今回から第11章がスタートします
では、本編
異変を解決するために
あらすじ
武道会で優勝した秦羅だったが黒石を持った妹紅に襲われた
秦:(恐らく..黒石が原因だな)
秦羅は休む間もなく翔聖 霊夢 魔理沙 妖夢の4人を呼んだ
翔:「なに?」
秦:「妹紅が暴走した原因はこれだ」
秦羅はポケットから黒石を取り出す
魔:「なんだそれは?」
皆が驚くなか魔理沙だけが首を傾げる
秦:「魔理沙は知らなくて当然か この石は魔石 所持している者に異常な力を与えるが理性を失う」
魔:「恐ろしいな..」
魔理沙は震えながら納得してると
霊:「魔石? 名前が分かったの?」
秦:「いや 魔の石だから 魔石と僕が名付けた」
霊:「なるほどね」
翔:「で、魔石がどうしたの?」
秦:「魔石は..恐らく四刃が狙ってると思われる」
ミ:「四刃がっ!?」
今まで無言でいたミレイが声を上げる
秦:「こんな強力な力なんだ 輝月程の奴なら扱えると思うからな」
妖:「なるほど..なら私達は何をすればいいんですか?」
妖夢が尋ねる
秦:「四刃が狙ってるのを前提とするならば四刃よりも先に見つけて破壊する 破壊した数が多ければこちらにも勝機があり異変も解決する」
翔:「なら、早速行動しようよっ!」
霊:「そうね」
翔聖と霊夢の言葉を聞くと秦羅は
秦:「なら、翔聖と霊夢と魔理沙 それに妖夢は地底に向かってくれ」
魔:「秦羅はどうするんだぜ?」
秦:「僕は単独で地上を探す」
妖:「1人でっ!?危険ですよっ!」
秦:「いや、四刃が狙うなら1人である僕を狙うだろうしな」
翔:「そっか...破壊のついでに囮になるんだね」
秦:「ああ」
魔:「無理はするなよ」
秦:「分かってる お前達にもな」
翔:「分かってるよ それに霊夢達は僕が守るよっ!」
秦:「......そうか」
秦羅は少し声を低くする
そんななか
ミ:「私は何をすればいいの?」
ミレイが秦羅に問いかける
秦:「お前はこの戦いに参加するな」
ミ:「なんでっ!? 足手まといだからっ!?」
ミレイは秦羅に問い詰める
秦:「違う...お前には危険な目にはあって欲しくないんだ...」
ミ:「....分かったよ それで私はどこにいればいいの?」
秦:「紅魔館が妥当かもな...咲夜やレミリアもいるから安全だろうからな」
ミ:「分かった 紅魔館だね」
ミレイの言葉に秦羅は頷く
秦:「じゃあそれぞれ行動に移してくれ」
秦羅はそう言うと去っていく
妖:「...変わりましたね」
翔:「変わった?」
翔聖は首を傾げる
妖:「はい 前までは邪魔だからという理由で単独行動をしていましたが今は違います」
霊:「多分ね 翔聖が原因ね」
翔:「原因っ!?」
霊夢の発言に翔聖は驚く
魔:「そーだな」
魔理沙は微笑みながら言う
翔:「全然っわかんない...」
霊:「まぁ、そんな事よりミレイを紅魔館に連れていって準備が出来たら異変解決に行くわよ」
翔:(異変解決なの?)
翔聖達は歩きだした
?:(やはりな...)
続く
どうでしたか?
次回から異変解決及び魔石破壊に向かいます
では、次回を楽しみに