久しぶりの投稿になります
では、本編
あらすじ
突如として白き塔が出現した
翔:「あの塔は....一体」
〜謎の塔出現から1日後〜
翔聖は石段に座り何かを考えていた
霊:「翔聖?」
霊夢が座っている翔聖を見かねたのか翔聖の隣に座る
霊:「どうしたのよ?」
翔:「霊夢か......少し考え事をね」
霊:「それは見れば分かるわよ」
霊夢の言葉に少し苦笑いの表情になるがすぐ様真剣な表情になる その表情を見た霊夢は
霊:「もしかして あの白い塔の事を考えてるの?」
あの突如として出現した白き塔の事ではないかと思い問いかける
翔:「うん そうだよ もしかしたらあの塔は輝月が関係してると思ってさ」
霊:「なるほど で、何を考えていたの?」
翔:「そうだね......」
翔聖は少し考えると
翔:「輝月や四刃との決戦がそろそろ始まる...とかかな」
恐らく翔聖は聖月が共鳴したのを感じ取ったから輝月との決戦が間近に控えてると思ったのだろう
霊:「なるほど......ね 勝てる保証とかはあるの?」
霊夢はある答えを期待するが
翔:「保証はない......輝月に勝つには今の僕達には不可能に等しい」
霊:「そうよね.....」
霊夢の期待していた言葉「勝てる」を期待していたが翔聖に「勝てない」といった言葉を言われ現実を突きつけられた
翔:「でも......」
翔:「勝てないならといって戦わないのは嫌だ」
霊:「負ける確率が高いのに?」
翔:「所詮確率さ いくらでも覆せる それに勝てないのは僕1人の力であって 霊夢や皆と協力すれば輝月にも勝てるかもしれない」
この時霊夢は今までの翔聖とは違うと感じていた
霊:「そうよね... 協力さえすれば輝月にだって勝てるかもしれないわね」
霊夢は頷く
翔:「だからさ.....僕と一緒に戦ってくれるか?」
翔聖は霊夢の顔を見つめる
霊夢も翔聖を見つめると
霊:「当たり前よ 言ったでしょ 翔聖の背中は私が守ってるって」
翔:「そうだね じゃあ.....絶対勝つよっ!」
霊:「ええっ!必ずっ!」
翔聖と霊夢はお互いに拳を合わせた
〜その頃(秦羅side)〜
秦羅は西行妖の近くに立っていた
妖:「秦羅 何してるの?」
背後から妖夢が近づいてくる 秦羅は背後を向きつつ
秦:「妖夢か...なんだ」
妖:「いや、秦羅の姿が見えなかったから どこ行ったのかなと思ったから」
秦羅は妖夢の言葉にそうかと呟く
妖:「秦羅....1つ聞いていい?」
秦:「ああ 構わないが」
秦羅は少し首を傾げながら承諾する
妖:「その体でヒカルさんに挑むの?」
妖夢はこの時永琳の言っていた もう秦羅の体はあまり持たないという言葉を思い出していた
秦:「ああ....ヒカルだけではなく他の四刃や輝月ともな」
妖:「危険すぎるわっ! そんなのっ!」
妖夢は声を荒らげて言うが勿論秦羅には通用するわけなく
秦:「言ったろ 意志が消えぬ限り戦うと」
妖:「分かったわ.....でも無理はしないでね」
秦:「.....」
秦羅は妖夢の問いかけに無言で頷く
第13章終了
第14章へ続く
どうでしたか?
次回から最終章が始まります
果たして翔聖達は勝てるのか
では、次回を楽しみに