また夜中の更新になってしまいました。
最近自分の睡眠のリズムが完全に狂ってます。
なんと、寝るのが5時頃に…。
5時って、朝の5時ですよ…。
今回は感想を2話分同時に…。
小鳥遊凛さん、いつもありがとうございます。
人質は確かにいい戦法ですね。
伝説の傭兵ならきっとそういうと思いますよ!!
しかし、教育面でそんな教育すると、将来どうなるか…。
電話をかけた相手はおそらく予想が当たっているとは思いますよ。
他の皆さんはどうでしたか?
それでは、本編へどうぞ。
悠 side
BクラスによるCクラスとの共謀は坂本によって阻止することができた。
そしてその翌日、普段より早い時間に登校し、これからの作戦を説明してもらうことになっている。
「明久が来てないな。また遅刻か?」
「ごめん雄二、遅くなった」
「気にするな。お前の遅刻はいつものことだから想定内だ」
「なんだとっ!!」
「言い返せるか?」
「………くっ」
吉井はよく遅刻をするらしい。
それを軽くからかう坂本に吉井は若干反抗しようとしたが、結局反抗できなかった。
事実なのだろう。
「それじゃ、今日の作戦についてだ。今回は一人助っ人を呼んでいる」
坂本がそういうと扉から一人の女子が入ってきた。
「……霧島翔子。よろしく」
なぜかメンバーの大半が驚いたような表情をしている。
「花村、いったい何があってこんな表情をしてるんだ?」
「そうか、鳴上は知らないんだったな。霧島はAクラス代表だ」
「なるほど、しかしなぜここの手伝いをするんだ?」
「それを今から坂本が説明するんだろ?」
そうだなと一言いい、坂本の方を向いた。
「まずはCクラス相手にどうやってこちらを攻め込ませないようにするかだ。そこで、翔子と秀吉にはCクラスへの使者として、宣戦布告をしてもらう」
「……Aクラスのみんなからは既に了承してもらった」
「それは助かる」
「しかし、AクラスがCクラスに対して宣戦布告をするのになぜ霧島だけでなくワシも行くことになっておるんじゃ?」
木下の言い分もごもっともだ。
しかし、そのことは坂本もわかっていたのだろう。
「秀吉には木下姉のふりをして翔子に付き添ってもらう予定だ。翔子はもともと無口だからそういうことが苦手でな…」
「気が進まんが、まあ仕方あるまい」
「すまないな。それじゃ、これが着替えだ」
そう言って、女子用の制服を木下に渡す。
「こんな質問すると変かもしれないけど、坂本君、どこでその制服手に入れたの?」
「……私が渡した」
「そ、そうなんだ…」
「それじゃ、着替えるかのう」
そう言ってなぜかその場で着替えを始める。
一応わかっているとは思うが、周りは男子だけではなく女子もいる。
あまり気にしないタイプなのか?
「よし、着替え終わったぞい。ん?なぜみな呆然としておるのじゃ?」
ただわかってなかっただけみたいだ。
「翔子と秀吉はCクラスに宣戦布告をした後、簡単に挑発をしてもらいたい。ただ宣戦布告をしても断られて終わりだろうからな」
「いったいどんな挑発をすればいいんじゃ?」
「そうだな、自信がないのか的なことを言ったり、あとはその場の状況に任せる」
「一つ質問していい?」
「どうした、天城?」
「なんで翔子に手伝ってもらったの?」
「出来る限り信憑性を帯びさせるためだ。はじめは秀吉だけにしようと思っていたんだが、Bクラスと関係がある以上、心配事はできる限り減らしたいからな」
「なるほどね」
かなり凝った作戦だな。
変なミスさえしなければばれることはないだろう。
「そんじゃ。Cクラスの前に行くぞ」
翔子 side
私は雄二たちに連れられてCクラス前に行った。
「さて、ここからは2人で頼むぞ、翔子、秀吉」
「「(……)うん(うむ)」」
心配だけど、きっと大丈夫。
そう考えて、Cクラスの扉を開けた。
「……失礼します」
入るとすぐにCクラスの代表である小山と目が合った。
「どうしたの、霧島さん?」
「……私たちAクラスはCクラスに試召戦争を申し込む」
私は簡単にそういった。
「それは却下させてもらうわ。そもそも、なんでこのクラスに戦争を申し込むのかしら?」
「それはアタシから説明させてもらうわ」
そう言って、優子の真似をしている木下が言葉をつづける。
「まず1つ目に、今はいろんなクラスで試召戦争が行われている。2つ目に、Bクラスが試召戦争をしている。となると、Aクラスに攻め込まれるのは時間の問題になってくる。そこで、Aクラスも試召戦争をすることで召喚獣の操作に慣れておこうと思ったの」
「そういうことならほかのクラスと、たとえばEクラスとすればいいじゃない」
小山の言うことは確かに間違ってない。
「……でも、Eクラスとの戦争の場合、たとえ行うことができたとしても、力任せの一方的な試合になってしまう可能性がある」
「その点、Cクラスとの戦争なら、考えながら細かい操作の練習にもなるの」
「へぇ~。でもこちらは断るつもりよ」
「ふぅ~ん。このクラスの代表はそんなに腰抜けな代表なのね」
「なんですって?」
木下が小山に挑発を仕掛け始めた。
「だから、あなたが腰抜けだって言ったのよ。もしかして自信がないのかしら?」
「い、言わせておけば…。アンタたちなんか私たちで十分倒せるんだから!!」
「それならアタシたちと試召戦争するかしら?ちょうどあなた達は準備しているみたいじゃない」
「のぞむところよ!!アンタたちになんか負けないんだから!!」
少しひどいことをしている罪悪感にかられるが、雄二のためだから仕方ない。
「……失礼しました」
とりあえずすぐにCクラスの教室をでて雄二のもとに向かった。
雄二 side
「……雄二、これでいい?」
「ああ、ばっちりだ。翔子に秀吉、ありがとな」
「うむ。ワシもなんだかすっきりしたのう」
あえて秀吉がすっきりした理由を聞かないでおこう。
「……優子にはあとでこのことは話をしておく。いろいろ誤解を与えると悪いから」
「わかった。昨日突然あんなこと頼んで悪かったな」
「大丈夫。夫のためなら何でもする」
「ば、馬鹿なことを言うな!!」
さっきの発言にこの場にいた連中が全員反応していやがる。
「な、なあ、坂本」
「なんだ、鳴上?」
「結婚は両親の同意を得たうえで18歳以上だぞ」
「誤解だあぁぁーーっ!!」
翔子のせいでいらぬ誤解を与えることとなってしまった。
「ってかおまえら。そんなことよりBクラス戦の会議だ!!」
強引に話をBクラス戦に持っていくことにした。
それに対して他のみんなは温かい目や羨むような目、嫉妬が含んだような目を向けてくる。
しかし、依然として姫路が無表情というか心ここにあらずみたいな状況だが…。
本当にどうしたんだ?
いかがだったでしょうか。
まずは、タイトルでBクラス戦と書いてはありますが、これ、Bクラス戦とは言えないですね~。
あくまでBクラス戦後の対策としておいてください。
キャラ設定で、翔子と雄二は距離を取っているとありますが、今回雄二が翔子を呼んだのはあくまでお願いして呼んでいます。
距離はまだ(一応)取っているので。
アドバイス、誤字脱字等ありましたら連絡よろしくお願いいたします。
感想も待ってます!!
さてと、寝ますかね…。
とは言うものの、多分寝れませんww