友人N氏「ディーノまだだよ!!」←第一声・・・だった気がする。
俺「\(^o^)/」
友人N氏「とりあえずネタ書いといたから!退学ネタからね!?」
俺「あ、うん話わかんねぇ」
友人N氏「マジで?!」
俺「\(^o^)/」
~~~注)会話は大まかこんな感じってだけです。確証はありません。
だからN氏、殴らないでください。←ここ大事
綱吉Sido
ぼけーっとしていた。
まあ、次の時間の準備はしてるし、することないし・・・。
「あ、山本さん!次の授業、なんでしたっけ?」
「理科なのな~」
そんなのほほんとした会話が聞こえてきて、オレは瞬間的に叫んだ。
「・・・・っていうかっ!学校始まってるっていうのに獄寺くんと霧雨こないんだけど?!」
「ま、まあ、魔理沙さんも獄寺さんも普通に遅刻かまたはおサボりですよ」
妖夢が苦笑しながらオレに言葉を返す。
山本も、「だなぁ」と笑っていた。
あ、根津来た・・・。
授業が始まる。
気が重い・・・じゃなくて、そこはかとなくやる気が出ない。
まあ、オレがダメダメなのは変わんないんだけどさぁ。
あ、博麗がうざったそうに表情を歪めてる。
「話長いっての、そのないようもくだらないし・・・」
ぼそりとつぶやいた言葉。根津に聞かれてないようだった。なぜか安心。
そして、根津が教卓の前に立ってプリントのようなものを抱え上げる。
な、あれって?!
「では、この前の理科のテストを返す」
「「「「「えーーーーーーーー?」」」」」
根津の言葉にクラス全員が嫌だと言いたげな声を漏らす。
まあ、そんな反応するよね。
オレだって嫌だし・・・。
根津は無慈悲だ。そのブーイングを受けながらも名前順にテストを返していく。
とうとうオレの番だ。
オレに渡されるはずのテストは、オレの元にはいつまでたってもこなかった。
・・・・持っているままなのだ、根津が。
「これはあくまで仮の話だが、もしクラスで一人だけ二十点代を取り、クラスの平均点を著しく下げている奴がいるとしよう。私が思うに、そんな奴は社会のクズだ!まず、大学にはいけない!一流大学を出た私がいうのだからな!」
テストを抱えたまま根津はそう言った。
はい?それって、まさか・・・オレのこと?
嘘だろ、嘘だろ?!
それに続くように幼い声が上がった。
「ねーれーむ、あの人結局自慢してるよー?バカなのー?」
「知らないわよ・・・あとそういうのは小声で言いなさい。とばっちり喰らいたくないわ」
「えー・・・」
フランちゃん!頼むから変なこと言わないで!根津の額に青筋を立った!
オレはただひたすら、オレに博麗のいう「とばっちり」がこないように祈った。
「その二十点代は・・・・・・・沢田だっ!」
ピラリと提示されたテストの点数は本当に二十点代。
や、や、やっぱりぃいいい?!
「うわぁああああ~~~?!」
オレはそれを見て情けない声を出してしまった。
なんで見せるんだよ?!
(どうしよう・・・!明日から生きていけねえ・・・!)
半泣き状態になりそうだったが抑えて根津からテストを受け取る。
うう、最悪だ・・・!
ガラッ。
全員の視線が教室の入り口に集まった。
獄寺くんだった。
やや不機嫌そうに獄寺くんは自分の席へ座る。
そのあと、霧雨も入って来た。
いたたまれないように、どこか悲しそうに顔をうつむかせながら博麗のとなりに座る。
「こら!お前ら遅刻だぞ?!」
「あぁ?」
「ひっ?!」
獄寺くんは根津に叱られたら凄んで睨みつける。
根津は情けない声をあげた。
「ご、獄寺くん・・・」
「十代目!」
パァッと表情が明るくなる獄寺くん。
・・・なんでだろ、ちょっと無理してる気もするなぁ。
「・・・こ、これも仮の話だが、もし遅刻して平気でくる奴らがいるとしよう。そいつらは間違いなく落ちこぼれとつるんでいる!」
またピラリと二枚のテストが晒される。
「んなーー?!獄寺くん、百点?!んで霧雨は八十点ぅ?!」
「そーいや、十代目、ここのテストってけっこー簡単っすね!」
「あ、あはは・・・」
めっちゃいい笑顔で言ってるよ!
やばいよ獄寺くん・・・。
霧雨は驚かれたのに驚いた表情をしたかと思うと、複雑そうに笑った。
ううーん・・・なんであんな元気ないんだろう?
「今回のテスト、調子悪かったわけ?魔理沙」
「いや、霊夢は買い被りすぎだって。私はあの程度の点数しかだせねぇよ。お前じゃねぇし」
「・・・そ」
え?博麗ってもっとすごい点数とれるの?
・・・ん?根津が震えてる?
「ありえん・・・!こんな落ちこぼれが百点を取るなど・・・!お前らぁ!カンニングしたな?!」
まさか、カンニング?!彼らがするわけないじゃないか!
でもまあ霧雨はするかもしれないけど!普段すごいしそうな雰囲気してるけど!
すると、ガタン、と音が鳴った。
博麗だ。
「人の実力をカンニングだなんて言うのね。あっっっきれた。情けない奴ね。自分の方こそ、何もしてないのに?」
「私は・・・!」
根津が言い返そうとしたら、霊夢がピシリと指を突きつけ静止させる。
なんだか、凛々しく見えて・・・不思議だ。
「ああ、そこでテスト採点したなんてバカな返答はやめて頂戴。あんたは実際、生徒のために、必死になにかをしたの?ただ授業してるだけじゃない」
「んぐっ?!」
「そうだぜ。・・・霊夢のいう通りだ!」
「んー。うん!そうだよ!」
「確かに、そうなのな」
霊夢の言葉に霧雨とフランちゃん、山本が賛同する。
何でみんな根津いじめてるのかなぁ。
妖夢が何か言いたげにすると、ふいと目を逸らす。
根津が叫んだ。
「沢田!博麗!獄寺!霧雨!山本!フランドール!魂魄!」
なんで妖夢まで?!
妖夢も驚いたような顔をしているよ・・・。
「お、お、お、お前ら・・・退学だぁああああああああああ!!!」
「「「「ええええ?!」」」」
「「はぁ?!」」
まさかの、その一言だった。
はい、退学ネタ。
僕の下調べ不足でした。
やっと、やっと、資料の漫画を借りれたんです!
これなら(多分)勝てる!!
・・・何にとかいうのはやめてくださいね。
では次もお楽しみに!