東方翔霊録~守りたい未来~   作:来翔

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どうも来翔です
今回から翔聖VS秦羅の主人公対決が始まります
では、本編


翔聖VS秦羅(VS黄昏の探求者 前編)

あらすじ

秦羅によって魔石の出現の秘密が明らかになった そして翔聖は秦羅に挑戦状を叩きつけた

翔:(秦羅と戦って見つけ出すっ!)

 

秦羅はここでは危険だと言い人里離れた荒れ地に翔聖を呼びつけた

翔:「ここは....?」

秦:「ここか...ここは「黄昏の大地」名前の理由は知らないが」

翔:「黄昏の大地....」

翔聖が呟きながら辺りを見渡すと辺り一面黄昏に染まった

翔:「....すごい」(ちゃんと夜に向けて太陽が動いてる...)

秦:「さて、そろそろ始めるか...」

秦羅は蒼い剣を抜く 翔聖もそれを見て聖月を抜く

翔:「その刀...桜花じゃないよね それはなに?」

翔聖は警戒するように蒼い剣を見ながら質問する

一方の秦羅は余裕の表情で

秦:「これは蒼桜剣...僕の決意の象徴だ」

質問に答える

翔:「蒼桜剣....」

余裕の表情をされたためか若干翔聖はムッとする

秦:「さて...もういいだろう いくぞ」

先程の余裕の表情から打って変わって殺気のようなものが籠った表情で翔聖を見る

見られた翔聖はその表情に背筋を凍らせるが戦闘の姿勢を崩さない

秦:「フッ....」

秦羅は不敵な笑みを浮かべると接近する

翔:「前の僕とは違うんだっ!!」

対する翔聖は接近する秦羅に突っ込む

そして青い刀身と蒼い刀身がぶつかり合う

翔:「うぉぉぉっ!」

秦:「.....」

翔聖と秦羅は同じ表情をしながらも相手に挑む姿勢が違う それは当たり前である秦羅はまだ翔聖を嘗めている部分があるからだ

それに気づいた翔聖は

翔:「どうして本気で来ない?そしてどうして能力を発動しない?」

問いかける

やはり嘗めてるからか非力な秦羅は翔聖に力で押されてる

秦:「どうして?それは」

秦羅は非力ながらも少し油断してる翔聖を突き放つと

秦:「お前に本気でいってもすぐに終わってつまらないからな」

秦羅にしては珍しく挑発的な発言をする 勿論秦羅に挑発するつもりはさらさらなくこの言葉に翔聖がどう反論してくるのかを試すためだ

翔:「本気の君を...倒したいんだっ!!」

まただ秦羅はまた気迫に押された 秦羅は不思議に思う...何故自分を押せる気迫が出せる...と

秦:「そうか...なら本気でいくぞっ!!」

秦羅は言うともう翔聖の目の前にいた

やはり翔聖は秦羅のスピードに反応出来ない

秦:「はぁぁぁっ!」

秦羅はそのままのスピードで斬りかかる

翔:「ぐっ...」

やはり防げない

秦:「はぁっ!」

秦羅は更に攻撃を仕掛ける

翔:「がは...」

翔聖はやはり秦羅のスピードに反応出来ずにされるがままに攻撃される

秦:「疾風迅雷っ!」

更に四方八方からの攻撃を受けてしまう翔聖

秦:「まだだっ!」

隙だらけの翔聖に蹴りを入れ吹き飛ばす秦羅

翔:「くっ....」

翔聖はなんとか受け身を取ることに成功した

秦:「立て 神代翔聖っ!」

この時翔聖は思った...実力の差が...ありすぎると

翔:「でもっ!僕は負けないっ!」

翔聖は勝てないと確信しながからも立つ

秦:「その意気だ さぁ僕に打ち勝ち決意を見せてみろっ!」

この時の秦羅の覇気は凄いものであった 風もないのに木々が揺れていたからだ

翔:「見せてやるさっ!」

翔聖は完全に立ち上がると翼を出現させる

 

続く




どうでしたか?
今回は話が多かったので次回から戦闘を多くする予定です
そしてやはりまだ...秦羅には実力の差があります 果たして秦羅に打ち勝てるのか
では、次回を楽しみに

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