デート・ア・DRIVE リメイク   作:鎧武 極

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彼女の名前は何がいいのか

「お、おじゃましまーす」

 

進介はゆっくりと扉を開けて教室内に入る。教室の壁の半分は完全に消え去っており、青空が見えるぐらいになっている。

そして、その教室に似つかわしくない風貌の少女が、進介の席の場所で立ち止まっていた。間違いない、2日前に会ったあの少女だ。あの日とは違って手に剣は持っていないが、相変わらずその美しさに目を奪われてしまう。

 

「貴様、あの時の・・・」

 

「お、お久しぶり」

 

『どうも』

 

少女に睨めつけられ、少し怖気づいてしまう。最初に会った時よりは殺気は感じられないが、やはり警戒されているのか少女の指先には黒い球体が浮いており、すぐにでも攻撃できるようになっている。

 

「なにをしに来た?」

 

「え? それは君と・・・」

 

『待ちなさい進介! 選択肢が出たわ!』

 

「え!? ちょ、選択肢って・・・」

 

「おい、何をコソコソとしている」

 

「あ! ちょっと待ってて!」

 

少女から一度顔を反らし、その場に腰を下ろしてインカムを手で押さえる進介。よくよく考えてみれば、実戦訓練で一体何がしたかったのかも、どうやって精霊を救うのかも全く知らされていない進介からしてみれば、急に『選択肢』などというギャルゲーみたいなことを言われては焦るのも仕方がない。

 

(ん? まてよギャルゲー?)

 

進介はそこでふととある疑問が思い浮かんだ。なぜ自分はギャルゲーをさせられたのか、なぜ自分はインカムから指令を受けて行動しているのか、なぜ折紙に対して恋人になってほしいと言わされたのか、なぜ今『選択肢』などという言葉が出てきたのか。全ての要素がつながった時、進介の頭の中にはある一つの結論が浮かんでいた。

 

(もしかして精霊を救う方法って、ギャルゲーみたいにデレさせろって事かよおおおおおおおお!!)

 

そうでなければ、今までの事にすべて説明がつかない。このインカムも、恐らく〈フラクシナス〉側が考えた選択肢を自分に伝えて自身の口から言わせるための物なのだろう。だが、さすがに精霊を救うという大きな目標を掲げた組織が、そんな遊びのような真似をするはずがないと進介は思っていた。

 

『あ、ちなみに精霊を救う方法は、ショウが精霊とデートをしてデレさせるという方法だ。伝えるのを忘れていたね』

 

「嫌な予感的中!?」

 

令音の言葉に思わずその場に倒れこむ進介。その様子に、思わず少女も少々焦りながら少年に近づく。

 

「ど、どうかしたのか?」

 

「い、嫌・・・ちょっと世界の残酷さに絶望していただけ・・・」

 

『進介、ドンマイ』

 

ベルトさんに慰められ、いよいよ本気で泣きそうになってきた進介の耳に、琴里からの指令が入ってきた。

 

『進介、③よ! 『久しぶりだね! 俺の名前は五河進介、君の名前は?』よ!』

 

「久しぶりだね!! 俺の名前は五河進介!! 君の名前は!?」

 

はんばキレ気味で言われた通りにセリフを言う進介。目元にはうっすらと涙が浮かんでいる。その気迫に押されたのか、少女は一歩後ずさりをして、警戒の籠った視線を向けてくる。

 

「な、なんだ急に叫んだりして・・・」

 

「それについては触れないでくれ! それよりも、君の名前を教えてくれか?」

 

「名、か・・・そんなもの私にはない」

 

「は? 名前がない?」

 

まさかの事態に、進介は焦り始めていた。名前がないだなんていうことを考えていなかったため、どう対処したらよいのか分からないのだ。

 

『落ち着きなさい進介。名前はとりあえず置いておいて、彼女と話す事に集中しなさい』

 

琴里からの助言が右耳に聞こえてくる。話す事と言われても、家族いがいの女性と碌な会話をしたことがないため何を話せばいいか分からない進介。何を話そうか考えていると、少女の方から進介に話しかけてきた。

 

「おい貴様、たしかシンスケとか言ったな?」

 

「え? ああそうだけど?」

 

「ならばシンスケ、貴様とあの日の続きをしようではないか」

 

「続き?」

 

「私を殺さないということだ」

 

少女は言うと、進介の机の上に腰を掛けた。それに合わせて、進介も近くの椅子を持ってきて少女の近くに置くと、椅子に腰を掛けた。

 

「あの日シンスケは私に言っただろ、『君を殺しに来たわけじゃない』と」

 

「言ったけど、それがどうかしたのか?」

 

「私は最初、シンスケの言ったことは嘘だと思った。私が出会った人間は、全員私を殺しに来ていた。当たりもしない銃弾を撃ち、通りもしない剣を振るい、無駄なことを繰り返しながらも私を殺しに来ていた『メカメカ団』しか、私の知っている人間はいなかった」

 

徐々に暗くなってく少女の表情に、進介は心を痛めた。ベルトさんも同じ気持ちらしく、ディスプレイには気難しい表情が映っている。何もしていないのに、殺しにかかられる少女の心情を考えたら、悲しまずにはいられなかった。

 

「だが、そんなときにシンスケが現れた」

 

少女が進介の方に顔を向ける。その表情は、先程とは違い少し笑っているような気がした。

 

「シンスケは私に、人間にも良い奴がいることを教えてくれた。あの時、『メカメカ団』の攻撃が私とシンスケの所に来た時に、シンスケは私の手を握ってその攻撃から私を助けてくれた。冷たい〈鏖殺公(サンダルフォン)〉以外に握ったことがない私の手に、シンスケは温もりを教えてくれた。だから、私は深く感謝をしている。私に人間を教えてくれた、人間の温もりを教えてくれた貴様に・・・」

 

「い、いやぁ~そういわれるとなんだか恥ずかしいな~!」

 

『不幸中の幸いというやつだな』

 

「おお、そういえば貴様の存在を忘れていたぞドライブドライバァ!」

 

『ちょ、私の存在を忘れないでくれたまえ! 後、私の事はベルトさんと呼びたまえ』

 

「ベルトさん?」

 

「ああベルトさんはドライブドライバーって言われるの嫌ってるんだよ。だからな? 頼む!」

 

「むぅ~そこまで言うのなら仕方がない。ならば今日からよろしく頼むぞ、ベルトさん!」

 

『OK! 精れ・・・いや、〈プリンセス〉と言った方が良いのかな?』

 

『精霊』と言いかけたところで、ベルトさんは一旦いうのをやめた。いくら名前がないとはいえ、精霊というのはあまりにも失礼な気がしたからである。

 

「その名はあまり好きではない」

 

「じゃあ何て呼べばいいんだ?」

 

『名前がなければこちらも不便なのだが・・・』

 

何とかして会話をすることは成功したが、後回しにしていた問題に直面してしまい、三人で悩む羽目になった。しばらく悩んでいると、少女がなにかを思いついたのかポンッと手を叩いた。

 

「そうだ。ならシンスケ、貴様が私に名前を付けてくれ」

 

「ええぇ!? お、俺が!?」

 

「ああ。私は貴様に、温もりだけでなく名前も与えてほしいのだ!」

 

まさかの事態に再び驚く進介。人に名前を付けるなどという大役を担う日がこの年で訪れるとは思っていなかったため、何をすればいいのか分からなくなってしまう。

 

『落ち着きなさい進介! 〈プリンセス〉の好感度が60を超えてるわ! あなたが名前を付ければ、一気にデートにまで持ち込めるのよ!』

 

「そんなこと言われたって、ペットに名前を付けるのとはわけが違うんだぞ・・・!」

 

名前とは、死んでも付きまとう物だ。中途半端な物を付けるわけにもいかず、頭を悩ませる進介。

 

『なにか彼女と関係する物から名付けるのはどうかな?』

 

令音のアドバイスに、頭をフル回転させて少女と関連する物を考えていく進介。

 

――剣?いや、お姫様?古風?精霊?美人?関係する物関係する物・・・・はっ!

 

「十香。君の名前、十香ってどうかな?」

 

「トーカ?」

 

少女――十香に聞かれて、進介は椅子から立ち上がると黒板の前まで移動し、チョークを取って黒板に漢字を書く。十の香りと書いて『十香』。その本当の意味は、4月10日に初めて会ったからという安易なものだということは進介だけしか知らなくていい事実だ。

 

「こういう字を書くんだ。どうかな?」

 

「むぅ~十香か・・・ふっ」

 

十香が自分の名前が書かれた黒板を見ると、笑顔を作った。

 

「シンスケ」

 

「ん?」

 

「私の名は十香だ! いい名前だろ?」

 

「っ・・・ああ、いい名前だよ十香!」

 

「ふふふ、十香、十香、私は十香」

 

何度も確認するように自分の名前を口にする十香。その表情は、進介が知る限りでは今までで一番の笑顔だった。

その笑顔に、不覚にも進介は頬を赤らめてしまった。

 

「は、反則過ぎるだろその笑顔・・・」

 

「む? 何か言ったか?」

 

「別に、ただ十香の笑顔が可愛いなと思っただけ」

 

「なっ!? なにを急に言い出すのだ貴様は!」

 

「わわわわ! 謝るからその剣をしまえ十香!」

 

照れているのか、顔を真っ赤にしてその手に〈鏖殺公(サンダルフォン)〉を顕現させる十香。うっかり本音を口に出してしまった自分を殴りたいと思いつつも、なんとか十香を落ち着かせて〈鏖殺公〉を下させると、額に浮かんだ汗を拭う。

 

「ほ、本当にもう無理・・・」

 

『今日はとことん運がないな進介』

 

「むぅ、なにかすまん」

 

「いや、十香が謝ることじゃないから・・・」

 

先程騒いだせいか、もう立つことすらできなくなった進介はその場に横になると、十香が心配な顔をして、〈鏖殺公〉を近くの壁に立てかけて隣に座る。

 

「シンスケ、そこで横になっては体が疲れるのではないか?」

 

「だ、大丈夫。横になれただけまだいい方だから・・・」

 

「しかし、それでは首を痛めるぞ。どれ、少し首を上げろ」

 

十香に言われるままに首を少し上げる進介。すると次の瞬間、十香が進介の顔に手を添えると、先ほどまで進介が顔を置いていた場所に移動し自身の膝の上に進介の頭を乗せてきたのだ。

 

「と、十香!?」

 

「少し恥ずかしいが、これで少しは楽になっただろ?」

 

「う、うん・・・」

 

やられている方としてはやっている本人の何十倍も恥ずかしいのだが、ここは十香の善意にあやかることにした進介。思えば、今日の授業はずっと固い机の上で寝ていたため、こういう風に柔らかいものに頭を預けるのは昨日の朝以来の事だった。鎧のパーツは十香が気を利かせて当たらないようにはしてくれているためそれほどつらくなく、光の膜で作られたスカート部分は十香の太ももの熱を帯びているのかほんのりと温かい。

 

(あぁ~なんだか気持ちいいな。こんなことミオ(・・)にしてもらった時いら・・・あれ?)

 

進介はふと自分の考えていることに疑問を持った。確かに気持ちいい事は間違いない。だが、ミオ(・・)という人物の名前に全く憶えがないのだ。ふと出てきたその人物の名前に、進介は頭に激痛が走るのを感じた。それに気付いた十香が、何やら慌てた様子で進介の肩に手を置いた。

 

「ど、どうしたシンスケ!? ど、どこか痛いのか!?」

 

「あ、頭が・・・」

 

『十香、進介を連れてこの場から離れろ!』

 

ベルトさんの言葉に従い、十香は右手で〈鏖殺公〉を握り進介を抱き上げてその場から離れる。次の瞬間、先ほどまでいたその場所に多くの弾丸が飛んできた。

 

「くっ! メカメカ団の奴らか!」

 

『どうやら彼女たちは強硬手段に出たようだな』

 

十香はベルトさんの言葉を聞いてASTに怒りを覚えた。まだこちらには進介がいるのに、奴らは進介が死ぬ可能性も考えずに自分に攻撃を仕掛けてきた。同族を殺してでも自分を殺そうとするASTが憎い。そして、その原因である自分が憎い。十香はこのまま進介を何処かに隠してASTと戦おうと考えていた。そしてこのまま、進介と二度と関わらないと心に決めようとした。自分が関わる限り、進介は同族に殺される羽目になってしまう。自分にこれほどまで優しくしてくれた進介に、これ以上迷惑はかけられない。

 

「これでさらばだシンスケ。少しの間だったが、貴様と過ごした時間は忘れないぞ」

 

それだけ言い残して進介を攻撃が当たらない場所に隠しに行こうとした瞬間、十香の手がガシッと力強く掴まれた。

 

「ま、まて十香!」

 

「し、シンスケ・・・」

 

「このままさよならだなんて言わないよな? 俺たち、まだ知り合って2日ぐらいだろ?」

 

「だ、だが私といれば、貴様はメカメカ団に殺されてしまうのかもしれないのだぞ!」

 

「それがどうした! こちとらお前を助けるために来てるんだ! そんな覚悟とっくにできてるよ!」

 

進介の真剣な表情に、十香は言葉を失った。もしかしたら、進介なら自分を認めてくれるかもしれない。世界から否定された自分を進介は認めてくれるかもしれない。

 

『進介、十香の好感度が80を超えたわ! デートの約束をするなら今よ!』

 

「十香!」

 

「な、なんだ!?」

 

「明日の朝、この学校で待ってる! だから必ず来い!」

 

「つ、つまりそれはどういうことなのだ?」

 

「デートだよ! デート!」

 

「デェト?」

 

「詳しい事はこういう状況だから言えないが、とりあえず明日ここに来てくれ!」

 

瞬間、十香と進介の近くで爆発が起こる。ASTがミサイルを撃ってきたのだ。これ以上ここにいると、本当に巻き添えを喰らいかねないと考えた進介は十香から離れると、足場の悪い瓦礫の上に着地する。

 

「十香! 明日必ず来いよ! 俺はいつまでも待ってるからな!」

 

「っ! 分かった! 明日必ずここに来る! デェトの約束、忘れるでないぞ!」

 

十香はそれだけ言うと、〈鏖殺公〉の握りしめASTが待つ空へと飛んで行った。それを見届けると、進介もまた〈フラクシナス〉に回収され、その場から姿を消した。

 

 

 

 

「うはぁ~やっぱり酷いありさま」

 

『どうやらASTの修復が間に合わなかったようだな』

 

トライドロンの車内からボロボロに破壊された来禅高校を見て、進介とベルトさんはつぶやいた。校舎の半分以上は崩れ去っており、辛うじて残っている校舎には弾丸の後が痛々しく残っていた。

あの後、電源が切れたように眠りについた進介は今日の朝4時に起きて軽い朝食を取って朝からずっと来禅高校の近くにトライドロンを止めて十香が来るのを待っている。時間の指定をしなかったのが完全に裏目に出てしまい、朝とした指定していないため何時に来るのかわからないのだ。

 

「なんか、昨日の事がまるで夢みたいだな」

 

『だな。どうだ、初めて女の子に名前を付けた感想は?』

 

「もうちょっと自分のネーミングセンスをどうにかしないといけないと思った」

 

『フフフ、君のネーミングセンスは確かに絶望的だからな』

 

「うるさいな~・・・」

 

「おいシンスケ!」

 

「うおっ!」

 

突然名前を呼ばれ驚く進介。声のした方に視線を移すと、そこにいたのは十香だった。

 

「十香? お前、空間震警報が鳴ってないのにどうして・・・」

 

「なんだ? ここに来いと言ったのは貴様だろうが」

 

「いや、そうだけど・・・」

 

『静粛現界というやつか?』

 

精霊が来るときには、必ず空間震警報が鳴ると琴里から聞いていた進介は、なんの前兆もなしに現れた十香に驚愕していた。

 

「ではシンスケ、デェトとやらに行こうではないか!」

 

「・・・おう!」

 

十香の満面な笑みを見て、なぜ空間震警報もなしに現れたのかということ考えるのは無粋だと感じた進介は、心地よく答えた。

 

 

 

 

日本 東京都 国会議事堂 衆議院議場

日本を先導する政治家たちが集うその場所に、彼ら(・・)は集まっていた。クモや蛇、蝙蝠などの生物の特徴を持った機械の体に、胸のナンバープレートを輝かせる彼らの名は『ロイミュード』。グローバルフリーズを引き起こした、機械生命体たちだった。

 

「それで、わざわざこんなところに呼び出して一体何の用かな?」

 

機械体を持つロイミュードの中で、赤いコートを羽織った青年の姿をしているロイミュードのナンバー2、ハートは言った。そして彼の横にいる緑の服に眼鏡をかけた青年、ブレンもそれに続く。

 

「私たちの計画を実行に移すにはいささか早すぎる気がするのですが、一体何かあったのですか?」

 

他のロイミュードたちが議席に座っているのに対し、一人だけ議長席にて偉そうにテーブルに足を置いている少年は、「う~ん」と声を上げると、足を下してテーブルの上に立ち上がる。

 

「〈ラタトスク〉の奴らが本格的に動き出した。それに伴って、()()()()も動くことになった」

 

そう言った瞬間、ロイミュードたちから驚きの声が上がる。それを見た少年は、議長席のテーブルを力強く足を踏む。その音とともに、先ほどまで騒いでいたロイミュードたちが一斉に静まり返った。

 

「なにも驚くことではない。これは元から計画の内に入っていたことだ。僕たちの目的は、当分の間その少年を倒すことにある。幸い、僕たちには切り札がいくつもある。それらすべてを行使してでも、少年を――仮面ライダーを叩き潰す! 全ロイミュードたちよ、その力を存分に振るえ! 人間どもを一掃し、我々がこの星の新たな支配者となるのだ!」

 

少年――ロイミュード001が手を振り上げた瞬間、ロイミュードたちから歓声にも似た声が上がる。

001はテーブルから飛び降りると、緩めていた首のネクタイを締める。進介と同じ顔をした少年は、ロイミュードたちの長から――日本の総理大臣、真影壮一の顔へと変わった。




まさかの連続投稿!
張り切り過ぎて2話も書いちゃいました・・・
出来ることなら僕も十香に膝枕してほしい!

ガンバライジングを20回ぐらいやりましたが、レジェンドレアが出ない!マシーンを変えているからなのかもしれませんが・・・
十香編はあと3話で終了を予定しております!なるべく今月中には投稿できるようにするのでお待ちを!
では、また今度アデュー←最近はまっているYoutuber、フィッシャーズの挨拶

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