今回で秋祭り編は終了です
今回は少しウフフな展開になります
では、本編
あらすじ
秋祭りに来ていた翔聖達はミレイは弓の扱いが上手いという事と秦羅は女装しても違和感がないという事を知った
秦:「おいっ!最後のは武道会でも分かってるだろっ!」
ア:(秋祭り...そうだわ)
アリスは何かを思い付いた
ア:「秦羅 ちょっとこっちに来なさい」
秦:「何?」
秦羅はアリスに導かれて裏方に行く
翔:(なんだろう)
~裏方~
ア:「今がチャンスよっ!」
秦:「なにが」
秦羅は首を傾げる
ア:「妖夢に告白よ」
秦:「はっ!?」
秦羅はアリスの発言に吹き出す
ア:「あなたが妖夢に好意があるのはほとんど知ってるわよ」
秦:(....表情には出してないのに)
ア:「勇気を出しなさい きっとあなたなら妖夢を幸せに出来るわ」(なんと言っても両想いだし)
秦羅は少し考え
秦:「分かった」
ア:「なら着替えて妖夢と回って来なさい そして花火の絶好スポットがあるからそこで告白よ」
秦羅は頷くと着替え室に向かう
~数分後~
秦:「妖夢」
妖:「何ですか?」
秦:「その...迷惑じゃなかったら僕と祭りを回らない?」
妖:「えっと...その迷惑なんかじゃありません...いいですよ」
妖夢は秦羅の誘いを受ける
秦:「そっか なら行こうか」
秦羅は妖夢の言葉を聞くと微笑む
ミ:(秦羅君が微笑んだ...)
妖:「はいっ!」
2人が歩き出そうとすると
ア:「秦羅 ちゃんと身だしなみを整えて」
アリスが秦羅の髪を結う
秦:「ありがとう 姉さん」
秦羅は微笑むと妖夢と一緒に歩き出す
霊:「アリス あんた何を言ったの?」
ア:「告白したら?ってね」
翔:「誰に?」
翔聖が言うと
霊:「翔聖は黙ってなさい」
翔:「はい...」
翔聖は黙る
ミ:「やっぱり...秦羅君って...妖夢の事が」
ミレイは少し悲しそうな表情になる
霊:(ミレイ....)
ア:「2人は回りながらあの場所に行かせたわ」
霊:「あの場所って..私達の?」
霊夢の言葉にアリスは頷く
~その頃~
妖:「意外に秦羅って甘いの好きなんですね」
秦:「好きだよ 1番はプリンだけど」
秦羅は他の皆にはみせない顔で妖夢と接する
妖:「そうなんですか」
妖夢はクスクス笑いながら言う
その後2人は屋台を回り花火の絶好スポットに来た
秦:「ここが花火の絶好スポットだ」
妖:「そうなんですか~」
妖夢は期待するように空を見上げる
~茂みの中~
霊:(よしこのままの雰囲気ならいけるっ!)
ミ:(頑張って秦羅君)
ア:(勇気を出しなさい)
霊夢とアリスとミレイが応援するかな
翔:(何が始まるんだろ)
現場を見ても翔聖は気づけなかった
秦:「妖夢...」
翔:「な、何ですか...」
妖夢は何かを感じ少し照れる
秦:「僕は君の事が...」
秦羅が言いかけると花火が上がる
秦:「~っ!」
妖:「?」
妖夢はキョトンとする
秦:「えっと 僕は妖夢の事が」
再び花火が上がる
秦:「何なんだ~っ!!」
秦羅は花火にキレる
それを見た妖夢は
妖:「分かってますよ」
妖夢は秦羅に抱きつく
秦:「妖夢っ!?」
秦羅は赤面する
妖:「私も好きです 秦羅」
妖夢の言葉に秦羅は驚く
秦:「分かってたんだ....改めて僕も言う 好きだった」
妖:「はい...でもどうして好きになったんですか?こんな未熟で自慢のできる身体じゃないのに」
秦:「妖夢の一生懸命な所が好きになったんだ」
妖:「私と同じですね...私も秦羅の一生懸命な所が好きでした」
秦羅は妖夢の言葉を聞くと強く抱きしめる
秦:「妖夢は僕が守る...絶対に」
妖:「ありがとうございます 私はあなたを支えます 罪を背負ってるあなたと一緒に罪を背負います」
秦羅はその言葉を聞くと
秦:「ありがとう..妖夢」
妖:「いえいえ..私こそ好きになってくれてありがとうございます」
妖夢は抱きしめられながら涙を流した
ミ:(やっぱり妖夢だった...告白しなくてよかった)
ミレイは涙を流しつつも笑顔だった
続く
どうでしたか?
遂に恋人になった秦羅と妖夢でした
そしてミレイは告白が出来るチャンスはあったのにしなかった事が分かりました
では、次回を楽しみに