今回はある人物の視点です
では、本編
世界を変えるきっかけ
あらすじ
翔聖はヒカルからの助言をもらった
翔:「あいつの本性は一体....」
2人の少女が歩いていた
?:「ねぇ..輝月」
輝月と呼ばれた少女は呼んだ少女を見る
輝:「なに?」
?:「私達は友人だよね」
輝:「当たり前じゃない 麗奈(れな)」(何かあったのかしら?)
輝月と話してた少女は麗奈という名前らしい
麗:「そうよね...変な事を言ってごめん」
しばらく2人は無言になると
麗:「あ、私..用事あるからここでお別れだね」
輝:「あらそうなの ならまた明日ね」
麗:「ええ」
麗奈は頷くと去っていく
輝:「....」
輝月は去っていく麗奈を見送りながら腰にある刀を抜く
輝:(何の刀かは知らないけど....私を呼んでいる気が)
輝月は刀を見ながら思っていた
輝:(まぁ...関係ないわね 所詮刀は刀だから)
輝月は刀を帯刀すると歩きだす
~数日後~
輝月は野原でのんびりと読書をしていた
「輝月っ!」
1人の男性が近づいてくる
輝:「なんですか?」
「麗奈がっ!麗奈がっ!」
輝月は麗奈の名前を聞くと立ち上がり
輝:「麗奈がどうしたんですかっ!?」
「とりあえず来てくれっ!」
男性が走り出すと輝月も続く
~少女移動中~
輝:「これは.....」
輝月の視線に広がったのは焼け野原だった
輝:「何があったんですか?」
「詳しくは俺も知らないが...」
男性が話すと
輝:「現状はどうでもいいです それよりも麗奈は?」
「あ、ああ 麗奈ならそこに寝かせてあるが」
男性が指を指しながら言いかけると
輝:「麗奈っ!」
輝月はその方向に走り出す
「輝月...」(もう助からない...麗奈は)
男性は悲しそうな表情で輝月を見ていた
輝:「麗奈っ!どうしたの?」
麗:「...輝月....争いに巻き込まれちゃった」
輝:「争いって...なんでっ!」
麗:「分からない...」
輝月はわなわなと体を振るわせる
麗:「ねぇ...輝月 最後にお願いいい?」
輝:「最後...?」
輝月はきょとんとする
麗:「私はもう助からないの...だから最後」
輝:「......分かったわ それでなに?」(麗奈....)
輝月は涙を堪えながら問う
麗:「この世界を...争いの無い...世界にして」
麗奈はそう言うと眼を閉じる
輝:「........世界ね」
輝月がそう呟くと
「我の名を叫べ...世界を変えようとする者よ」
頭の中に突如謎の声が響く
「我は...神月 叫べば世界を変える力が手に入る」
輝:「神月っ!」
輝月が叫ぶと周りに光が集まった
?:「輝月様 輝月様っ!」
輝月を呼ぶ声が聞こえる
輝:「ん....」
輝月が目を開けると
メ:「輝月様...目が覚めましたか?」
メアリがいた
輝:「...ええ 目が覚めました」(いつの間に寝てたのかしら)
メ:「夢でも見てました?」
輝:「...夢...はい 見ましたよ 親友の夢を」
メ:「そうですか」
メアリはそう言うと部屋から去っていく
輝:(麗奈...あなたの願い...叶えるわよ)
輝月はそう言うと立ち上がり部屋から出ていく
続く
どうでしたか?
輝月が世界を変えようとするきっかけは「麗奈」という親友の存在でした
固き決意を持つ輝月に翔聖は勝てるのか
では、次回を楽しみに