登場人物紹介
#7 大仁多高校1年
誓いを果たすため、今を走り続ける『神速』 白瀧要 KANAME SHIROTAKI
身長:179cm
体重:68kg
ポジション:SF(PG、SG)
誕生日:1月5日
藤代のスカウトを受けて帝光中から大仁多高校へ進学した。『帝光中の原点』、『神速』と呼ばれる大仁多のエース。適応力が高く、多種多様なプレイスタイルで強敵と立ち向かっていく。状況によってPGやSGを務めることも。
栃木県予選では持ち前の得点力と瞬発力を発揮し、最優秀新人賞、得点王、ベスト5のタイトルを獲得した。後に月バスの取材を受けるなど注目を浴びることとなる。
技術が豊富であることに加えて責任感が人一倍強く、面倒見のいい性根の持ち主。その為同学年の光月達に技術を教えたり指導したりすることもしばしば。勉強や料理などバスケ以外のことも一通りできる。西村いわく「何でもできるが一番にはなれない」。
相手が敵であろうとも気持ちを汲む優しい一面を持つ。しかし彼の強すぎる義務感が災いし、周囲の期待を振り切って自分勝手に生きる事がどうしてもできない。
中学一年の時に全国制覇を経験し緑間達同級生と共に“キセキの世代”と呼ばれるも黄瀬の加入により立場は一転。レギュラー落ちを経験し、さらに途中出場した試合で肩に大怪我を負い、数ヶ月の戦線離脱を余儀なくされた。
治療期間中に“キセキの世代”が覚醒し、部員達が絶望する姿を目にして一度は嫉妬と絶望のあまり心が折れた。しかしもう一度戦うことを選んでからは『かつてのように“キセキの世代”と同じ舞台に立つ』という己の誓いと桃井の『皆とまた一緒にバスケをしたい』という願いを胸に、進み続けた。
#9 大仁多高校1年
内に力を秘めた心優しきビックマン 光月明 AKIRA KODUKI
身長:192cm
体重:104kg
ポジション:PF(C)
誕生日:8月7日
白瀧と同じく大仁多で一年生ながらレギュラー入りを果たした大柄の選手。
恵まれた体格とは裏腹に精神面の弱さを抱え、中学時代の頃から本番では力を発揮できないことが多かった。盟和戦ではイップスに陥り、本来の自分のあり方を見失うも旧友の荻野と白瀧の声を受けて目覚める。その後はゴール下を制し、大仁多の勝利に貢献した。
体格を活かしたゴール下でのパワー溢れるプレイが得意。盟和の勇作とも互角以上に渡り合う力を持つ。高校入学後は神崎の指導も受けてミドルシュートも習得した。だがフリースローは未だに克服できておらず確立は非常に低い。
中学時代は控えだった事情もあり、他のメンバーと比べるとまだ強敵との対戦経験は浅い。集中しすぎると周りが見えなくなり、決勝戦では味方である白瀧を吹っ飛ばしたこともあった。
#4 大仁多高校3年
常勝軍団を引っ張る熱き司令塔 小林圭介 KEISUKE KOBAYASHI
身長:188cm
体重:82kg
ポジション:PG(F)
誕生日:6月14日
全国区の実力と卓越したリーダーシップを兼ね揃えた大仁多の主将。オールラウンダー型のPGで、ゲームメイクに加えて自ら得点にも絡んでいく。司令塔だけではなくフォワードとして動くこともある。
安定した強さを発揮しチームに勝利をもたらす。県予選ではMVPに選ばれ、昨年に続きベスト5を受賞する。決勝戦では白瀧・光月の両名がベンチスタートの中、主将としてチームを支え続けた。
選手としての能力だけでなく精神的な強さを持ち、常にチームを鼓舞する頼もしい存在。藤代監督からも絶対の信頼を寄せられている。
三年生の中では唯一大学の推薦の話を受けている為、
秀徳の大坪とは同じ全国区の選手というだけではなく昨年の冬に戦いあった仲でもある良きライバル関係。また、マネージャーの東雲と交際していて非常に仲がよい。
#6 大仁多高校3年
大仁多を明るく支える副主将 山本正平 SYOHE YAMAMOTO
身長:178cm
体重:66kg
ポジション:SG
小林と共にチームを引っ張る副主将。スピードを武器に切り込んでいくスラッシャータイプのSG。ディフェンスも上手く、スティールを中心に積極的に仕掛けていく。
明るく気さくな性格で同ポジションを争う神崎にもアドバイスを送っている。
本来なら副主将は5番をつけることが多いが、背番号は6。監督である藤代の意図が入っているとのこと。
勉学もやればできるタイプだが普段は興味が薄いこともあってあまりしないため学力テストの追試対象者となってしまった。
最後の年であることに加えて昨年のWCの敗戦の悔しさから、全国制覇への意気込みが非常に強い。
#5 大仁多高校2年
静かにゴール下の攻守を担う技巧者 黒木安治 YASUHARU KUROKI
身長:195cm
体重:88kg
ポジション:C
二年生唯一のレギュラーで技巧派センター。寡黙な性格で口数は少ない。チーム随一の体格と技術を活かし、大仁多のインサイドを担う。
練習試合での大坪、県予選準決勝でのジャンとの対戦をはじめ、格上の相手との戦いを繰り広げてきた。常に落ち着いており、冷静に試合に挑む。プレッシャーに弱い光月を助け、共に強敵を相手にゴール下の争いを繰り広げた。
三浦とは同学年・同ポジションともあって交流が深い。三浦は黒木に強い対抗心を持ち、黒木はそんな彼をあしらいつつ共に強くなろうと意気込んでいる。
勉学でも成績優秀であり、二年生の中ではテスト順位が最もよかった。
#8 大仁多高校3年
力でゴール下を制するパワープレイヤー 松平猛 TAKERU MATUDAIRA
身長:187cm
体重:80kg
ポジション:PF
気迫溢れるプレイをする三年生。県予選決勝戦では光月に代わってスターティングメンバーに名を連ねた。
パワーに自信があり、ゴール下のオフェンス・ディフェンスが得意。
同ポジションであり引っ込み思案の光月を励まし、背中を後押しする。
#11 大仁多高校3年
知性に長けた三年生SF 佐々木一 HAZIME SASAKI
身長:184cm
体重:75kg
ポジション:SF
三年生の控えSF。攻守共にバランスの取れた能力を持つ。白瀧の加入と小林のフォワード適性の覚醒により自らの出場機会を奪われる複雑な状況になったが、腐る事無くチームを支え、白瀧達をフォローしている。
バスケだけではなく勉学の成績も優秀であり、追試の際には松平や神崎に勉強の手助けをしていた。
MANAGER 大仁多高校3年
選手達と共に戦うクールなマネージャー 東雲葵 AOI SINONOME
身長:165cm
体重:???kg
三年生マネージャー。試合の際にはアシスタントコーチとしてベンチ入りしている。
穏やかかつ冷静な性格で監督の隣でチームを支えている。チームに対する姿勢から選手・監督共に信頼を寄せている。
料理・裁縫なども難なくこなし、勉学にも秀でているなど隙のない女性。橙乃にも料理の手ほどきをした。
主将の小林と付き合っており、名前で呼び合うなど関係は良好である。
#10 大仁多高校2年
静かに確実にゲームを作る大仁多司令塔の一角 中澤秀樹 HIDEKI NAKAZAWA
身長:175cm
体重:63kg
ポジション:PG
二年生の控えPG。ディレイドオフェンスが得意であり、タイミングを計って落ち着いて試合を組み立てる。
レギュラーの小林のことを慕っており、同じポジションの選手として尊敬している。
決勝戦では小林に代わって司令塔のポジションで試合開始時から出場。戦力が限られている苦しい試合展開の中、焦ることなく試合を運んでいった。
#12 大仁多高校2年
友と共にセンターを務める二年生 三浦隼人 HAYATO MIURA
身長:190cm
体重:83kg
ポジション:C
ベンチ入りしているセンターの二年生。生粋のパワータイプである。インサイドでの体のぶつけ合いが得意。少し血の気が多い。
レギュラーを争っているということもあり、同ポジションである黒木への対抗心が強い。だが決して嫌っているというわけではなく、あくまでもライバルとしての関係。
試合で黒木の負担が大きい際には真っ先に名を呼ばれた。
MANAGER 大仁多高校1年
チームメイトを支える天然マネージャー 橙乃茜 AKANE TONO
身長:158cm
体重:???kg
誕生日:5月21日
少し抜けている一面がある一年生マネージャー。初対面の神崎達を魅了した美貌の持ち主。スタイルもよく、誠凛を訪れた際には日向たちをも硬直させた。
兄・勇作が盟和高校の主将を務めており、自身も中学時代からマネージャーをしていたこともあってバスケのことは詳しい。中学時代に白瀧の活躍を目にしており、長く活躍の場がなかった彼の身を案じていた。
彼女がバスケを知る原因となった人物のことを今でも思っているが詳細は明らかになっていない。
校内実力テストで三位に入るなど一見才色兼備のように見えるが上記の通りやや抜けている一面があり、チームメイトを困らせることも。特に料理は壊滅的であり、初めて見た際には誰もが目を丸くした。今は白瀧の教えを受け標準の域には達している。
#13 大仁多高校1年
安定してリングを射抜くロングシューター 神崎勇 ISAMI KANZAKI
身長:176cm
体重:65kg
ポジション:SG
誕生日:2月27日
白瀧、光月のクラスメートであり、中学時代に全国大会を経験している実力者。入部直後のミニゲームでも二人と同じチームで共に戦い、勝利に貢献した。その活躍を認められてベンチ入りを果たす。
目立ちたがり屋で周りの目を気にするお調子者である。試合で活躍し、注目が集まると胸が高鳴っていく。全国経験者だけあって実力は確かであり、スリーポイントラインのさらに外側から高確率でスリーを沈めるロングシューター。ミドルでも楠を相手にフェイダウェイシュートを沈めるなど得点力が高い。栃木県予選準決勝では途中出場し、聖クスノキ高校のゾーンディフェンス攻略の足がかりとなった。
お気楽者の一面があるが先輩への礼儀はよく、山本とは頻繁に合同自主練習を行っている。仲間への気配りも忘れず、光月にミドルシュートを教え、白瀧の焦りを見抜くなど彼らの支えとなっている。
#14 大仁多高校1年
白瀧を慕い、白瀧も信じた『神速の再来』 西村大智 DAICHI NISHIMURA
身長:172cm
体重:62kg
ポジション:PG(F)
誕生日:11月27日
白瀧と同じく帝光中出身。中学三年の時には赤司の控えとしてベンチ入りしていた。スラッシャータイプのPGで、自ら果敢に切り込んでいく。ドライブは勿論のこと、白瀧とのコンビネーションも抜群。決勝戦では盟和のマンツーマンゾーンディフェンスの攻略を担った。
帝光入部当時はフォワードであったがコーチにコンバートを指示されて司令塔に。三軍から始まり最終的には一軍でベンチ入りを果たすなど少しずつ実力をつけていった努力家である。
“キセキの世代”という圧倒的な味方に立ち向かうために白瀧の指導を乞い、現在のプレイスタイルを身につけた。いつでも勇気付けてくれた白瀧のことを慕っており、泉真館などの強豪校の誘いを蹴って彼の背中を追い、大仁多高校へ進学した。
帝光中時代の出来事と白瀧の性格を熟知しているため、彼の身を案じている。
#15 大仁多高校1年
ワンプレイで流れを変えるディフェンスの専門家 本田恭介 KYOSUKE HONDA
身長:184cm
体重:77kg
ポジション:PF
誕生日:6月12日
大仁多ベンチ登録者のうち三人目のPF。バスケ部入部後のミニゲームでは初戦で白瀧達のチームと戦った。負けん気が強く、この試合で完敗した白瀧に対抗心を抱いている。
ディフェンス能力が高く、野生のカンで相手の動きを察知し、オフェンスを封じるのが得意。
盟和との試合ではエースである勇作を抑える為に途中出場。最初こそ彼の得点を封じ込めることに成功するが、身体能力の高さから徐々に押され始めていった。その後は白瀧のアドバイスにより前半最後のオフェンスを封じ込め、後半に望みを繋げた。金澤のパス攻略にも大いに貢献し、大仁多の勢いを取り戻している。
この出来事が切欠で徐々にチームメイトに心を開いていき、当初は他の一年生四人ともあまり深く接してはいなかったが、最近は共に時間を過ごすことが多くなった。
COACH 大仁多高校
冷静に勝負を見極める指揮官 藤代雄一 YUICHI FUZISHIRO
身長:183cm
体重:70kg
ポジション:PG/SG(現役当時)
飄々とした性格でつかみどころのない大仁多の監督。大仁多を8年連続IH出場に導き、小林をはじめ全国に名を轟かせる選手を育て上げるなど監督としての実力は計り知れない。
昨年はWCこそ成績を残せなかったもののIHはベスト4まで勝ち残り、加えて近年は表舞台で活躍することはなかったとはいえ並外れた実力を持つ白瀧をスカウトするなど、確かな成果を残した。
人脈は広く秀徳の中谷監督、富ヶ谷大学の椎名監督などとも縁がある。
彼にとって背番号6は馴染み深いものであり、今年は副主将の山本に6番を託した。
今年も的確な采配で予選を指揮し、並み居る強豪校を破る原動力となった。
《チーム力診断》
栃木県の強豪校であり、8年連続でIH出場を決めた。今年は白瀧を獲得し、個々の力に抜群のチームワークと多彩な戦術を組み合わせて相手を圧倒する。控え選手も実力を持つ選手が集い、チーム一丸となって悲願の全国制覇を目指す。
横断幕は『百折不撓』。文字通り不屈の魂宿りし歴戦の勇士達。
攻守に隙ない万能チーム。白瀧の速攻で流れを変える!
・オフェンス
PGの小林を中心にゲームを組み立てる。アウトサイドは山本、インサイドは光月と黒木の二人が攻撃の中心となっている。さらにスピードとテクニックで敵DFをかわす白瀧、自身も得点力を持っている小林が加わり、隙の無い攻撃が可能だ。さらには白瀧がPGに入るという展開も!
・ディフェンス
光月と黒木の長身二人がインサイドを固め、ゴール下を制する。リバウンド成功率も高く、圧力はかなりのもの。加えて機動力に優れた白瀧、運動能力に長けたガード陣がその守備範囲を生かしてスティールを狙い、一瞬で試合の流れを変える。勝負時にはゾーンプレスで攻撃を封殺する。
COACH 藤代雄一
ASSISTANT COACH 東雲葵
MANAGER 橙乃茜
STARATING MEMBER
#4 PG 小林圭介 3年 主将
#6 SG 山本正平 3年
#5 C 黒木安治 2年
#7 SF 白瀧要 1年
#9 PF 光月明 1年
SUB MEMBER
#8 PF 松平猛 3年
#10 PG 中澤秀樹 2年
#11 SF 佐々木一 3年
#12 C 三浦隼人 2年
#13 SG 神崎勇 1年
#14 PG 西村大智 1年
#15 PF 本田恭介 1年
・藤代雄一監督による大仁多高校紹介!
「二年前に校舎を改築したので綺麗に整備されています。トレーニングルームの設備も充実しているので生徒達も喜んでいますよ。勉学も大切にしている学校なので、進学を目指す生徒は学業にも力を入れてくださいね」
施設は十分。小林や白瀧など、トレーニングを重視する選手には欠かせない環境である。
#8 聖クスノキ高校2年
誰もが認める誇り高きSG 楠ロビン ROBIN KUSUNOKI
身長:190cm
体重:77kg
ポジション:SG
並外れたスピードとテクニックで白瀧を苦しめた聖クスノキのエース。全国区の実力を持ち、スコアラーとして栃木の強敵を相手に躍動した。
実力は相当なものだが昨年度の県予選で負傷し、その影響で体力が大幅に低下している。この弱点を白瀧につかれてしまい、準決勝は後半戦からスタミナ切れを起こした。
経歴、性格、プレイスタイルなど白瀧とよく似た選手であり、途中で試合を諦めることを拒絶。白瀧もそれを理解し、最後まで全力で戦うことを選んだ。
チームへの貢献を認められて県大会ベスト5に選ばれている。その後は白瀧にジャンピングシュートのコツを教え、IHに挑む彼にエールを送った。合同合宿でも白瀧とよく話をかわしており、彼を諌めるなど友情を深めている。
#6 聖クスノキ高校3年
破壊力に長けた長身センター ジャン・ディア・ムール Jan Dia Mour
身長:204cm
体重:90kg
ポジション:C
聖クスノキ高校が擁する大型の留学生。背丈とパワーに優れており、ゴール下を一人で圧倒する。エース・楠の出場時間が限られているため、実質チームのスコアラーでもあった。
大仁多戦ではポテンシャルの高さを活かして黒木を相手に優位に戦った。三位決定戦でもチームの勝利に貢献し、県ベスト5に選出された。
MANAGER 聖クスノキ高校2年
楠の身を案じる聖クスノキのマネージャー 西條奈々 NANA SAIZYO
身長:158cm
体重:???kg
裏方で選手をサポートする聖クスノキ高校の女子マネージャー。楠と付き合っているため彼の体の具合をよく理解しており、試合前から気を使っていた。試合後は項垂れた楠を優しく出迎え、共にその場を後にした。
#4 聖クスノキ高校3年
快進撃を支えた主将 真田雪士郎 KIYOSHIRO SANADA
身長:182cm
体重:70kg
ポジション:PF
聖クスノキ高校を束ねる主将。対大仁多戦は光月とマッチアップし、わざとフリースローを打たせて彼の動きを封じこめた。
#5 聖クスノキ高校3年
チームを盛り上げるムードメーカー 沖田真二 SHINZI OKITA
身長:176cm
体重:69kg
ポジション:SF
独特な口癖で話す聖クスノキ高校の副主将。山本や神崎と対峙するも、彼らの実力を超えることはできなかった。
#9 聖クスノキ高校2年
ダークホースの次代を担う司令塔 山田明弘 AKIHIRO YAMADA
身長:171cm
体重:59kg
ポジション:PG
楠と同じく二年生レギュラー。付き合っている彼女がおり、試合には応援に駆けつけていた。
決勝で小林とマッチアップするも全国区の実力を思い知らされ、終始圧倒される。
試合後は三年生達の後姿を見て、次こそは悲願を達成させようと意気込んだ。
COACH 聖クスノキ高校
選手の思いをくんだ情にあつい監督 石川久則 HISANORI ISHIKAWA
身長:173cm
体重:62kg
ポジション:SF(現役当時)
聖クスノキ高校を率いる監督。ジャンと楠を主体としたチームを作り上げた。
一時は楠の限界を感じ取り、彼の交代を告げようとしたが彼の強い意志を感じ取って交代を撤回。楠を信じ、最後までコートで戦わせることを決意した。
《チーム力診断》
優勝候補の一角・常盤高校を破ったダークホース。エース・楠と留学生センター・ジャンの破壊力で試合を優位に進める。他のチームメイトも二人に繋ぐスタイルでチームに貢献する。
二人の長身エースによる破壊力が武器!
・オフェンス
長身センター、ジャンによるポストプレイを主体としたゴール下から得点を狙う。外は楠のスリー、そしてドライブで敵陣を切り崩す。シュートが外れてもジャンがオフェンスリバウンドを制し、得点へと繋げていく。
・ディフェンス
基本的に無理なブロックショットやスティールは控え、相手にプレッシャーをかけてミスを誘うノーギャンブル。その後ジャンのディフェンスリバウンドと楠のスティールで相手のチャンスを摘み取っていく確実な戦法だ。
COACH 石川久則
MANAGER 西條奈々
STARATING MEMBER
#4 PF 真田雪士郎 3年 主将
#8 SG 楠ロビン 2年
#5 SF 沖田真二 3年
#9 PG 山田明弘 2年
#6 C ジャン・ディア・ムール 3年
・石川久則監督による聖クスノキ高校紹介!
「生徒会の活動はもちろん、生徒達の自主性を重んじる私立校だ。どちらかというと文化部の成績の方が優秀だが、現在の理事長が楠の祖父ということでバスケ部には期待を寄せられている。学校で募集をかけた応援団も存在するぞ」
大仁多との決戦の際には学校側が応援団を募って駆けつけていた。その分選手達にかかるプレッシャーも相当なもの。
#4 盟和高校3年
打倒大仁多。気迫と闘志でチームを引っ張る盟和の主将 橙乃勇作 YUSAKU TONO
身長:189cm
体重:81kg
ポジション:PF(SF)
盟和高校の絶対的エースにしてチームを引っ張る主将。橙乃の兄でもある。
卓越した身体能力とシュートレンジで得点を連発する。ディフェンス能力も高く、自らの活躍で盟和を盛り立てる。予選決勝戦では小林・松平・本田・白瀧・光月など大仁多の実力者達を相手に互角以上に渡り合った。
一年生の頃からスコアラーとして活躍し盟和を栃木ナンバー2と世間に言わしめるなどチームに貢献する。だが同時に大仁多を一度も倒せない現状に誰よりも憤りを感じていた。準優勝でさえも彼にとっては屈辱でしかなく、IH最後の挑戦である今年の意気込みは尋常なものだった。そのため大仁多に敗れた際には言葉を失い、その場で泣き崩れてしまった。
大仁多のマネージャーである橙乃は妹であり、誰よりも彼女のことを愛している。そんな彼女への姿勢から、他者からはシスコンと認識されている。
合同合宿でもその実力を存分に発揮。同ポジションの光月にアドバイスを送った。
また、ライバル校所属の為に登場回数が限られている中(企画が盟和戦途中から始まったとはいえ)NG集では主人公の白瀧を抑えてメイン登場回数最多を記録するなど本編以外でも活躍した。
#5 盟和高校3年
個性派軍団を指揮する司令塔 細谷武士 TAKESHI HOSOYA
身長:179cm
体重:68kg
ポジション:PG
盟和高校の副主将で小林に次ぐ実力を誇る司令塔。パスは勿論シュート能力にも長ける。
礼儀正しい性格でリーダーシップが高い。その為勇作をはじめ我が強い選手が集う盟和を束ねるまとめ役を務めている。監督からも信頼され、いざと言う時は彼の判断でチーム方針を決める。
チームとしては勿論、個人としても大仁多への、小林への対抗心は強かった。
#7 盟和高校3年
穏やかにチームを助ける技巧派センター 神戸直也 NAOYA KOBE
身長:191cm
体重:82kg
ポジション:C
常時丁寧な口調で話す穏やかな選手。センターに抜擢されるだけあり体格に恵まれており、黒木同様技巧派の選手である。指先が器用でチップインなどが得意。
独特な選手が集う盟和の中で数少ない良心。細谷も彼を精神的な頼りとしている。
#6 盟和高校2年
大胆不敵にゴールを狙う盟和フロントラインの一角 古谷周平 SYUHE FURUYA
身長:188cm
体重:79kg
ポジション:SF
盟和高校随一の問題児。部内の上下関係が元で問題を起こし昨年はベンチ入りできなかったが、勇作に実力を買われてレギュラーに名を連ねた。
身体能力に長け、勇作や神戸と共に屈強なフロントラインを支える。さらにステップバックシュートなどミドルレンジでも活躍する隙のないオールラウンダー。合同合宿では神崎と交流する場面が見受けられた。
#10 盟和高校1年
己の手でパスコースを作り出す補佐型シューター 金澤良平 RYOHE KANAZAWA
身長:176cm
体重:64kg
ポジション:SG
盟和高校の中で唯一の1年生レギュラーを務めている。
身体能力は高いほうではないが分析力と決断力に長け、細谷と連携しディフェンスの隙をついてパスをさばく補佐型のSG。尻上がりに調子を上げていくタイプであり、後半戦のスリー成功率が高い。
姉がおり、勇作とは逆の意味でのシスコン。そのため意見の相違から何度か衝突もあった。
COACH 盟和高校
悲願達成へ、選手達を鼓舞し続ける盟和の指揮官 岡田尚志 HISASHI OKADA
身長:179cm
体重:69kg
ポジション:CF(現役当時)
栃木の王者・大仁多を相手に善戦を演じた盟和高校の監督。
藤代の監督としての才覚を認めており、同時に対抗心を抱いている。
エースである勇作を主体としたチームを作り上げフロントラインには絶対の自信を持っている。しかし決勝戦では大仁多の戦力と藤代の采配を前に相手の作戦を読みきることができなかった。
《チーム力診断》
三年連続でIH県予選準優勝を果たすほどの急成長を遂げた強豪。主将・勇作をはじめ我が強い選手が揃っている。中外バランスの取れたチームであり、打倒大仁多の意気込みはどのチームにも負けていない。
統率の取れたフロントラインで敵を圧倒!
・オフェンス
勇作を主体としたフロントラインが得点源。ゴール下の当たりも強く、リバウンドが機能している。さらに後半は金澤のパスワークが加わり、細谷との連携が強くなる。ミドルも勇作のシュートレンジの広さ、古谷のステップバックシュートと隙がない。
・ディフェンス
オールコートマンツーマン、マッチアップ2-3ゾーンなどを駆使し、積極的にボールを奪いにいく。細谷の指揮の下統制が取れており、そう簡単には崩せない。フロントラインがゴール下を固めるため、ディフェンスリバウンドも強く、相手の攻撃を封じていく。
COACH 岡田尚志
STARATING MEMBER
#4 PF 橙乃勇作 3年 主将
#5 PG 細谷武士 3年
#7 C 神戸直也 3年
#6 SF 古谷周平 2年
#10 SG 金澤良平 1年
・岡田尚志による盟和高校紹介!
「文化祭や体育祭などの学校行事が盛んだ。校則もそれほど厳しくはなく自由度が高い。部活動の参加も活発だがバスケ部は前から強かったわけではなく、ここ数年で成績を伸ばしてきた」
相手に即した戦術で立ち向かっていく。大仁多への執念の強さも、個人の向上心があってこそ。
#10 矢坂黎明高校1年
光月の支えとなった男気溢れる旧友 荻野進 SUSUMU OGINO
身長:183cm
体重:70kg
ポジション:SF
大仁多高校が県予選で戦った矢坂黎明高校の一年生エース。光月の中学時代の同僚でもある。
中学時代、光月が実力を発揮せずにいたことを恨めしく思っており、大仁多高校に進学したことが発覚した時には鼻で笑っていた。
試合敗退後は彼の成長を感じ取り、同時に本当は共に戦いたかったという思いを爆発させ、光月に勝ち続けるように声援を送った。意外と義理堅い性格であり、決勝戦も最初から観戦し、イップスに陥った光月を勇気づけ、彼の戦う姿を最後まで見届けて会場を後にした。
#4 常盤高校3年
栃木の実力派シューター 柊省吾 SYOGO HIRAGI
身長:181cm
体重:71kg
ポジション:SG
昨年の栃木ベスト5に選ばれた選手。クイックネスと精度の高いスリーポイントシュートを武器に持つシューター。今年はチームの主将に選ばれている。
予選では大仁多の対抗馬と称され自身も対戦に燃えていたが、準々決勝で聖クスノキ高校に逆転を許し、敗退した。
COACH 富ヶ谷大学
大学バスケ界を牽引する名将 椎名悠平 YUHEI SINA
身長:174cm
体重:60kg
ポジション:F(現役当時)
富ヶ谷大学バスケ部の監督。その手腕で大学を多くの大会で結果を残している。
藤代とは以前より交流があり、彼のチームで一際活躍する小林に早くから目をつけて彼に大学推薦の話を持ちかけた。
今年は東京都予選の試合を観戦し、“キセキの世代”の実力を見抜く。彼らの圧倒的な力を思い知り、藤代達の下を訪れた。
#6 秀徳高校1年
信念を貫く孤高の天才 緑間真太郎 SINTARO MIDORIMA
身長:195cm
体重:79kg
ポジション:SG
“キセキの世代”ナンバー1シューターと謳われる天才シューター。語尾に「なのだよ」とつけるのが特徴。帝光時代は副主将に任命されていた。コートのどこからでもスリーを決める得点力と高い身体能力を武器に相手を圧倒する。
周囲への接し方から冷血漢と思われる反面で面倒見がよい性格をしており、かつては白瀧にスリーの手ほどきをしていた。何事に対しても手を抜くことが許せず、中学時代は練習に参加しない青峰などの同僚に怒りを燃やしていた。このことは彼の『人事を尽くして天命を待つ』という信念からも読み取れる。
白瀧を評価する一方、結果的に自らの手で彼を追い詰めてしまったことによって二人の道は別れた。誠凛戦では己の思いを打ち明け、正しい道を示そうと力を尽くすが白瀧の意志を貫いた黒子に白瀧の姿を思い浮かべる。
敗戦後、白瀧との会話により答えを得るとかつての笑みを取り戻した。
#4 秀徳高校3年
東京都を代表する大型センター 大坪泰介 TAISUKE OTUBO
身長:198cm
体重:98kg
ポジション:C
東京都三大王者の一角を率いる主将。パワーと体格を活かしたダンクシュートは強烈の一言に尽きる。我の強い緑間をも纏め上げる頼れる主将。
大仁多の小林とは全国でも戦い、実力も均衡したよいライバルであり、練習試合でも火花を散らしていた。試合後は全国での再戦を誓い合う。
予選でも主将としてチームを最後まで牽引するが、決勝戦で誠凛高校のリベンジを受け敗北。大仁多との約束を果たすことはできなかった。
#10 秀徳高校1年
身長:176cm
体重:65kg
ポジション:PG
一年生ながら秀徳高校でレギュラー入りを果たした好PG。視野が非常に広い
気さくな性格であり、緑間に対しても『真ちゃん』と呼び、茶化してみせるなど柔軟性が非常に高い。
月バスを愛読しており、記事に掲載される選手に注目している。小林も当然それに当てはまり、練習試合の際には積極的に話しかけていた。
#8 秀徳高校3年
自他に厳しい努力家 宮地清志 KIYOSHI MIYAZI
身長:191cm
体重:77kg
ポジション:SF
秀徳フロントラインの一角を担う三年生。身体能力が非常に高く、ドリブルやダンクをはじめとしたオフェンスが得意。
ストイックな性格で口が悪く、試合中でもしばしばその片鱗が見られることも。
#5 秀徳高校3年
堅実なプレイでチームを支える副主将 木村信介 SHINSUKE KIMURA
身長:187cm
体重:80kg
ポジション:PF
強豪を支える副主将。スクリーンやレイアップといった基本に忠実なプレイを好む。パワー溢れる選手で秀徳のゴール下を守っている。
実家が八百屋でよく部活に差し入れを持ってくるらしい。
COACH 秀徳高校
歴戦の王者の指揮官 中谷仁亮 MASAKI NAKATANI
東京都東の王者・秀徳バスケ部の監督。独特な間延びした口調で話す。昨年度はIHベスト4へチームを導いた。
分析力に長けており試合中には小言を零しながら試合を見つめる。緩い性格のように思えるが選手に対しては妥協せずに厳しく接している。
藤代とは長い付き合いのようで練習試合前には話をかわしていた。
実は元バスケ日本代表メンバーであり、世界を相手に戦った経歴を持つ。
#11 誠凛高校1年
新たな光と共に戦う幻の
身長:168cm
体重:57kg
ポジション:???
帝光中幻の
誠凛で得た新たな光、火神との相性は特に抜群。時には意見が対立するときもあるが試合では抜群のコンビネーションで強豪を次々と撃破する原動力となった。
かつては自分のバスケをキセキの世代に認めさせるという目的の為に戦っていたが、桐皇での敗戦以降は意識を改め、誠凛を日本一にするためにチームの一員として戦うことを決意した。
#10 誠凛高校1年
キセキの世代との戦いに燃える天性のスコアラー 火神大我 TAIGA KAGAMI
身長:190cm
体重;82kg
ポジション:PF
誠凛高校の絶対的エース。中学まではアメリカに住んでいた。日本に帰国した際には日本のバスケのレベルの低さに悲観していたが、今はキセキの世代という強敵を目にし、彼らを倒して日本一になることを決意する。
練習試合で黄瀬、都予選で緑間と互角以上に渡り合うものの、決勝リーグでは青峰に手も足も出なかった。それ以来、今度こそ青峰を倒し、日本一になるのだとリベンジに燃えている。
都予選が始まる前に白瀧と顔を合わせており、彼のプレイを見てからは彼に対しても一目置いている。
#4 誠凛高校2年
誠凛を引っ張る熱い主将 日向順平 ZYUNPE HYUGA
身長:178cm
体重:68kg
ポジション:SG
怒涛の快進撃を続ける誠凛の主将。実力もシューターとしては確かなもので、一度入り始めると止まらないクラッチシューター。その間は性格も普段の温厚な性格から一変、非常に厳しいものとなる。
幾度もの激戦を乗り越えたことで主将としても大きく成長し、桐皇との敗戦で沈むチームを盛り立てた。
#5 誠凛高校2年
コートを見通す鷲の目の持ち主 伊月俊 SYUN IDUKI
身長:174cm
体重:64kg
ポジション:PG
若いチームの司令塔を担う。冷静で確実なパス回しを行う。
視野が広い
#8 誠凛高校2年
フックシュートを使いこなす仕事人 水戸部凛之助 RINNOSUKE MITOBE
身長:186cm
体重:78kg
ポジション:C
何も言葉にすることがない寡黙な選手。技巧派センターでフックシュートを得意とする。
温厚な性格でチームの良心。小金井とは特に仲が良く、彼が水戸部の意思を伝えている。
#6 誠凛高校2年
何事も器用にこなすムードメーカー 小金井慎二 SHINZI KOGANEI
身長:170cm
体重:67kg
ポジション:F
高校からバスケを始めた為経験は浅いものの、テニスで鍛えた身体能力を武器に戦う。
何でもこなす器用貧乏。水戸部の様子には機敏であり、周囲との中継役を担っている。
明るい性格をしており、ベンチでも積極的に声を出してチームを盛り上げる。
#9 誠凛高校2年
リバウンドを得意とする控え二年生 土田聡史 SATOSHI TSUTIDA
身長:176cm
体重:70kg
ポジション:PF
ベンチでチームを支える二年生。糸目で温厚な性格。リバウンドが得意であり、正邦戦や秀徳戦にも出場した。
COACH 誠凛高校2年
大人顔向けの女子高生監督 相田リコ RIKO AIDA
身長:156cm
体重:???
女子高校生ながら誠凛を率いている監督。選手の能力を分析する
試合中の指揮も見事なもので、多くの名将と渡り合ってきた。
#7 誠凛高校2年
帰ってきたチームの支え 木吉鉄平 TEPPEI KIYOSHI
身長:193cm
体重:81kg
ポジション:C
花宮達と並び、“無冠の五将”と称される選手。折れることがない不屈の心から“鉄心”という呼び名を持つ。中学時代には帝光中とも対戦した。
誠凛バスケ部の創設者であり、チームのエースとして君臨していたが、昨年霧崎第一との試合で左膝を故障。リハビリ生活が続いていた。
都予選後からチームの練習に復帰。共にIHを目指して練習に励んでいる。
#7 海常高校1年
天才オールラウンダー 黄瀬涼太 RYOTA KISE
身長:189cm
体重:77kg
ポジション:SF
“キセキの世代”の一員にして海常高校のエース。練習試合で火神に敗れてからは彼にリベンジを誓っている。一度プレイを見ただけで大抵のものは自分のものとするコピーが得意技。
自他共に認めるイケメンでモデルの仕事をしている。
人懐っこい性格で実力を認めた相手には好意的な態度を示すが、そうでない相手にはたとえ先輩であろうと反抗的な態度を示すなど裏表が激しい。
中学時代、青峰のバスケに魅了されてバスケ部に入部。その後わずか2週間という異例の早さで一軍に昇格する。さらに当時レギュラーであった白瀧に勝利し、レギュラーの座を勝ち取った。その為白瀧からは異常なまでの対抗心を抱かれている。
#4 海常高校3年
黄瀬をコントロールする実力者 笠松幸男 YUKIO KASAMATSU
身長:178cm
体重:66kg
ポジション:PG
月バスにも特集されるほどの実力を誇るPG。多くのものが彼のことを見知っており、高尾や白瀧といった直接会ったことのない選手でさえも注目していた。
実力があり、自己の強い“キセキの世代”の一人・黄瀬を上手くコントロールし、チームを率いている。
#5 桐皇学園高校1年
並ぶものがない
身長:192cm
体重:85kg
ポジション:PF
“キセキの世代のエース”と呼ばれた最強のスコアラー。緩急自在のチェンジオブペースと予測不可能な
対等な勝負ができる好敵手とのバスケを何よりも楽しみとしており、中学時代は同じスコアラーとして競っていた白瀧とよく1on1をしていた。だが青峰の才能が覚醒してからは実力がかけ離れてしまい、黄瀬の入部もあいまって二人の関係は悪化。複雑なすれ違いにより話を交わす機会さえ少なくなった。
その年の全中後は練習にも参加しなくなり、バスケそのものに嫌気がさしていた。そんな折、彼の身を案じた白瀧に声をかけられ、幾分か気が安らぐ。わずかながら二人の関係も回復した。
MANAGER 桐皇学園高校1年
相手の動きを予測する分析のスペシャリスト 桃井さつき SATSUKI MOMOI
身長:161cm
体重:???
青峰の幼なじみである桐皇の女子マネージャー。誠凛の黒子に好意を抱いている。抜群の容姿とプロポーションを持ち、誠凛の選手を魅了した。相手選手の能力や性格から動きを予測する情報分析の達人。彼女のデータを受けた桐皇の選手達は相手のオフェンスを先読みし、優位に戦うことが出来る。
帝光中学時代、失意に沈む白瀧を勇気づけ、彼がバスケを続ける一因となった。この出来事から彼に好意を寄せられている。その後白瀧は彼女に『また皆が一緒に笑ってバスケができるようにする』と約束した。
#4 桐皇学園高校3年
笑みの裏に隠れた策略家 今吉翔一 SYOICHI IMAYOSHI
身長:180cm
体重:71kg
ポジション:PG
個人技重視の桐皇を制御する主将。糸目と角めがねが特徴的で関西弁を話す。
常時笑みを浮べており、何を考えているか想像は難しいが、その実思慮深いペテン師。相手の思考を読み取ることに長けており心理戦が得意。
バスケの実力も確かでゲームメイクとシュート能力が高い。
#6 桐皇学園高校2年
身体能力に長けた好戦的センター 若松孝輔 KOSUKE WAKAMATSU
身長:193cm
体重:85kg
ポジション:C
感情の起伏が激しい二年生センター。傍若無人な青峰と衝突することが多い。
身体能力が非常に高く、ゴール下ではその力を存分にふるい誠凛を圧倒した。
#9 桐皇学園高校1年
試合の始まりを切り開く特攻隊長 桜井良 RYO SAKURAI
身長:175cm
体重:59kg
ポジション:SG
オドオドした性格で謝罪の言葉をひたすら述べる一年生シューター。同級生に対しても強気になれない。
しかし試合中ではリリースの早いスリーポイントシュート、クイックリリースで桐皇の勝利に貢献。特に試合開始直後に奇襲として発揮されることが多く、桐皇の特攻隊長を任されている。
#7 桐皇学園高校3年
高身長の実力派オールラウンダー 諏佐佳典 YOSHINORI SUSA
身長:190cm
体重:80kg
ポジション:SF(PF)
元々はPFだったが、青峰の加入によりSFにコンバートした三年生。
実力は確かで他の学校だったら間違いなくエースを張れる実力者。背丈も高く、オールラウンダーとして試合で活躍する。
COACH 桐皇学園高校
桐皇をまとめるイケメン監督 原澤克徳 KATHUNORI HARAZAWA
青峰をはじめコントロールが難しい桐皇を指揮する監督。
美形で話し方も丁寧な紳士。しかしその裏では計算高い姿も。前髪を触る仕草がある。
元日本代表メンバーであり、実力は相当なもの。
#4 霧崎第一高校2年
他者を陥れて笑う『悪童』 花宮真 MAKOTO HANAMIYA
身長:179cm
体重:67kg
ポジション:PG
無冠の五将の一人に数えられ、“悪童”と称される選手。主将と監督を兼任している霧崎第一の支配者。
世間の評価を受けるだけあって当然のことながらバスケのセンスは高い。加えて策略深い一面を持ち、選手としての実力は相当なもの。しかしラフプレーを多用し、惨めに負ける相手を見るのが楽しみという歪んだ性格を持つ。中学時代には当時帝光中の白瀧を、昨年は誠凛の木吉を負傷させた。その為帝光中出身の多くの選手、誠凛の選手からは非常に厳しい目で見られている。
今年の都予選では桐皇と対決。ラフプレーで若松を負傷させるも、かつてライバルを傷つけられたことへの怒りに燃える青峰に終始圧倒され、トリプルスコアという大敗を喫した。
#9 陽泉高校1年
高校最強の実力を誇る超大型センター 紫原敦 ATSUSI MURASAKIHARA
身長:208cm
体重:95kg
ポジション:C
最強のセンターと呼ばれた“キセキの世代”の一員。並外れた巨体を持ち、バスケは才能があるものが勝つと考えている。
#4 洛山高校1年
キセキをも率いた絶対的支配者 赤司征十郎 SEIZYURO AKASHI
身長:173cm
体重:64kg
ポジション:PG
帝光中学時代主将を務めていた“キセキの世代”のまとめ役。進学先の洛山高校でも一年生ながら主将を任されている。
予選では一度も出場せずにベンチで観戦。それでも洛山は悠々と全国出場を決めている。
中学時代に白瀧が大仁多高校に進学することを勧めていた。