リボーン×東方~外界異変~   作:Lan9393

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リアルで行った、友人N氏との打ち合わせ(笑)。

友人N氏「ディーノまだだよ!!」←第一声・・・だった気がする。
俺「\(^o^)/」
友人N氏「とりあえずネタ書いといたから!退学ネタからね!?」
俺「あ、うん話わかんねぇ」
友人N氏「マジで?!」
俺「\(^o^)/」

~~~注)会話は大まかこんな感じってだけです。確証はありません。
             だからN氏、殴らないでください。←ここ大事


十七話:理科の授業で

綱吉Sido

 

  ぼけーっとしていた。

まあ、次の時間の準備はしてるし、することないし・・・。

 

「あ、山本さん!次の授業、なんでしたっけ?」

「理科なのな~」

 

そんなのほほんとした会話が聞こえてきて、オレは瞬間的に叫んだ。

 

「・・・・っていうかっ!学校始まってるっていうのに獄寺くんと霧雨こないんだけど?!」

「ま、まあ、魔理沙さんも獄寺さんも普通に遅刻かまたはおサボりですよ」

 

妖夢が苦笑しながらオレに言葉を返す。

山本も、「だなぁ」と笑っていた。

あ、根津来た・・・。

 

 

  授業が始まる。

気が重い・・・じゃなくて、そこはかとなくやる気が出ない。

まあ、オレがダメダメなのは変わんないんだけどさぁ。

あ、博麗がうざったそうに表情を歪めてる。

 

「話長いっての、そのないようもくだらないし・・・」

 

ぼそりとつぶやいた言葉。根津に聞かれてないようだった。なぜか安心。

そして、根津が教卓の前に立ってプリントのようなものを抱え上げる。

な、あれって?!

 

「では、この前の理科のテストを返す」

 

「「「「「えーーーーーーーー?」」」」」

 

根津の言葉にクラス全員が嫌だと言いたげな声を漏らす。

まあ、そんな反応するよね。

オレだって嫌だし・・・。

根津は無慈悲だ。そのブーイングを受けながらも名前順にテストを返していく。

とうとうオレの番だ。

オレに渡されるはずのテストは、オレの元にはいつまでたってもこなかった。

・・・・持っているままなのだ、根津が。

 

「これはあくまで仮の話だが、もしクラスで一人だけ二十点代を取り、クラスの平均点を著しく下げている奴がいるとしよう。私が思うに、そんな奴は社会のクズだ!まず、大学にはいけない!一流大学を出た私がいうのだからな!」

 

テストを抱えたまま根津はそう言った。

はい?それって、まさか・・・オレのこと?

嘘だろ、嘘だろ?!

それに続くように幼い声が上がった。

 

「ねーれーむ、あの人結局自慢してるよー?バカなのー?」

「知らないわよ・・・あとそういうのは小声で言いなさい。とばっちり喰らいたくないわ」

「えー・・・」

 

フランちゃん!頼むから変なこと言わないで!根津の額に青筋を立った!

オレはただひたすら、オレに博麗のいう「とばっちり」がこないように祈った。

 

「その二十点代は・・・・・・・沢田だっ!」

 

ピラリと提示されたテストの点数は本当に二十点代。

や、や、やっぱりぃいいい?!

 

「うわぁああああ~~~?!」

 

オレはそれを見て情けない声を出してしまった。

なんで見せるんだよ?!

 

(どうしよう・・・!明日から生きていけねえ・・・!)

 

半泣き状態になりそうだったが抑えて根津からテストを受け取る。

うう、最悪だ・・・!

 

 

ガラッ。

 

 

全員の視線が教室の入り口に集まった。

獄寺くんだった。

やや不機嫌そうに獄寺くんは自分の席へ座る。

そのあと、霧雨も入って来た。

いたたまれないように、どこか悲しそうに顔をうつむかせながら博麗のとなりに座る。

 

「こら!お前ら遅刻だぞ?!」

「あぁ?」

「ひっ?!」

 

獄寺くんは根津に叱られたら凄んで睨みつける。

根津は情けない声をあげた。

 

「ご、獄寺くん・・・」

「十代目!」

 

パァッと表情が明るくなる獄寺くん。

・・・なんでだろ、ちょっと無理してる気もするなぁ。

 

「・・・こ、これも仮の話だが、もし遅刻して平気でくる奴らがいるとしよう。そいつらは間違いなく落ちこぼれとつるんでいる!」

 

またピラリと二枚のテストが晒される。

 

「んなーー?!獄寺くん、百点?!んで霧雨は八十点ぅ?!」

「そーいや、十代目、ここのテストってけっこー簡単っすね!」

「あ、あはは・・・」

 

めっちゃいい笑顔で言ってるよ!

やばいよ獄寺くん・・・。

霧雨は驚かれたのに驚いた表情をしたかと思うと、複雑そうに笑った。

ううーん・・・なんであんな元気ないんだろう?

 

「今回のテスト、調子悪かったわけ?魔理沙」

「いや、霊夢は買い被りすぎだって。私はあの程度の点数しかだせねぇよ。お前じゃねぇし」

「・・・そ」

 

え?博麗ってもっとすごい点数とれるの?

・・・ん?根津が震えてる?

 

「ありえん・・・!こんな落ちこぼれが百点を取るなど・・・!お前らぁ!カンニングしたな?!」

 

まさか、カンニング?!彼らがするわけないじゃないか!

でもまあ霧雨はするかもしれないけど!普段すごいしそうな雰囲気してるけど!

すると、ガタン、と音が鳴った。

博麗だ。

 

「人の実力をカンニングだなんて言うのね。あっっっきれた。情けない奴ね。自分の方こそ、何もしてないのに?」

「私は・・・!」

 

根津が言い返そうとしたら、霊夢がピシリと指を突きつけ静止させる。

なんだか、凛々しく見えて・・・不思議だ。

 

「ああ、そこでテスト採点したなんてバカな返答はやめて頂戴。あんたは実際、生徒のために、必死になにかをしたの?ただ授業してるだけじゃない」

「んぐっ?!」

「そうだぜ。・・・霊夢のいう通りだ!」

「んー。うん!そうだよ!」

「確かに、そうなのな」

 

霊夢の言葉に霧雨とフランちゃん、山本が賛同する。

何でみんな根津いじめてるのかなぁ。

妖夢が何か言いたげにすると、ふいと目を逸らす。

 

根津が叫んだ。

 

「沢田!博麗!獄寺!霧雨!山本!フランドール!魂魄!」

 

なんで妖夢まで?!

妖夢も驚いたような顔をしているよ・・・。

 

「お、お、お、お前ら・・・退学だぁああああああああああ!!!」

 

「「「「ええええ?!」」」」

「「はぁ?!」」

 

まさかの、その一言だった。




はい、退学ネタ。
僕の下調べ不足でした。
やっと、やっと、資料の漫画を借りれたんです!
これなら(多分)勝てる!!
・・・何にとかいうのはやめてくださいね。

では次もお楽しみに!

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