東方翔霊録~守りたい未来~   作:来翔

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どうも来翔です
今回から遂に輝月との戦いが始まります
では、本編


最上階へ!月神の塔 最上階(VS輝く月の巫女 前編:前半)

あらすじ

魔石獣はカルマによって一掃された

カ:(か、考えてみればヒカル様を呼び捨てしてた~...)

 

~最上階~

 

輝:「..............」

輝月が沈みゆく太陽を見ながら塔の最上階に立っていた

輝月の表情は何故か哀愁に満ちていた

恐らく思い出しているのだろう 大切な人が死んだ時の事を

輝:「.....麗奈」

輝月がある人物の名前を呟くと

翔:「輝月!!」

聖月を構えた翔聖と霊夢が上ってきた

輝:「あら 早いですね.........」(避けられない.....絶対に)

輝月はすぐ様上がってきた翔聖を達を見据える

今の彼女の表情は先程の哀愁に満ちていた表情ではなくいつもの優しそうな表情であった

しかしこの表情は輝月の心とは正反対の表情である 輝月の心は優しさは一切無い

輝:「先程の魔石獣はどうしたのです?カルマが助けに来たようですが..............まさか彼女だけに任せたのですか? 」

やはりカルマの乱入はバレていた

翔:「ああ カルマが先に行ってくださいと言ったからな!」

霊:「カルマだけじゃないわ! 秦羅や魔理沙.....皆が翔聖に希望を預けて戦っているわ!」

霊夢の言葉を聞いて輝月は思わず嘲笑する

輝:「希望を預けた? その人達は残念な選択をしましたねたった2人で私を倒すなんて........冗談はよしてください私が言わなくてもそんな事は百も承知でしょう?」

輝月の言う通り翔聖と霊夢だけで輝月に100%勝てるという保証はない

しかしそんな事でも翔聖は決して諦めない 何故なら大切な人がいるのと同時にこの幻想郷を守ると決意したからだ

翔:「確かに僕らは2人だ、でも.........見えない何かで繋がってるんだ!!!」

翔聖の言葉に輝月は眉をひそめる

輝:「何かとは?」

輝月は質問する

恐らく輝月自身も気づいてはいると思うが翔聖に問いかける

もし期待してる答えならば輝月は少し哀愁に満ちる

翔:「絆だ!僕たちは絆という見えないもので繋がってるんだ!」

霊:「この塔に決戦を挑みに来た人達だけじゃないわ!この幻想郷の住民の皆とも繋がってるわ 他人を道具としか思わないあんたには理解出来ないと思うけどね」

霊夢が他人を道具としか思っていると言ったのは2年前の決戦で翔聖に敗れた闇斗....いや、神楽を見捨てたからだろう

神楽本人はとても輝月を尊敬していたのに輝月はそれをいとも簡単に切り捨てたのだ

輝:「.........」

その霊夢の言葉を聞いて輝月は哀愁に満ちた表情になる

翔聖と霊夢はその表情を見て驚くが何か裏があると思い身構える

輝:「ならば....示してみなさい その絆というものがどれくらいの力を放つのかを!!!」

輝月の握りこぶしには黒いオーラが纏う いや、全身に黒く禍々しいオーラが纏われる

翔:「行くよ.........霊夢!」

霊:「ええ あなたが攻めで私が守り」

翔聖が攻撃して霊夢が防御する とても深い絆で結ばれた2人だからこそ出来ることかもしれない

輝:「ふふふ....来なさい」

対する輝月は神月を抜刀すると構える

翔:「いくぞ!!!」

 

 

 

 

 

世界の未来を賭けた戦いが始まった.........しかしこの時3人は気づいていなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある結末を生むことを.........

 

続く




どうでしたか?
今回は少し短めでしたね
果たしてある結末とは
では、次回を楽しみに

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