目の腐ったSAO   作:ウルトラマンイザーク

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プロローグ

はじめまして。
作者名と内容全然関係ないけどやります。
一応、両方共読みましたが、もし矛盾点とかキャラ崩壊があったらまぁ、目をつむって下さい、



プロローグ

 

 

 

「リンクスタート」

 

俺、比企谷八幡はようやく手に入れたナーヴギアをかぶった。

音声入力のあとに起動チェックが入り、視界が変わってゲームでしか見たことのない世界が広がる。

ソードアートオンライン、通称SAOと呼ばれる世界初のVRMMOだ。

無言でとりあえず街を歩いて見るがあれだ、すげぇな日本。なんでこんな完璧なゲーム世界を作れるわけ?呆れるを通り越して尊敬すわ。

しかも、周りにいる人間の全員がプレイヤーなのだからこれがまたすごい。……ていうかなんでまだ始まったばかりでみんなパーティ組めてるわけ?コミュニティスキルでもあんの?

まぁ、元々俺はゲーム内でもぼっちを極める予定だし、パーティを組む気などサラサラない。だ、だから全然羨ましくなんかないんだからね!

テキトーにブラつきながら武器屋やら宿屋やらを確認。さて、そろそろ狩に行くか。

街から出て、モンスターを探す。あ、猪じゃん。こっち睨んでるよ。おそらくモンスターだろう。

 

「目標を、駆逐すr…」

 

俺は武器を取り出して構えた瞬間、 始まりの街の中央広場にいた。

え、なにこれどーいうこと?せっかく記念すべき初狩りを始めようと思ったのに…。と、思いながら周りを見回すとほとんどのプレイヤーが中央広場に集まっていて、中央にはなんか変なのがいた。つーか中央広場の中央に立つとかお前北極点かよ…。

 

「プレイヤー諸君、私の世界へようこそ」

 

そのでっかいのは茅場晶彦と名乗り、説明を始めた。ザックリ言うと、

☆クリアするまでこっから出れない!

☆この世界で死んじゃったらあっちの世界でも死んじゃう!

☆今繋がってるナーヴギアを無理矢理ぶち抜いても死んじゃうよ!

とのことだ。

……ふざけんな、俺もお前もふざけんな。

別に学校や予備校なんてどーでもいいが、小町と戸塚に会えねぇじゃねぇか。

 

「それでは、最後に、諸君にとってこの世界が唯一の実現であるという証明を見せよう。諸君のアイテムストレージに、私からのプレゼントが用意してある。確認してくれ給え」

 

言われて俺も周りのプレイヤーもアイテムを確認、そこには手鏡があった。ったく女じゃねぇんだよと思いながらそれを持つと、俺を白い光が包んだ。天さん!?と、思ったが違った。すぐにその白い光は消えている。

 

「あ?なんなんだよ一体…は?」

 

手鏡には俺のリアルの顔が写っていた。

 

「以上で、チュートリアルを終了する。プレイヤー諸君の健闘を祈る」

 

そう言って、茅場晶彦は消えた。

 

 


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