東方翔霊録~守りたい未来~   作:来翔

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どうも来翔です
前回絶神力を発動した霊夢でした
ては、本編


魔装 月神の塔 最上階 (VS輝く月の巫女 中編:中半)

あらすじ

霊夢は誓いを思い出し絶神力を発動させた

霊:「翔聖の隣にいる! それが私の誓い!!」

 

翔:「はぁぁ!」

翔聖は翼を大きく開くと輝月に接近する

霊夢の覚醒がした事が関係してるのか今までに無い力をビシビシと感じる

輝:「ぐぅ!」

翔聖の攻撃をギリギリ防ぐが

霊:「後ろよ!」

正面ばかりに気を取られていて背後にいた霊夢には気づかなかった

輝:「なにっ.....ぐっ!」

霊夢はそのまま輝月の背後を取ると封魔の剣という札で出来た剣を振り下ろす

因みに意外と札が鋭いためダメージは与えられる そして妖怪にも札というため効果覿面

輝月は妖怪ではないので大ダメージは期待できないがダメージを与えることは出来る

翔:「さすが!」

翔聖は霊夢を褒めるとそのまま輝月に斬りかかる

対する輝月はというと片方の攻撃を防ぐことで一杯だった

翔聖が攻撃すればそれを防ぎ 霊夢の攻撃を食らう 逆に霊夢が攻撃すればそれを防ぎ 翔聖の攻撃を食らう

その繰り返しである

輝:「はぁ.....はぁ」

あの輝月を押しているとは希望の光が見えてきた

しかし

 

 

 

 

 

 

 

 

すぐに希望の光は消えかける

 

 

 

 

 

 

輝:「あまり..............嘗めない方がいいですよ」

輝月が発言すると共に輝月の金色に輝く瞳が赤色に変化する

神力を発動したのだ 彼女が神力を発動させれば少なくとも今の2人には対抗出来るだろう

輝:「はぁ!月剣 ルーンブレイド」

接近しながら光り輝く光剣を出現させる 神月との二刀流で接近してくる

霊:(二刀流!2人で攻撃しても防がれる可能性が....)

霊夢は防がれる可能性が高い事を翔聖に伝えようと翔聖の方を向くと翔聖の手には光剣が握られていた

霊:(これは...エクスキャリバー.....ということは二刀流になった瞬間に発動したのね 流石だわ)

そして正面を向く

翔:「いくぞォォォ!!」

翔聖は剣を構えて攻撃に備える

輝:「はぁ!」

輝月と翔聖の光剣同士がぶつかり合い 輝月の刀と霊夢の剣がぶつかり合う

ここだけ見れば互角だが...まだ翔聖達には攻撃の手段があった

翔:「まだ あるぞ!」

翔聖は右手に握ってあった聖月で薙ぎ払いを行う

輝:「なっ!」

案の定防ぐ暇がなかった輝月はなんとか回避するが衝撃から吹き飛ぶ

 

 

 

 

 

輝:(やはり.....絶神力所持者を2人同時に相手をするのは.....無理があったわね...)

吹き飛んだ輝月は翔聖達を倒れながら見やると未だに構えていた

恐らくまだ終わらないと思っていると思われる

輝:(.....麗奈.....ごめんね 約束守れそうにないわ...世界を変えるなんて.....)

翔聖と霊夢の圧倒的な強さから約束を守れそうにないと 亡き友人 麗奈 に謝罪する

それほど今の2人は強いのだろう

 

 

 

しかし

 

 

 

 

 

 

輝:(いや...まだある! 私には得た力がある!)

輝月は何を思ったのか立ち上がる

立ち上がった輝月を見て2人は構える

輝:「神代翔聖に博麗霊夢 やりますね 私にある力を使わせるとは」

ある力? 一体何の事だろう 翔聖達は疑問に思うなか

輝:「見せてあげます! 絶対的な力を!!!!」

輝月の叫びと共に輝月から禍々しいオーラが漂う

霊:(なに.....この力)

翔聖よりもオーラに敏感な霊夢は禍々しい力を即座に感じ取った

そして、後ずさりしてしまう

霊:「翔聖...気をつけて.....この力は危険よ!」

翔:「え!?」

翔聖が霊夢の言葉を聞き奥を見ると...そこには

 

 

 

 

 

 

 

 

黒い輪を背中に出現させた輝月が立っていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翔:「な、なんだ!?」

翔聖はその姿を見てどんな攻撃にも対応できるように構える.....が

構えた瞬間には輝月が自分に背中を向けて立っていた

霊:(え...?)

その瞬間 翔聖は膝をついた

翔:「っ...そんな いつの間に」

霊夢は気づかなかったが翔聖本人は気づいていた 自分が構えた瞬間に斬られた.....と

霊:「翔聖!」

霊夢が膝をついた翔聖に近寄ろうとした時 今度はまだ何とか見えるスピードで輝月が攻撃を仕掛ける

霊:「ハッ!」

輝月の攻撃にギリギリ反応出来た霊夢は剣では敵わないのは知っているため結界を張り輝月の攻撃を防ぐ

輝:「ぐっ....中々やりますね 手を抜きすぎました」

輝月は防がれたのを確認すると後退する

そして、翔聖は立ち上がる

輝:「ならばこれはどうですか?」

輝月が指を鳴らすと突如次元が歪み、輝月の左右から巨大な砲台が出現する

霊:(なにあれ....)

霊夢は砲台を知らないようだ まぁ幻想郷なので砲台があるとは思えないから知らなくて当然と言えば当然だが

まぁ、そんなことは置いておいて 今はこの砲台に注目すべきだ

この砲台は輝月のスペルカードなのか それとも能力で召喚したのかは謎である

そんな砲台に光が集まる

翔霊「!」

霊夢は光が集まるのを確認すると翔聖の腕を掴み結界を張る

輝:「そんな結界でもちますかね 破砲 ギガ・デス」

輝月が再び指を鳴らすと砲台からレーザーが放たれる

2つの砲台から放たれたレーザーは1つになると霊夢達に向かっていく

霊:(こ、このままじゃけ、結界がもたない....! ならば!!!)

霊夢は押し返せないのを感じ取ると更に強力な結界を張る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レーザーが消えてから霊夢達がいた場所には膝をつく霊夢とそれを支える翔聖の姿があった

輝:「流石ですね ならばこの力について教えてあげますよこの力は「魔装」です 魔石獣から手に入れました」

輝月は黒い輪が出現してから急に強くなった これが「魔装」だと輝月は語る

翔:「ま、魔装だと....」

輝:「ええ、魔装です そして、このギガ・デスは次にに発動するまで時間が掛かるので今は使えません」

ギガ・デスはチャージ式らしい もし、これが連続して使えたら恐ろしいものだ....

霊:「でも...結局は強化だけじゃないの 魔装とか言うやつでも何か新しい技は無いんでしょ」

霊夢は挑発する気があったのかは知らないが挑発している様に輝月は感じた 因みに翔聖も挑発してると感じた

輝:「ほぉ....それほど見たいようですね」

挑発にイラついたのか今まで聞いたことがないような声のトーンで話す かつて、ヒカルが裏切りも示した時はこの様な声のトーンではなかった

つまりそれほどイラッときたのだ

そして、輝月は指を鳴らすと翔聖を包む謎の球体が出現した

翔;「!?」

霊:「翔聖!?」

そのまま球体は翔聖を包んだまま輝月の付近に移動する

翔:(な、何をする気なんだ?)

翔聖は怯えていた しかしまだ目は諦めていない

輝:「永竜 ウロボロス」

輝月が発言すると球体の中の翔聖の身体に激痛が走る

翔:「ぐわぁぁぁ!!」

球体から激痛に苦しむ翔聖の嘆き声が聞こえる

輝:「このスペルは球体の中の者に死ぬまで永久に続く激痛を与えます」

翔聖の声を聞いた霊夢は

霊:「輝月ァァァァ!!!」

霊夢が剣を構え説教してくる

輝:「その程度で勝てると思うな!」

輝月は霊夢の腕を掴むとそのまま叩きつける

霊:「ぐは....」

輝:「さて....仕上げに入りますか」

輝月は激痛から離してしまった翔聖の聖月を持つ

霊:「な、何を....」

霊夢はよろよろと立ち上がりつつ聖月と神月を2本持つのを見る

輝:「それは....お楽しみです」

2本の月呼が輝き出した

 

続く




どうでしたか?
最初は追い込んだ翔聖達でしたが 輝月の「魔装」によってピンチになってしまい 聖月まで奪われてしまいました
そして月呼に一体なにが
では、次回を楽しみに

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