わずか数時間後の投稿となりました。
時間に余裕があったのが一番の理由ですね。
相変わらずの文の雑さは健在ですが…。
こんな文でも読んでくださる方本当にありがとうございます!!
少しずつではありますが、これからも精進していきたいと思っています。
それでは本編へどうぞ。
悠 side
「さてと、Dクラスへの使者なんだが、だれにするか…」
Dクラスに対して試験召喚戦争というのを仕掛けることは決まったが、どうも坂本は何か考えているようだ。
「よし、それじゃあ明久と陽介。お前ら2人に任せていいか?」
「別にいいけど、下位勢力の使者ってひどい目にあうって聞いたことがあるんだけど」
「大丈夫だ。と言いたいが、正直心配だ。だからお前らなんだがな」
「どういうことだ、坂本?」
「お前らなら襲われても問題ないだろ?」
「それならほかの人たちでも問題ない人はいるんじゃない?」
「いや、有名な人物はできる限り隠しておきたい。それに、ほかの男どもは使者すらまともにできないだろう」
結構辛辣だな、坂本。このクラスのほとんどの男子から一気に殺気が出たぞ。
「それじゃ仕方ねーな。いくぞ、吉井」
「あっ、待ってよ陽介」
花村と、それを追うように出ていく吉井。彼らは大丈夫だろうか?
明久 side
はぁ~、とんだ貧乏くじだよ。
なんで僕たちが行かなくちゃいけないのさ。
「ため息ばかりついてても仕方ねーよ、吉井」
「いや、了承する気はあまりなかったけど、陽介の発言も一つの原因だからね」
「ん、俺なんか言ったっけ?」
「いや、忘れてるならいいや」
もうどうでもよくなってきちゃったし、手っ取り早く済ませちゃうのが得策だよね。
「それじゃ、俺から入るぜ。失礼しま~す」
「えっと、失礼します」
「「「「えっ?」」」」
まあ、そりゃ驚くよね。いきなり教室に違うクラスの人が来たら。
「このクラスの代表はどこだ?」
「それなら俺だ。吉井、花村」
「あれ、平賀君なんだ。久しぶりだね」
「そうだな。もともとクラスも違ったし、話す機会だって少なかったから仕方ないさ」
「それで平賀、俺らが来た理由は察してるだろ?」
「ああ。大方試験召喚戦争の宣戦布告じゃないか?」
Dクラスの代表が平賀君でよかった。これなら何事もなく帰れるかな。
「まあ、形だけでも言うべきだよね?」
「そうだな。それじゃ…」
「「我々FクラスはDクラスに宣戦布告をする!!」」
「時間はいつからだい?」
「今日の午後だな」
「まあ、俺たちは受けざるを得ないからな。了承した」
よし、これで帰れr…
「何言ってるんだあいつら!!」
「Fクラスの分際で、馬鹿にしやがって!!」
「鎮まれ、お前たち!!」
すんなり帰れないか…。
平賀君、なんかごめんね…。
「っていうかこいつら確か観察処分者だよな?」
「そういえばそうだったな」
「んじゃこいつらに何しても問題ないだろ?」
問題大有りだよ。ただの暴力行為じゃん。
「んじゃ俺たちもう行くわ」
それをどうでもいいという感じで出ようとする陽介もすごい…って!!
「陽介、危ない!!」
「ん?」
「おらっ!!」
「よっと」
「え?」
背後からDクラスの人が物理的攻撃を仕掛けてきたのに軽々躱した。
「ほ~らよっと!!」
「うわぁ!!」
そして放り投げた。
なんだろう、憂さ晴らしにしか見えないのは僕だけ?
「まったく、里中のお陰で上手く躱せたぜ」
なんだろう、その発言にはいろんな意味がありそうだね…。
「なあ、平賀」
「なんだ、花村?」
「正当防衛ってことでいいか?」
「ああ。防ぎきれなくて済まない」
「別に気にするなよ、お前が謝る必要無いしな。それじゃ吉井、行くぞ」
「あ、うん。失礼しました」
少し騒ぎが起こっちゃったけど、大丈夫かな?
雄二 side
しばらくすると、明久たちが戻ってきた。
やっぱりあいつらに任せて正解だったようだな。
「どうだった、Dクラスは?」
「襲われたことを除きゃ何の問題もなかったぞ」
「やっぱり襲われたか」
「それと、Dクラス代表は平賀君だったよ」
「なるほど、そこは思わぬ落とし穴だな」
まさか代表が平賀とは。下手したら明久と陽介の戦力の大きさを知っているかもしれないな。
「まあ何はともあれよくやった。それじゃ、これから屋上にでも行ってミーティングをするぞ。メンバーは俺の言った戦力メンバーと鳴上だ」
「俺もか?」
「ああ。まだここに来たばかりでお前のことをあまり知らないからな。それに、召喚獣や戦争のことも教えておくべきだろう」
「それは助かるな」
「それじゃすぐに向かうぞ」
いかがだったでしょうか。
今回は宣戦布告ですね。
陽介が運悪くないと言う方もいますかね?
逆にこう考えてください。
運が悪かったから運よく躱せたと…。
次回はミーティングです。
悠の実力が明らかになる…かも?
アドバイス、誤字脱字等ありましたら連絡お願いいたします。
感想も待ってます!!