テンプレ…まじで?(リメイクしてみた) ※現在このすば!編 作:onekou
今回は説明会となるのでくどい部分もあると思いますが、どうぞよろしくお願いします!
コウジュ達が飛龍で飛び始めて暫く、目的の場所へはそれほどの時を経ずに到着した。
いつの間にか霧は晴れ、開けた場所に出ていた。
そこへ飛龍達は着陸し、コウジュ達は地へと足を付ける。
「し、死ぬかと思った! 泥で縛り付けるとか何考えてるんだよ!?」
「先輩が、あ、あんなところ掴むからだろ!! 梨紗さんに言うぞこんにゃろう!!」
「ばっか、そんなことしたら結局死ぬじゃないかやめろよ!」
「知ったことじゃないよ! 許してほしかったら具体的には銀座のあそこのケーキを好きなだけ食わせろ!!」
「無茶言うんじゃねぇ!? 財布が死ぬわ!!」
「はいはぁい、漫才をしていないでぇ進むわよぉ」
着陸した飛龍から転げ落ちるように地面のありがたさを感謝するために地へと座る伊丹。
飛龍の上で暴れた彼は相乗りしていたコウジュに泥で雁字搦めにして動けないように固定されていた訳だが、やはり恐怖は拭えなかったようだ。
そんな伊丹にコウジュは当然の処置だと頬を赤らめて怒るが、傍から見れば痴話喧嘩でしかない。
その二人を、ロゥリィが呆れた声で止める。
定番の流れだ。
さておき、伊丹とコウジュがそんな犬も食わないような事をしている内に、他の面々はジゼル案内の元、少しばかり先へと進んでいた。
テュカとレレイに関してはそれぞれ思う所があるのか伊丹達の方を見ていたが、それでも今回の目的地がすぐそこというのもあって自重したようだ。
伊丹達が慌てて皆の後を追う。
しかし、合流する頃にはジゼルの足は止まっていた。
「これは……」
「ひどい、死に絶えている……」
誰が言ったのか、いや誰もが似たような感想を持っていた。
それほどの光景が目の前に広がっていた。
合流したての伊丹達も、目の前の光景に難しい表情をする。
上空に居る間は余裕が無かったためしっかりと見ることが出来ていなかったが、実際に目の前にすると嫌悪感が先に出てしまう。
それほどの光景だった。
一見するとそれは霧の様な靄の様な、そして煙の様でもあった。
ただし、その全てが黒一色だ。
見える一帯を、その黒が飲み込んでいた。
正しくそれらは飲み込んでいるのだ。
山を、谷を、それらに彩りを加える木々の全てが黒霧の中に取り込まれている。
そしてその全てが、飲み込まれて、死んでいた。
一見すると、木々は青々と茂り、花も咲いている。
しかし、よく見ればそれらの全てが死んでいると分かる。分かってしまう。
それらはまるで今この瞬間に死んだかのように瑞々しさを持ちながら、生の営みから外れてしまっている。
何故そうなっていることが分かったのかはすぐに理解できた。
音が無いのだ。
本来ならある筈の、虫や鳥の鳴き声もそうだが木々の擦れる音すら無い。風すらも無いのだ。
よく見れば、霞む中に地へと落ちた亡骸がいくつか見えた。自然に生きる虫や動物のものだ。
それら全てが剥製かのように生前の姿を残したまま、腐った様子もなくパタリと地へと落ちている。
異様としか言いようがない光景だ。
「見える全てが死んでる? 自分で口にしてて現実感がないが、それが一番しっくりくるのは何でだ……」
「でも、これは確かに死んでるっす。生きた気配がしない」
悍ましいものを見るように自身の肩を抱きながら伊丹の言葉にコウジュは答える。
幾つもの経験を経て気配などの第6感とでもいうべきものが鍛えられたコウジュからすれば、目の前の光景に怖気が走るのも当然だろう。
そしてそれは、日本の住む面々よりも自然や超常的なものと寄り添ってきた特地の面々も同じであった。
レレイは無表情ながらも痛ましいものを見る目で、テュカは悲し気に、ロゥリィは腹立たし気に目の前の黒霧を見ていた。
「理から外れた死。ただ終わっている?」
「ええ、生の営みを止めてしまっている。こんなのひどすぎるわ」
「ハーディのやつぅ、また厄介なものをぉ……」
そう3人娘が言う横で、教授陣が持ってきた計器を使い色々と黒霧について調べ始める。
そんな彼らにジゼルが指だろうと突っ込めば無くなっちまうと注意を促すが、目の前の現象が気になって仕方ないのか次々に調べ始めた。
「ふむ、自然数値内じゃの。放射線やガスの類いではない」
そうして調べていくが、持って来た機械の全てが正常値を示していく。
計測器の先を突っ込んでも壊れた様子は無い為無機物なら大丈夫なのが分かった程度だ。
次に手にしたのは、未だ黒霧に飲まれる前の生えていた枝だ。
それを黒霧に付き入れて、掻き混ぜるように揺する。
教授は暫くして取り出す。
すると黒霧の中に入った枝葉の部分がパラパラと色彩はそのままに枯葉の如く落ち始める。枝部分も少し触れただけで砕け散ってしまう。
次は袋を取り出す。
それを手が黒霧に沈まないように気を付けながら黒霧を掬い上げる様に振り、そして取り出す。
しかし中には何も入っていなかった。
「実体が無い?」
「どうやらその様じゃ」
気になったレレイが教授陣の中でも先頭に立って調査をしていた年のいった男に声を掛けた。
その男……養鳴教授は、レレイの方は見ずにただ目の前の不可思議な現象へと目をやりながら同意の言葉を出した。
「嬢ちゃん、そういえば魔法を使えるとか聞いたが、風は起こせるかの?」
「可能」
言われるなり、レレイは短く詠唱をした後に杖を振るう。
すると振られるに合わせて風が起こった。
近くに居る面々も、そよ風よりは強い程度の風が黒霧に向かっていくのを肌で感じる。
しかし、結果はある意味想定通り。黒霧は風に揺られることも無くそこに在るだけであった。
その風自体も、黒霧の向こうへと行けば木々を少し揺らしたかと思えば、瞬く間に萎むように消え去る。
それを見てレレイが目を見開く。
「空間が歪んでる……?」
「それは本当か!?」
起こした風の動きが不可解な動きをしたため、それに見合う回答として出たのが空間の歪みであった。
養鳴教授はそのレレイの呟きを聞き、他の教授にまた指示を出し始めた。
レレイも続きが気になるのか、それに着いていき調査の手伝いを始める。
栗林妹達取材陣もまた、それに倣った。
残された伊丹達は、調査に関しては専門外なのでそれを見るのみだが、その中で一人、黒霧を見ながら呟く者が居た。
「……アポクリフ」
呟いたのはロゥリィだ。
彼女は自分の想像が外れていてほしいと、そう思いながらもう一度口にする。
「これぇ、アポクリフかもしれないわぁ……」
「アポクリフ……ってなんですかい?」
ロゥリィの言葉にコウジュが首を傾げる。
伊丹達も気になるのか、ロゥリィの方へ耳を傾けた。
「途方もない年月の果てにぃ、神々が去り人々も居なくなってぇ、世界はゆっくりと虚無の霧に包まれ原初の混沌へと帰ると言われているわぁ。その霧こそが―――」
「アポクリフ……」
「そういうことよぉ。でもぉ、私たちはまだ現世に居るのよねぇ。出てくるにしてもぉ、もっともぉぉっと未来のお話の筈なのよぉ」
「けど、そいつが今、目の間に在る。確かにこれは世界の歪みだわな」
頬を引き攣らせながらコウジュが皮肉気に続けた。
門の影響、世界同士の繋がり、その結果が帝都を襲った地震と目の前にある終わりそのものの様な霧。
思っていた以上に深刻な問題にコウジュは一気に頭が痛くなるのを感じた。
何が影響を見てきてどうするのかを考えてほしいだ。
ハーディから言われたことにそう悪態をつくのも無理はない。
「これ、一月前はあそこの木の辺りまでだったんだ、です。けど気付きゃあこの有様なんだ、でゴサイマス」
「ジゼルさんほんと言葉無理しなくて良いって」
「コウジュぅ、甘やかしては駄目よぉ? この子もぉ亜神である以上はぁ一宗教の顔役になるのだからぁ今の言葉遣いではいけないのよぉ」
「うーん、そう言われると部外者の俺には何も言えないけど……」
「頑張る、マス」
今にも舌を噛みそうなジゼルにコウジュとロゥリィは苦笑した。
「それにしても、一か月前があの位置だったとしたら結構な速さで侵食してないかな、これ」
「そうねぇ。今すぐにどうこうってことは無いのでしょうけどぉ、楽観視はできないでしょうねぇ」
改めてコウジュとロゥリィは難しい顔をしながら黒霧……アポクリフへと目をやる。
そんな彼女らの元に、とりあえず調査が終わった養鳴教授達が近寄ってきた。レレイも同じく。
「どうやらこの黒い霧……アポクリフとか呼んどったか? そのアポクリフとやらは気体でも液体でも、そもそも物質でもないと今の所は検査結果が示しておる」
「物質でもない……っていうと、じゃあ何でしょう?」
「おそらくじゃが、これは影の様な物ではないかと踏んでおる」
「影? こんなにふんわりしてるのに?」
「そう、そこじゃよ!」
養鳴教授の説明に、伊丹が気になったことを告げて行く。
それに対して興が乗ったのか、養鳴教授は声のトーンを上げて説明を続ける。
「見るからにこれは立体的な存在である。しかし、現状では断言できんが余剰次元からの陰ではないだろうかと思っておる」
「次元……ですか」
「まるでSFの話にでも聞こえるじゃろうが、それも立派な学問の一つじゃよ。実際にそれの実験をジュネーブなどでも行っておるからの」
そうして、養鳴教授は調査結果や推論を基に各教授とも話を合わせながらアポクリフについて話を進めて行く。
伊丹を始めとした面々も、それについて思いついた質問などをし、養鳴教授達も持論を出しながらアポクリフについて考えを纏めて行く。
そんな中、コウジュがある事を思いついたのか、輪から抜けだしてアポクリフの前へと立った。
「どうした後輩?」
「いやちょっと気になることが出来て……」
コウジュの様子にいち早く気づいた伊丹が声を掛けるが、コウジュはそれに軽く答えるだけでアポクリフへを睨むように目を向けたままだった。
「次元、つまりは空間ってことだよな……。ってことは、斬れる……?」
ぶつぶつと独り言を呟きながら、コウジュは自身の考えを証明するために必要なものを頭の中に思い浮かべる。
いつの間にか面々も、コウジュの様子に気付いて話を止めてそちらを見ていた。
「……ツミキリ・ヒョウリ」
コウジュの呟きに合わせて、その両の手にそれぞれ剣が現れる。
逆手に持ったそれは、つい先日ハーディに突き付けたものと同じものだ。
時間と空間を支配するとされる、
それを構えたコウジュは、徐に振りかぶりアポクリフへと叩き付けた。
すると――――、
ギイイイイイイイイイイイィィィィィィィィィィィッ!!!!!!!!!
「ぎにゃあああああああああああああああああああああああ!?」
黒板を引っ掻いたような音を数倍にした騒音が辺りを埋め尽くし、皆が慌てて耳を防いで顔を顰める。
そして犯人であるため近くに居り、ビーストという獣に近い聴力を持つコウジュに至っては悲鳴を上げて痛む耳を押さえながら地面を転がった。
それに合わせて手にしていた双小剣は姿を消していたが、石などがむき出しの地面の為コウジュの身体にいくつもの傷をつけ―――ることなくチートスペックの前に地面が均されていった。イタリカでは頭をぶつけて気絶したというのにちょっとした成長である。
そんな風に地面を転がり暫く、コウジュは息も絶え絶えによろよろと立ち上がる。
「だ、大丈夫か後輩……?」
「マジ無理、死ぬかと思った」
涙目で崩れた服を直していくコウジュ。
その様子にちょっとした背徳感があって数名が目を反らすが、そんなことは関係ないと養鳴教授が質問を口に出した。
「嬢ちゃん! お前さん今それに干渉しなかったか!? どうやって!!!?」
「ちょ、ちょいたんまっす。耳が、耳が痛い……」
「む、むぅ……」
養鳴教授の声に痛む耳を押さえて待ったを掛けるコウジュ。
流石の研究一筋な養鳴教授も、見た目少女なコウジュには強く出れなかった。
コウジュの回復を待ち数分。
ようやく回復したコウジュが口を開いた。
「何をしたかって話っすよね。ただ、斬っただけっすよ。いや斬ろうとしたってとこか」
「斬ろうと……? いや、それは見ればわかるが、先程行った実験では物質は全て突き抜けた。無機物はただ通り過ぎるだけじゃった。それが何故ああなるんじゃ?」
「いや理論とか聞かれても無理っすよ。ただ、これには時間や空間に干渉する力があるんですよ。それを使って斬ろうとしたんです。失敗したわけですが」
言いながら再びコウジュは先の双小剣を手に出し、消した。
養鳴教授は、それを聞いて驚愕に目を見開く。
「まさか、そんなことが……。しかし失敗したとはどういうことじゃ。干渉は出来ていたではないか」
「俺はあれを斬ろうとしたんですよ。でも歯が立たなかった。刃が立たなかったって言った方が良いかもしれないっすけど」
冗談めかして言うコウジュに、養鳴教授含めた面々は早く説明しろと鋭い目を向けた。
堪らずコウジュも続ける。
「こ、言葉遊びは置いておいて……。多分ですけど、
そんなコウジュの説明に、口元を押さえながら養鳴教授は暫く考えた後にゆっくりと推論を言い始めた。
「ふむ、イマイチ要領を得んが、あれを影と仮定するならば嬢ちゃんが刃をぶつけたのは世界そのものという事になるのかもしれんの」
「マジですか!?」
「当てずっぽうじゃがの」
「え、えぇ……」
養鳴教授の気の抜ける発言にコウジュも思わずずっこけそうになる。
コウジュを手玉に取るとは中々に濃い
さておき、そんな養鳴教授の当てずっぽうとやらに、不思議なことにコウジュはカチリと何かピースがはまったような感覚を得ていた。
先程起こったことの要因の説明として、結果的に世界を切ろうとしたというのが何故かしっくりと来るのだ。
それは曖昧な感覚でしかないが、そう感じた。
しかし、言われてみれば影を小さくしようとするならば本体を小さくしなければ影は小さくならない。本体を斬り取らなければ、影は小さくならないのだ。
コウジュの能力があれば、斬れると思えば斬れる可能性はある。
今失敗したのは斬れる
ただ、こうなってしまうと斬れなくて正解だったかもしれないとコウジュは思った。
もし斬ることが出来ていて、もし影を斬った結果世界も斬れてしまったら……。
そう考えた瞬間、コウジュは鳥肌が立った。
しかし逆に言えば、それではコウジュの目論見は外れてしまったことになる。
もし成功してアポクリフだけを斬ることが出来たのならば少なくとも時間稼ぎが出来た。
何かしらの切っ掛けがあれば影だけを斬るなんて芸当もできるようになるかもしれないが、現状では出来そうになかった。
「うーん、どうすれば……」
コウジュはどうやってこの
ぶっちゃけて言えば、アポクリフを消し飛ばせそうな武器はいくつかある。
あるが、それは先で考えたように黒霧と一緒に世界も吹き飛ばしてしまいそうで恐怖があった。
いや、そう
ならばどうするか?
しかし考えれば考える程に影響が出そうなことしか思い浮かばない。
そこでふと、特に意味も無く思い付きで泥をコウジュは産みだした。
それを見て養鳴教授達は歓声にも似た声を上げるがコウジュはそれに気づきもせず、その泥を伸ばしてゆっくりとアポクリフへと近づける。
指を入れて無くなるのならほかの部分を入れればいいじゃない作戦である。
実際やりはじめて、コウジュはこれはありではないかと思い至った。
泥は力の塊であると共に、コウジュの一部でもある。
つまり、生命ではないが、生命の一部。
それに幾らでも(一応限度はあるが)創れるのだから、一部位なら大丈夫だろう。
そう思い始めたコウジュは実行に移すことにした。
しかし―――、
「あ、あれ……?」
ギュ、ギュッとコウジュは泥をアポクリフへと近づけるが、いざ入るという手前で何故か泥はコントロールを失いあらぬ方向へと向きを変える。
「後輩、何を遊んでいるんだ?」
「いや、遊んでるわけじゃ……。この! そいや! なん、で!?」
コウジュはどうにか泥が入らないものかと泥自体を自分の手で押すが、どうにも上手くいかない。
地に罅が走りバキバキと音が鳴るほどに力を入れても、泥は霧の中に入る寸前で見えない壁にぶつかったように動きを止める。
その姿はまるで嫌がっているかのようだ。
「何でっ?!」
別に泥を入れなければならないわけではない。
しかし、こうも自分の一部の筈のものが思うようにいかないというのは納得が出来なかった。
ひょっとして無意識に嫌がっているのだろうか? 無意識なら仕方ないっていうし。
などとコウジュは力を入れながら考え始める。
しかしそれがいけなかった。
自身の怪力を全力で振る舞っている中、意識を反らしてしまう愚行。
その結果、
「あ」
踏ん張っていた地面が耐えきれず、砕けた。
その結果、足を滑らせたコウジュは前方への慣性だけが残り――――
いかがだったでしょうか?
アポクリフ、どうにも厄介な物が出てきましたよ。
原作で言うと4章上巻の後半辺りですが、この辺り長いので結構短縮させて頂こうかと思います。まだ次話でも少し語るとは思いますが……。
飛ばせれば良かったんですが、ゲートにおいて抜ける部分ではないのでこういう扱いとさせて頂いております。
さて、今話についてのお話はここらで置いておいて、実はまたイラストを描いて頂いております!!
お一人は前回双子龍を書いて下さったぬこねこ様。
【挿絵表示】
今回はコウジュ。それもPSPo2内にあるメイディスーツというものを着たイラストです。
今にもバトルが始まりそう……いやそういう浪漫が好きなだけですがw
まぁそれはさておき今回も可愛いイラストを描いて頂きありがたいです。
フリル部分が大変でしたとのことですが、これは確かに大変そう……。
ところで、スカート部分めくろうとしているのは何ででしょう……?
お次は鹿尾菜様!
描いて下さったのは双子龍です!
【挿絵表示】
どうですか見てくださいよこの子達うちの子なんですよ?(ニヤニヤ
いや、ほんとこうしてSSを書いていて思うのですが、こうやってファンアートというのでしょうか? イラストを頂けるというのは心よりうれしく思います。
ぶっちゃけていえば自分の妄想が形になる訳ですから、これほどうれしいことは無いです。前にも言ったかもしれませんが……w
ともかく、ぬこねこ様、鹿尾菜様、お二方とも本当にありがとうございます!
うちの子たちを、今後ともよろしくお願いいたします!!
あ、よければ他の方もお待ちしておりますよ……?(チラ