東方翔霊録~守りたい未来~   作:来翔

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どうも来翔です
今回で 遂に4階まできました
では、本編


超えるため 月神の塔 4階(VS神なる雷帝 前編)

あらすじ

ミレイと妖夢は協力して魁人に勝った そしてミレイと魁人の絆が戻った

ミ:「箇条書き.........」

 

秦:「.........!」

翔聖達が階段を上っていると後方にいた秦羅が何かを感じ取り立ち止まった

翔:「どうしたの?」

翔聖は尋ねるが秦羅は答えない 恐らく感じ取ったのだろう 自分にとっての因縁の敵であり 最大の敵がこの上の階にいるということを

霊:「やっぱりいるわよね.........あの人が」

霊夢は秦羅の表情を見て感じ取ったのだろう あの敵が上の階にいるということを 因みに鈍感な翔聖も気づけた

翔:「秦羅.........無理はしないでね...って言っても無理するか 君の性格上ね」

翔聖の言う通り 秦羅は普段冷静沈着だが無理をするところが多い ここをよく妖夢などに心配されているのだ だからこそ無理はして欲しくないが.........今回だけは相手が相手なので「無理はしないでね」とは言えない

秦:「.........余計なお世話だ」

冷たく言い放つ 翔聖と霊夢は何故か微笑み合う 何故なら冷たく言い放つのはいつもの秦羅だからだ

とりあえずこのような反応を見せたので2人は安心した

秦:「いくぞ.........上の階に」

秦羅は誰よりも先に上る それほど彼自身の体が急かすのだろう 早く戦えと

翔聖達も秦羅に続き上る

 

 

暫くすると広間に出た そう今までの階と同じように

そして正面にはある人物が立っていた その人物は綺麗な銀髪に鋭い青き閃光を放つ青き瞳の青年だった.........そうこの青年こそが四刃最強にして秦羅最大にして因縁の相手

秦:「ヒカル.........」

闇谷ヒカルだ

ヒ:「来たか.........秦羅」

ヒカルは以前のふざけた口調ではなく本来の冷静な口調になる

対する秦羅はヒカルを見ているが以前とは違い憎悪のこもった瞳ではなかった

そして翔聖と霊夢は2人の邪魔をしないように次の階に向かうべく階段に向かった

 

 

 

 

 

ヒ:「...その瞳はなんだ?以前の憎悪はどうなった」

ヒカルは随分離れてるが秦羅の瞳が以前とは違うの感じ取った

秦:「もうお前に憎悪の感情はない」

ヒ:「なんだと.........」

まさかの秦羅にはヒカルに対する憎悪の感情が無いようだ ヒカルの真意は四刃達しか知らないはずなのに 何故だろう

ヒ:「どうしてだ」

秦:「やっと理解したんだ 桜花を殺したのはヒカル......お前じゃなくて僕なんだって」

秦羅の言葉にヒカルは少し目を見開く

ヒ:「いや 俺が操ったのだから.........殺す原因を作ったのは俺のはずだろ?」

秦:「確かに.........操った事は許してないさ.........でも!あの時の僕が弱かったから桜花を死なせた あの時僕が強く止めていれば桜花は死なずに済んだ」

桜花が自害する時確かに秦羅は止めることが出来た.........しかしまだ幼かった為か桜花の気迫や言葉に押されて動けなかったのだ もし動けていれば.........救えたかも知れない

秦:「だからお前を憎むのは止める 憎むのは臆病な僕自身だ」

この時ヒカルは秦羅からとてつもない覇気を感じ取り自然と不敵な笑みを浮かべた

ヒ:「なるほどな」

ヒカルは納得したようだ しかしまだ続きがあった

秦:「そして ありがとう」

ヒ:「は!?」

突然の感謝の言葉にヒカルは驚く ヒカル自身 ここまで驚くところは初めてだ 当然と言えば当然であるが いきなり感謝の言葉を掛けてきたから

秦:「お前は僕を陰ながら鍛えてくれた そしてヒカルの真意をカルマから聞いた 今まで守ってくれてありがとう ヒカル」

ヒ:(カルマ.........余計なことを)

ヒカルとしてはずっと憎んでくれてよかった その方が秦羅は本気で戦えるはず

しかしヒカル自身 カルマを悪く言ってはいるが少し感謝している

ヒ:「礼などいらない 俺の意思で決めたから」

秦羅はその言葉を待ってましたと言わんばかりの表情でヒカルを見ると

秦:「今お前に勝つのは お前を倒したい訳じゃない お前を超えるためだ!!」

秦羅は光と闇の剣を構える

ヒ:「ふっ そうか なら超えてみせろ!!」

対するヒカルは雷を纒う

秦ヒ:「いくぞ!!!」

 

最上階 翔聖 霊夢

4階 秦羅VSヒカル

3階 ミレイ&妖夢VS魁人 (戦闘開始)

2階 魔理沙VSメアリ (戦闘終盤)

1階 神楽VS詩苑 (戦闘終了)

 

続く




どうでしたか?
秦羅がとても成長しました
そして秦羅ファンなら楽しみの戦いが始まります
では、次回を楽しみに

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