バカとペルソナと召喚獣   作:まっき~

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どうも、まっき~です。
そろそろこのくだり飽きましたか?
多分このまま続けますが…。

取り敢えず、召喚獣の考えが大分まとまったので、投稿しました。
予想以上に時間かかりすぎました…。
また約2週間ですね…。
いつもすいません…。

まあ、そんなことはどこかに放り投げておいて…。
UA3000となりました!!
更新スピード遅すぎて迷惑かけてるのが本当に申し訳ないです…。

感想もありがとうございます!!

まずは、アレをアレするあの人さん。
はっきりとした答えを出すことができずすいません…。
これから読んでいって自分で想像してもらえると嬉しいです(なげやりかよ!!)

次に、小鳥遊凛さん
誤字の報告ありがとうございました!!
こんなグダグダな話ですが、どうぞこれからもよろしくお願いします!!

まさか2件も感想が来るとは…
他の皆さんも感想、指摘お願いします!!

それでは、前置きが長くなりましたが、本編へどうぞ。

2014年11月25日 明久、陽介の点数を下方修正
2014年12月11日 陽介の召喚獣の装備を変更したため、本文を僅かに変更


10 Dクラス戦1

悠 side

 

 

屋上で一通り説明を受け、ミーティングも終わり、開戦の時間となった。

俺は点数が無いため、Fクラスでテストを受けていたんだが…。

 

 

「さぁ来い!この負け犬が!」

 

「いやだ、補修はいやだ!!」

 

「黙らんか!捕虜は全員この戦闘が終わるまで補修室だ!たっぷりと指導してやろう」

 

「た、頼む!見逃してくれ!あんな拷問は…」

 

「拷問だと?そんなことはしない。これは立派な教育だ。終わるころには趣味は勉強、尊敬するのは二宮金次郎、といった理想的な生徒に仕立て上げてやろう」

 

「そ、それは教育じゃなくて洗脳…」

 

「口答えをするな。さあ、補修だ!!」

 

「イヤァァァ!!」

 

 

廊下でそんな会話が聞こえた。

なんだろうか、試験召喚戦争とは恐ろしいものだ。

今廊下には木下、島田、その他Fクラスメンバーがいる。

前衛部隊は木下、中堅部隊は島田が部隊長をしているらしい。

土屋は諜報に回っているらしい。

なんで諜報?

 

 

「前衛より伝令!!」

 

 

どうやら前衛からの使者みたいだ。

 

 

「何とか持ちこたえられているが、徐々に戦力が落ちている。どうすればいい?」

 

「そうだな、前衛は中堅と交代。中堅には…………と伝えろ」

 

「了解した」

 

 

そういうと使者は部隊に戻っていき、十数秒後…

 

 

「全員突撃よ!!」

 

 

「「「「うおぉ――!!」」」」

 

 

一気に謎の士気が上がっていた。

 

 

「ねえ、雄二」

 

「なんだ、明久」

 

「ものすごい士気だけど、なんて言ったの?」

 

 

テストを一時的に終わらせていた吉井は坂本に質問していた。

 

 

「それなら、逃げたらコロスって伝えたんだ」

 

「そ、そうなんだ…」

 

 

攻めて戦死しても逃げ帰っても幸福がないってことは、戦場に赴いて相手を蹴散らすしか策はなさそうだ。

そんなことを考えていると木下が戻ってきた。

 

 

「どうした、秀吉?」

 

「点数がかなり厳しくなってしまっての。点数の補給じゃ」

 

「そうなんだ、お疲れ様、秀吉」

 

「うむ」

 

「それじゃ、そろそろ俺たちも出るぞ、吉井」

 

「そうだね。陽介」

 

「えっ、吉井君たち、もうテスト終わったんですか?」

 

 

姫路がテストの回答の早さに驚いていた。

 

 

「うん。点数を少しずつとっただけだからね」

 

「俺たちは観察処分者だ。他人からバカだって思われてるからこのほうが都合がいいんだよ」

 

「そうなんですか…」

 

「…通達」

 

「うぉわっ!!」

 

 

天井裏から土屋が出てきた。

諜報活動は天井裏からやっていたのか。

花村の真上から出たせいか、花村は尻餅をついていた。

 

 

「…相手は数学と化学でまとめている状況」

 

「了解した。助かった、康太」

 

「それなら俺も行こう」

 

「鳴上くんまで行くの?」

 

 

今度は吉井が質問してきた。

 

 

「ちょうど数学と化学は採点が終わった。時間が短かったのと、召喚獣の操作は初めてだが、いないよりはいいんじゃないか?」

 

「それなら鳴上も頼む。3人とも頼むぞ」

 

「「「ああ(うん)(おう)!!」」」

 

 

 

 

陽介 side

 

 

廊下に出て少し経つと、中堅、前衛混合の部隊がDクラスと対峙していた。

 

 

「吉井、フィールドはわかるか?」

 

「えーっと、布施先生だから化学だね」

 

「鳴上、操作の仕方は大丈夫か?」

 

「教えてもらっただけだから何とも言えないな。まあ、大丈夫だ」

 

 

Dクラスが向かってくる。

あっちも3人みたいだ。

 

 

「Fクラスから増援だ!!」

 

「あっ、あいつら2人は宣戦布告してきた観察処分者じゃないか」

 

「あと一人は知らないな」

 

「一応あの2人は代表曰く要注意人物らしいが…」

 

「どうせ気のせいだろ」

 

「あと一人もFクラスなんだからどうせ俺たちには敵わないだろうぜ」

 

 

流石は観察処分者とFクラスのレッテル。

言われ方が尋常じゃないな。

 

 

「Fクラス花村陽介」

 

「同じくFクラス吉井明久」

 

「Fクラス鳴上悠」

 

「「「Dクラスの彼らに勝負を挑む!!」」」

 

「承認します!!」

 

「やるぞ、お前ら!!」

 

「「おう!!」」

 

「「「「「「試験召喚獣、召喚(サモン)!!」」」」」」

 

 

そう唱えると、俺たちの周りを魔法陣みたいなものが取り囲み、俺たちをデフォルメした召喚獣が現れた。

鳴上の召喚獣は、長巻のような太刀を持っていて、膝辺りまである黒いジャケット、ズボンを着ている。

そこまではよかったんだ。

 

 

「「なんでこんなに軽装なんだぁ!!」」

 

 

吉井の召喚獣は改造学ランに木刀、俺の召喚獣は胸に黄色のV字の装飾、裾の先が迷彩模様の白い服に同じく迷彩柄の手袋、赤いマフラー、手にはクナイが2本。

そして、どちらも服の厚さは無かった。

 

 

「ほらみろ、やっぱり観察処分者はこんなもんじゃないか」

 

「なんで代表はこいつらを要注意になんてしたんだ?」

 

「一気に畳みかけて倒してやる」

 

 

おっと、点数が出たようだ。

 

 

Fクラス 花村陽介

化学    33点

Fクラス 吉井明久  Dクラス モブA~C

化学    27点 VS 化学  平均97点

Fクラス  鳴上悠

化学    196点

 

 

「「「なんだ、あの点数は!!」」」

 

「30分だとこのくらいか」

 

「やるじゃねぇか、鳴上!!」

 

 

30分でこの点数だと、60分テスト受けると400も出せるんじゃないか?

だとするとかなりの切り札じゃないか!!

 

 

「一人一殺だ、行くぞ!!」

 

「「うん(ああ)」」

 

「怯むな、俺たちも行くぞ」

 

「「おう!!」」

 

 

俺の相手はっと、モブAか。

よく見たらさっき襲ってきたやつだな。

 

 

「さっきの宣戦布告の時はよくも…」

 

「お前が勝手に襲ってきただけだろ?」

 

「問答無用!!覚悟!!」

 

 

そう言いながら、刀を突き出してくる。

 

 

「よっと」

 

「え?」

 

 

とりあえず躱し、

 

 

「ほ~らよっと!!」

 

「うわぁ!!」

 

 

放り投げた。

あれ、さっきもこんなことなかったか?

 

 

「よくもまた同じことを…」

 

「単純な動きはわかりやすいってことよ」

 

「次こそは…」

 

 

今度は刀を振り下ろしてきた。

俺は召喚獣をわずかに横にずらし、すかさず背後に回り込み、首に向かって一閃した。

召喚獣も結局のところ、弱点は人間と同じみたいだからな、相手の召喚獣はいなくなった。

周りを見ると、ほか二人も終わったみたいだな。

 

Fクラス 花村陽介

化学    33点

Fクラス 吉井明久  Dクラス モブA~C

化学    27点 VS 化学    戦死

Fクラス  鳴上悠

化学    178点

 

 

鳴上は若干点数を削られたみたいだが、問題はなさそうだ。

 

 

「戦死者は補修!!」

 

「「「助けてえぇぇ――!!」」」

 

 

こうならねぇように気をつけねぇとな…。




いかがだったでしょうか。

相変わらず雑ですね、はい。
しかも、数話に分けます、はい。
書く気になればもっと書けたかもしれません、はい。
反省します、すいません…。

キャラ設定の書き足しをするつもりですが、疲れてるのでいつ変更するかわかりません。
変更したらこの後書きの最後、もしくはキャラ設定の方に変更したと追記しておきます。

アドバイス、誤字脱字等ありましたら連絡お願いいたします。

感想を待ってます。
楽しみにしてます!!
酷な感想は勘弁で(おい!!)

2014年11月16日 キャラ設定を書き加えました

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