東方翔霊録~守りたい未来~   作:来翔

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どうも来翔です
今回はあるものを見つけます
では、本編


聖夢の剣

あらすじ

秋祭りにて秦羅と妖夢は恋人になった

翔:「あれは告白だったのね....」

 

秋祭りから数日後翔聖達は倉を整理していた

翔:「霊夢~何で急に整理なんか?」

霊:「もしかしたら倉に掘り出し物があるかもしれないからよ」

翔:「掘り出し物?売ってお金にするの?」

霊:「違うわよっ!」

霊夢は怒鳴る

翔:「すいません...でもなんで?」

霊:「掘り出し物の中に魔石とか四刃に対抗出来るのがあると思ったのよ」

翔:「魔石とか四刃に対抗?」

翔聖は首を傾げる

霊:「そ 武器とかじゃなくても札とか無いかしら」

霊夢はそう言いながら奥に向かう

翔:(対抗ね...)

翔聖はそう思いながら整理してると

翔:「なんだろう...」

翔聖は何かを見つけ引っ張るとその衝撃から上の物が落ちてくる

翔:「うわぁぁぁっ!」

霊:「翔聖っ!?」

霊夢は翔聖の悲鳴を聞きその場所に向かう

霊:「大丈夫?」

翔:「なんとか...大丈夫」

翔聖は物の山から顔を出す

霊:「何をしようとしてたの?」

翔:「いやさ何かを見つけたからさ引っ張ったらこうなった」

翔聖は苦笑いで答える

霊:「そう..じゃあ手伝うからさっさと出なさい」

霊夢はそう言うと物をどかす

翔聖も出来る分だけどける

霊:「なんとか出れたわね」

翔:「ありがとう 霊夢」

霊:「礼なんていいわ で、見つけた物は?」

霊夢は近くを見渡しながら言う

翔:「えっとね...これだよ」

翔聖はあるものを指差す

霊:「...刀?でも鞘がないわね...」

翔聖が見つけた物とは鞘に帯刀されてない刀であった

翔:「鞘に収めてないから錆びてるね」

刀の刀身は黒色だった

霊:「何の刀かしら...外で確認したいから翔聖持ってくれる?」

翔:「うん」

翔聖は持とうとする...が

翔:「お、重い...なんだこれ...」

持ち上げる事が出来なかった

霊:「んーだらしないわね 貸しなさい」

霊夢が持ち上げようとする

霊:「っ...なにこれ...重すぎ」

霊夢も持ち上げる事が出来なかった

翔:「じゃあ2人で持とうか」

霊:「そうね」

翔聖が右に立ち霊夢が左に立ち持ち上げようとすると

翔:「あれ...持てた」

霊:「えっ!?」

翔聖達が持ち上げた瞬間に刀身が輝きだすと黒色だった刀身が美しい銀色に変わる

霊:「この刀は一体...」

霊夢が疑問に思ってると

紫:「それは...聖夢剣ね」

紫が倉の入り口から入ってくる

翔:「聖夢剣....?」

翔聖が首を傾げていると

紫:「聖なる者が見る夢」

紫が何かを言う

霊:「聖なる者が見る夢?」

紫:「ええ、聖なる者が夢見た刀よ」

翔:「この...聖夢剣は一体どんな刀なの?」

紫:「この刀は斬ることが出来ないわ」

翔霊:「えっ!?」

2人は驚く

紫:「でも魔は断ち切る事が出来る聖刀ね」

翔:「聖刀....聖夢剣」

翔聖は呟く

紫:「....あなた達..刀を置いてみて」

翔聖達は紫の言葉を聞くと聖夢剣を置く..すると刀身が黒色に戻る

紫:「...何の因果かは知らないけど...この刀はあなた達を選んだようね」

紫の言葉に翔聖と霊夢は顔を合わせる

紫:「これなら...対抗出来る...四刃にも魔石獣にも」

紫はそう呟くとスキマに入る

翔:「魔石獣....?」

翔聖は紫の呟いた言葉に疑問をもった

霊:「それよりも聖夢剣はこの倉に保管ね どうやら刀身が黒色になっているときは刀身自体が鞘になってるみたいだから」

翔:「あ、うん」

霊:「じゃあ..そっち持って」

翔:「うん」

翔聖と霊夢は聖夢剣を奥に保管した

 

~その日の深夜~

「キュイイイイっ!!」

謎の遠吠えが響いた

 

第11章終了

第12章へ続く




どうでしたか?
恐らく翔聖と霊夢の武器になるであろう謎の刀 「聖夢剣」 一体この刀の真価は
そして魔石獣とは一体...
では、次回を楽しみに

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