今回は前回の続きです
では、本編
あらすじ
ミレイは守る決意であるスペルカードを試した
霊:(ミレイは...多分強い)
ミレイ達が白玉楼にいる頃
翔:「疲れた...魔理沙の奴...時間を軽くオーバーしてるぞ」
翔聖はぶつぶつと言いながら歩いていた
翔:(それは置いといて...まだ秦羅の言葉が引っ掛かるな)
~回想~
秦:「本当の決意を持たない者に強い力は不要」
翔:「本当の決意....か」
翔聖は呟くと
翔:「ん?」
背後から気配を感じ振り向くと
翔:「秦羅?」
秦羅が立っていた
翔:「どうしたの?こんなところで」
翔聖が秦羅に近づくと
秦:「っ!」
突如秦羅が攻撃を仕掛ける
翔:「秦羅っ!?」
翔聖は突然の攻撃を防ぐ事が出来なかったが避ける事は出来た
翔:「どうしたんだっ!」
翔聖は秦羅に問いかけると秦羅は不気味な笑みを浮かべる
翔:「秦羅....?」
翔聖は少し恐怖感を感じながら聖月を抜く
秦:「はぁっ!」
秦羅は翔聖に急接近して斬りかかる
翔:「ぐっ!」
翔聖は何とか防ぐが
秦:「うぉぉっ!」
秦羅は回し蹴りを翔聖の脇腹に入れる
秦:「が...」(秦羅...なのか?)
翔聖は攻撃を受けながら秦羅が本物なのか考えた
翔:「ただでやられる僕じゃないっ!」
翔聖は刀を縦に振る
秦:「っ!?」
秦羅は何故か回避出来ずに直撃する
翔:(効いたのっ!?ならばっ!)
翔聖は瞬時に左手に逆手で持ちかえ切り上げる
秦:「ぐわっ!」
秦羅は反応出来ずに直撃してしまい直撃した反動で刀を落としてしまう
翔:(よしっ!決まった 秦羅みたいなスピードがないから連発は無理だけど)
翔聖は少し下がり思う
秦:「.....」
秦羅は無言で立ち上がると
秦:「はぁっ!」
謎の剣を出現させる
翔:「なんだと..うわっ!」
秦羅はものすごいスピードで接近して攻撃する
翔:「なんだ...マテリアルセイバーっ!」
翔聖は後方に飛ばされながらレーザーを放つ
秦:「ふんっ!」
秦羅はレーザーを回避すると接近して斬りかかる
翔:「ぐっ...」
翔聖は防ぐものの押される
秦:「疾風迅雷」
秦羅は四方八方からの攻撃を仕掛ける
その時
翔:(なんか...違和感が...)
翔聖は攻撃を受けながら違和感を覚える
翔:(遅い...いつもの秦羅からもっと速いっ!)
そう思うと翔聖は秦羅が攻撃を仕掛ける一瞬の隙をつき攻撃する
秦:「なに....」
秦羅は突然の攻撃に反応出来ずに直撃してしまう
翔:「どうだっ!」
秦:「...シャァァァッ!」
秦羅は謎の遠吠えをあげる
翔:「この遠吠えは...」
翔聖がそう思ってると
秦?:「シャァァァっ!!!」
秦羅が爪を立てて接近してくる
翔:「速いっ!」
翔聖は速さに驚きながら構える...すると
?:「蒼雷」
突如蒼い雷撃が秦羅に落ちる
秦?:「シャァァァっ!!」
秦羅は雷撃が直撃しその場に倒れる
翔:「なんだ....」
翔聖が辺りを見渡すと
?:「いやぁ..本当はお前が倒すのを見たがったが..あまりにも...弱かったからな」
翔:「...ヒカル....」
蒼い雷撃を落としたのはヒカルだった
ヒ:「そんな恐い顔すんなよ 助けてやったんだ 感謝してもらわないとな」
翔:「...とりあえず..助けてくれてありがとう...」
ヒ:「別に構わない...にしても」
ヒカルは翔聖の刀を見ると
ヒ:「お前の剣には決意がこもってないな...」
翔:「なんだと....」
ヒ:「本当の決意を持たない限り...輝月はおろか四刃すら勝てないぞ」
翔:「......」
翔聖は無言で俯く
ヒ:「それにしても...偽物と気づかなかったのか」
翔:「偽物?」
ヒ:「お前の背後」
ヒカルは翔聖の背後を指差す
翔聖は振り向くとそこには秦羅の姿はなく人形の謎の生物が倒れていた
翔:「こいつは...魔石獣?」
ヒ:「ああ どうやら再生能力の代わりに変化能力をもっている」
翔:「そっか....」
ヒ:「まぁ...そんな話はおいといて...本当に世界を救いたいと思うなら本当の決意を持つことだな」
ヒカルはそう言うと後ろを向く
ヒ:「誰か来そうだから俺はそろそろ行くぞ」
翔:「待ってっ!」
行こうとするヒカルを翔聖が引き留める
ヒ:「なんだ」
翔:「どうして助言をしてくれるんだ お前は四刃側なんでしょ?」
翔聖の言葉にヒカルは不敵な笑みを浮かべると
ヒ:「俺はお前に興味がある 秦羅のように天性の才能がないのに努力で補おうとしてるからな」
ヒカルはそう言うと去っていく
翔:(...ヒカル..あいつは本当に敵なのか?)
翔聖はそう思った
そして木の上からある人物が見ていた
?:(あいつは...本当に倒すべき敵なのか....?)
第12章終了
第13章へ続く
どうでしたか?
まさかのヒカルからの助言 ヒカルは本当に敵なのか
そして木の上から見ていた人物とは
では、次回を楽しみに