今回でメアリとの決着がつきます
では、本編
あらすじ
魔理沙とメアリは最終決戦に向かった
魔:「だから!」
メ:「短いのよ!」
来:「だって.......思いつかないもん」
魔:「スターダストレヴァリエ!!」
魔理沙は星の形をした弾幕を撃つ 対するメアリは
メ:「雷電 サンダーボルト!!」
弾幕に向かってまっすぐに飛ぶ速い雷を放つ 弾幕と雷がぶつかり合うと爆発が起きた しかし魔理沙は再び撃つ この行動は懸命であろう 相手はあのメアリなのだ 少しでも油断したらメアリに斬られてしまう可能性があるからだ
メ:「くっ!!」
メアリは爆発から出来た煙の中から飛んでくる弾幕を斬ったりして回避する
そして煙が晴れて魔理沙の姿が見えるとメアリは薙刀を構え接近しようとするが魔理沙の言葉から止まってしまう この言葉とは
魔:「なんでお前は戦うんだ?」
意外な質問だった 何故戦うのか それは計画の為 メアリはこう考えていたが 少し違うという考えが頭の片隅にあった
魔:「お前だけは世界を消そうとは思っていない そして戦う理由が違う気がする」
メ:「どうしてそんなことが分かるの?」
眉をひそめつつ尋ねる 恐らくメアリは魔理沙の言葉に図星なのだろう
魔:「上手くは言えないけど....魔法がぶつかった時に感じたんだ」
魔理沙はまっすぐな瞳で説明する 確信があるのかは不明だがこの場にいる者には気迫を放ってる様に感じた
メ:「.....そうよ 私だけは戦う理由が違うわ 別に世界を変えたいとは思っていない」
魔:「じゃあなんで.....四刃なんかに」
魔理沙が疑問に思うのも無理はない 四刃は輝月の計画に賛同し世界を変えようと思っている者達の集まりなのにメアリだけその意志がないのがおかしいからである
メアリは魔理沙の問いに目を細めると
メ:「輝月のためよ」
魔:「なんだと.....」
魔理沙は思わず目を見開いた
メ:「元々 輝月は私にとっての姉みたいな存在だった 私が苛められてれば助けてくれた そんな風に私を守ってくれた だから私は彼女の計画に乗った」
この時魔理沙は確信ではないがある事を思いついた
魔:「それって つまり.....恩返しのつもりなのか?」
魔理沙の言葉にメアリは静かに頷く
やはり四刃は.....完全悪ではないのだろう 詩苑や神楽は辛い経験をしているからこそ改変したいと思うのだろう
メアリは ただ輝月のためなので悪とは言いきれない
魔:「なるほどな でもどんな理由でも私達は負ける訳にはいかないんだ! 未来を守るために!!!」
魔理沙は八卦炉を構える
メ:「それはこちらとて同じ事!」
メアリも薙刀を構える
魔:「食らえぇぇぇ!!」
薙刀を構えたメアリを見ると魔理沙は走りながら弾幕を撃つ
メ:「しつこいのよ!! 雷光 ライトニング・ブラスター!!!」
メアリは弾幕を斬りつつとてつもなく速いスピードの雷撃を撃ち出す
雷撃は魔理沙の放った弾幕を全て飲み込むと魔理沙に真っ直ぐに向かう
魔:「速い! だがな ダブルスパーク!!!」
ただのマスタースパークでは勝てないと思ったのか魔理沙は2本のレーザーを放つ
レーザーと雷撃がぶつかり合うとレーザーは雷撃に押し負ける
魔:(ダブルスパークだぞ!?)
雷撃はレーザーを突き抜けるとそのまま魔理沙に直撃し壁際まで吹き飛ぶ
魔:「ぐは.....」
魔理沙は動けずにいた そんな魔理沙にメアリは慈悲もなく近づく
メ:「どう? 降参するかしら?」
魔:「誰が..............するかよ!!」
魔理沙はフラフラになりながらも立ち上がる
メ:「そう.....」
メアリは更に弾幕を撃ち出す
魔:「うわぁぁ.....!」
魔理沙はやはり回避出来ずに当たってしまうが決して膝をつく事はしなかった
メ:「しぶといわね これで終わりにしてあげるわ! エンシェント・ブレイブ!!!」
メアリは宙に浮くと特大のレーザーを放つ
魔:「終わりになるのはお前だぁぁぁ!! ファイナルマスタースパーク!!!!」
魔理沙はメアリのレーザーよりも特大のレーザーを放つ 2つのレーザーは大きさは違えど威力は同じな様でお互いに押しあっていた
.....だが数分後には魔理沙のファイナルマスタースパークが押していた
メ:「そんな...」
そして魔理沙のレーザーはメアリのレーザーを押し切るとそのままメアリに向かう
メ:「きゃぁぁぁ!!!」
メアリはレーザーに当たり落下していく
魔:「ハァハァ.....お前は強い.........でも戦う理由が弱かったから私に負けたんだ」
魔理沙は呼吸を整えつつ階段に向かう
魔:「翔聖.........待ってろよ!!」
続く
〜四刃 踊る歴戦の刃 メアリ・アーデット 撃破〜
どうでしたか?
メアリに勝利した魔理沙でした
あとは、魁人やヒカルといった実力のある人達となりました
果たして次の相手は誰なのでしょうか
では、次回を楽しみに
っと来年も応援よろしくお願いします