最近、いつも4時過ぎに寝て、起きるのは昼近くになって、いろいろと心配になってます。
夢中になってるものが多すぎて…。
感想は1件いただきました。
小鳥遊凛さん、いつもいつもありがとうございます!!
誤字(?)の報告も助かります!!
ついに、Aクラス戦が始まります。
誰と誰が戦うのでしょう?
予想をたてた方は、当たったのでしょうか?
それでは、本編へどうぞ。
悠 side
「では、両名共準備はいいですか?」
ついに、FクラスVSAクラスの対決が始まろうとしていた。
「ああ」
「……問題ない」
「それでは一人目の方、どうぞ」
「アタシから行かせてもらうわ」
そう言って、木下に似ている女子が出てきた。
「木下、あの女子は誰だ?」
「ん?ワシの姉上のことかの?」
「そうなのか」
つまり、木下とその女子は双子ということか。
「Fクラスからは俺だ」
対するFクラスは花村。
「科目はどうしますか?」
「そっちが決めていいぞ」
花村には教科を選択しないように言ってあるらしい。
おそらく操作技術だけで勝ちにいこうとしているらしい。
「あら、それなら数学でお願いします」
「それは困るな…」
「アタシには得意な教科ってないから、あなたの苦手な教科にして、確実に勝ちに行くつもりよ」
「やっぱりそんな考えか…。それじゃ、いくぜ!!」
「「
木下の姉の召喚獣は西洋の鎧にランスを装備している。
対する花村はクナイのため、リーチにはかなりの差がある。
Fクラス 花村陽介 VS Aクラス 木下優子
数学 96点 VS 数学 327点
点数を見る限りでは3倍以上の差があるため、どうやっても不利だ。
「先手必勝よ!!」
そう言って、木下の姉の召喚獣はランスで突っ込み始める。
「そんな簡単な突っ込みじゃ、わかりやすいぜ」
花村は簡単に躱し、すれ違う瞬間にクナイを振り下ろす。
しかし、それは鎧に当たったらしく、あまり点数を削ることができなかった。
Fクラス 花村陽介 VS Aクラス 木下優子
数学 94点 VS 数学 313点
しかも、鎧に当たった衝撃で花村の点数も減っている。
「っち、いってーな!!」
「そういえば、アンタ観察処分者だったわね」
「悪いか?」
「別に、何でもないわ」
「そうかよ。そんじゃ、今度はこっちから行くぜ!!」
花村の召喚獣はジグザグに動き出した。
対する木下の姉は動きが読めずあたふたしているようだ。
「そこだっ!!」
そして、少しの隙間を狙ってクナイを突き出す。
木下の姉はうまく反応できなかったのか、それを避けきれず当たった。
Fクラス 花村陽介 VS Aクラス 木下優子
数学 94点 VS 数学 277点
しかし、それでも40点程度しか減っていない。
「やっぱり点数の差がありすぎるな」
「それでも結構いいの貰っちゃったわね…。でも、負けないわ」
「それはこっちのセリフだ!!」
「またアタシから行くわ!!」
そう言ってまた突っ込み始める。
「だからバレバレだって…っ?」
さっきと同じように避けて反撃しようとしたのだろう。
しかし、避けたと同時にランスを花村の召喚獣の方向に倒し突っ込んだため、先端の鋭利な部分ではないが、花村の召喚獣に命中した。
Fクラス 花村陽介 VS Aクラス 木下優子
数学 13点 VS 数学 277点
あまり強くヒットしたようには見えないが、点数の差が激しく、かなりの点数が持っていかれたようだ。
「何度も同じことすると思ったら大間違いよ」
「ぐっ…。もろに命中しちまった…」
「どうやらここまでみたいね」
「いや、まだあがかせてもらうぜっ!!」
直後、花村の召喚獣は持っていた2本のクナイを投げる。
突然の行動に反応が遅れた木下の姉の召喚獣は避けようとするものの、1本は頬をかすめ、もう一本は腕の部分に命中する。
Fクラス 花村陽介 VS Aクラス 木下優子
数学 13点 VS 数学 249点
しかし、点数が低いのが影響し、あまり点数を与えられなかった。
「まだやるかしら?」
「いや、降参だ」
「そこまで、勝者Aクラス!!」
1戦目はAクラスの勝利となった。
「すまねぇ、負けちまった…」
「気にするな、花村。こういう時もある」
「続いて、二回戦の方、どうぞ」
「私が出ます。科目は物理でお願いします」
そう言って出てきたのはボブカットの女子だった。
「Fクラスからは私が出ます」
Fクラスからは天城が出るようだ。
「「
Fクラス 天城雪子 VS Aクラス 佐藤美穂
物理 427点 VS 物理 389点
佐藤の召喚獣はネイティブアメリカンのような恰好をしており、手には鎖鎌を持っている。
対する天城は400点を超えており、腕輪を持っている。
「400点超えですか、厄介ですね…」
「たまたま調子が良かっただけよ。それじゃ、すぐに決めさせてもらうわ。腕輪発動!!」
そういうと、佐藤の召喚獣を中心に、炎が取り囲み始めた。
それは、徐々に迫っているように見える。
「に、逃げ場がない!!」
「私の腕輪の能力は焔舞よ。炎が舞をするかのように相手を囲っていくわ。その分消費が激しいんだけどね」
Fクラス 天城雪子 VS Aクラス 佐藤美穂
物理 277点 VS 物理 戦死
囲っていた炎が消えると、佐藤の召喚獣の点数はもうなくなっていた。
「そこまで、勝者Fクラス!!」
Fクラスから雄叫びが聞こえる。
これで一勝一敗となった。
「やったよ、千枝」
「やっぱり雪子ってすごいね」
「よくやった、天城。これで立て直せる」
「どういたしまして、坂本君」
「あと3回戦だ。相手は強敵だが、倒してやろうぜ!!」
「「「おおぉーーーっ!!」」」
いかがだったでしょうか。
今回は1、2回戦でした。
雪子と佐藤さんの勝負があまりにも短く書きすぎたので、もしかしたら手直しをいれるかもしれません。
ちなみに、もう3~5回戦の対戦相手は決まっています。
いったい誰でしょう?(雄二VS翔子は決定事項)
アドバイス、誤字脱字等ありましたら連絡よろしくお願いいたします。
感想も待ってます!!
昼夜逆転しないようにしないと…。