バカとペルソナと召喚獣   作:まっき~

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どうも、まっき~です。
かなり日が空きすぎました、すいません。
レポートが難しすぎて、小説書くまで手がまわりませんでした…。
まあ、言い訳はこのくらいにして、本編へどうぞ。


03

悠 side

 

 

1学期の始まる日になった。

今日から転校してきたという形になるので、文月学園の学園長に指示を受けることになっている。

一回叔父さんの家から行ったかいがあったのか、いつもより早めにでたが何事もなく着きそうだ。

 

 

ガシャン!!

「うおっ、いってー!!」

 

 

何事もなくという言葉は禁句だったのだろうか。

目の前を自転車が通り過ぎたと思ったらふらついて、電柱に突っ込んで股間を強打したようだ。

 

 

 

「大丈夫か?」

 

「いや、大丈夫じゃねーよ…」

 

 

放っておくわけにもいかないので、電柱に突っ込んで悶絶している彼に声をかけた。

彼はついてないといわんばかりの表情で立ち上がった。

首のところにヘッドフォンがあることから、音楽でも聞きながら自転車に乗っていたのだろうか。

 

 

「とりあえず、サンキューな」

 

「俺は声をかけただけだけどな」

 

「ん?お前、文月の生徒か?」

 

「今日からここに転校することになったんだ」

 

「なるほどな。おっと、自己紹介が遅れたな。俺の名前は花村陽介っていうんだ」

 

「俺は鳴上悠という。学年は2年だ」

 

「お、それなら俺と同じだな。じゃあまた学校であおうな!!」

 

 

そんな感じで会話は終わった。

どうやらこれで何事もなく…。

 

 

ガシャン!!

スポッ…

「うわ、っとと、誰か助けてくれ~!!」

 

 

やはり何事もなくという言葉は禁句なのだろうか。

花村はまた自転車でふらついて、転んだ拍子にゴミ出しのバケツに突っ込んだようだ。

 

 

「初めて顔をあわせるのがバケツ脱出じゃなかっただけよかったとおもうぞ、花村」

 

「いや~、わりぃわりぃ」

 

 

とりあえず、彼には運がないようだ。

 

 

 

花村がここを立ち去ってすぐに文月学園に着いたのだが…

 

 

「またヘッドフォンを持ってきおって。没収させてもらうぞ」

 

「やべぇ、鉄人の存在忘れてた!!」

 

「誰が鉄人だ!!西村先生と呼べ」

 

 

ゴン!!

 

 

「いってー!!」

 

 

やはり花村には運がないらしい。

 

 

「おはようございます。西村先生でよろしかったでしょうか?」

 

「ん?ああ、この前来た転校生か。ちょっと待っていてくれないか。花村の不要物をチェックしている」

 

「そうなんですか、わかりました」

 

「まってくれ、鉄人!!そのウォー○マンだけは!!」

 

「不要なものを持ってきているお前が悪いんだ。しっかり反省しろ!!」

 

 

花村は必至に懇願しているが、返却する気配はない。

 

 

「それで、西村先生。俺はどこに行けはいいんですか?」

 

「ああ、それなら花村に案内させよう。それと花村、受け取れ」

 

「ウォー○マンか?」

 

「没収されたものを返すわけがないだろう」

 

「そんな馬鹿な!!」

 

「答えはクラス分けの結果が乗ってる紙だ」

 

「そっすか。まあどうせ結果はわかってるんっすけどね」

 

 

さらっと花村に案内をさせるつもりみたいだが、花村は気づいてないようだ。

 

 

「ってか、俺が案内するのか?」

 

 

いや、気づいていたみたいだ。

 

 

「クラスがわかってるのはお前が原因だ花村。それに、短い時間とはいえ、お前らおそらく知り合いだろう?」

 

「まあ、そうっすけど」

 

「それじゃあよろしく頼む、花村」

 

「わかったぜ、鳴上」




いかがだったでしょうか?
今回は悠の登校&陽介との初対面でした。

陽介「ちょっと待て!!」

どうかしましたか?

陽介「どこまで俺を不幸に陥れりゃ気がすむんだ!!」

えっと…どこまでも?
まあ、そんな下らない話はおいといて…

陽介「くだらなくねーよ!!」

今はまだ後書きに陽介しか登場してませんが、もしかしたら他のキャラも呼んでちょっとした話を入れるかもしれません。

まあ、かもですが…

それに、陽介も勝手に来てるだけですけどね。

アドバイス、誤字脱字等ありましたら連絡お願いします!!

感想も待ってます!!

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