遂に3階に来ました
今回の相手はあの方です
では、本編
あらすじ
魔理沙はメアリに勝利した
魔:「メアリ お前とはまた戦いたい!」
秦:「っ!」
秦羅は階段を上っていたが突如膝をついた
ミ:「秦羅君!」
ミレイは感極まった表情で秦羅に近寄る
翔:「まさか もう限界に来たの?」
翔聖の予測通り秦羅の身体は相当限界に来てると思われるが秦羅はふらふらと立ち上がり
秦:「はぁ...はぁ 行くぞ こんなところで立ち止まってはいられない」
妖:「秦羅..........無理はダメよ」
妖夢は心配そうに見つめる 無理もない決戦前夜に無理だけはしないと約束をしたのだ 勿論秦羅が約束を果たすとは思えないが
対する秦羅は無言で頷く
霊:「ところで魔理沙とか神楽は大丈夫かしら?」
霊夢が少し雰囲気が暗くなったのを感じ取ったのか話題を変えようとする 良き判断だと思われるもし雰囲気が暗いまま決戦に挑んでも負けるだけだ だから場の雰囲気を変えるのは良き判断だ
翔:「大丈夫 あの2人なら必ず勝ってくれるよ そう信じてる みんなもそうだろ?」
翔聖は皆より少し階段を上ると振り向き問いかける だがその問いかけは無意味である 何故なら皆は神楽と魔理沙が勝利するのを信じているからだ それを証明するかのように皆は無言で頷く
秦:「しかし 翔聖........」
翔:「ん?」
秦:「分かってるよな 残ってる四刃のメンバー」
秦羅からは今まで聞いたことがない声のトーンで問いかける 恐らく不安な声を我慢した結果 このような声のトーンになったのだろう
翔:「ああ、魁人にヒカルだろ どちらも強敵だな」
そんなことを話してる間に広間についた
霊:「ここは誰かしら........」
一同が正面を向くとそこには大太刀を構えた青年がいた
大太刀を持つ四刃のメンバーは1人しかいない そう獅子王という2つ名を持つ
翔:「魁人!!」
そう魁人しかいない
魁:「来たか」
魁人は静かに構える
だが魁人は準備出来ていても翔聖達は準備できていなかった 何故なら魁人と戦う人物を選択していなかったからだ
魁人ほどの実力者だ 並大抵な実力では敵わない 秦羅が妥当だが秦羅には戦うべき相手がいる 妖夢か霊夢ならなんとかなるかも知れない しかし翔聖とミレイは論外である 翔聖は輝月を唯一倒せる切り札だ ここで消耗させるわけにはいかない ミレイに関しては戦い慣れてないのに魁人と戦わせるのは危険だ このような考えが皆の脳裏を横切るなか
妖:「私が行きます」
妖夢が前に出た 確かに妖夢ならなんとか抵抗出来るだろう するとここで
ミ:「私も行くよ」
なんとミレイが前に出た
翔:「そんなミレイ!? 無茶だ!」
翔聖はひどく驚いた 翔聖はミレイを止めるべく近寄るが
秦:「ミレイは自らの意思で決めたんだ 僕らはミレイと妖夢を信じて進むしかないんだ」
秦羅が止めた 確かに秦羅の言葉の通りミレイは誰かの言葉に従ったのではなく自分の意思で出たのだ 無茶なのはミレイ自身も分かってるが決めたのだ
翔:「くっ 妖夢 ミレイ頼む!」
秦:「2人を信じてる」
翔聖達は階段に走り出す 魁人も今までのメンバー通り見逃した
ミ:「なんで見逃したの」
ミレイは見逃した理由が分からないために問いかける 確かに理由が不明であった ここで翔聖を倒せば計画は簡単に実行出来るのに
魁:「お前たちが自ら進んで来たんだ その強き意思を持つ者達を優先するに決まっている」
魁人の発言はまさに獅子王という名前がふさわしかった
妖:「そうですか........では、行きます 魁人さん!!」
妖夢は2本の刀を抜く
ミレイも構えた妖夢を見て弓を構える
魁:「来い!!!」
月神の塔
最上階?
4階 翔聖 秦羅 霊夢
3階 ミレイ&妖夢VS魁人(始まり)
2階 魔理沙VSメアリ(戦闘中)
1階 神楽VS詩苑(戦闘中盤)
続く
どうでしたか?
ミレイと妖夢のタッグが獅子王 魁人に挑みます
果たして2人は勝てるのか
では、次回を楽しみに