ブラック・ブレット〜赤目の神喰人(ゴッドイーター)〜   作:緋悠梨

10 / 23
残り2話でオリ話おわりです。


10.蜘蛛と蠍

 

 

ーーーside蓮太郎ーーー

 

 

悠梨の扱い方がマジで分からん。

 

 

……それはさておき、とりあえず現場に到着した。

 

(ま、礼儀だし、一応現場責任者には顔見せとくか……って、おいマジかよ……)

 

明らかに見覚えのある顔が……あ、向こうも気付いた。露骨にニヤッとしてやがる。しかもこっち来やがった!

 

……分かってると思うが、多田島警部だ。

 

「よぅ、超絶不幸面の民警。昨日はタダ働きお疲れさん。ん?どうした昨日より更に不幸面になってんぞ?なんか嫌なことでもあったか?」

 

「どうも超絶強面の警部殿。アンタから金巻き上げそこねて社長に怒られたせいだよ。今日はしっかり払ってもらうかんな」

 

「もう一日くらいタダ働きしたってバチは当たらねぇぞ?」

 

「絶対にお断りだ……!!」

 

2人、睨み合う。

 

しかし、悠梨が爆弾を落とした。

 

「仲良いですね2人とも」

 

「「どこがだよ!!?」」

 

いい人には違いねぇけど、ありえねぇよ!!どこからそうなった!?

 

「喧嘩するほど仲がいい、って言うじゃないですか」

 

「「今回はそれが適用されねぇからな!!」」

 

「息ピッタリなのに」

 

ぬおぁぁぁぁ、なんかドンドン墓穴を掘ってる気が……!!

 

「……警部、一時休戦しようぜ」

 

「……しゃーねぇ。んで、そのサングラスかけたガキは?」

 

「俺達の手伝いみたいなもんだ。民警志望と思っててくれ」

 

「どうも、緋上悠梨です。まだ登録してないので、イニシエーターはいません。っていうか僕、16歳ですからね?」

 

「16にゃ見えねぇなぁ……。ホントにその武器振り回せんのか?」

 

警部が神機を見やる。

 

……正直なとこ、俺もまだ半信半疑なとこがあるから、今回で悠梨の強さを見るつもりだ。

 

「……んで警部。目標は?」

 

「例のクモ型ガストレアの、あれは子だな。感染源はまた消えやがった」

 

「やっぱあの気色悪いクモか。早めに感染源も撃破しねぇとな……」

 

そんなことをボヤきつつ、悠梨に話しかける。

 

「悠梨、今回の目標はあのクモ型ガストレアだ。突進と糸を吐く攻撃しかしてこないから、よく見て躱せば楽に勝てる。分かったな?」

 

「了解しました。……あと一つお願いが」

 

「なんだ?」

 

悠梨が小声になる。

 

「合図を出しますから、最後は蓮さんにとどめをお願いします」

 

「……あー、そうか」

 

悠梨の神機にバラニウムが含まれてないから、当然か。

 

「別にこれ渡してもいいんだぞ?」

 

そういってXD拳銃を引き抜こうとするが、悠梨に止められた。

 

「いいですよ!それに武器は魂ですから、簡単にかりる訳にはいきません」

 

「まぁ……お前がそう言うならいいか。死ぬんじゃねぇぞ」

 

「悠梨がんばるのだ!!」

 

「じゃ、いって来ます」

 

そういって、悠梨はガストレアの前に立つ。神機は真紅の大剣を展開させている。

 

(……さて、どう攻める?)

 

ゴッドイーターの戦闘術、見せてもらおう。

 

「緋上悠梨、目標を駆逐する!!」

 

……なんだそりゃ?

 

「あいつ、色んな意味で大丈夫なのか……?」

 

「…………大丈夫だ、多分…………」

 

警部の問いに、自信を持って答えられなかった。

 

 

ーーーside悠梨ーーー

 

 

「緋上悠梨、目標を駆逐する!!」

 

キシャアアアアア!!!

 

ガストレアの不快な鳴き声が耳朶を打つ。敵も戦闘態勢に入ったようだ。

 

僕の足元に向けてガストレアが糸を放つ。だが。

 

(遅い!!)

 

余裕で見切れるスピードだ。左前方にステップしてあっさり躱す。

 

そこへもう一発飛ばしてきたので、今度はジャンプすることで回避。

 

しかし、それは読まれていたのか、飛び上がって更に追撃をしかけてくる。

 

(空中なら確実に捕まえられると踏んだか……)

 

しかし、僕はーーー

 

(ゴッドイーターだ!!)

 

突進してくるガストレアにむかい、ガルドラを突き刺す。

 

空中じゃ方向展開出来ないから簡単だ。

 

硬い感触に続き、肉の手応え。ガストレアの突進の勢いがほとんど殺される。

 

突き刺さったガストレアを思いっきり蹴ってガルドラを引き抜き、その反動でバク転しながら態勢を整え、着地。

 

(今度はこっちの番だ!!)

 

ガストレアに突っ込む。しかいには頭を貫かれたガストレアがいるが、まだ生きているうえ、再生が始まっている。

 

(……めんどくさい再生力だなこれ……)

 

だが、ガストレアが態勢を立て直す頃にはもう目の前だ。

 

「……沈めっ!!」

 

ガストレアの胴の下を駆け抜けざま、ガルドラを横薙ぎ一閃。狙ったのは……脚だ。

 

通り抜けた直後、背後で倒れる音。振り向くと、予想通り左脚全てと、右脚の後ろ二本を切り飛ばされたガストレアが地に伏せている。

 

(まだ終わりじゃないよ!)

 

今度は真上に飛び上がる。ガルドラを上段に構えーーー

 

「はあぁぁぁっっっっ!!!」

 

一気に振り下ろす!!

 

ズン!!と音がして真っ二つになったガストレアが地面に沈んだ。

 

でも、これでもまだ終わってない。

 

「蓮さん!!」

 

「了解!!」

 

再生させないよう、すぐに蓮さんに合図を送る。僕が飛び退いた直後、拳銃からの発砲が突き刺さってとどめとなった。

 

ーーーーーー

 

「……お疲れ様です!」

 

「おう、お疲れさん」

 

「悠梨、すごいではないか!!速すぎるぞ!!」

 

「ありがとね延珠ちゃん」

 

うん、まぁ……コイツ弱かった。

 

警部も近づいて来る。

 

「やるじゃねぇかガキ。よっぽどどっかの高校生より強いんじゃないか?」

 

「俺もそう思ってたとこなんだからやめてくれ……」

 

「流石にそれはないですって!」

 

あっさり終わったからか、空気が軽いね。

 

でも、まだガストレアとの戦闘に慣れてないから。強いとかは絶対にない。

 

「んじゃ、民警諸君お疲れさん。後は俺ら警察で片付けるから帰ってくれていいぞ」

 

警部がそんなことを言ってきた。ありがたい。

 

「じゃあお言葉にあm」

 

「そうは行かねぇぞ警部。今回はきっちり報奨金払ってもらうからな」

 

「ちっ……気付いてたか」

 

「……アンタのこといい人だと思ってたんだが、評価下げていいか?」

 

酷い!!警察に騙された!!

 

「蓮さんこの警察ぅ〜!!」

 

「そんなんで泣きそうになるな!! ……ともかく、事後処理は俺が行くから、2人とも帰ってていいぞ」

 

……本当かな?

 

「今度は大丈夫ですよね?ね?」

 

「おい、悠梨が疑心暗鬼に陥ってるんだが」

 

「警察の管轄じゃねぇから、そっちで対応しろや」

 

「だろうと思ったよ! ……ともかく、今度は大丈夫だからな。事務所に戻ってろ」

 

「……分かりました。じゃあ先に失礼します。延珠ちゃん行こー?」

 

「ちょっと待つのだ」

 

そう言って、蓮さんに近付く。そして突然抱きつき、飛び上がってキスした。

 

「早く帰ってくるのだぞ蓮太郎」

 

「しゃがめ、って言われなかったから油断してたっ……!!」

 

「二ヒヒッ、では先に戻っているぞ」

 

今度は僕に近付き、手を引っ張ってきた。

 

「行くぞ悠梨」

 

「うん!」

 

さー帰ろう!!

 

 

ーーーside蓮太郎ーーー

 

 

ちきしょう延珠の奴、またキスしやがって……

 

カシャン

 

(まさか)

 

……案の定手首には手錠が。

 

「……その心は?」

 

「変態は早期に捕まえておくべきだろう?」

 

「昨日より直接的になってやがる!!さっさと取ってくれ、冤罪だ!!」

 

「知るか。それはそうと、あのガキやけに強いな……。訓練積んでもあそこまで行くか?」

 

放してくれなそうだ……仕方ない。

 

「ん、まぁちょっとな……色々あったっぽい」

 

「そうか……面倒見るなら見るでちゃんとやってやれよ?まぁ厳しかったら勾田署まで来りゃ、少しくらい預ってやるよ」

 

「最終手段として、一応確保させてもらうぜ。ありがとよ、警部」

 

「忘れたか?警察だぞ俺は?」

 

「ああ、そういやそうだったな……」

 

今度は顔を見合わせ、ニヤッと笑い合う。

 

やっぱいい人だこの人は。

 

 

 

 

「……ところで、いつになったら手錠取ってくれるんだよ?」

 

「ちっ、しゃーねぇな………おーい!誰か手錠の鍵持ってねぇか?」

 

「アンタ持ってないのかよ!!」

 

「一応持ってるが」

 

「じゃあそれ使えや!!」

 

やっぱいい人かどうか分からん!!

 

 

ーーーside悠梨ーーー

 

 

「延珠ちゃんと蓮さんって仲いいんだねぇ」

 

延珠ちゃんと歩きながら会話する。

 

「妾は蓮太郎のフィアンセだからな!仲がいいのは当たり前だぞ」

 

「そっかー。早く結婚出来る年齢になるといいね」

 

「それなのだ問題は。あと6年も待てないぞ」

 

「いや流石に法律でしょ……?」

 

「そんなものは愛の前には関係ない!!」

 

「捕まっちゃうから守ろうね〜……?」

 

「むぅ……早く年月過ぎろー!!!」

 

延珠ちゃんがうがぁぁぁぁ、ってなってて実に可愛らしい。

 

「……それはそうと悠梨、なんであんなに早く勝てたのだ?」

 

「ん?さっきのガストレア?」

 

「そうだ。ステージ1とは言っても、外殻は硬いうえ、まともに戦うのは初めてであろう?」

 

ん〜……まぁ硬い感触もあった気がするけど。

 

「準備万端で戦うのは確かに今回が初めてだね。遭遇戦は2回やったけど」

 

目を覚ました時に1回、神機を回収した後に1回ずつね。

 

「……3回目か。だが、それでもあれだけ慣れた動きの理由が分からぬぞ」

 

ちゃんと説明しなきゃダメか。

 

「あのガストレアが弱くて、僕が戦闘慣れしてる、ってのも勿論あるよ。けど、一番の理由は……」

 

「理由は……!?」

 

「あのガストレアが『ボルグ・カムラン』の下位互換に感じたから、かな」

 

「ボルグ・カムラン?」

 

延珠ちゃんが首を傾げる。

 

「カムランは、サソリ型の大型アラガミでね。6本の脚は全て胴体の横についていて、更に、胴体は接地していない」

 

ついでにいうと、あのクモは前にしか糸を吐けないだろうから、針で全方位を攻撃出来るカムランの、正に下位互換って訳だ。

 

「 ……これだけで分かる?」

 

ちょっといじわるな質問かな。

 

「う、むぅ……つまり、さっき悠梨がやったような、潜り抜けながらの攻撃が出来た、ということか?」

 

……おお。

 

「延珠ちゃん大正解。カムランは胴体の下がガラ空きだから、そこで脚を切れる。だからそれをそのまま持ってくれば、苦戦する相手でもない、ってこと」

 

「一瞬でそこまで考えていたのか……!!すごいぞ悠梨!!」

 

「いやいや、ガストレアに対しては延珠ちゃん達の方が経験多いでしょ」

 

「む、そうか。ならば延珠先輩と呼んでもいいのだぞ?」

 

「遠慮しとくよ」

 

「即答された!!」

 

ガビーンと効果音がしそうなくらいショックを受ける延珠ちゃん。

 

「延珠ちゃん先輩に見えないしねぇ。というかぶっちゃけ妹っぽいよね」

 

「くそぅ……身長欲しいのだ……!」

 

「……僕も欲しいよ……」

 

今度は僕の心にもダメージが。クッソ身長小さくたって……!!

 

沈みながら歩いてたら気付いたら事務所前についてた。

 

階段を登って4階まで登り、ドアを開けると、昨日と同じ席に木更さんが座っていた。

 

「……あら、お帰りなさい。どう?間に合った?」

 

「僕達で撃破しましたよ」

 

「悠梨がほとんど1人でやったから、妾達はとどめ以外にすることがなくて楽だったぞ」

 

それを聞いた木更さんが驚いた顔をする。

 

「悠梨君が戦ったの!?」

 

「まぁだって、やれることあるならやりたいじゃないですか」

 

「……里見君は止めなかったの?」

 

「止められましたけど泣き落とししました」

 

「……本ッ当、里見君ってば甘いんだから……」

 

額に手をあてて溜め息をつく木更さん。

 

「で、その里見君は?」

 

「事後処理で現場に残ってます。今回はちゃんと報奨金貰ってきますよ。……きっと」

 

「……今日も貰ってこなかったらどうしようかしらねぇあの子……!」

 

やばい木更さんが鬼の表情になりかけてる。

 

「き、木更さん落ち着いて!!紅茶でも入れますからどうですか!?」

 

「……ごめんなさい。取り乱したわ。ところで紅茶?淹れられるの?」

 

「ある人直伝なんで、絶対大丈夫ですよ〜」

 

勿論「僕を殴ってくれ!!」って言ってきたから、3回殴った人だ。

 

「妾も欲しいのだ!」

 

「みんなの分淹れてくるから大丈夫だよ」

 

やったー!!と喜ぶ延珠ちゃん。期待値が高くて怖いなぁ……。

 

「んじゃ淹れてきますんで、台所かりますね」

 

ーーーーーー

 

紅茶を淹れてる間に、早くも蓮さんが帰ってきたみたいだ。

 

「今日こそちゃんと報奨金貰ってきたんでしょうね?」

 

木更さん、ドスが効いてます怖い。

 

「きょ、今日はちゃんと貰って来たぞ!!ほらこれだ!!」

 

蓮さんがビビりながら袋を見せる。今日はちゃんとあるみたいだ。

 

……木更さんを更に刺激しなくて良かった……。

 

(っと、そろそろかな)

 

紅茶をついで、盆に乗せ持っていく。

 

「紅茶入りましたよ〜」

 

「……お前紅茶淹れられたのか」

 

「ええ、まぁ。ある人直伝でして」

 

皆して意外そうにされると、なんだかなぁ……。

 

「とりあえず、どうぞどうぞ」

 

「いただきます……あら、美味しい……」

 

「……うめぇなこれ……」

 

「こんな美味しい紅茶初めて飲んだかもしれぬ……」

 

やった大成功!!

 

紅茶の美味しさも万国共通だったよエミール!!

 

「……悠梨、俺にも淹れ方教えてくれ。負けてられん」

 

「別にいいですが、最後の意味は?」

 

「料理人として知っておきたい、ってことだ」

 

「蓮太郎はシェフだからな。昨日のもやしも美味しくいただいたぞ」

 

「あ、じゃあ代わりに今度ご馳走になってもいいですか?」

 

「それくらいならいいぜ」

 

よっしゃ美味しいご飯〜♪

 

「さ、里見君私も……」

 

……木更さんも参加するようだ。

 

「ならまとめて来てくれ。つかアンタ普段飯はどうしてるんだ……?」

 

実は僕も気になってた。

 

「……パンの耳とかパンの耳とかパンの耳とか……」

 

「……お、おう」

 

「……あ、飽きないんですか?」

 

「味付けすれば大丈夫よ!!」

 

……なんていうか、寂しい台所事情だった……。

 

ーーーーーー

 

「んんっ……でね、悠梨君」

 

「なんですか?」

 

仕切り直しをした木更さんだが、さっきの報奨金が入った袋に手を入れ、

 

「これは貴方の分よ」

 

と言いながらお金を渡してきた……っ!?

 

「え!?いや、なんでですか!?」

 

「だって貴方が撃破したんでしょう?なら相応の礼を持って応じるのが筋よ」

 

「いやでも……」

 

「いいから、受け取りなさい。だいたい貴方、無一文なんでしょう?」

 

うっ……その通りだ。その通りだけど……。

 

助けを求めて蓮さんを見るが、

 

「悠梨、紅茶おかわり」

 

なんでこのタイミングで!?つぐけども!!

 

いやまて、今のは木更さんの決定に反対はない、ってことか……?だとしたら、助けを求める意味はないか……。

 

延珠ちゃん……はいいか。

 

味方は0。

 

「すいません……ありがたく貰っておきます」

 

「それでいいのよ。はい、一部だけど」

 

お金を受け取る

 

「ホントに何とお礼を言ったらいいか……」

 

「大丈夫だ、って言ってるじゃない」

 

「あんま気にし過ぎんな。あと俺からも1つ言う事がある」

 

「な、なんですか?」

 

「身構えんなって。さっき帰ってくる途中で俺のパトロンに連絡したんだが……」

 

「……未織に、何か頼んだの?」

 

あれ、また木更さんから鬼の気配が……。

 

蓮さんが呆れた表情をしながら補足をつける。

 

「……木更さんと司馬未織……俺のパトロンなんだが、こいつらが犬猿の仲って奴でな……」

 

「あー……」

 

うん、仕方ないな。

 

「木更さん、今回は結局未織の力を借りるのは一部だから落ち着いてくれ」

 

「……分かったわよ」

 

「ふう……んで、未織にお前の名前を伏せた上で、そいつの武器とかなんとかならないか、って聞いたら『ちょうど広告塔を探してる企業がある』って言われてな」

 

「そこから支援を受けたらどうか?ってことですか?」

 

「まぁそういうことだ。バラニウム弾とかはそーいう所から供給してもらわねぇと不味いしな」

 

「……そうですね……。分かりました。受けてみます」

 

「よし、んじゃ後で未織に連絡しとくわ」

 

「お願いします」

 

さてどんな会社なんだろうなー……。

 

「それじゃ、今日はこのまま依頼がなければ夕方には解散でいいわね?」

 

「まぁ大丈夫だろ」

 

結局そのあと依頼はこないまま一日が終わった。




作者は多田島警部が嫌いというわけではありません。
蓮太郎いじりの二大巨頭として目立ってるだけです。

感想、指摘等ありましたらよろしくお願いします

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。