 

「そういえば僕ってどこで拾われたんですか?」

 

「蓮太郎君の通学路らしいが」

 

じゃあ東京エリアの中には…神機はないってことか。

 

これは不味いことになった。

 

「すいません先生。説明は後でします。藤沢ってどっちですか?」

 

「藤沢は確か西だからあっちだね。でもあそこは未踏査領域だ….何をしに行くつもりだい?」

 

「神機を拾ってきます!!」

 

そう言って部屋を出てこうとする。だけど室戸先生に止められる。

 

「待ちたまえ!本気か!?かなりの距離があるぞ!」

 

「ゴッドイーターならまだましです!」

 

未踏査領域とか知らないし。神機を放置しとく方がよっぽど危ない。

 

静止を振り切って駆け出そうとするが、「….ったく!」と悪態をついた室戸先生に再び止められる。

 

「せめてこれを持って行くんだよ!!」

 

そう言って渡されたのは一丁の拳銃と….サングラス?

 

「….拳銃は分かりますけど、何故サングラスまで?」

 

「いいからつけて行くんだ。東京エリアの中にいる時は絶対外すんじゃないぞ、いいね?」

 

「わ、分かりました….」

 

肩を掴まれていて怖い。そのあまりの剣幕におされ頷く。

 

「すいません、また後で来ます!!」

 

そう室戸先生に言い残し、走り出した。

 

 

---side蓮太郎---

 

 

「….で、お前が今回の俺達の応援だってぇのか?」

 

「ああそうだよ、里見蓮太郎、民警だ。ライセンスもあんよ」

 

木更さんからの連絡を受けて向かった先の現場にいた、目の前の多田島茂徳警部….だったか?その警部にライセンスを見せる。

 

「….けっ、こんな不幸面な高校生の力を借りなきゃいけないなんざ、世も末だな全くよぉ」

 

「不幸面関係ねぇだろ!!.はん、アンタだってヤクザが仏に見える程怖い顔してる癖によく言うぜ」

 

「警察にはこれくらいがちょうどいいんだよ….!!」

 

「だったら民警の顔に文句つけんじゃねぇ….!!」

 

二人、睨み合う。

 

「警部!民警の方も遊んでないで早くして下さい!!」

 

「「遊んでねぇ!!!!」」

 

「すすすすいません!!」

 

しまった、思わず警部の部下に怒鳴ってしまった。

 

「….行くか」

 

「….ああ」

 

流石に反省した。

 

とりあえず現場であるアパートにに向かう。その間に連絡を入れておこう。

 

「….おう、延珠か?….ああ?悪かった悪かった!あとで全部説明すっから!それよりも仕事だ。ガストレアが出た。ポイントは○○。片付いてるかもしれんが、とりあえず来てくれ」

 

伝えることを伝えて電話を切る。

 

「お前のイニシエーターか?」

 

「ああ。もう家に戻ってたみたいだからよかったぜ。まぁ今回はステージⅠらしいから、手を借りるまでもないかもしれねぇな」

 

情報通りなら、今回のガストレアはそうそう苦労しないだろう。だが、

 

「….何?突入した奴がいるだと!?」

 

「は?」

 

警部の口からとんでもない発言が聞こえた。怒鳴られたのは、ドアの前にいる、突入隊の格好をした、警部の部下と思われる男だ。

 

「だ、だって民警に手柄を取られたくなかったんですよ!!あいつら現場を荒らしやがって…!」

 

「馬鹿野郎!!絶対にするなとあれほど言っただろうが!!」

 

….まぁ後の祭りとしか….。生きてりゃ御の字、くらいだな。とりあえず、

 

「警部、どいてくれ。俺が行く」

 

矢面に立つのは、民警の俺だ。

 

警部達は外で待たせることにして、突入の準備をする。ドアに背をつけ、愛用のXD拳銃を抜く。

 

「….そういや警部。ここ、住人は?」

 

「男の1人暮らしだってよ。寂しいもんだ」

 

「….そうか、了解」

 

最後の発言はいらない気がする。

 

一度深呼吸。指でカウントをする。

 

….3、2、1、

 

「GOッ!!」

 

ドアを蹴破り突入する。だがガストレアはいない。それよりも、だ。

 

「なんだよ、これ….」

 

大量の血飛沫が飛び散っている。壁、床、天井関係なく。一体何があったというのか。

 

(明らかに一人分の血じゃねぇ…どういうことだ)

 

いや、もしかしたらガストレアに殺された突入隊の血か?

 

「警b….」

 

「ほう….君も民警かね?」

 

「ッ!?」

 

声に驚き、急いで振り向く。すると隣の部屋の窓際に、一人の男が立っていた。

 

….白い仮面、シルクハットに赤い燕尾服。腰には二丁の拳銃を吊っている。ふざけているとしか思えない格好だ。

 

「アンタも、ガストレアを追ってきた同業者なのか?」

 

一応声をかけてみるが、まともな答えが返ってくるとは鼻っから考えていないさ。

 

「そうでもあるし、そうでもないとも言える」

 

案の定分からなかった。

 

「….どういう意味だ?」

 

「クククッ….ガストレアを追ってきたのも目的ではある。それだけではないけどね….。それとあと一つ、はっきりしていることがある。それは」

 

そいつは一回言葉を切り、

 

「私が、そこの警官達を殺したということだ」

 

とんでもないことを言ってきた。ついでに見下ろすと、警官が、それも二人も床に転がっていた。恐らく殺されている。

 

(こいつ….ッ!!)

 

条件反射で体が動く。

 

天童式戦闘術二の型十六番.…

 

「『隠禅・黒天風』ッ!!!」

 

回し蹴りを放つ。が、

 

「ふむ….中々いい動きだ、だが」

 

「グゥッ!?」

 

「あの少年の方がまだいい動きをするね」

 

これをあっさり受け止められ、その上腹に一発もらう。軽く放ったようにみえたが、思い一撃で、思わず膝をつく。

 

「カハッ…」

 

「殺すには惜しい。それに他にやることもある。ここは引かせてもらおう….それと民警君、君の名前は何というのかね?」

 

「……里見…蓮太郎だ….」

 

やっとのことで答える。

 

「そうか。では里見君、また会おう」

 

「待ちやがれ….てめぇは何者だ…!?」

 

「私かい?….私は、世界を滅ぼすものだ。誰にも私を止められない。では、今度こそ失礼するよ」

 

そいつは、俺にそれ以上何もせずに、窓から飛び降りて姿を消した。。

 

「チィッ…しかもまたって….」

 

取り逃がした….。それに、また、とはどういう意味なのだろうか。

 

(あと、『あの少年』ってのも誰なんだ….?)

 

謎の男の発言は俺に多くの疑問を残していった。

 

「おい、民警!!大丈夫か….げっ!?こりゃひでぇ….」

 

するとそこに多田島警部が入ってきた。入り口に残しておいて正解だったな….。痛みもマシになってきたので立ち上がり、見栄を張る。

 

「ああ、なんとか….な」

 

「そうか、んで、この血は?」

 

「多分アンタの部下だ。死体がそこに….うぇっ…」

 

「ここで戻すな!戻すなら外いけ外!」

 

死体なぞまともに見たことはなかったので、吐き気が込み上げてきたが、なんとか堪えた。

 

さっきは仮面野郎を倒すことで頭が一杯になり、気にしてる余裕がなかったが….全身に穴が空いている。かなり酷い有様だ….

 

(うっ….また吐き気が….)

 

「ちっ、馬鹿野郎共が……」

 

警部が呻く。同時に俺も吐き気に呻く。まぁやり切れないかもしれないが、動いてもらうしかない….うおぇ….。吐き気を無理やり飲み下す。

 

「警部!こっちきてください!」

 

そこへ、警部にお呼びがかかったのでついていく。場所はさっき仮面野郎がいた窓際だ。

 

「ん?なんだ、血痕か…?」

 

そう、そこには血痕があった。しかもベランダまでいって、そこで途切れている。

 

「だけどなんで血痕がこんなとこにあるんだ?」

 

「ガイシャがガストレアにここで襲われて、必死で飛び降りた、ってとこだろうな」

 

「やっぱそうなる……ん?」

 

そこでとある事実に思い当たる。

 

「「このままだと|感染爆発≪パンデミック≫が起こっちまう….!!」」

 

感染源ガストレアもここの1人暮らしの男の死体も残っていない。そして、血痕。被害者はガストレアウィルスを注入されている可能性がある。

 

感染爆発|≪パンデミック≫が二ヶ所で起こったりしたら、東京エリアが終わりかねない。

 

驚きに、一気に吐き気も収まり、頭がフル回転し始める。

 

「やべぇ….それだけはやらせるか!!」

 

「分かってる!いくぞ民警!」

 

逃げたガストレアを探そうと部屋を出ようとしたその時、

 

ドオンッ!!!

 

「おぅ!?」

 

「なんだ!?」

 

突然の爆発音。窓から外をみると、少し離れた地点から土煙が登っている。

 

「あそこか!いくぞ警部!」

 

「ったく!!お前ら、周辺住民をしっかり退避させとけよ!!」

 

やっぱ仕事できるなこの人….。

 

------

 

現場へ駆けつける前から見えていたが、蜘蛛型ガストレア….情報通り、ステージⅠだな。

 

「ステージⅠ、モデル・スパイダーのガストレアを確認!交戦を開始する!!」

 

「蓮太郎!!」

 

交戦に入ろうとした俺の耳に少女の声が届く。

 

「おう延珠、着いてたか!さっさと片付けtぐおぉぉぉ….」

 

「妾をほっといて何をしておったのだ!」

 

「だ、だから後で説明するって言っただろ….げほっ」

 

俺のイニシエーターは、何故か腹に膝蹴りを入れて下さいました。なんでだチキショウ。さっきの仮面野郎にもらったダメージもぶり返し、吐きそうになる。

 

「なんで怒ってんだよお前….」

 

「さっきも言ったとおり妾を放ったらかしにしたからだ。次にそのような事をしたら….」

 

「したら?」

 

「『妾はついに蓮太郎と結婚したのだーっ!!』と叫びながら街を走り回って既成事実化する」

 

「やめろお前と菫先生のせいでただでさえ近所の人から変な目で見られてるのにこれ以上行ったら東京エリアにいられなくなる!!!!」

 

ただでさえ先生が延珠に変なこと吹き込むから苦労してるってのに!!

 

「お前らコントしてないでこいつを早く片付けてくれ!!」

 

ごもっともであると思う。だが、俺は痛む腹を抑えながら告げる。

 

「多田島警部….悪いがこれはコントじゃなくてマジで俺の社会生命がかかっててな….」

 

「てめぇの社会生命なんてどうでもいいから片付けるぞ!!」

 

ひでぇ….ひでぇよこの人…。沈む俺に構わず警部が拳銃を打つが、

 

「….やっぱ効かねぇよなぁ….」

 

「ああ、怒らせるだけだからやめとけ」

 

通常の銃弾のようで、すぐに傷が修復されてしまった。

 

「だから、バラニウム弾を使う」

 

XD拳銃を抜いて打つ。今度は傷が修復せず、確かなダメージになった。

 

「延珠、挟み撃ちにする。俺が注意を引くから、お前は後ろに回って蹴り飛ばしてとどめをさせ」

 

「分かったのだ」

 

瞬間、延珠の目が赤熱。能力を解放した証拠だ。

 

「そうか、そのガキが」

 

「藍原延珠、モデルラビットのイニシエーターだ。覚えておけ公僕め」

 

そう言った後、延珠はそのまま目で捉えられないスピードで壁を蹴ってガストレアの背後へ回る。それまでは….

 

「俺が相手だバケモン!」

 

XD拳銃を脚を狙って打つ。だが今度は軽くジャンプすることにより交わされてしまった。….というか

 

「こっちに向かって飛んできやがったアイツ….!」

 

巨体が迫ってくる。急いで警部を連れて退避。だがガストレアも早い。弾幕として闇雲に打った銃が何処かにあたったのか、ガストレアが怒りの声をあげて更につっこんっできた。

 

(まだスピード上がるのかこいつ!!)

 

見た目に似合わず速い。避けきれるか…!?そう思った次の瞬間、

 

ドゴオッ!!

 

そんな音と共にガストレアが横にすっ飛んでいった。何度もバウンドして….ピクリとも動かなくなった。

 

「延珠か」

 

「全く、蓮太郎はすぐ油断する」

 

先程までガストレアがいた場所には、延珠が誇らしげな顔で立っていた。

 

------

 

延珠の話によると、このガストレアは延珠の目の前で男から変化したらしい。その直前に延珠が聞いた名前と、あの部屋の住人の名前が一致した。

 

「よくやった延珠、偉いぞ」

 

「おお、そうか!なら蓮太郎!少ししゃがむのだ」

 

「?」

 

とりあえず言われたとおりしゃがむ。そこへ

 

延珠がキスをしてきた。

 

しかもマウストゥマウスッ…!

 

慌てて立ち上がる。

 

「お、おい延珠!」

 

「お疲れ様のキスなのだ!妾は蓮太郎のフィアンセなのだから問題ないぞ!」

 

「そうじゃなくてだな…!!」

 

「何だもっとして欲しかったのか?しょうがないな蓮太郎は」

 

「頼むから話を聞いてくれ….!!」

 

口をちゅ〜とすぼめる延珠の頭を掴んで押しとどめる。とりあえず言い訳はしとこう。

 

「あー警部?今のは….」

 

カシャン

 

何故か警部が手錠をだした。

 

「………その心は?」

 

「都青少年健全育成条例に真っ向から対立している超絶不幸面の高校生がいたから問答無用で現行犯逮捕しておこうと思ってなぁ」

 

「その条例まだ有効だったんだな!?しかも不幸面関係ねぇ!!」

 

もうなんか精神的に疲れた。

 

「ところで蓮太郎、これを忘れてると思うのだが」

 

そんな俺に、延珠がそう言いながら一枚の広告をポケットから出して見せてきた。

 

「ん?….あっ、やべぇもう時間ねぇじゃねぇか!!急ぐぞ延珠!!」

 

「了解なのだ!!」

 

これは急がないと行けない。すぐに駆け出す。

 

「お、おい民警!どこ行くんだ!?」

 

後ろから警部の声がしたから背中越しに答えてやる。

 

「もやしが一袋六円なんだよ!!」

 

「……もやし……」という呟きが風に乗って聞こえてきたが気にしない。

 

このもやしを逃す訳にはいかねぇんだよ….!!!




展開が早いのは相変わらずですすいません。
インスピレーションが湧きまくって勉強に集中出来ないんですがどうすればorz

感想、指摘等ありましたらよろしくお願いします。

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