東方翔霊録~守りたい未来~   作:来翔

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どうも来翔です
今回はある人物の視点です
では、本編


第13章
世界を変えるきっかけ


あらすじ

翔聖はヒカルからの助言をもらった

翔:「あいつの本性は一体....」

 

2人の少女が歩いていた

?:「ねぇ..輝月」

輝月と呼ばれた少女は呼んだ少女を見る

輝:「なに?」

?:「私達は友人だよね」

輝:「当たり前じゃない 麗奈(れな)」(何かあったのかしら?)

輝月と話してた少女は麗奈という名前らしい

麗:「そうよね...変な事を言ってごめん」

しばらく2人は無言になると

麗:「あ、私..用事あるからここでお別れだね」

輝:「あらそうなの ならまた明日ね」

麗:「ええ」

麗奈は頷くと去っていく

輝:「....」

輝月は去っていく麗奈を見送りながら腰にある刀を抜く

輝:(何の刀かは知らないけど....私を呼んでいる気が)

輝月は刀を見ながら思っていた

輝:(まぁ...関係ないわね 所詮刀は刀だから)

輝月は刀を帯刀すると歩きだす

 

~数日後~

輝月は野原でのんびりと読書をしていた

「輝月っ!」

1人の男性が近づいてくる

輝:「なんですか?」

「麗奈がっ!麗奈がっ!」

輝月は麗奈の名前を聞くと立ち上がり

輝:「麗奈がどうしたんですかっ!?」

「とりあえず来てくれっ!」

男性が走り出すと輝月も続く

~少女移動中~

輝:「これは.....」

輝月の視線に広がったのは焼け野原だった

輝:「何があったんですか?」

「詳しくは俺も知らないが...」

男性が話すと

輝:「現状はどうでもいいです それよりも麗奈は?」

「あ、ああ 麗奈ならそこに寝かせてあるが」

男性が指を指しながら言いかけると

輝:「麗奈っ!」

輝月はその方向に走り出す

「輝月...」(もう助からない...麗奈は)

男性は悲しそうな表情で輝月を見ていた

輝:「麗奈っ!どうしたの?」

麗:「...輝月....争いに巻き込まれちゃった」

輝:「争いって...なんでっ!」

麗:「分からない...」

輝月はわなわなと体を振るわせる

麗:「ねぇ...輝月 最後にお願いいい?」

輝:「最後...?」

輝月はきょとんとする

麗:「私はもう助からないの...だから最後」

輝:「......分かったわ それでなに?」(麗奈....)

輝月は涙を堪えながら問う

麗:「この世界を...争いの無い...世界にして」

麗奈はそう言うと眼を閉じる

輝:「........世界ね」

輝月がそう呟くと

「我の名を叫べ...世界を変えようとする者よ」

頭の中に突如謎の声が響く

「我は...神月 叫べば世界を変える力が手に入る」

輝:「神月っ!」

輝月が叫ぶと周りに光が集まった

 

 

?:「輝月様 輝月様っ!」

輝月を呼ぶ声が聞こえる

輝:「ん....」

輝月が目を開けると

メ:「輝月様...目が覚めましたか?」

メアリがいた

輝:「...ええ 目が覚めました」(いつの間に寝てたのかしら)

メ:「夢でも見てました?」

輝:「...夢...はい 見ましたよ 親友の夢を」

メ:「そうですか」

メアリはそう言うと部屋から去っていく

輝:(麗奈...あなたの願い...叶えるわよ)

輝月はそう言うと立ち上がり部屋から出ていく

 

続く




どうでしたか?
輝月が世界を変えようとするきっかけは「麗奈」という親友の存在でした
固き決意を持つ輝月に翔聖は勝てるのか
では、次回を楽しみに

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