テンプレ…まじで?(リメイクしてみた) ※現在このすば!編 作:onekou
今回は前回からの続きです。
「ちょっと見ない間に腕を上げたじゃないの」
「純白の導服は伊達じゃない」
対峙する女性と少女、双方ともに一瞬たりとも相手の動きを見逃す物かと鋭い視線を相手へと向けている。
アルペジオとレレイ。
それが二人の名だ。
アルペジオ・エル・レレーナ。
レレイの義姉にあたり、現在博士であり導師を目指す者だ。
高めの身長にローブの上からでもはっきりとわかる凹凸の激しい身体とあってそれなりにモテる要素があるが、研究一辺倒なのと髪は跳ねて化粧気もないという身だしなみにあまり気を使っていない所謂残念美人だ。
“鉄のアルペジオ”などと町民から呼ばれているのを彼女は知らないだろう。
レレイ・ラ・レレーナ。
コダ村にてカトー老師から魔法を学び、あれこれある中で伊丹達と共に行動することになった少女だ。
年齢は15歳で現在は修士号を持つ者だ。
今回博士号を飛び越えて導師号へと挑戦することになっている。
二人は義理ではあるが姉妹だ。
しかし今まさに、二人は自身の持つ力、魔法で以て相対し攻撃をし合っている。
二人を囲うように――とは言ってもそれなりに距離を空けているが――野次馬も居り、成り行きを見守っているが、人を除いた建物や地面は既に傷つき大穴が開いている壁もある。
大事なことなのでもう一度言うが二人は姉妹だ。
なら何故戦っているのか?
それは已むに已まれぬ事情があったりするからだ。
レレイはコダ村から伊丹達と共に行動するにあたり、異世界(地球)の知識にも数多く触れた。
さらに言えば、コウジュという存在もあり、また別の世界の知識にも触れている。
その結果、レレイは地球の魔法にノイマン効果を応用する方法などを開発し、師であるカトーから博士号を飛び越えての導師号へと挑戦する許可を得るに至った。
だが導師号というのは並大抵では得ることは出来ず、博士号すら難関を極める。
この世界において導師とは、文字通りに人を導き師となることが許された者だ。
そして導師は自ら書庫を持つことが許された者でもあり、そこには賢者を目指す学生たちが学びに来る。
つまり、表現を変えれば個人で大学を設立することが許された者達とも言えるのである。
それに挑戦する権利をレレイは得た。
当然レレイも生半な努力をしてきたわけではない。
貪欲に、我武者羅と言っても良い程に、知識を求めてきた。
最近では地球を含めた異世界の知識を求めるあまり教えを乞うた人に苦笑されるのもよくある話だ。
しかしその甲斐もあって、レレイは魔法に関する造詣を深めることが出来た。
現理(物理法則)を知ることで、真鍮製漏斗を使用してノイマン効果を発生させ、効果的に爆発という現象を攻撃力に変換する“爆轟”という魔法を開発するに至った。
更にはコウジュからの知識により、法理と虚理(魔力とイメージ)に対する違った考え方などを知ったことで魔法そのものに対する考え方が深まったことにより力量も格段に上がった。
それらがあってレレイは導師号への挑戦権を認められたのだ。
ただ、そのことに不満を持つ者が居た。
それがアルペジオだ。
アルペジオは久々に見たレレイの姿に驚きを隠せなかった。
自分と同じくお洒落とは程遠い生活をしていた義妹がピアスなんぞをしており、男連れで(他にも女性陣が居るがそれどころではない)、装飾は大人しめだが見る者が見れば高級な素材を使っているのが見て取れる純白の導服に身を包んでいるのだ。
そんな妹が、自身が抜けることのできない博士号という位すらを越えて導師へと至らんとしている。
しかも、導師になるに辺り参加する学会で己の学んできた知識を披露しなければならないのだが、その為にレレイが用意してきた論文を師であるミモザ・ラ・メールと共に見た際には眩暈すらした。
驚くべき知識、思考、今までにない術理の展開、しかしそれが虚言ではないと理解できてしまうほどに纏められていた。
色んな意味で行き詰っている自分とのギャップに頭を抱えているその横では導師の中でも名の通っているミモザからこれなら導師になれると太鼓判すら押されてしまった。
だがその時点では踏み止まった。
まだだ。まだ大丈夫だ。
そう自身に言い聞かせ、我慢することが出来た。
しかし、ゆっくりとは出来そうにないため場所を移した食事処での一幕でその我慢も限界に至った。
“私と伊丹は三日夜の義を終えた仲”。
その言葉を聞いた次の瞬間には、アルペジオは目の前のスープ皿を義妹の頭にぶちまけていた。
三日夜の義とは、三日間連続で同衾した男女は内縁関係が結ばれるという土着の風習であり、それを終えたという事は『結婚しましたよ』と宣言するに等しい。
つまりレレイは姉を差し置いて男女関係でも上に立ったのだ(アルペジオによる偏見)。
アルペジオも中々良い歳になってきていたことを自覚しており、相手を探していた。
しかし今までが今までだっただけにどう探せばいいかも分からず、自身が主題としている鉱物魔法はとてつもなく費用が掛かるためそれなりに資産を持つ者が良いと思っている。
とは言え当然ながら、基本的に“稼ぐ”という事から遠い場所に居る学生連中ではそんな条件はそもそも難しいというものだ。
それもあって所謂行き遅れ状態のアルペジオはレレイへと嫉妬心やら何やらが綯交ぜになってしまい喧嘩を吹っ掛けた。
まぁ、結局のところこれは姉妹喧嘩なのである。
ご近所の壁が大破しても、姉妹喧嘩なのである。
「アルフェも、中々やる」
「私は姉よ、ただで負ける訳にはいかない!!」
再び二人は己の武器を構える。
レレイは杖をアルペジオはボーラと呼ばれる武器を。
ボーラとは、本来は狩猟用の投擲武器だ。
一般的には複数の分銅を縄で繋ぎ、中・近距離において威力を発揮するものだ。
熟練者が持てばその変幻自在な動きで相手を打ち砕く。
それをアルペジオは自身の専攻と掛け合わせ、分銅の代わりに3種類の鉱石を短い鎖で繋ぎ使用していた。
それぞれの鉱石は当然ながら違った効果を持っており、アルペジオの意志に沿ってその秘められた力を発揮する。
更に言えば鉱物魔法は鉱物そのものが持つ力を引き出すことによって本来の魔法で必要な手順をスキップすることができるのが特徴だが、アルペジオはさらに鉱石そのものを振り回すこと等で代入する式を更にスキップしている。
それをレレイは知っている。
前に会ってから数年の歳月が経っているが、血は繋がっていなくとも家族であるレレイは話をアルペジオ自身からよく聞いていた。
だから、術が発動するまでの速さ、その点に於いてレレイはアルペジオに負けていると自覚している。
鉱物魔法は術理を用意するという手間や魔力の代わりに先払いでお金を捧げているのだ。
故に、既に詠唱は終えているに等しい。
とはいえレレイ自身もこの数年を勉学のみにつぎ込んできたわけではない。
対人戦も何度も行ってきたし、魔法そのもの対する親和性も上がっている。
ルールのある決闘である以上は使える魔法が限られるが、速度を優先した魔法は幾らでもあるし、魔法も使いようでしかない。
遅れれば負けるのか?
否だ。
「次でとどめ」
「それはこっちのセリフよ」
その言葉を最後に、二人は相手の出方を見ながら最後の一撃をどう入れるか、どう避けるかを考える。
ジリジリと少しずつ動きながら、何かあればそれを合図に放とうと自身の武器に力を籠め―――、
『ウィザードじゃ!!』
『ぎゃあああああああああああああ!!!!?』
突如聞こえてきたその声と悲鳴、それに合わせて上がる何か重たいものが地面に激突したような大きな音にぴたりと二人は固まった。
『コウジュゥバズーカ!!』
『ぐわぁあああああああああああああ!!!?』
再び聞こえてきた声。
しかも声、というか言葉的にレレイは少し嫌な予感がした。
気づけば周囲の野次馬もレレイとアルペジオの事は既に見ておらず、その後方へと視線を送っていた。
『パイルドライバァァァ!!』
『があああああああああああああああ!!!?』
レレイとアルペジオは揃って声のする方へと目を向けた。
声のする方向からは音がする度に野次馬の背を越えるほど高く砂塵が立ち上がっている。
『最後はフランケンシュタイナーじゃ!! バンブー!!』
『ほわぁあああああああああああああ!!!?』
最後に一際大きな音が鳴り、静かになった。
二人は一度顔を見合わせ、意を決したように頷いた後に二人して野次馬の間を潜り抜けるようにして現場が見える場所へと移動した。
そしてそこで見たものに、一瞬思考が止まった。
「いやぁ、良い仕事したぜぃ」
「ちょ、おま、これどうするんだよ……」
地面から生える何人もの身体。その全てが頭を地に埋めて直立不動(?)となっている。
そしてソレを見ながらやり切った顔をしているコウジュの姿と、引き攣った顔の伊丹耀司。
正直言ってドン引きである。
何故か、実際にそれが行われていた場面を見たであろう野次馬連中は喝采を上げているが、この現場だけを見たレレイとアルペジオはほんとドン引きである。
暫く経った後、アルペジオは静かに口を開いた。
「あのね、レレイ……」
「なに?」
「止めましょうか。私が悪かったわ」
「もう別に良い。どうでも良くなった」
「うん、私もよ」
姉の威厳を保つためだとか、ここでレレイに自身の気持ちを隠したままでいると今後家族として接することが出来なくなるとか、そんなことが小さなことに感じるほどにアルペジオは色々どうでも良くなってしまったのであった。
◆◆◆
「ってか、あの人達結局誰なんだろう?」
「今栗林と富田が聞きだしてくれてるが、ありゃ難しいかもしれないな。死ぬのを覚悟してる目だったし」
「何でまたそんなのが俺の所に来たんだろうね」
「心当たりが多すぎて何とも言えんな」
「……」
「おいここは否定しろよ」
レレイとアルペジオさんの決闘を後ろから見ていたら何故か刺客に襲われたでござる。
いやでもほんと先輩の言う通りに心当たりが多すぎて困る。
というか、予想外の白熱した戦闘に見入っていたのに背後から毒を垂らしたナイフで斬り掛かって来るとか勘弁してほしい。
魔女宅ばりに空を飛んだレレイやガンドっぽいもの(やっぱり凛ちゃん臭がする)を連射するアルペジオさんの様子をしっかり見るために少し離れたところにあった台の上に先輩達と居たのだが、フードを被った人が音も立てずに忍び寄ってきて俺の背に向かってズドンである。
熱中していた為にだいぶ近づいてきてから気付いたわけだが、ナイフ見てからの回避余裕でした。アサ次郎さんからしたらめっちゃ遅かったし。
けどあまりに腹立たしかったため、そのまま思わずアームロックしてしまった。
しかしそれ以上行けないと言わんばかりに次から次へと路地やら屋根上やらから次々と刺客が来るから俺一人が離れてそれを対処した。
ただ、周りに大勢人が居るし、血を流さない決闘をしている横で町を真っ赤にスプラッタトゥーンする訳にも行かず困ってしまった。
そこで思いついたのがアームロック繋がりでプロレス技だった。
まぁプロレス技も、マットの上で技を掛けるのも掛けられるのも特訓した人達だからこそ怪我も最小限に出来るわけで、地面を使ってそんなことをすればどっちみち一緒なんだけどそこは上手いこと刺客さん達を地面にぶつける瞬間に接地点を泥で覆ってゲートもどきにして頭をがぽっと沈めた。犬神家である。
もちろんそのまま収縮とかしちゃうと結局首チョンパになってしまうので、頸の所で引っ掻かる程度にしておいた。
人数も居たし、最近は泥の適合率も上がったのか細かい調整も大分としやすくなったのだが、それでも微妙に息を出来るようにしつつも首が抜けないようにと細かい調整を同時並行でするとなると中々に疲れる。
そんな感じに一仕事したと汗を拭っているとレレイとアルペジオちゃんが遠い目をしながら傍で仲直りをしていた。
よく分からんが仲たがいを解消できたのなら良かったです。
さておき、今は再びミモザさんの家へと帰ってきていた。
レレイは着替えに行きアルペジオさんはそれの手伝い。テュカとロゥリィは汚れたレレイの導服を俺のマイルームで洗濯中で、ミモザさんはお茶の用意をしてくれている。騒ぎを聞きつけて合流した栗林さんと富田さんは宿で待機していた残りのメンバーと共に捕まえた刺客達の対処だ。
そして俺と先輩はすることも無くいつもの掛け合いという訳だ。
あれですよ? サボってるとかじゃなくて、一応襲われたのが俺だからジッとしてろって言われたんですよ?
一応どれかを手伝おうかと思ったのだが座ってろと言われたので大人しくしてるわけですよ。
先輩は俺のマスターに当たるし次は先輩を狙われるかもしれないからってことで一緒に待機だ。
やることが無い。
「しかしまぁ何ともなくてよかったよ」
「ですねぇ。とはいえ今の俺の防御抜こうってのなら炎龍に傷つけられる位じゃないとね」
「いやそうじゃなくて珍しく周囲に被害が出なかったなぁと」
「いっぺん埋まってみる?」
「やめろって」
そんな話をしていると、ミモザさんがお茶を持って戻ってきた。
「あらあら、お二人は仲良しさんなのねー。ってあらっ」
そんなことを言いながらお茶セットを盆に乗せて持ってきたミモザさん。
しかし俺達の方を見ながらだったためか足元の本に引っかかり、一瞬は耐えたがそのまま盆が宙を舞う。
俺はすかさず分体の一つを盆の方へ、そして自分は倒れそうなミモザさんへと走らせる。
それほど距離も無かったので無事成功。盆の方の分体がちょっと涙目だが気のせいだ。
「あら~ありがとうねコウジュちゃん」
「だいじょぶっすかね?」
「あっちのコウジュちゃんがちょーっと大丈夫じゃなさそうだけど、大丈夫?」
「うんまぁ、ちょっと熱いだけっす。だからダイジョウブ」
「そーお? なら良いのだけど~」
俺は支えていたミモザさんを立たせて、分体の方は盆を机の上に置いた後消す。
ティーポッドの中身が少し零れているが、まぁこれだけで済んだのならむしろ運が良かった。
割れない方を優先したから中身が心配だったけど、これくらいなら許容範囲だろう。
「そういえばコウジュちゃんって増えることが出来るのね~」
「そういう魔法って思って貰えれば良いですよ」
「異世界の魔法は凄いのねー」
「あはは……」
異世界の第二“魔法”に近いものだから確かにそうとも言えるかもだ。
とりあえず入れてきてくれたお茶セットにササッと泥を這わせて零れていた分だけを吸収する。
ふむ、やっぱり便利だわ。
それから綺麗になったカップにお茶を注いでいく。これぐらいはしないとね。
カップは他の人の分もあるんだけど一先ずは居る三人分だけにしておき、席へと座る。
そして全員で一口飲み、一心地着く。
「さて、実はミモザさんにお聞きしたいことがあります」
「あらあら何かしら?」
カップをミモザさんが置いたのを見計らって先輩が声を掛ける。
それに微笑みながら答えるミモザさん。
「実は私たちは各地の採掘資源に関してのエキスパートを探していまして、どなたか紹介していただけないでしょうか?」
先輩が聞いているのは、第三偵察隊に与えられた任務の一つに資源探索が含まれているからだ。
第三偵察隊には現在3つの任務が与えられている。
一つ目は炎龍討伐に対しての礼状をくれたお偉いさんたちへの挨拶回り。一番最初はベルナーゴ神殿が目標だ。
二つ目が特地における資源探索。これが今の質問の要因だな。
三つ目は俺や現地協力者(テュカ達)の護衛。ちなみにこれは俺達と先輩が1セットになるようにっていう狭間さんの計らいだ。
ただ、資源探索に関しては帝国との講和が目前というのもあって他の隊でそっちをメインにしている所があるので俺達はついでといった面が強い。
何せ挨拶回りは伊丹先輩が行かなければならないので他の隊では代われない。
しかも上としてはこの世界のトップ陣営との繋がりを作っておきたいというのがあるから一つ目の任務が最優先だ。
とはいえこっち方面は第三偵察隊しか来ていないから余裕があるならばしなければならない。
部隊として派遣されている以上、形だけでも行動しなければ命令違反となってしまう。
そんな背景もあって質問した伊丹先輩だが、ミモザさんは可愛らしく首を傾げたあとキョトンとした表情で口を開いた。
「採掘資源のエキスパートなら、もう会ってるわよ~?」
「「へ?」」
ミモザさんの答えに先輩と俺は思わず間の抜けた返事をしてしまった。
でも、そんな人に会ったっけ?
先輩も心当たりがないようで首を捻っている。
そんな俺達を見てミモザさんはクスリと笑った。
「ふふ、アルペジオの事よ。あの子は未だ博士ではあるけれど、それは命題としている物が完成していないだけで、鉱物とかの資源に関してはかなりの知識量なのよ~。だからあの子を連れて行くと良いわぁ」
「あー、そういえば」
「さっきの事もあってそんなイメージ全然湧かないや……」
レレイとの姉妹喧嘩を見ていたらそんな風には全然思えないが、このロンデルにおいてもかなりの発言力を持つらしいミモザさんが言うのならばそうなのだろう。
しかしまぁすぐに見つかってよかった。
ロンデルの老師勢は誰も彼もが一癖も二癖もある人物ばかりと聞いていたから、交渉は中々上手く行かないのではと懸念していたのだ。
何せ生涯研究者といった者達なわけだから、俺達に協力する暇があるのなら自身の研究をするって言い出すだろうとレレイから言われていた。
というか、レレイもお姉さんが鉱物魔法を使うって知ってたのだから教えてくれればいいのに。
あ、でもこれはレレイなりに姉の邪魔をしたくないっていう気づかいだったりして?
どうにもレレイって愛情表現とか苦手みたいだし、案外外れてないかもしれないな。
「あ、そうだ。その協力者には報酬って出るのかしら?」
「勿論出ますよ。国から正式な依頼として降りてきているのでそれなりの金額にはなると思います」
「なら良かったわ~。あの子の専攻はさっきも言っていたけどすごくお金を使うのよぉ。ほら、宝石も鉱石の中に入っちゃうから」
「よく知ってます。知りあいに使っている子が居るので……」
まぁ凛ちゃんなわけだが。
でもあっちは金欠ながらも一応は地主なのもあって困窮している訳ではないからまだマシかね?
それに今ではパトロンにイリヤが居るし、色々捗っていることだろう。
最後まで守銭奴な性格は抜けなかったが……。
ってあれ、ふと思いついたんだけど
そんな風に本当にふと思いついたそれを俺は手に出してミモザさんに見てもらうことにした。
「ミモザさん、こいつをどう思います?」
いかがだったでしょうか?
さてさて最後にコウジュが手に出したのは何でしょうね?
それによって一体何が起こるのか、アルペジオ氏はどうなるのか……。
新たな魔改造の被害者とならないことを祈るばかりです……(震え声
そういえば今回の最初の方でコウジュが使ってた技、まぁプロレス技なんですが、その時のセリフの幾つかがとあるキャラの物をお借りしています。
セリフだけで分かる方いるかな?w
セリフから分かるようにプロレス好きらしいのですが、それ以外でも多くのネタ……ってかネタしかないセリフばっかりなキャラです。
ヒント:永遠の765歳
因みに私はそのキャラと、そのキャラが出るとあるゲームに居る鬼姫さんめっちゃ好きです(関係ない
さて、今回はこんなところで。
ではではまた次話で!!