今回から最終章の前の第14章スタートです
そして最終決戦編スタートでもあります
果たして翔聖達は輝月達に勝てるのか
では、本編
決戦へ!
あらすじ
翔聖は最終決戦に向けて覚悟を決めた
翔:「幻想郷の未来は僕達にかかってるっ!」
翔聖と霊夢は紫によって突如出現した白き塔に来ていた
翔:「この塔は....」
翔聖は下から塔を見上げるが首が痛くなるほど高かったためすぐさま首を下げた
霊:「紫 まさかこの塔の最上階には」
紫:「ええ、いるわよ 彼女が」
紫が言う彼女とはそう.......輝月である 翔聖達が倒すべき圧倒的な力を持つ人物である この塔の最上階にはその輝月がいるのだ
翔:「....この決戦のメンバーは?まさか僕達だけじゃないよね?」
紫:「大丈夫よ もうすぐ来るわ」
紫はそう言うなり静かに目を閉じた すると翔聖達の背後から複数の足音が聞こえてくる 翔聖はこの足音の1人はある人物だと確信した その人物とは
紫:「ほら、来たわよ」
?:「お前達だけには任さないさ 僕も戦う」
翔:「秦羅....」
翔聖が確信した人物は秦羅であった なぜ確信出来たかというと 秦羅は自分の身体が危険な状態なのに決戦に向かう意志を示したからだ
翔:「他の人達は....」
翔聖は秦羅の後ろから来た人物を見た そこには
魔:「へぇ~ 凄い塔だな」
妖:「ここが....」
神:「ここで全てを決めるのね」
魔理沙 妖夢 神楽 そして
ミ:「....」
ミレイがいた すると翔聖は疑問に思ったのかミレイを見つけた途端にミレイに近づき
翔:「ど、どうしてミレイが!?」
恐らく翔聖が思っていたのは魔理沙や妖夢達は分かるが何故ミレイが? だろう
ミ:「私だって 皆の役に立ちたい....神の子だって言われてるなら何かの能力だってあるはずっ!」
確かにミレイの神の子の能力は未知数だ もしかしたら輝月や四刃を倒せる鍵になるかも知れないがミレイは翔聖達とは違って戦いに慣れていないのだ 戦闘未経験のミレイが更なる力を得た四刃と戦っても対抗出来るだろうか 悪く言えば足でまといになってしまう 翔聖は様々な思考が脳裏を横切るなか 秦羅の言葉によって思考は停止する
秦:「ミレイは自分の意志でここにいるんだ ミレイ自身も死ぬかもしれない 足でまといになるかもしれないとは分かってるんだ そんな意志を持ってるやつをお前は無視して置いていくのか?」
翔:「それは....」
翔聖は秦羅の言葉と自分の思考を照らし合わせる
翔:「分かったよ ミレイ一緒に戦おうっ!」
ミレイの覚悟 意志が分かった翔聖はミレイの同行を許可しミレイに手を差し出す
ミ:「うん!」
ミレイは差し出された手を握る 手を差し出した翔聖は握られたのを確認すると手を離し紫に近づきあることに問いかける
翔:「紫さん ここの塔 飛んで最上階まで行けないかな」
翔聖が問いかけた事とは飛んで行けないのだろうか?という事だった ここにいるメンバーは秦羅を除き全員が飛べる つまりわざわざ入り口から入らなくてもいい訳だが やはり現実は甘くなかった
紫:「無理ね この塔は特殊な結界が張ってあるわ 私のスキマでも無理だったわ 外からの突撃なら恐らくこの塔にある結界を作り出してるものを破壊すべきね」
霊:「じゃあ中に行くしかないのね」
紫と翔聖の話を聞いていた霊夢が言うと紫はそうよと言った
翔:「....皆 多分この塔に入ったら四刃との戦いは避けれないだろう でもそう簡単に負ける訳ないよね」
翔聖は微笑みながら言う 翔聖のこの表情と言葉からは皆を信頼してる事が良く分かる
魔:「勿論だぜ」
魔理沙の言葉に翔聖を除くメンバーは頷く
翔:「じゃあ....行こうっ!未来を守りにっ!」
一同:「おぉ~っ!!!」
翔聖の掛け声に皆は掛け声を上げ塔へ入っていく
この幻想郷において未来を賭けた歴史的な戦闘の火蓋が 今切って落とされた
どうでしたか?
神楽やミレイを加えた7人で最終決戦に向かいます
次回から四刃との決戦が始まります
では、次回を楽しみに