東方翔霊録~守りたい未来~   作:来翔

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どうも来翔です
今回は翔聖編後編です
そして、今回で翔聖編は終わりです(破壊編は終わりません)
では、本編


地上へ(翔聖編 後編)

あらすじ

圧倒的な実力で女郎蜘蛛を倒したヒカルから大量の魔石があることを告げられる

ヒ:「あれ?100個だっけ?」

翔:「曖昧なの!?」

 

翔聖達は地上に向かって走っていた

魔:「く...取られた挙げ句こんなに走らされるとは」

霊:「しょうがないわよ...」

翔:「うだうだ言ってないで早く行かないとっ!」

翔聖が皆を奮い立たせようとする

霊:「そうね..世界の為だもんね」

霊夢は能力を使い飛ぶ

魔:「そうだな というか私達飛べるじゃん」

魔理沙も箒に股がり飛ぶ

翔:(そういえば...)

翔聖もそう思いながら翼を出現させ飛ぶ

霊:「地上に戻ったらどうするの?」

翔:「秦羅と合流したいけど....難しいかな」

魔:「いや大丈夫だと思うぜ」

翔:「そっか..なら地上に戻り次第秦羅と..いや秦羅達と合流しよう」

翔聖の言葉に霊夢は

霊:「秦羅達?どういうこと?」

首を傾げる

魔:「どういうことなんだぜ?」

魔理沙も首を傾げる

翔:「地底に行く前に妖夢が秦羅を追ったじゃん?それでもしかしたら秦羅と合流してると思ったからさ」

魔:「なるほどなぁー 確かに妖夢なら秦羅は追い返せないな」

翔:「なんで?」

ここでお得意の鈍感を発動する翔聖

霊:「いいわ...時間の無駄」

霊夢は冷たく言い放つ

翔:(ひどい...)

翔聖が落ち込んでると

魔:「お、そろそろ地上に戻れるぜ」

翔:「あ、うん」

霊:「そうね.....」(雷帝...一体何なのかしら)

霊夢はヒカルの肩書きについて考えていた

~数分後~

翔:「着いたね」

霊:「さて..秦羅達を探しに行きますか」

霊夢がそう言うと

?:「少し待って」

魔:「ん?」

スキマから紫が出てくる

翔:「紫さん どうしたの?」

翔聖は紫に近づく

紫:「あなた達に渡しておきたい物があって」

霊:「渡しておきたい物?」

紫:「これよ」

紫は3個の魔石を翔聖に渡す

翔:「魔石....!でもどうして?」

紫:「秦羅から言われたのよ 魔石を探してほしいって 因みにその魔石は魔力を消したからただの石ころよ」

翔:「うん、わかった」

翔聖は頷くと石をしまう

紫:「じゃ確かに渡したわよ」

紫がスキマに入ろうとすると

霊:「待って」

霊夢が呼び止める

翔:「霊夢?」

霊:「翔聖と魔理沙は先に行ってて」

魔:「あ、おう」

霊夢の言葉を聞くと翔聖達は先に秦羅達を探しに行った

紫:「何かしら」

霊:「雷帝って知ってるかしら」

霊夢はヒカルの名前は出さずに肩書きだけを言う

紫:「雷帝...知ってるわ まさか会ったの?」

霊:「会ったわ しかも敵..四刃として」

霊夢の言葉を聞いた瞬間紫は

紫:「あんな人物が四刃になんて...」

落胆する

霊:「どういうことよ」

紫:「彼が雷帝と呼ばれるのは圧倒的な雷の力を持つからよ そしてあの神力さえ使える」

霊:「神力ですって!?」

霊夢は驚く

紫:「詳しくはこれしか知らないわ でも絶対に争ってはダメよ」

紫はそう言うとスキマに入ってく

霊:「....雷帝...ヒカル」

霊夢は呟くと翔聖達を追う

 

~その頃~

ヒ:「四刃ね...」

ヒカルが歩き出そうとすると女郎蜘蛛が起き上がる

ヒ:「頭部を失い貫かれても生きる生命力...尊敬するよ...だから」

ヒカルはある構えをする

ヒ:「ライトニング・レインっ!」

女郎蜘蛛に大量の稲妻が落とされる

ヒ:「おっと忘れるところだった」

ヒカルは魔石を持っている手に力を入れると雷を纏わせ石を砕く

ヒ:「俺は四刃として行動はしない...秦羅さえ倒せればいい..ハッハッ」

ヒカルはそう言うと笑いながら絶命した女郎蜘蛛を残して洞穴から出ていった

 

続く

 

魔石の数

翔聖:5

四刃:?




どうでしたか?
なんとヒカルが神力を所持していることが判明しました
そしてなぜヒカルは四刃として行動しないのに四刃に所属してるのか まだ謎が多いです
では、次回を楽しみに

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