インフィニット・ストラトス Homunculus《完結》 作:ひわたり
ご愛読ありがとうございました。
インフィニット・ストラトスHomnuculus
これで本当に完結です。
本編を合わせたら執筆開始してから、大体2ヶ月半くらい、この作品を毎日書き続けていました。感覚的にはアニメ1クール分ですね。
調子に乗って、絵もリハビリ代わりと変わった描き方を試して、割と乗っけました。
番外編と銘打ちましたが、なんだこの量……。番外編という名の本編でした。
本編でISの謎とか世界の謎を解明したので、ISといった意味では完全に番外編でした。そもそも番外編に入ってから誰もISに乗ってないし、ただでさえ薄かったIS要素が限界まで薄くされて、最早二次創作物ですら怪しいですね、これ。墓参り終えた時点でストック尽きてたので、毎日書いて更新してました。
それなのに、ここまで読んでくださった皆様には感謝の言葉もありません。本当にありがとうございます。
元々これを書こうと思ったきっかけは、私が物を描きたくて仕方なかった事と、白を救いたかった事。そして、ISのSSで少し変わった物を書きたかったのが理由です。
白の自殺後、二次創作物にするなら一応ゼロの使い魔も候補にあったのですが、ISなら人造人間の話を組み込めて、キャラストーリーに深みが出るので選びました。おかげでそっちに主体が行って、原作部分が大分なくなってしまいましたが、ある意味、変わったSSを書きたかった目的は達成しました。薄すぎた感が今でも半端ないですが。
最後の最後に、タグを変えれば読んでくれる人が増えるのかと悩んでいます(笑)
他のIS作品に比べてお気に入り数も感想も、評価も少ない物語でしたが、それなのにたまに日間ランキングに上がっていたのを見て首を傾げていました。ハーメルンのシステムがよく分かりませんね。その中でも楽しんで読んでくださった方々には本当に感謝しています。
白とラウラの話は、書こうと思えばそれこそずっと書いていられるものですが、ここが区切りということで終了です。
ここから本編の冒頭を見直すと、白が全然違うのがよく分かります。
あと、初期の方は誤字脱字が酷かったので、読み直して直していきます……。
本編で人間として生き返り、番外編で一人の人間として確立した白は、これからラウラと一緒に生きていきます。人並みに苦労して、人並みに悩んで、親としての悩みも抱えて生きていくことでしょう。
その普通を手にして、三人で笑いながら生きていく未来を描いて、この物語を締めさせていただきます。
そして、私はこれから白の自殺前の話をリメイクした「knife master」の執筆に移ります。見つけた読者様もいらっしゃいましたが、意外と要望があったので、ハーメルン様でリメイクして書きたいと思います。
オリジナル作品で、しかも悲劇なので読まれる方は少ないとは思いますが、気になる方は宜しければお読み下さい。
一先ずコミケ前で忙しいので来年になるかもしれませんが、宜しくお願いします。
コミケと言えば、オーバーラップ文庫からラウラの抱き枕が出るみたいですね。買う人は夜通り、白い影にお気を付け下さい。
ありがとうございました。
皆様に幸あれ。