儀式デッキ使いの日常   作:アリスとテレス

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真琴「ああ、サブタイトルからめんどくさそうなのがプンプンする....」
安心しなよ。今回は十代に巻き込まれるわけじゃないから!
真琴「そうなのか?ならまだマシかな」
まあ、デュエルすることには変わりないけどね
真琴「げ!めんどくせぇ」
まあそれは主人公の運命と書いてさだめとよむやつっすな。
真琴「まずは!その運命をぶち殺す!」
アウトォォォォォーーーー!何やってるんだ君!全く。ではそろそろ本編を。
では、どうぞ!


青春熱血!

昨日の夜なにか騒がしかったようだが、真琴は眠かったが故に無視していた。ルイン達曰く

「人間界に現界しようとしたアホがいたけどデュエルに負けて、やられた」

らしい。

 

 

さてさて今はテニスをしている。デュエルとテニスが何の関係があるかは知らないが。スタミナとかの問題だろうか?とりあえず高校の最低授業単位の問題もあるのだろうが。そんな中、十代がジャンプして打った球は隣のコートにいた明日香の元に。当たる直前、突如現れた人によってボールが打ち返された。その球がクロノス先生に当たったのは余談だろう。

 

「大丈夫かい?」

助けたひとはかなりのイケメンな爽やか君だった。

「キャー!イケメンよ!」

ももえは通常運転だった。

「ありがとう。助かったわ」

そう言った明日香に爽やか君は見とれているようだった。

そこに

「おーい、大丈夫かー?」

「ったく。ケガ無いか?」

真琴と十代がやって来た。爽やか君は

「いやあ、知らなかったよ。我がオベリスクブルーに君のような美しい女性がいたなんて」

そう言って手を取った。

「あ、あの」

明日香が言おうとすると、爽やか君は気付き

「いやあ、これはキザだったかな?あっはっは!いやあ青春青春」

そういいながら離れていった。

「何だあいつ?」

「面倒なことになりそうだから関わり合いになりたく無いな」

真琴達はなかなか酷い事を言っていた。

 

 

さてさて、授業が終わり、放課後翔が

「大変だ大変だ大変だ〜」

そういいながら走ってきた。

「何?騒々しいわね!」

たまたま近くにいたジュンコが言う

「アニキがクロノス先生にボールを当てた事の反省だとテニス部でしごかれてるっすよ〜」

と、翔は説明すると、また走って行ってしまった。

「あいつは何をやってんだよ....」

そう、なんだかんだいいつつ真琴もテニス部に向かう

「どうします?明日香さん?」

「私達も行くわよ」

結局ここで翔の話を聞いた人全員が向かうようだった。

 

 

真琴達がテニス部の練習場に着くと

「さあ!立つんだ!今日と言う日は今日しか無い!そして今日の苦労は明日への糧となるんだ!」

「なんなんだよ、わけわかんねぇ」

「さあ!残り50本だ!」

「ええ!まだやんのかよ!」

しごかれていた。テニス部部長は明日香を助けた爽やか君だったのか。とても暑苦しい。

「なんだ?あいつ」

「彼は綾小路君よ。カイザーに匹敵するくらいのデュエリストらしいわ」

「へー」

十代の特訓?しごき?が終わり、俺達がそう言っていると、明日香がこっちに来ていると気が付いたのかこっちに近寄ってくる。

「ああ、明日香君、僕に会いに来てくれたのかな?」

「ねぇ、十代?大徳寺先生が言うには万丈目君を見かけたって人がいたらしいわよ?あのいなくなった日に」

「お!そうなのか⁉︎でもどこにいたんだ?」

しかし明日香は無視して十代に話しかける。それを見て爽やか君改め綾小路君は嫉妬の炎を燃やす。そこに真琴が行き、

「お前らはあの時万丈目を探してたんだったな。俺はあの時に....」

そう真琴が説明しようとしてるところに

「明日香君!言っちゃ悪いと思うが、君みたいなオベリスクブルーの妖精が、こんなオシリスレッド生と一緒にいちゃいけない!」

こう言っているのを聞いた翔はなぜか変な顔をしていた。

「君みたいな美しい人はこの僕みたいな人間がふさわしい。さあ、十代君から離れたまえ」

「な、なあ、ちょっとあんた勘違いしてないか?」

十代はとてつもなく困っていた。そこに真琴が行き、

「何だお前ら、万丈目を探してたのか?」

「ええ、一応そうよ。いきなりいなくなったら心配するでしょ?あんな人でも」

「まあ、あいつは存在感があったからなぁ」

真琴と明日香は十代達を蚊帳の外にして話をしていた。

「君も!明日香君から離れたまえ!」

今度は矛先が真琴に向かったようだ。

「俺達は健全な友人関係だぞ?」

そう真琴は言うが

「見苦しいぞ御鏡君!」

爽やか君改め綾小路君は嫉妬の炎丸見えで真琴に迫る。真琴は十代に助けを求めようとすると、いつの間にか十代は翔の所に行き、傍観を決め込んだようだった。

「(この裏切り者〜!)」

「(すまん真琴!そいつマジでめんどくさいんだ!)」

「(なら余計に俺に押し付けるな!)」

くだらないやりとりを真琴と十代は目で行っていた。

「ふふふふふ、君達はよく一緒にいれるまでの深い関係だったのだね」

綾小路は手に持つラケットを強く握りしめてこう言った

「御鏡君!僕とデュエルだ!」

「いやだから俺の話を聞けよ」

綾小路は無視して話を続ける

「君もデュエリストなら潔くデュエルで決着を付けよう!」

「なんのだよ....」

真琴は呆れながら聞くと

「勝った方が明日香君のフィアンセになれるんだ!」

このことは明日香も予想外だったのか

「ちょっと待って!どう言うこと⁉︎」

周りは

「まあ!フィアンセですって!」

「どどどどど、どこをどうすればそういう話になるのよ!」

ももえがわけのわからない喜び方をしている隣でジュンコはかなり慌てていた。

「あら?ジュンコさん、どうしてそんなに慌てているんですの?」

「慌ててなんか無いわよ!」

謎のやりとりが行われていた。

「なあ、明日香、断っていい?」

「そんな事をしたら私が大変な目にあうじゃない!」

真琴は断ろうとしていたが明日香に止められていた。

「頼むから勝って!私の為に!」

こう言っていたが、さらに綾小路が嫉妬の炎に油を注ぐだけ。まさに悪循環

「分かったよ。受ける、受ければいいんだろ」

こう真琴が言うとももえはテンションをかなり上げてジュンコは

「なんで受けるのよー!」

なぜか慌てていた。

準備を済ませ、お互いのデッキを渡し、カットする。今回はテニスコートでやるのでテニスのサービス権と同じやり方でするそうだ。

「アップorダウン」

「君に選択権は譲ろう」

「じゃあダウンで」

でたのはアップ綾小路が先攻になった。一定の距離を離れて向かい合う。デュエルディスクを構えカードを5枚引く。

 

 

「「デュエル!」」

 

「僕の先攻ドロー!」

綾小路は含みある笑いをしながらカードを引く。

「僕は手札から魔法カード、サービスエースを発動!手札をランダムに1枚選び、相手はその選んだカードの種類を答える。当たった場合は何もなし、

しかし外れた場合は相手に1500ポイントのダメージを与え、その後選ばれたカードを除外する。さあ!選びたまえ!」

綾小路が手札をばっと出す。真琴は

「お前から見て右から3番目のカードを選択。宣言はモンスターカードだ」

こう言うすると

「本当にそれでいいのかい?今なら変えれるよ?」

と、言うが

「くどい。宣言は変えない」

真琴はそのままする。しかし

「残念。選んだカードは魔法カード、ライトニングボルテックス。魔法カードだ。このカードを除外し、1500ポイントのダメージ!」

 

真琴LP4000ー1500=2500

 

「フィフティーンラブ」

こう宣言すると綾小路は

「カードを1枚伏せてターンエンド!」

ターンを真琴に渡した。

 

綾小路

手札5→6→5→3

モンスター/無し

魔法、罠/セットカード1枚

 

「俺のターンドロー」

何時もにも増してやる気の無い真琴がカードを引く

「俺は手札からマンジュゴッドを攻撃表示で召喚。効果でデッキから高等儀式術を手札に」

真琴のデッキの切込み隊長が場に出て来ると、真琴に儀式魔法を渡す。

 

マンジュゴッドATK1400

 

「なんか真琴が最初のターンにマンジュゴッド出さないと変な気分だぜ」

「それは私も思うわ」

十代と明日香はわけのわからない話をしていると、そこに彩花と陽美がやってきた。

「あ!師匠がデュエルしてる!」

「ん?真琴がブルー生とデュエルしてるなんて珍しい。どうしたの?」

「ああ、真琴はなんかあの綾小路と言う人と明日香のフィアンセをかけてデュエルしてるんだ。所でフィアンセってなんだ?」

「「な、なんですって(なんだと)!」」

「アニキ....フィアンセって言うのは男の婚約者や許嫁を指す言葉ッス」

「へー、ってなんだなんだ⁉︎」

十代に彩花達は詰め寄ると

「なんでそんな事になってるのよ〜!」

「師匠がフィアンセってどう言う事なんだ⁉︎」

「私が知りたいわよ」

あちらはかなり混乱していた。

「綾小路....なんかすまん」

「い、いや....君の周りは騒がしいな」

「否定できん....まあいい、デュエルだ。バトルマンジュゴッドでプレイヤーにダイレクトアタック!」

「リバースカードオープン!レシーブエース!相手モンスターのダイレクトアタック宣言時に発動!そのモンスターの攻撃を無効にし、相手プレイヤーに1500ポイントのダメージを与える!コストとしてカードをデッキトップから3枚墓地に送る」

 

真琴LP2500ー1500=1000

 

「サーティーラブ」

「む、カードを1枚伏せてターンエンドだ」

 

真琴

手札5→6→5→6→5

モンスター/マンジュゴッド

魔法、罠/セットカード1枚

 

「ふふふ、僕のターン、ドロー!僕は手札から魔法カード、スマッシュエースを発動!デッキトップからカードを1枚ドローし、そのカードがモンスターカードだった場合、相手ライフに1000ポイントのダメージを与える、違った場合は引いたカードをデッキトップに戻す!」

「リバースカードオープン!ピケルの魔法陣!」

綾小路が魔法を発動すると、真琴はすかさずリバースカードを発動した。

「いくよ!ドロー!デッキトップのカードは伝説のビックサーバー!モンスターカードだ!」

「ああ!このままじゃ師匠が負ける!」

「安心したら?きちんと手は打ってるんだし」

「え?」

スマッシュエースの球が真琴の元に飛ぶが、薄いオーラのようなものが真琴を守った。

「ったく、こないだの対委員長戦のカードを入れっぱなしだったのが功を奏したんだが、かなり博打だったな」

「なんでダメージを受けてないんだ!」

「ピケルの魔法陣の効果だ。こいつは発動されたターンの終了時まで相手からのバーンによるダメージを受けなくするカードだ!」

「成る程、そう言うことか!流石は我がライバル!好敵手と書いてらいはと読む!」

そう言うと笑出した。

「僕はカードを1枚伏せてターンエンド!」

 

綾小路

手札3→4→3→4→3

モンスター/無し

魔法、罠/セットカード1枚

 

「なんとか凌いだけど、真琴君のライフはそれでも1000ポイントしかないよ!」

「このままだと明日香さんがファインセになっちゃうわよ!」

「....俺には関係無いんだが.....」

「ちょっと!頑張ってよ!」

こんな話をしていると余計に綾小路君の嫉妬の炎が燃え上がるとわからないのだろうか?

 

「ったく。俺のターンドロー」

真琴は呆れながらカードを引く

「俺はレスキューラビットを攻撃表示で召喚!効果により、このカードを除外し、デッキからレベル4以下のバニラモンスターを2体、特殊召喚する!俺はデュナミスヴァルキリアを攻撃表示で2体、特殊召喚!」

 

デュナミスヴァルキリアATK1800

 

「(チッ!魔法と罠を除去するカードが無いし、仕方が無い!)俺はモンスターで総攻撃だ!」

「これが通れば真琴君の勝ちッス!」

「そうはいかないよ!リバースカードオープン!ダメージダイエット!このターン受けるあらゆるダメージは半分になる!」

 

綾小路LP4000ー(1400+1800×2)÷2=1500

 

「俺は手札から融合を発動。デュナミスヴァルキリア2体を融合し、始祖竜ワイアームを攻撃表示で融合召喚!カードを2枚伏せてターンエンド」

 

始祖竜ワイアームATK2700

 

真琴

手札5→6→5→4→2

モンスター/マンジュゴッド、始祖竜ワイアーム

魔法、罠/セットカード2枚

 

「ふふ!やるね。でも僕の勝ちは揺るぎない!僕のターンドロー!僕は墓地のダメージダイエットの効果発動!除外する!そして手札からスマッシュエースを発動!デッキからドロー!引いたカードは魂を削る死霊!これで僕の勝ちだ!」

「リバースカードオープン!地獄の扉越し銃」

スマッシュが真琴に当たる直前それると、一発の銃声がなる。

 

綾小路LP1500ー1000÷2=1000

 

「成る程、そんなカードを伏せていたのか。ダメージダイエットの効果を発動していてよかったよ」

「よく言う。これを読んでいたから発動したんじゃないのか」

「しかし!これで僕の勝ちは決まった!僕は永続魔法!デュースを発動!このカードはお互いのライフが残り1000ポイントの時のみ発動できる!以後、先に相手にダメージを2回続けて与えたプレイヤーが勝者となる!なお、どちらかのライフが0になったとしてもデュエルは続行される!そしてこのカードが存在する限り、お互いはモンスター1体でしか攻撃を行うことができない!そして、フィールドに存在するこのカードはカードの効果で破壊されない!」

「勝利条件の変更カードか。しかしなかなか強力な効果だな。発動条件は厳しいが」

「ふふ、そうだろう。僕は手札から伝説のビックサーバーを攻撃表示で召喚!このモンスターは相手プレイヤーへのダイレクトアタックができる!」

 

伝説のビックサーバーATK300

 

「バトル!御鏡君にダイレクトアタックだ!」

「チッ!」

 

真琴LP1000ー300=700

 

「アドバンテージ綾小路。さらに伝説のビックサーバーの効果発動!このカードが相手プレイヤーにダメージを与えた時、相手はカードを1枚ドローし、自分はデッキから魔法カードを1枚手札に加えることができる!僕はデッキからファイヤーボールを手札に!」

「ドロー」

「ははは!これで僕の勝ちだ!手札から魔法カード、ファイヤーボールを発動!相手プレイヤーに500ポイントのダメージを与える!」

「リバースカードオープン!神の宣告!ライフ分をコストに、効果を無効にして破壊だ」

炎の球が真琴に迫るが真琴の前に現れた老人(神?)が落とした雷で破壊する。

 

真琴LP700÷2=350

 

「ぐっ!僕は手札からデカラケをビックサーバーに装備!このカードが装備されているモンスターは1ターンに1度、戦闘によっては破壊されず、プレイヤーへのダメージも無くなる!僕はこれでターンエンド」

 

綾小路

手札3→4→3→4→1→2→1(魂を削る死霊)

モンスター/伝説のビックサーバー(デカラケ装備)

魔法、罠/デュース、デカラケ

 

「成る程、1ターンに1度破壊されず、ダメージも受くず、破壊もされなくするデカラケを装備させて勝つのね。まるでテニスのルールみたい」

「真琴!しっかりしなさい!」

「師匠!頑張れ〜!」

「真琴!デュエリストなら諦めるな!」

周りからの熱い声援が送られる。

「全く、うるさい奴らだな。俺のターンドロー」

苦笑しながら真琴はデッキからカードを引く。

「ふっ」

「何がおかしい!」

「今ここに勝利の方程式は整った!俺は手札から魔法カード、大嵐を発動!デカラケには無くなってもらおう!」

「しかし、このカードが破壊されても1ターンに2回ダメージを受けなければいいんだ!」

「言っただろう?勝利の方程式は整っていると!俺は手札から儀式魔法、高等儀式術を発動!デッキからトライホーンドラゴンを儀式素材とし、現れよ!破滅の女神ルイン!」

『....久々のデュエル中に登場』

「え?」

ルインの独り言に真琴は驚いていると

「なっ!ばっ、バカな!」

綾小路君もヤバそうな顔をしていた。

「効果は知っているようだな。バトルだ!ルインで攻撃!」

『....私は天使族をやめるぞ!ウェムコ〜!』

作者(何言ってんだ君!)

『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ』

作者(アウトーーーーー!)

わけのわからない事をルインは言っていた。久々のデュエル中の当時にテンションが柄にも無く上がったようだ。そんな中、ルインはモンスターを破壊する。

 

綾小路LP1000ー(2300ー300)=0

 

「これでアドバンテージは俺に来る。そしてルインの効果。再攻撃だ!」

「うわぁぁぁぁぁ!」

ルインの槍が綾小路に突き刺さり、デュエルエンドのブザーが鳴った。

「やった!逆転勝利ね!」

「やったぜ!真琴!」

「真琴君が勝ったッス!」

すると、綾小路は

「ぼ、僕が負けた....そんな、そんな!うわぁぁぁぁぁ〜〜!」

走り去っていった。

「さすが真琴だな!」

「師匠!さすがです!」

「あ、でもこれで明日香さんは」

「あ!フィアンセに⁉︎」

「ちょ、ちょっと!どうするつもりなのよ!」

ジュンコと彩花は慌てる。そんな中、真琴は

「ふぁ〜あ、終わった終わった。ああ、そうそう明日香〜」

「(も、もしかして告白⁉︎)」

「(そ、そんな!嘘よね!)」

「(師匠〜!)」

「(なぁ、ところでなんで小声なんだ?)」

「(さぁ?なんとなくッスかね〜?)」

十代たちがひそひそ話をしている中、真琴は明日香に近づく。

「おい、勝ったんだが....」

周りの人達は息を飲むと

「俺はお前のフィアンセなんぞになるつもりは無いから」

「「「「「え⁉︎」」」」」

周りも明日香もかなり驚いていた。

「こんな下らないデュエルで決めたヤツより自分で決めたやつにしろよ。相手は。それに、俺なんかより、いいやつはいっぱいいるだろうしな」

そう言ってどこかへ行こうとする。

「真琴.....」

「師匠.....」

「御鏡.....」

彩花達は少し嬉しいようなガッカリしたような顔をしていたが、そんな中真琴は

「それに付き合うとかは面倒そうだしな。相手の事を常に気遣うなんて芸当、俺にはできそうにも無いし」

こう言った。ぶち壊しだった。

「けっきょくあんたはそこに行き着くんかい!」

彩花は何時ものようになぜかエセ関西弁になってツッコミを入れる。

「.....バカ」

「ははははは!」

「真琴君らしいッス!」

笑い声がしばらくテニスコートに響いていた。

 

真琴はデュエルの後、かなり彩花達に怒られたようだ。

 

 

 

 

夕方、崖近くで男の泣き声が響いていて、不気味だったと報告が上がっていたが、これは余談だろう。




と、言うわけで爽やか君改め綾小路君とのデュエルでした!
真琴「また面倒ごとに巻き込みやがって」
仕方が無いじゃない!真琴君だもの
真琴「おい、理由になってないぞ」
あれー?(てへぺろー)
真琴「可愛くない(ゴッ!)さて今回のキーカードだ」

レスキューラビット
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻 300/守 100
このカードはデッキから特殊召喚する事はできない。
自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードをゲームから除外して発動する。
自分のデッキからレベル4以下の同名通常モンスター2体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。
「レスキューラビット」の効果は1ターンに1度しか使用できない。


真琴「リクルートができない召喚ルールと自身を除外することでモンスターを2体呼び出す効果を持っている」


真琴「通常モンスターを2体以上入れる必要があるため、構築が難しいが、受ける恩恵は大きい。例えば、召喚に縛りがあるエヴォルカイザーラギアが上げられる」

真琴「さらに今回の俺のように高等儀式術のコストにして墓地に送ったブルーアイズ達を蘇せることができるダイガスタエメラルも出せる。今回俺は融合してワイアームにしたがな。エクシーズがないならこうもできる」

真琴「召喚ルールの特性上出すのが難しいが入れてみる価値のあるカードの1枚だ」


真琴「さて、こんなところかな?」
そうですね。では、デュエル中のミスやこうすればいいのでは?などといった意見はいつでも募集しております。感想も書いていただけたらなと思います!皆様の感想が作者の活力です!
では、また次回!

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