今回で休息編は終了です
では、本編
あらすじ
宿に来た翔聖達だったがドキドキなハプニングな展開になった
翔:(今まで真剣だったのにっ!)
翔:「フッ! フッ!」
翔聖は中庭で素振りをしていた
翔:(もっとだっ もっとやらないと...追い付かないっ!)
翔聖はそう思いながら素振りをしていると
?:「こんな夜中に何をしている?」
背後から声をかけられる
翔:「...秦羅か 何をって..素振りだけど」
翔聖は素振りを止めると背後を見て言う そこには秦羅が立っていた
秦:「こんな夜中にか? 精が出るな」
秦羅は近くに刺さっていた木刀を抜きながら言う
翔:「...秦羅 君に頼みたい事がある」
秦:「なんだ」
翔:「僕と戦ってほしい」
翔聖は木刀を秦羅に向けつつ言う
秦:「.....構わないが僕が1度でもお前の首に触れたら終わりな」
翔:「わかった」
翔聖は構える 秦羅も構える
秦:「いくぞ」
翔:「うんっ!」
秦羅は翔聖に接近する
翔:(速いっ!能力を使ってなくても)
秦:「はぁっ!」
秦羅は木刀を振り下ろす
翔:「くっ!」
翔聖はなんとか防ぐが
秦:「そこだっ!」
秦羅は防がれたの見て即座に左手に持ち変え切り上げをする
翔:「ぐっ!」
翔聖は切り上げに抵抗出来ずに体制を崩す
秦:「終わりだ」
秦羅は翔聖の肩を優しく叩く
秦:「僕の勝ちだ」
秦羅はそう言うと木刀を地面に刺す
翔:(強い...能力とかじゃなくて純粋に強い...僕は力に頼ってるけど...秦羅は違う これが違いなのか)
翔聖はそう言う思いながら座ると
翔:「1つ聞くよ 何でそんなに秦羅は強いの?」
秦:「....決意の重さ...かな」
翔:「決意?」
秦:「ああ 僕は桜花との約束で世界を守るという決意があるためにそれに見合う強さを求めたからな」
翔「そっか...」(凄い決意だな)
秦:「僕から1つ聞くぞ 何故僕に勝負を挑んだ?」
翔聖は少し無言になり
翔:「...君に追い付きたかった」
秦:「....そうか なら追い付いてどうする?」
翔:「誰も傷つけさせない力がほしい」
秦羅は翔聖の言葉を聞くと
秦:「...なら最後に一言」
秦羅は目付きを鋭くして
秦:「本当の決意を持たない奴には強き力は無用」
秦羅はそう告げると部屋に戻ろうとする
翔:「待って!」
翔聖は秦羅を引き留めるが秦羅は見向きもせずに去っていく
翔:「....どういう意味なんだ...」
翔聖は秦羅の残した言葉を考えた
翔:(とりあえず戻ろう..)
翔聖は部屋に戻った
~翌日~
文:「始まりましたっ!決勝戦っ!」
文の言葉に観客はざわめく
文:「では、選手紹介~っ!」
続く
どうでしたか?
秦羅は能力がなくとも強い事が分かりました
次回から決勝戦スタートです
そして、秦羅が残した言葉の意味は
では、次回を楽しみに