バカとペルソナと召喚獣   作:まっき~

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どうも、まっき~です。
時間帯的には普段よりかなり早い投稿です。
ついでに、地元ではお祭りの真っ最中です。
はい、どうでもいいですね。

まずは、感想を頂きました!!
小鳥遊凛さん、いつもありがとうございます!!
誤字報告も助かります!!

次に、少し報告です。
自分で書いてたのと他の方の意見を聞いて、陽介だけ召喚獣がペルソナ要素がないと違和感と不憫さを感じてきたので、召喚獣を変更する予定です。
やっぱり、ペルソナメンバーはペルソナ要素を入れるべきでしたね。
そのため、Dクラス戦の文とキャラ設定を変更します。
いつ変更するかはまたわからないですが、早いうちに変えられたらいいなと思います。
変更したらまた連絡を入れます。

それでは、本編へどうぞ。


12 Dクラス戦3

明久 side

 

 

里中さんが来てくれたことで一時的に均衡を破ってくれたんだけど、まだ相手の戦力がすごい。

 

 

「大変だ!!」

 

「どうしたの、須川君?」

 

「Dクラスの奴ら、数学の木内と船越を呼んでいるらしい」

 

「なんだと!!」

 

 

木内先生は採点が早い。

船越先生はフィールドの展開のためかな。

 

 

「陽介、何かいい方法ないかな?」

 

「なら、偽情報でどうだ?」

 

「偽情報?」

 

「ああ。偽情報を使って錯乱させるんだ。それも、対象はDクラスじゃなくて先生だ」

 

「なるほど、ほかの場所に向かうように呼びかけるんだね」

 

「ああ」

 

「よし、それなら俺に任せろ」

 

「ん?須川君がやってくれるの?」

 

「ああ。流す偽情報とかは何となく思いついてるからな」

 

「わかった。それじゃあ頼んだぜ」

 

「任せとけ!!」

 

 

そういうとすぐに走って行った。

少しだけ不安な気がするのは気のせいかな?

 

 

 

 

陽介 side

 

 

 

須川がどこかに行ってから少し経った。

押してた戦力はまた拮抗した状態へと戻っていた。

 

 

ピンポンパンポーン『連絡いたします』

 

 

おっ、これは須川の声だな。

放送室を使うとは思わなかったが、いい方法じゃねぇか。

 

 

『船越先生、船越先生。吉井明久君と花村陽介君が体育館裏で待っています』

 

 

…ん?空耳か?

 

 

『もう一度繰り返します。船越先生、吉井明久君と花村陽介君が体育館裏で待っています』

 

 

…え、マジかよ。

 

 

『なんでも、生徒と教師の垣根を越えた、男と女の大事な話があるそうです』

 

 

さりげなく隣を見てみる。

吉井の顔がまるで血の気が引いたかのように真っ白だ。

 

 

「なあ、吉井…」

 

「なに、陽介…」

 

「俺たちって、運悪くねぇか?」

 

「奇遇だね、僕も同じことを考えてたんだ」

 

 

船越先生(四十五歳♀独身)、たしか、仕事に熱心になりすぎたせいで婚期を逃し、単位を盾に交際を迫ってるって話だったな。

 

 

「んじゃ、せっかく息もあったことだし、一緒に叫ぼうぜ」

 

「そうだね、陽介。それじゃ…」

 

「「須川あぁぁーーー!!」」

 

 

おいおい、どうすりゃいいんだ?

何か打開策が…

 

 

『再び繰りk(ビリビリ)ぎゃああぁぁ!!』

 

 

ん?なにがあった?

 

 

『…先ほどの放送を訂正します』

 

 

この声は、土屋か?

 

 

『船越先生、先ほどの放送はこの生徒の照れ隠しです。至急放送室に来て、彼の気持ちを受け止めてあげてください』

 

 

「た、助かったぜ…」

 

「一回人生の墓場を想像しちゃった…」

 

 

 

雄二 side

 

 

さてと、戦況の確認だな。

いまだ廊下ではかなりの接戦になっているらしい。

 

 

「姫路と天城はあとどのくらいで終わるだろうか?」

 

 

そんなことを考えていると、

 

 

ピンポンパンポーン『連絡いたします』

 

 

なんだ?突然放送が、戦況が危うくて放送を使ったのか。

なかなか…

 

 

『船越先生、船越先生。吉井明久君と花村陽介君が体育館裏で待っています』

 

 

は?

いや、聞き間違いだろう。

 

 

『もう一度繰り返します。船越先生、吉井明久君と花村陽介君が体育館裏で待っています』

 

 

聞き間違いではないらしいな。

それにしても、どうにやって焚き付けるんだ?

 

 

『なんでも、生徒と教師の垣根を越えた、男と女の大事な話があるそうです』

 

 

いや、さすがにまずいだろう。

でも、明久たちの指示か?

それならいいが…

 

 

「「須川あぁぁーーー!!」」

 

 

勝手に言ったらしいな。

 

 

「康太!!」

 

「任せておけ(シュッ!!)」

 

 

頼むぞ、康太!!

 

 

『再び繰りk(ビリビリ)ぎゃああぁぁ!!』『…先ほどの放送を訂正します』

 

 

うまくやったらしいな。

ナイスだ、康太!!

 

 

『船越先生、先ほどの放送はこの生徒の照れ隠しです。至急放送室に来て、彼の気持ちを受け止めてあげてください』

 

 

今回ばかりは須川の自業自得だな。

これであいつも懲りるだろう。

 

 

「「坂本君、終わりました(終わったわ)!!」」

 

「丁度いい。それじゃあ、けりをつけに行くぞ!!」

 

 

 

 

明久 side

 

 

さっきの騒動から少したって、なんとか落ち着きを取り戻せた。

一時はどうなることかと…。

 

 

「明久!!」

 

「雄二?どうしたの」

 

「一気に終わらせるぞ!!」

 

「うん、わかったよ」

 

「フィールドの状況はわかるか?」

 

「ここは今は現代国語になってるよ。Dクラスは数学かな?木内先生が入って行ってたし」

 

「わかった。天城、ここを任せてもいいか?」

 

「ええ。任せて」

 

 

やっと援軍が…。

少し休もう。

 

 

「細井先生、召喚許可をお願いします」

 

「承認します!!」

 

「試験召喚獣、召喚(サモン)!!」

 

 

 

千枝 side

 

 

「試験召喚獣、召喚(サモン)!!」

 

 

この声は雪子ね!!

 

 

「雪子、こっちこっち!!」

 

「ごめんね、千枝。おそくなっちゃった」

 

「大丈夫、一緒に戦おう?」

 

「うん!!」

 

 

雪子の召喚獣は鉄でできた扇子を持っていて、浴衣を着ている。

それと、桜みたいな形がたくさん連なった長い鎧が両手首につながっている。

ただ…。

 

 

「リーチが狭いね…」

 

「仕方ないと思うよ」

 

 

扇子だけあってリーチがね…。

 

 

「まあ、いっか」

 

「実際はあまりよくないんだけどね…」

 

「それじゃ、いこっか!!」

 

「うん、千枝!!」

 

 

さてと、点数は…

 

 

Fクラス 里中千枝

現代国語 237点 

Fクラス 天城雪子

現代国語 349点 

 

 

「やっぱり雪子頭いいねー」

 

「そんなことないよ。千枝だって点数いいじゃない」

 

「でも雪子に負けちゃってるし」

 

「よそ見してるな!!」

 

「え?」

 

 

召喚獣ごと雪子が振り返った時だった。

長い鎧が相手の召喚獣の首の部分に鋭く入った。

 

 

「「「え?」」」

 

 

Fクラス 天城雪子 VS Dクラス  モブE

現代国語 349点  VS 現代国語  戦死

 

 

驚いた、その鎧武器にもなるんだ…。

 

 

「戦死者は補修!!」

 

「うわあぁぁぁ!!」

 

 

そして、西村先生につれていかれる…。

ご愁傷さま…。

 

 

「千枝、このまま道を広げるよ!!」

 

「わかった!!坂本君、先に進んで!!」

 

「わかった。明久と陽介もついてきてくれ」

 

「「うん(ああ)」」

 

 

坂本くん、あとはよろしくね!!

 

 

 

雄二 side

 

 

明久がDクラスのドアを開けると、Dクラス代表の平賀が待っていた。

 

 

「なに、もう来たのか?坂本直々にお出ましだとは思わなかったけどな」

 

「別に、俺自身問題なかったからな」

 

 

俺は平賀と対峙していた。

 

 

「そうか。それなら、いけ、お前ら!!」

 

「「「行くぞ!!」」」

 

「させるか、試獣召喚(サモン)!!」

 

 

明久が俺に向かって攻めようとした相手を抑えた。

取り敢えず、ここまでは予想通りだな。

 

 

Fクラス 吉井明久 VS Dクラス モブF~H

数学    13点  VS 数学 平均113点

 

 

「雄二、ここは任せて」

 

「わかった」

 

「そんじゃ、俺が平賀に…「「「やらせはしない!!試獣召喚(サモン)!!」」」

 

 

陽介は攻めようとしたが、生憎まだ残っていたDクラスの奴らに阻まれたな。

 

 

Fクラス 花村陽介 VS Dクラス モブI~K

数学    11点  VS 数学 平均107点

 

 

「ちっ!!」

 

「それじゃ、坂本、俺と勝負t「あ、あの……」

 

 

さっきのやりとりの最中に姫路が後ろに回り込んでいた。

 

 

「え?あ、姫路さん。なんでDクラスの教室に?」

 

 

予想通り、現状を把握できてないようだ。

 

 

「えっと、その…。Fクラス姫路瑞希がDクラス代表の平賀君に数学勝負を申し込みます」

 

「は、はぁ。どうも」

 

「あの、えっと、試獣召喚(サモン)です」

 

 

Fクラス 姫路瑞希 VS Dクラス 平賀源二

数学   396点  VS 数学   124点

 

 

「え?あ、あれ?」

 

「ごめんなさい!!」

 

 

姫路の無情な一撃で、平賀の召喚獣は何もできないまま倒れた。

予想通りに立ち回ったはいいんだが、それにしても姫路、よく後ろに回り込んだな…。




いかがだったでしょうか。
いつもより多いのは、何気張り切ってたのと、今回で一気に終わらせちゃえと思ったからです。
無理やり過ぎるかもしれませんが、ご了承ください。

取り敢えず、今回でDクラス戦が終わりましたので、折角なので悠と呼びましょう。

悠「突然すぎないか?」

そこは気にしないでください。

悠「ああ。少し質問していいか?」

どうかしましたか?

悠「作者はペルソナを少しだけ知ってると言っていたが、具体的にどのくらいなんだ?」

えっとですね…。
キャラとペルソナと僅かの内容と…。

陽介「なるほど、要はほとんどしらないってことだな」

まあ、そうなっちゃいます…って、陽介は呼んだ覚えは無いですよ。

陽介「なんとなくきてみたらペルソナの原作の話をしてたからな」

後でしっかり知識を入れておきます…。
他に質問は?

陽介「俺から1ついいか?バカテスだと腕輪があるって聞いたんだけど、俺らのって決まってるか?」

一応決まってますよ。
ただ、出たときのお楽しみと言うことでキャラ設定には書いてないだけです。
もちろん、バカテスのキャラも一応決まってます。

陽介「なるほどな。サンキュー、作者」

それでは、悠と乱入の陽介でした。
質問がありましたらどんどん質問してください!!

前回の後書きにも書きましたが、アンケートと召喚獣装備の質問受付をしているので、よろしければ活動報告のほうも覗いてください。

アドバイス、誤字脱字等ありましたらよろしくお願いいたします!!

感想も待ってます!!

更新ペースあげたいなぁ…。

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