東方翔霊録~守りたい未来~   作:来翔

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どうも来翔です
今回は翔聖がある力に目覚めます
では、本編


神を超越し力を持つ者達(VS黄昏の探求者 中編:後半)

あらすじ

秦羅との戦いで翔聖は「大好きな人達がいる世界の未来を守る」という決意を見つけ 何かに目覚めた

秦:「緑の瞳....まさか」

 

秦:「緑の瞳...」

秦羅が驚きの表情を浮かべているとその隙を突いた

翔:「はぁぁぁっ!」

翔聖が剣を構え急行下してくる

秦:「ぐっ...速い」

間一髪防ぐものの翔聖との力の競り合いでは勝ち目がない

秦:「くそっ!」

秦羅はわざと力を抜き横に回転して避け攻撃するが

翔:「させるかっ!」

今までなら防げなかった翔聖が秦羅の攻撃を防ぐ

秦:「この反応速度...得たのか...」

攻撃を防がれたのを見て秦羅はある確信をした

秦:「絶神力っ!!」

その確信とは翔聖が絶神力を得た事である

秦:「翔聖1つ聞いていいか」

翔:「なに?」

秦羅は先程の冷たい声とは打って変わり普段の声で

秦:「お前は先程の決意..どうやって見つけた」

問いかける

翔:「...そうだね」

翔聖は質問に答える瞬間に霊夢の顔が脳裏を横切った

翔:「前までは霊夢だけは守ろうと思っていた...でもそれじゃあ駄目なんだ」

翔聖は更に続ける

翔:「霊夢だけを守って世界が終わっては意味がない..まして未来が無くなるなんて以ての外だ」

翔聖が言葉を吐く瞬間に瞳の色が更に輝くのを秦羅は感じ これならと秦羅は思ったのか微笑む

秦:「合格だ しかし僕を打ち倒さないとその決意は言葉だけのものになる そう僕すら倒せないようじゃ輝月には絶対に勝てないからな」

秦羅の言うことは正論である 輝月は秦羅よりも遥かに強い だからこそ秦羅に勝てねばならないのだ 翔聖は秦羅の放つ覇気に気圧されそうになるが構える

翔:「ならば君に打ち勝ち決意を本物だと証明して見せるっ!!」

秦:「さぁ...来いっ!」

翔:「いくぞっ!」

翔聖は通常とは違う速さで斬りかかる

秦:「ぐっ....」(やはり絶神力だ それも僕よりも強力な)

秦羅は翔聖の一手を受けて自分よりも上だと直感できた

秦:「だが..速さではどうだろうな 紫電一閃っ!」

手足に紫電の電光を纏わせると秦羅は攻撃を仕掛ける

秦:「はぁぁぁっ!!」(地に着く度にスピードを増す これなら)

秦羅はそう思うが現実はそうはいかなかった

なぜなら一手を防いだあと翔聖は秦羅を押し倒したからだ

秦:「ぐ...やるな」

翔:「そっちこそ...ぐっ!」

翔聖は秦羅に蹴りを入れられて浮く

秦:「そこだぁぁっ!」

その隙を突き剣を振るうが

翔:「させるかっ!」

普段なら翔聖には不可能だが今回は瞬時に身を翻し剣を受け止める

秦:「ぐぐぐ.....」

翔:「せやぁぁっ!」

翔聖は力で秦羅を打ち倒すと空へ飛翔する

秦:(まさか...あれか?)

瞬時に体を起こすとあの攻撃に備える

しかし来たのはウィングフリーダムではなかった

翔:「聖蓮...ダイブセイバーっ!!!」

翔聖はレーザーのようなものを翼から噴出させると物凄いスピードで秦羅に急降下してくる

秦:「!?」

秦羅は予測していた攻撃と別のしかも初見の攻撃を見て反応が遅れる

秦:「ぐぐぐ.....」

秦羅が押されるなか秦羅の持つ剣の刀身が輝きだす

翔:「これはまさか....」

秦:「そのまさかだっ! バースト・マテリアルっ!!!」

刀身から衝撃波が起こる

翔:「っ!」

間一髪翼で身を守る翔聖とダメージは無いものの後方に後退してしまう秦羅

秦:「....さぁ決着をつけよう」

秦羅がそう言うと瞳が青と紫のオッドアイになり接近する

翔:「ああっ!」

翔聖も接近する

2人の絶神力所持者がお互いの剣を交える

 

続く




どうでしたか?
翔聖が絶神力を覚醒させました
そして次回で2人との決着がつきます
では、次回を楽しみに

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