ガールズ&パンツァー 鉄脚少女の戦車道   作:流水郎

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灼熱の悪夢です!

 暗い艦内線路を、九五式装甲軌道車ソキが疾走していた。この空間で接敵することはないだろうし、仮に遭遇しても発砲禁止区域に指定されている。そのため前照灯を惜しみなく点灯し、線路を照らす。

 操縦手の左手側では空冷六気筒エンジンが音を立て、鉄輪を駆動させている。金網の被せられた排気管ダクトが機関室から外部へと突き抜け、左側面へ出ていた。同じ側には冷却系統の一部が露出している。本来鉄道連隊の警備・牽引車両であるため、本当の戦車とは設計が異なっている。だがこのソキは戦車に似た外見で敵を驚かせ、装甲列車を鹵獲したこともあった。以呂波の采配と三木たちの特訓により、『士魂杯』でも多くの活躍をしてきた。

 

 ハッチから顔を出し、三木は照らし出されたレールを見つめる。慣れ親しんだ線路の振動を感じながらも、レールに異常がないかは注意していた。船橋曰く、廃校になるまで校内の連絡用に使われていたというから、まだ壊れてはいないだろう。それでも三木は線路の保全にどれだけの労力がかかるか知っているため、用心していた。

 

「……減速して。停車準備」

 

 線路脇のマイルストーンを確認し、指示を下す。操縦手がブレーキをかけ、ゆっくりと速度を落としていった。普段から慣れ親しんでいる鉄道部員だけに、操作は的確だ。

 

 鉄輪が甲高い摩擦音を上げ、ゆっくりと停車する。目的のエレベーターの位置だ。ここで艦上へ上がれば大洗の背後を取れる。

 吊り上げられていた履帯を降ろして接地させ、鉄輪を引き上げた。三木の後ろにあるカバー内へ鉄輪と支持アームが収まる。操縦手がレバーを倒し、起動輪が履帯を回転させる。

 

「さて、道なき道を行こっか」

 

 ゆっくりとレールを踏み越えたソキが、エレベーターを目指した。

 

 

 

 

 

 

 

 対する大洗側は全周警戒の上で進軍していた。千種学園のシュトゥルムティーガーで遠距離攻撃をしてくるなら、必ず観測車両を放ってくるはずだ。恐らくはトルディがソキ。それらが現れれば砲撃の前触れだ。

 

「ウサギさん、アヒルさん。異常はありませんか?」

 

 沙織が前衛と連絡を取る。先行するM3リー中戦車が覗視口から見えた。差し込む光を受け、滅多に使わないMG34機関銃が鈍く輝いている。

 

《前方に敵は見当たりません》

《こちらも発見できません》

「了解です。もうそろそろ敵が出てくると思うので、引き続き油断せず警戒しましょう。以上!」

 

 コミュニケーション能力の高さを買われて通信手に任じられた沙織は、その能力を遺憾なく発揮していた。膝の上には地図を置き、ナビゲーターの役割も果たす。そのお陰でみほは索敵と戦闘指揮に専念できた。

 前衛を任せられたのは副隊長たる澤梓と、咄嗟の判断力と根性では大洗随一の磯部典子だ。どちらもキューポラから身を乗り出し、周辺をしっかりと見回している。視界内をいくつかのエリアに分け、怪しいところを双眼鏡で確認し、異常がなければ別方向を見た。M3リー中戦車のキューポラは本来銃塔だが、澤の愛車は機銃を撤去して二つの覗視口を設けている。旧時代の大洗戦車道チームによる改造と思われるが、当時を知る資料は驚くほど少なく、詳細は不明だ。だが戦車道には歩兵がいないため、機関銃を減らして索敵能力を増すという改造は理に適っている。

 

 それでもやはり、車長が直接顔を出して視認するのが一番だ。梓はみほからその勇気を教わっていた。

 

「さて、今回はどんな偽装をしてくるか」

「……まさか、ニセ住みほを使ってはこないだろうな」

 

 優花里の言葉を受け、操縦レバーを握る麻子が呟いた。準決勝でフラッグ車の偽物を仕立てた千種学園だが、相手戦車に偽装してはいけないというルールもない。かつてドイツ軍が行ったグライフ作戦のように、味方と見せかけて不意打ちを行ってくる可能性もある。

 しかしみほは、それは無いと考えていた。

 

「以呂波さんは知られてる手を使ったりしないと思う」

 

 大洗と千種は互いの手の内をある程度知っている。トゥラーンIIIをIV号戦車に偽装し、車長をみほに変装させるという手口を、大洗の面々は間近で見たのだ。さらにその手の『成り済まし作戦』はサンダース大付属高校のような、同じ戦車を多数運用している相手に効果を発揮する。使用車両が全てバラバラの大洗なら、互いに連絡を取り合えばすぐに看破できる。

 

 以呂波ならきっと、もっと予想外の罠を仕掛けてくるだろう。だが当面の脅威はやはり、シュトゥルムティーガーだ。

 みほは前方に見える林と、念のため丘の稜線にも気を配った。しかし敵発見の報せは予想外の方向から来た。

 

《て、敵発見! 五時方向!》

 

 殿を固めるねこにゃーからの報告だ。三式中戦車をIII突、ヘッツァーと共に後衛に配置したのは、無砲塔戦車だけだと側背から攻撃されたとき不利なためだ。だからねこにゃーは後方をよく見張っていた。視力は良いとは言えないが、見通しの良い平原のため敵影に気づけたようだ。

 みほもハッと振り向き、小さな影を双眼鏡で確認する。小さな砲塔が見えた。

 

「ソキが背後にいます! 車間距離を取りつつ増速、前方の林に逃げ込んでください!」

 

 全車両の操縦手が一斉にギアを一段上げ、アクセルを踏み込んだ。観測手が現れたからには必ず砲撃が来る。丘の稜線越しに撃ってくる可能性も高い。しかし榴弾の効果は障害物の多い場所だと大きく減衰するため、林に突入してしまえば怖くはない。少なくとも、まとめて潰される可能性は減るのだ。

 ソキは距離を大きく空けたまま追跡してくるが、撃退は後にした方が良さそうだ。

 

「いつの間に後ろに!?」

 

 優花里が驚きの声を上げる。そろそろ接敵してもおかしくはないが、背後に回り込んで来るには早すぎる。しかも距離は1500mは空いていた。

 だが麻子には思い当たることがあった。

 

「この学園艦、艦内に鉄道があるんじゃないか?」

「あっ!? そういえば!」

 

 以前プラウダ高校へ親善訪問した際、麻子は同様の鉄道施設を見たのだ。沙織が地図で確認したが、確かに進入禁止区域には指定されていない。ソキは線路上でなら最高で72km/hを発揮できるのだ。

 やはり地の利は相手側にある。だが相手の持つ意外性を考えれば、この程度は大したことではない。

 

「全車、もくもく作戦です!」

 

 

 

 

 

 大洗女子学園の戦車八両が、一斉に煙幕を噴射する。ソキからの視界を遮る作戦だ。大きく開いた隊形のため、煙も広範囲に広がる。しかし千種学園は彼女たちの前方にも斥候を放っていた。

 

《こちら三木! 敵の姿が全く見えません!》

「大丈夫さ、あたしがちゃんと見てる」

 

 アンシャルド豆戦車の四角いキューポラから顔を出し、双眼鏡で敵部隊を見張る。東は先に前線へ到着した後、車体を偽装して監視を行っていた。無砲塔の豆戦車ゆえ、偽装網を被って木々に紛れてしまえば見つかるものではない。

 大洗は煙幕を撒きながら、隊列を僅かに変えていた。ポルシェティーガーを前衛部隊へ入れ、M3、八九式と三両で林へ雪崩れ込もうとしている。シュトゥルムティーガーを捜索し、連携で背面を取って始末するつもりだろう。遭遇戦になっても情報を持ち帰られるよう、戦闘力の高いポルシェティーガーをつけたのだ。また林の中ならシュトゥルムティーガーの脅威は減るが、狭い地形にまとまった数を投入するのは避けている。戦車同士が互いの射線を邪魔するし、撤収も困難になるからだ。

 

 それらの動きを報告し、仲間の声を聞く。準備は着々と進んでいた。

 

《船橋、位置についたわ。変身セットも装着完了》

《河合も同じく。今ハッチを開けて涼んでいます》

《こちら北森百貨店、ズリーニィ用の掩体壕は掘り終わって、今残りをやってる! 東、どれくらい余裕がある?》 

 

 北森の問いかけに、敵の速度と距離を観察する。

 

「敵の前衛が到着するまで、約三分ってところですね」

《ちっ……悪ぃ、穴は後一つしか間に合わないかも。偽装パネルはできるだけ置いとくぜ!》

 

 T-35を工兵輸送車として運用する千種学園だが、さすがに鈍足であり、サイズも大きいため小回りが利かない。現場に到着するまで時間がかかったのである。以呂波はあらかじめ、工作が間に合わない場合は退避を優先するよう命じていた。北森たちはそれだけ重要な戦力なのだ。

 スリルと緊張感を覚えながらも、東は冷静に監視を続ける。彼女にはこの後、さらに度胸を要する任務が待っていた。この豆戦車で敵の矢面に立つのだ。だがその前に、船橋と河合が度胸を見せねばならない。以呂波から命令が下る。

 

《フラッグ車からポルシェティーガーが離れたのは好都合です。船橋先輩は敵前衛を、河合先輩は敵後衛をIV号から切り離してください。引き付けてから決行しますので、東先輩は報告を宜しくお願いします》

 

 隊長の声は冷静だった。動揺を見せず、指揮を執りつつも常に先輩を立てる。試合前の合言葉である「勇敢・冷静・仲良し」を体現している。だがその下で、以呂波が誰よりもこの戦いを楽しんでいることを皆が知っていた。

 敬意を払う強敵に、全力で挑む……右脚を失ってから、彼女はずっとそんな戦いを待ち望んでいたのだろう。実姉との試合もそうだった。そして今度は以呂波のみならず、千種学園全員の憧れである、大洗女子学園が相手。隊長の闘争心はチーム全員で共有している。

 

「任せろ。しっかりやってやる」

 

 ペロリと唇を舐め、東は笑みを浮かべた。

 

 

 

 

 

 やがて、大洗の部隊は雑木林へ到達した。梓たち前衛三両が最初に侵入し、索敵する。懸念していたシュトゥルムティーガーからの砲撃は一発も無い。

 良い射撃位置に着けなかったのかもしれない。ただでさえ足回りの脆いティーガーIの車体を使っているのだから、トラブルが起こった可能性もある。だとしたら大洗にとっては幸運だが、T-35を無故障で動かしている千種学園にしては間抜けなミスだ。だがそうでなくてもシュトゥルムティーガーの路外機動性は劣悪だ。カール自走臼砲よりはまともに走れるが、マシントラブルが起きずとも射撃位置へ到達できないこともあるだろう。

 

 どちらにせよ入り組んだ場所へ入ってしまえば、それほど怖くはない。前衛部隊は八九式を先頭に立て、捜索に当たっていた。もしシュトゥルムティーガーを見つければ、背面へ回り込んで倒す。正面は傾斜付きの厚200mmというマウス並の装甲だが、背面ならポルシェティーガーの88mm砲で貫通できる。

 

「いいかみんな! 今回ばかりは根性で乗り切れるものじゃない!」

 

 磯部の言葉に、八九式のクルーたちは驚いた。彼女は車長としては有能だが、その方針は『少しだけ頭使って後は根性!』である。その『少しだけ使う頭』というのも、ほとんどがスポーツ少女としての勘や本能、人間離れした反射神経によるものだ。だがそれが根性論と合わさることで、現に彼女たちの八九式は異様な粘り強さを発揮してきた。全国大会でも、大学選抜との激戦でも。

 そんな彼女でも、この『士魂杯』はそれだけで乗り切れないと感じていた。準決勝で特にそれを思い知った。ドナウ高校は八九式を排除するため、わざわざ対空戦車を引っ張り出してきたのだ。

 

「去年までの相手は八九式を見くびっていた。でもこの大会は違う。千種学園の人たちも、私たちに敬意を払ってくれた。つまり油断していない」

 

 佐々木、河西、近藤の三人もキャプテンの言うことを理解し、真剣な面持ちで聞いた。そして彼女は、考えに考えた新たな方針を告げた。

 

「ここからは根性じゃなくて、ド根性で行くぞ!」

「ハイ、キャプテン!」

 

 方向性にブレはなかった。その根性論もバレー部衰退の一因ではあったが、現メンバーに関して言えば万事それで上手く事が運ぶ。

 そんなとき、磯部は木々の合間に意外な物を見つけた。土で汚れているが、グレーのタンクジャケット……千種学園の隊員だ。そして彼女たちが慌てて乗り込もうとしている、多砲塔戦車も見えた。

 

「二時方向に敵! T-35です!」

 

 オリーブ色の車体を木の枝葉で覆っているが、十メートル近い巨体と特徴的すぎる外見はすぐに分かる。車体後部をこちらに向けているが、使える三つの砲を指向してくる様子はない。どうやら乗員が降車して何らかの作業に当たっていたようで、八九式を視認して慌てて車内に戻っている。北森が号令をかけ、乗員がハッチにしがみついたまま戦車が発進した。

 みほから指示が飛ぶ。

 

《撃破してください! T-35を倒せれば、相手の迎撃能力を削げます!》

 

 乗員数の多さを利用し、クルーを下車させて歩哨に使う……もはや千種学園の常套手段であり、みほもその有効性を認めていた。彼女の昔馴染みも、黒森峰相手に似たような手口を使って善戦した。敵を正確に監視すれば、より適切な迎撃が行えるのだ。待ち伏せ主体の一弾流なら尚更である。

 

《了解! 前衛部隊、追撃に移ります!》

 

 梓の言葉と共に、M3とポルシェティーガーも増速した。三両とも元は高速ではないが、自動車部のチューンナップにより高機動を発揮できる。T-35も千種学園鉄道部によってチューンされてはいるが、元が無理と無駄を重ねた設計である上、このような入り組んだ場所では小回りも利かない。

 八九式が茂みを踏み越え、追撃する。T-35は砲手が副砲に滑り込んだが、各砲塔の死角に気をつけていれば車線は避けられる。全周囲に向けられるのは主砲だけだ。砲塔が沢山あるからと言って、複数の敵に対処できるものではない。そして後部の装甲ならM3の副砲はおろか、八九式の57mm砲でも至近距離から撃てば貫通できる。そして肩当で照準できる八九式なら、行進間射撃でも命中率は高い。

 

《アヒルさんチーム、攻撃を開始してください!》

 

 梓から指示が飛んだ。彼女は全体の副隊長であり、前衛の指揮を任されている。

 

「よし、攻撃用意……」

 

 砲弾を装填すべく、磯部が砲塔内へ戻ろうとしたときだった。

 T-35の主砲塔から北森が再び身を乗り出し、同時に後部の副砲塔と機銃塔からも乗員が姿を見せる。準決勝前の準備期間中、農業学科チームとアヒルさんチームは余暇を見て共にバレーを楽しんだ仲で、顔見知りだ。その農業学科生三人が、先ほど乗ったばかりの戦車から再び体を出し、それぞれの砲塔に掴まる体制を取った。

 

 何をする気だ。そう思った直後、彼女たちは一斉に同じ行動をとった。

 各自が手にした赤い筒からキャップを抜き、左手で真上に放り投げたのだ。発煙筒だ。そして北森らが右手を大きく後ろへ引くのを見て、磯部は目を見開く。

 

「あれは!?」

 

 刹那、三人のフローターサーブによって、三つの発煙筒が『発射』された。見事なフォームだった。狙いはそれぞれ、八九式、M3、ポルシェティーガー。

 途端に煙が立ち上り、三両の視界を塞ぐ。顔を出していた車長たちは大慌てで車内へ逃げ込んだ。

 

「誰だ、あんな技を教えたのはッ!?」

「キャプテン以外にいませんからー!」

《対戦車バレーは門外不出にした方がいいかもねー》

《ツチヤ先輩に賛成です!》

 

 大騒ぎの中、何とか車体を左右へゆすり、上に乗った発煙筒を振り落とそうとする。それを尻目に見ながら、北森たちは林の奥へと逃げて行った。

 

 

 

 一方、西住みほと後藤モヨ子の本隊も林へ到着し、エルヴィンたち後衛も続いた。しかしそのとき、彼女たちにも襲撃が仕掛けられた。

 前衛の後を追おうとしたみほたちの前で、茂みが突然二つに割れたのである。

 

「あっ!?」

 

 みほが思い出したのは、イギリス軍がアフリカで使った偽装だ。クルセーダー巡行戦車などに張りぼての幌を被せ、トラックに化けて空襲から逃れるという手口である。緊急時には紐を引っ張ることで真っ二つに割れるようになっており、遮蔽物の少ない砂漠では効果的な偽装だった。

 千種学園も同様の構造で、骨組みとネットの上に枝葉を大量に着け、戦車を植物に化けさせる張りぼてを作ったのだ。装甲板がほぼ完全に覆われていたため、みほでさえ気づくことができなかった。

 

 その中から現れたのはやや大柄な軽戦車。船橋のトルディIIaだ。カウンターウェイトのついた砲塔を指向しつつ、急発進する。みほは砲口から斜線を見切ろうとしたが、相手の目的は攻撃ではなかった。

 トルディの車体後部から、煙幕が噴射されたのだ。そのままみほたちの前を横切り、進路に煙の尾を引いていく。IV号とB1bisが砲塔を指向すると、旋回して向きを変え、煙の向こうへ隠れる。

 

「西住殿、後方からも新手が!」

 

 側部ハッチから外を見ていた優花里が報告する。みほが振り向いたとき、彼女たちと後衛の間に突入してくる戦車があった。同じように煙幕を吐き出しながら、軽快に。

 

 黄土色に塗られた平たい車体に算盤玉型の砲塔、先端にキャップ状の器具がつけられた細長い主砲。幅の狭い履帯に、隙間の広い配置の大径転輪。そして車体前面に並ぶ、ピアノの鍵盤のような放熱盤。

 超信地旋回で方向転換するその姿を見て、みほは自分の目を疑った。悪魔がそこにいた。または祟り神か、千種学園の守護神か。

 この時ばかりは、みほも愕然として呟いた。どうして、と。

 

 かの学園艦を訪れた際、賽銭箱と張りぼての鳥居に飾られ、格納庫の隅に鎮座していた車両……

 カヴェナンター巡行戦車である。

 

 

 




お読みいただきありがとうございます。
以前に北森がアヒルさんと一緒にバレーやっていたシーンは、発煙筒レシーブ×3をやりたいがために書きました。
「カヴェナンターって超信地旋回できないだろ」と思った方もいらっしゃるでしょうが、それについては次回明らかになります。

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