黒い銃弾とは何だったのか   作:黄金馬鹿

6 / 46
まさかの連日投稿。興が乗ったら書けた

だって学校行ってもストレス溜まるだけなんだもん。そのストレスを執筆という形で発散してたらこうなりましたとさ

ちょっと感想で指摘があって一部本文を直しましたが本編には全く支障をきたしませんのでので


シックスパンチ

パンッ!パンッ!と何かが爆ぜる様な音が響き、道ができる。蓮太郎と延珠はそこを進んでいく。

蓮太郎が延珠の進路を塞ぐようにして生えている蔦等を拳で消し飛ばす度にパンッ!という音が響く。

明かりは無い。その場で目を慣らして節約するというもうただの節約の鬼と化している。

「蓮太郎、その音でガストレアが起きるかもしれんぞ。」

「……確かにな。」

ガストレアだって生き物だ。睡眠だってする。

すぐに蓮太郎は拳を手刀に変えて振るう。スパンスパン。と延珠の邪魔になる木々を手刀で切り払っていく。

「蛭子親子がこんな木々の生い茂った所に居る訳がねぇか……延珠、街に向かうぞ。」

「街なんてあるのか?」

「ここは無人島じゃなかったからな。今は無人島だが。」

蓮太郎が支給された地図を取り出す。地形が変わりすぎて宛になってなかったのだが、街の場所ならちゃんと書いてあるし土地がトランスフォーマーよろしく変形してるわけでは無いので十分役にはたつ。

そんな訳でスッパンスッパン邪魔なものを切ってたどり着いたのはもう原型をとどめてない道路。

「手抜き工事だな、これは。」

「いいや、流石に人の手にかからず何年も放置されればこうなるさ。」

「でも流石にこれは手抜き工事だろう。」

「どうやってもこうなっちまうの。」

その時、何かが唸るような音が聞こえた。ガストレアの声だ。

蓮太郎が拳を構えて後ろに振り向くが、何もいない。携帯を取り出してライト機能を使う。

照らされた道路の脇の脇に何か空洞のようなものを見つけた。そこを覗き込む。

「……ワニか?」

そこにいたのはワニのような生物。だが、その大きさは普通のワニどころの騒ぎではなかった。

「……殺っとくか。」

後ろ向いた瞬間噛まれたら流石に服が破れてしまう。それは勿体無いので拳を振るった。

パァンッ!という音とグチャッという音が同時に響いた。

肉塊と化したガストレアを確認してからすぐに道路に戻ろうとした時だった。

ドォォンッ!!と破裂音が響いた。

「ッ!?どっかの馬鹿が爆弾でも使いやがったな!?」

「……ねぇ蓮太郎。何か聞こえないか?」

「ん?そうだな。なんかドスンドスンていう……」

二人がゆっくりと後ろを見る。そこには、超巨大なドラゴンのようなガストレア。

ステージⅣ。目測だろうとそれが分かった。だが、延珠は妾達の前に現れたのを呪うがいいと言った後、蓮太郎の後ろに隠れた。

「ステージⅣ……ガストレアの完成形か。初めてお目にかかるぜ。」

蓮太郎は足に軽く力を入れ、飛ぶ。

跳躍して一瞬でステージⅣガストレアの目の前へと行く。

「記念に貰っていけや!!」

蓮太郎が拳を構える。延珠はすぐに木の下へと避難した。

「連続普通のパンチ!!」

ドドドドドドドドドンッ!!という音と共にステージⅣガストレアの体が『消えた』。

「……うわぁ、塵も残らず消し飛びおった……」

血肉が降り注ぐのだろうと思い避難した延珠だったが、その避難は必要がなかった。

蓮太郎、ステージⅣ討伐達成。

おい本来の任務ほっぽかして何やってんだよお前。

「なんだ、ステージⅣなんていうのは伊達だったか。」

「そんな事を言えるのは蓮太郎、お前だけだ。」

ジトーっと蓮太郎を見る延珠。よせよ、照れるだろうと言う蓮太郎。どこも照れる要素なんてない。

そんな延珠を置いておいて前へと進んでいく蓮太郎。それについていく延珠。

暫く歩くと崖にぶち当たった。

「飛び降りるか?」

「うむ、なんとなく降りてみよう。」

「ならばレッツゴー。」

二人が助走をつけて崖から飛び立つ。黄色の月と天へとその銃口を向ける超巨大レールガンモジュール、天の梯子が見えたのも束の間。すぐに落下していく。

「イィィィィィヤッフゥゥゥゥゥ!!」

「い、意外と怖いィィィィィ!!」

興奮する蓮太郎。涙目の延珠。

暫くの空中浮遊。すぐに落下先に木があるのが見えたが、蓮太郎が拳を振るった際のソニックブームでへし折った。

「無事着地。」

(蓮太郎、どこまで人間やめたら済むんだろう。)

スタッと着地する蓮太郎と延珠。もう人間を止めすぎて引く蓮太郎を見る延珠。顔は引き攣っている。

蓮太郎みたいな無敵な人を主人公にした小説とか書けるんじゃないかなとか現実逃避してる延珠を蓮太郎は手を引いて引っ張っていく。

「延珠、地雷とかに気をつけるんだぞ。流石の俺も靴が吹っ飛びかねん。」

「アッハイ。」

地雷で靴が吹っ飛ぶだけの方が可笑しいとツッコミを入れたかったが、淑女な延珠はそんなツッコミをいれない。ストレスがマッハだ。

モノリスの外に出たおかげで大分気分が高ぶっていたが、その気分も一気に引いてきている。

流石にガストレアと会って殴りとばすのも面倒なので延珠に高いところから周囲を見渡させた。結果、小さな明かりを発見できた。

誰かいるのが分かったため、とりあえず接触してみようとそこに音速を超えて向かう。勿論延珠を抱えて。

一瞬でトーチカに到着。中に入る。

「ども~、ちょっといいか?」

なんの躊躇もなしに入ってきた蓮太郎に目を見開いてビックリする少女。

「ん?あの時気絶してたやつか。」

「えっ…………あっ」

その少女はギプスのようなもので首を固定して、頬に湿布のようなものを貼っていた。

延珠はすぐに何処かへと走っていった。

目の前の少女はショットガンを抱えていたが、蓮太郎は特に何も気にしていない。

「なんでそんなにボロボロなんだ?」

主に首とか頬とか。

「……蛭子影胤が来たらしいあの会議の時に気を失って……気がついたら首の骨にヒビが入ってほっぺたが倍以上に膨れ上がってました。将監さんには寝違ったとか言われましたが流石に痛かったので首を固定してほっぺたに湿布貼りました。湿布が目に染みます。」

蓮太郎はそうか。大変だったな。と他人事のように聞いていたが、内心では冷や汗ダラダラだった。

(やっべぇ、この子ってあの時俺が往復ビンタで目を覚まさせようとした子だよな……えっ、なに?こんなに重症になってたの?治療費請求されないよな?してこないよな?)

そう、この子はあの時気絶した時に蓮太郎が往復ビンタしたあの子だ。

どうやら体は丈夫じゃなかったらしく、そう簡単に首の骨のヒビは治らなかったらしい。

「撃つ度に首が痛いです。一体誰がやったんだろうなー。」

チラッチラッと蓮太郎を横目で見る少女。やべぇ気付いてるとダラダラ冷や汗をかく蓮太郎。

「そ、そうだ!その手、どうしたんだ!?血が出てるじゃないか!治療してやるよはっはっはー!」

と、蓮太郎は少女の持ち物であろう包帯を勝手にとって少女の手に巻き付ける。

どうも責めるつもりは無いらしいが、ジト目で見られている。

暫くして延珠がトーチカの側で見張りをしていると言って本当に見張りに行った。

「えっと……自己紹介がまだでしたね。私は千寿夏世です。」

「俺は里見蓮太郎だ。」

「知ってます。私に往復ビンタした張本人だって。」

「マジすんませんでした。」

その場で土下座する蓮太郎。あの時は笑い事で済むさとか思ってたら意外と重症だったので笑えることではなくなった。

土下座した蓮太郎の頭をいきなり踏み始めた夏世。

「……おい。」

「え?ロリコンってこうすると喜ぶんじゃないんですか?」

「首折るぞお前。」

イラッとした蓮太郎。ニヤニヤとしてる夏世。

すぐに蓮太郎は土下座をやめた。

蓮太郎は無言で少女のショットガンをひったくり、銃口の下についてるグレネードを発射するアドオンタイプのグレネードランチャーユニットを見る。どちらも司馬重工製かと思いながらランチャーユニットをスリングアウトする。中は空だった。

「何で使った?」

一言言ってショットガンを夏世に返す。夏世は申し訳なさそうな顔をする。

責めてるわけじゃない。とだけ言うと、夏世は口を開いた。

「私と将監さんは罠にかかってしまって……何か光のような物が見えたんですよ。味方かと思ってそこに行ったらガストレアがいて……驚いて撃ってしまいました。首から嫌な音がしました。ついでにあの脳筋とはぐれました。」

最後あたりは愚痴だろう。と言いたくなった。と、言うか自分のプロモーターを脳筋呼ばわりとは。

「だってあの人脳みそまで筋肉ですもの。」

まぁ、確かに筋肉ダルマだったしと同感する。

「まぁ、そのガストレアは恐らくホタルのガストレアだな。居るんだよ。光で別のホタルを誘って捕食するホタルが。」

「そんな事あるんですか?」

「それしか考えられない。と俺は思う。」

「……と、いうかよくそれだけの情報で分かりましたね。あっ、オタクですか。虫オタク。」

「……」

「あれですか。昔アリの巣を水没させてたんですか。楽しいですよね、えぇ、楽しいですよね。」

「お前俺を煽って楽しいか?」

「はいッ!!」

「殴りとばすぞこのガキィッ!!」

いい笑顔で返事した夏世に拳を向けるが、ロクに吹けない口笛吹いてそっぽ向いている。

「……あなたのイニシエーターが羨ましいです。あなたみたいな愉快なプロモーターと一緒で。」

愉快なプロモーターってなんだよおいと言いたかったが、ぐっと喉の奥に押し込める。

そして、代わりに質問する。

「お前、伊熊将監といて楽しいか?」

「……イニシエーターは殺すためだけの道具です。是非なんてありません」

夏世の答えに蓮太郎は何も返せなかった。

「……延珠さんは恐らく人を殺した事がありませんね。目を見たらわかります。」

「……お前の目は人殺しだな。」

蓮太郎は人の目を見てそんな事は分からないが、話の流れから蓮太郎は勝手に言った。夏世はえぇ。ここに来る途中に出会ったペアを殺しました。と言った。

何でかは大体分かる。蛭子影胤を討伐した際の手柄を独り占めするためだろう。

蓮太郎は無償に将監を殴りたくなった。自分の手柄のために小さな少女に人殺しをさせるのか、と。

「……何回目だ?」

「二回目です。その内慣れます。」

蓮太郎はトーチカの壁を殴った。トーチカの壁が吹っ飛んだ。

有り得ない拳の威力に夏世が目を見開く。

「二度とンな事言うんじゃねぇぞ。殺人の怖いところはそれだ。人を殺して罰せられないと知れば、人は罪の意識を忘れていく。」

「里見さん……それは、あなたが人を殺したことがあるから言えるんですか?不思議な瞳です……優しさが溢れてるのに、どこかに怖さがあるような……」

「……ウチの延珠がなんであんな喋り方か知ってるか?あいつは今の仕事が人類を守る立派な仕事だと思っているから胸張って偉そうにしてるんだ。昔プロモーター崩れの犯罪者を殺しかけた事がある。延珠は手術中ずっと塞ぎ込んでた。助かったと聞いたときは一日中喜んで見舞いに行ったんだ。俺はそれでいい思っている。」

「……綺麗事ですよ、それ。」

彼女は蓮太郎を見上げている。その瞳にはオレンジ色の光が写っている。

「……すまん、偉そうなこと言ったな。」

「どうして謝るんですか?」

蓮太郎の制服の裾が握られる。

「……どうして謝るんですか?あなたの言ってることは正しいのに……もっと自分に自身を持ってくださいよ。否定する言葉は浮かんで来るのにあなたの言ったことを否定したくない……こんな気持ち初めてなんです。」

「……そうか。」

この子は、人なんて殺したくない。そんな事はすぐに分かった。

すぐに涙を拭った彼女にはもう弱さが見えなかった。

夏世は自分の荷から湯沸かし器とインスタントコーヒーを取り出し、飲みますか?と聞いた。あぁ、頂こう。と蓮太郎は返した。

天井が無く、ついさっき壁のなくなったトーチカから見上げる月は淡く輝いている。

「……今の時代行われている復興って正しいものなんですか?」

夏世は唐突に蓮太郎に聞いた。コーヒーも手渡された。

「『無垢の世代』は知りませんが、『奪われた世代』はガストレアに様々なものを奪われました。その人達を見ると、大きな憎悪が見え隠れしてるように見えるんです。世道人心は乱れてただ、殺戮能力に特化した武器が大量に開発されました。例えば、『天の梯子』。」

夏世は雲の中を走る巨大な天の梯子を指さした。

『奪われた世代』の憎悪なんて見え隠れどころじゃない。今の呪われた子供たちの現状なんてまさに憎悪のそれではないか。

「さらに里見さんも聞いたことがあるでしょう。『新人類創造計画』。私達呪われた子供たちの戦闘能力に気づいて立ち消えた計画らしいですが……人体実験すら行われたこの計画は昔の日本では考えられなかったものなんです。」

そんな事知っている。だが、夏世の話には割り込まなかった。

「……新人類創造計画の方は蛭子影胤を見るまでは信じられませんでしたけど。」

「……あんな力、頼るのは卑怯者のする事だ。」

「里見さん?」

蓮太郎の内心からの言葉だった。

この身が使い物にならなくなるのではないかと勘違いするほどの特訓をして身に付けたこの力。確かに人体実験は一歩間違えれば死だ。だが、蓮太郎はそんな計画によって得れた力よりも自分の力の方が上だと、自負している。

蓮太郎はコーヒーに口をつけた。苦味に顔をしかめる。その時、夏世の近くにあった通信機からノイズと共に野太い男の唸り声が聞こえてきた。

夏世は飛び付いてツマミのようなものを回すと、音は鮮明になった。

『き……ろよ!おい、生きてるんだったら返事しろよ!』

夏世が視線をこちらにやって口に人差し指をつけた。蓮太郎は口の端から端まで何かをつまんで引っ張るかのようなジェスチャーをした。お口チャックという事なのだろう。

笑いかけた夏世だったが、すぐに通信に出た。

「無事だったんですね、将監さん。」

『ったりめぇだろ!んな事よりも夏世。いいニュースがある。くくく、仮面野郎を見つけたぜ。』

蓮太郎と夏世が顔を見合わせた。

「どこですか?」

蓮太郎が地図を取り出して広げる。将監の言ったポイントは、海辺の市街地だった。

続いて出てきた将監の言葉は近くにいる民警総出で影胤を奇襲するそうだ。手柄は山分けのようだ。さっさと合流しろという言葉と共に通信は切れた。

「……行くのか?」

「えぇ、あんな馬鹿な脳筋でも私のペアなので。里見さんはどうします?」

夏世は荷物を畳んで焚き火を踏み消し始めた。蓮太郎も共に踏み消す。

「行かせてもらう。あいつの顔面に一発ぶち込まないと気がすまん。」

蓮太郎は携帯電話で時間を確認する。深夜のタイムセールまでもう二時間きっているが、すぐにぶん殴って音速で帰ればギリギリ間に合う。

「腕はどうだ?」

夏世が包帯を取る。傷は完治していた。

「首は?」

夏世は何も言わなかった。

蓮太郎は現実逃避気味に街の方角を見た。あぁ、タイムセールよ。今日こそ商品をもぎ取らせてもらうぞ。と言わんばかりに。

 

 

****

 

 

午前三時。延珠を呼び戻して道を歩き始めた。今回のタイムセールはなんと五時から。なんでそんな時間に……と呟くが、気にしない。夏世が時間を確認した時えっという顔をしていたが、気にしない。

すぐに街の方へと向かう。奇襲にしては早い時間だなとは思っていたが、と思ったが、気にせず進む。夏世からライトを貰ったのでそれをつけて歩く。

暫くしてから街が見えた。

街へ向けて進む。途中、夜営の跡が見えた。思ったよりも所帯が大きかった。

もう居ないということは作戦は始まっている。急がなくては、死人が出る。

慎重に迂回しながら小高い丘に立つ。

教会と思わしき建物に白い光が灯っていた。あそこか。と目をつけて走ろうとする。首の骨にヒビが入っている夏世を連れて音速を超えた走りは出来ない。だから、夏世が追いつける速さで走ろうと考える。だが、その瞬間銃声や小高い剣がぶつかる音が聞こえる。

「行くぞ!」

蓮太郎が叫ぶ。が、

「私は残ります。」

夏世は後ろを向いた。

「どうし…………そう言う事か。」

蓮太郎もうしろをむく。そこには、真っ赤な目。目、目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目。

「ここで時間を稼ぎます。」

「首の骨にヒビ入ってるやつに任せられるか。ここは俺がやる。」

「いいえ、私が。」

「何やっている!伏せないと衝撃波に吹っ飛ばされるぞ!」

「えっ、」

延珠が夏世を引っ張って無理矢理伏せさせる。タイムセールまで残り一時間十分。帰る時間を合わせると一時間は欲しい。

「ふぅ…………連続普通のパンチ!!」

刹那。赤が散った。

遅れて衝撃波。台風の風よりも強い衝撃が延珠と夏世を襲う。

は?と夏世が声を漏らす。

「殲滅完了。」

蓮太郎は音速を超えて動き、一体一体を潰していった。かかった時間は二秒もない。

空を舞っていたガストレアまで墜とされている。

「…………は?」

夏世はもう一度声を漏らした。

目の前に戻ってきた青年は、ガストレアを殲滅する前の格好と全く同じだった。




今回葬ったガストレアは
ステージⅣ一体
ステージⅢ~Ⅰ数知れず

往復ビンタされた夏世ちゃんの頬はパンパンに腫れて首は無抵抗なまま高速で動かされ、さらに衝撃が強かったために骨にヒビが入りました。シリアスなシーンもありますが、彼女の両頬にはデッカイ湿布、首にはギプスのようなものが着けられています。超シュールです

そしてあまりの人外っぷりに夏世ちゃん唖然

ちなみに、作者は夏世ちゃんは結構好きです。はい

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。